並び順

ブックマーク数

期間指定

  • から
  • まで

41 - 80 件 / 134件

新着順 人気順

源実朝の検索結果41 - 80 件 / 134件

  • 『源実朝の魅力 (1)』

    こはにわ歴史堂のブログ朝日放送コヤブ歴史堂のスピンオフ。こはにわの休日の、楽しい歴史のお話です。ゆっくりじっくり読んでください。 あなたの好きな歴史上の人物は誰ですか? と、問われると、けっこう困ります。 どうも、好き嫌いで歴史上の人物を見てはいけない、という“習慣”が身についてしまって、いつも答えにくくて困ってしまいます。 “魅力”を感じる人物、というと何人かあげることはできます。 ただし、私がその人物に感じる魅力とは なぞ がある、というところです。単に史料的理解と説明ではとらえきれない、「空白」の部分がある人物に魅力を感じます。 余白があると、いろいろな書き込みがそこには可能… そういう人物の一人が、 源実朝 です。 この人は、過小評価されている部分が多く、史料的理解を越えて、心理学的な説明も加味したくなる人物です。 ゆえに、過去にも文豪たちがこの人物を描くことによって、なんというか

      『源実朝の魅力 (1)』
    • 「鎌倉殿の13人」クライマックスへ! 「義時は危険な存在に」柿澤勇人(源実朝)【「鎌倉殿の13人」インタビュー】

      「鎌倉殿の13人」クライマックスへ! 「義時は危険な存在に」柿澤勇人(源実朝)【「鎌倉殿の13人」インタビュー】 NHKで放送中の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」。父・時政(坂東彌十郎)を追放した主人公・北条義時(小栗旬)が、ついに御家人たちのトップである執権に就任。物語はいよいよクライマックスに突入する。その義時と深く関わり、終盤のキーパーソンとなるのが、鎌倉幕府3代将軍・源実朝だ。今までとは一味違う実朝を演じる柿澤勇人が、気になる義時との関係やその人物像、撮影の舞台裏などを語ってくれた。 -執権に就任し、政治の実権を握った義時は、実朝にとってどんな存在になるのでしょうか。 立場は自分の方が上ですが、若過ぎる実朝には政(まつりごと)を動かす力がないので、現状では母の政子(小池栄子)や義時に任せるしかありません。ただ、回を追うごとに、当初は信用していた義時の行動と実朝自身の思いが乖離(かいり)

        「鎌倉殿の13人」クライマックスへ! 「義時は危険な存在に」柿澤勇人(源実朝)【「鎌倉殿の13人」インタビュー】
      • 1月27日 源実朝暗殺 そして源氏滅ぶ - 日刊  おっさんの人生これから大逆転だぜえ!(日本史+史跡+旅情報)

        1月27日は鎌倉時代の1219年、鶴岡八幡宮で鎌倉幕府3代将軍・源実朝が甥の公暁に暗殺された日です。と同時に公暁もこの夜に殺害されたため源氏の棟梁の血筋が途絶えた日でもあります。 1 (頼朝の次男・実朝) 源実朝は父が源頼朝、母が北条政子で、次男。 1192年に鎌倉で生まれます。1192年、、この年は父・源頼朝が征夷大将軍に任命された年です。 実朝は、1203年に兄・頼家の後を継ぎ、かぞえ12歳で第3代鎌倉幕府の将軍となります。 (武士として初の右大臣昇進の鶴岡八幡宮参拝時に暗殺) 実朝は、1218年には武士として初めて右大臣に任命されます。 そしてその昇進を祝うために、翌年の1219年に、源氏の守護神である鶴岡八幡宮に参拝します。 このときに事件が起きます。この日、鎌倉は大雪で2尺ほど雪が積もったそうです。 1尺がだいたい30センチなのでこの日は60センチの雪が積もったことになります。

          1月27日 源実朝暗殺 そして源氏滅ぶ - 日刊  おっさんの人生これから大逆転だぜえ!(日本史+史跡+旅情報)
        • 「鎌倉殿の13人」源実朝役・柿澤勇人 悲運の将軍 繊細に演じる 新たな一面 引き出せた :東京新聞 TOKYO Web

          NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で、源実朝役の柿澤勇人(かきざわはやと)(35)が、“悲運の鎌倉殿”の心の機微を繊細に演じている。脚本の三谷幸喜に「新たな一面を引き出してもらった」と手応えを語る。 (砂上麻子) 「羽林(うりん)」「鎌倉殿」「実朝」−。十一月初め、神奈川県鎌倉市でのイベント。さまざまな歓声で迎えられ「役名で呼ばれることが初めてだったので、うれしかった。ドラマが愛されていることを実感しました」と笑顔を見せた。 実朝は十二歳で鎌倉殿になったが、政(まつりごと)に消極的で和歌や蹴鞠(けまり)に逃げた気弱な将軍のイメージが強い。「感情を爆発させる役が多かったので、どうして僕が実朝なんだろう」と思う半面、「有能な将軍で、彼が生きていればいい鎌倉になったはず」と考える三谷の台本を読むと、境遇や周りのことを考えすぎる性格など共感する点が多かった。

