政務三役の辞任ドミノに対し、14日、与党幹部から厳しい声が相次いだ。長引く内閣支持率の低迷で与党内でも焦りが募るなか、批判の矛先は岸田文雄首相に向かい始めている。 「極めて異常な状態になっている。国民に大変申し訳ない」。自民党の森山裕総務会長は会見で、政権の状況に苦言を呈した。 10月26日には女性との不適切な関係が報じられた山田太郎文部科学兼復興政務官が、31日には公職選挙法違反容疑事件に関連して柿沢未途法務副大臣が相次いで辞任。今月13日には、税金滞納を繰り返していた神田憲次財務副大臣が事実上更迭された。 この間、報道各社の世論調査…