プロ野球・東北楽天ゴールデンイーグルスの安楽智大(ともひろ)投手(27)からハラスメント行為を受けたと、複数のチームメートが被害を訴えていた問題で、森井誠之球団社長が30日、仙台市内で記者会見し、球団の調査結果を公表した。調査結果は、安楽投手のパワーハラスメント行為を認定。球団は「契約保留選手名簿」に安楽投手の名前を載せないと明らかにした。安楽投手は来季の契約対象選手から外れ、自由契約になる。パワハラ行為に起因し、球団が極めて重い処分を下した格好だ。安楽投手は「大変申し訳ない。謝罪したい」と話しているという。 調査結果によると、安楽投手は▽公式戦のロッカールームで、倒立させたチームメートのズボンを脱がすなどして下半身を露出させた▽「バカ」「アホ」などの暴言をチームメートに浴びせた▽忘れ物やミスをしたチームメートから「罰金」と称して現金を徴収した――という。 チームメートの訴えを受けて球団は