平成21年に鳥取県で男性2人を殺害した強盗殺人などの罪で死刑が確定し広島拘置所で収容されていた上田美由紀死刑囚が拘置所内で倒れているのが見つかり、その後死亡が確認されました。 法務省の発表によりますと、死亡したのは、広島拘置所に収容されていた上田美由紀死刑囚(49)で、平成21年に借金の返済などを免れるため鳥取県内の男性2人に睡眠薬を飲ませて海や川で溺れさせて殺害し、強盗殺人などの罪に問われ、死刑が確定していました。 法務省によりますと、夕食の時間だった14日午後4時半ごろ、上田死刑囚が拘置所内の居室で倒れているのが見つかり病院に搬送されましたが、およそ2時間半後の14日夜7時ごろに死亡が確認されました。 死因は、食事をのどに詰まらせたことによる窒息死だということです。 上田死刑囚は今月10日にも昼食中に意識を失い、病院に搬送されましたが、この際は異常はないと診断されていたということです。