            「鎌倉殿の13人」源実朝役・柿澤勇人 悲運の将軍 繊細に演じる 新たな一面 引き出せた :東京新聞 TOKYO Web
          • 源実朝に足利義満も!知られざる歴史上人物たちの男色事情

            BLニュースは標準ブラウザ非対応となりました。Google Chromeなど別のブラウザからご覧ください。 天下人になった彼らの本当にあった!?男色話を大調査! 今年の大河ドラマ『どうする家康』。最近、本作に登場する織田信長の、とある発言がSNSをざわつかせたのをご存知でしょうか? 第1回のラストにて、岡田准一さん演じる織田信長が駆ける馬の上で一言。 「待ってろよ 竹千代。俺の白兎」 思わず二度見(聞き?)してしまうような衝撃発言です。相手のことを兎と呼んでいるだけでもかなり萌えポイントが高いですが、これに俺のが付くだけで、一気に独占欲マシマシなスパダリに……。 また、幼少期のシーンでは、徳川家康の耳元で「食ってやろうか」と囁いた織田信長。SNS上でも、まるでスーパー攻め様のような発言だ~! と非常に盛り上がりを見せました! 2022年の大河ドラマ『鎌倉殿の13人』にて、源実朝が北条泰時に

              源実朝に足利義満も!知られざる歴史上人物たちの男色事情
            • 源実朝暗殺の真の黒幕は誰か!? 歴史学者はこう考える(呉座 勇一)

              源実朝の暗殺には、真の黒幕がいた!? 『頼朝と義時』(講談社現代新書)の著者で、日本中世史が専門の歴史学者・呉座勇一氏が、NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』の放送内容をレビュー。今回は、先週放送の第45話「八幡宮の階段」、昨日放送の第46話「将軍になった女」について、専門家の立場から詳しく解説します。 『鎌倉殿の13人』の第45話では源実朝暗殺事件、第46話では阿野時元の乱と新鎌倉殿・三寅の鎌倉下向が描かれた。鎌倉殿の突然の死による幕府の混乱を収拾しつつ、後鳥羽上皇との駆け引きに奔走する北条義時。しかし、果断にして冷酷な権力者の横顔には深い孤独の影が差していた。歴史学の観点から45・46話のポイントを解説する。 公暁、実朝を暗殺する 建保7年(4月に承久に改元、1219)正月27日、拝賀の儀式が鶴岡八幡宮で行われた。『吾妻鏡』によれば、昼間は晴れていたものの、夜になって雪が降り、一晩で2尺

                源実朝暗殺の真の黒幕は誰か!? 歴史学者はこう考える(呉座 勇一)
              • 三代将軍 源実朝と鎌倉幕府 -実朝のイメージとリアル-【横浜市歴史博物館】

                プログラム 2022年度企画展「追憶のサムライ-横浜・中世武士のイメージとリアル-」(会期:10月8日 (土)~11月27日 (日))の関連講座として、鎌倉武士のイメージをについて、資料をもとにお話します。 ご講演時間は約90分です。 講演は下記にアップロードいたします資料をもとに進んでまいりますのでお手数ではございますが、視聴前にダウンロードまたは印刷していただけると幸いです。 資料のPDFファイルは下記URLよりダウンロードしてください https://drive.google.com/file/d/13NFPSL9X4J-3Z09V_bUcMCOCpTsjDbZS/view?usp=sharing https://drive.google.com/file/d/1Nta43Uu0n5zljI9Rc_AMwgXQ6tjJPtJQ/view?usp=sharing 出演者 講師:坂井孝一

                  三代将軍 源実朝と鎌倉幕府 -実朝のイメージとリアル-【横浜市歴史博物館】
                • 源実朝の妻になる後鳥羽上皇のいとこ・千世が鎌倉へ到着/「鎌倉殿の13人」第35回見どころ - ドラマ : 日刊スポーツ

                  NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(日曜午後8時)。主演小栗旬(39)が、鎌倉時代に2代執権として権力を振るった北条義時を演じる。 伊豆の弱小豪族の次男として生まれた義時は、源頼朝と姉・政子の結婚により人生が一変。頼朝の最側近として政治の世界に足を踏み入れていく。頼朝の死後は13人の家臣団と内部抗争を繰り広げ、やがて最も若かった義時が権力を手に入れることになる。 野心とは無縁だった青年はいかにして陰謀渦巻く鎌倉幕府で生き残り、武士の頂点に上り詰めるのか。その生涯をドラマチックに描く。脚本を04年「新選組!」、16年「真田丸」を手がけた三谷幸喜氏、語りを長澤まさみが務める。 ◆第35回「苦い盃(さかずき)」 源実朝(柿澤勇人)の妻になる後鳥羽上皇(尾上松也)のいとこ・千世(加藤小夏)が鎌倉へ到着。政子(小池栄子)らが出迎えるが、愛息・北条政範(中川翼)の凱旋(がいせん)を心待ちにしていたりく

                    源実朝の妻になる後鳥羽上皇のいとこ・千世が鎌倉へ到着/「鎌倉殿の13人」第35回見どころ - ドラマ : 日刊スポーツ
                  • 源実朝とLGBTQ - La dolce vita プレ老後ライフは貴族趣味

                    『鎌倉殿の13人』では、私の中学時代のアイドル源実朝は同性愛者として描かれているようだ。 関連記事はこちら↓ prerougolife.hatenablog.com 三谷幸喜さんの演出はとても現代的で新鮮だ。 柿澤優人さんの演技もすばらしいので、非常に説得力があり自然に感じる。 実際の実朝の性的指向(sexual orientation)を証明するものなどないし、歴史ドラマの脚本としては、はっきりしない部分の曖昧さを最大活用するのが腕の見せどころだろう。 私は遥か昔、学問の端くれをかじっていた頃、歴史ではなく文学だったが実朝の和歌の師匠、藤原定家について少し勉強していた。 「文学」と「歴史学」はジャンルが違うが、この時代には今もそこそこ興味を持っている。 実朝 LGBTQ 説に限らず、三谷氏は脚本のベースにしている『吾妻鏡』の他、民間伝承や比較的新しい学説を巧みに取り入れて斬新なシナリオを

                      源実朝とLGBTQ - La dolce vita プレ老後ライフは貴族趣味
                    • 「鎌倉殿の13人」源実朝役・柿澤勇人、小栗旬から刺激「真ん中に立つ人ってこうあるべき」退場後の反響も明かす「コンビニに行ったら…」 - モデルプレス

                      「鎌倉殿の13人」で源頼朝(大泉洋)の息子・実朝を演じて注目を集めた柿澤。実朝に向き合うため同作に出演中は「他の仕事を一切入れないでください」と事務所にお願いしていたことを明かした。 知名度の上昇も実感しているそうで「単純に街を歩いていて声をかけていただくことが増えたし、家の近所にあるよく行く定食屋やカレー屋で『大河に出ている人に似ていませんか?』とも言われました。第45回で実朝が暗殺された後にコンビニに行ったら『実朝お疲れ様でした』と言っていただけた」と嬉しそうに報告。

                        「鎌倉殿の13人」源実朝役・柿澤勇人、小栗旬から刺激「真ん中に立つ人ってこうあるべき」退場後の反響も明かす「コンビニに行ったら…」 - モデルプレス
                      • 【鎌倉殿の13人】「源実朝」の実像 28歳で20歳の甥「公暁」になぜ暗殺されたのか | デイリー新潮

                        「週刊新潮」の発売前日に速報が届く! メールマガジン登録 デイリー新潮とは? 広告掲載について お問い合わせ 著作権・リンクについて ご購入について 免責事項 プライバシーポリシー データポリシー 運営:株式会社新潮社 Copyright © SHINCHOSHA All Rights Reserved. すべての画像・データについて無断転用・無断転載を禁じます。

                          【鎌倉殿の13人】「源実朝」の実像 28歳で20歳の甥「公暁」になぜ暗殺されたのか | デイリー新潮
                        • 第64回 源実朝を偲ぶ仲秋の名月伊豆山歌会【平成27年8月6日締切】 - 公募データベース

                          • 鎌倉に「源実朝」の講義を聞きに行く - leoleoleoya’s diary

                            秋晴れが気持ちのいい週末、土曜日。 午前中は掃除などをして時間を過ごし、午後は鎌倉にでかけた。 午後2時から鎌倉駅前の早見芸術学園で行われる源実朝の講義を聴くためである。 来年、鎌倉幕府に関わる歴史上の人たちが登場する大河ドラマが放映されるが、その関連でもある。全4回の講義が行われるがわたしが参加したのは歌人、松平盟子さんによる第3回目の「源実朝」だ。 少し早めに鎌倉に着くようにして、昼食を食べた。人出が多く、ちょうどお昼時で店が混んでいるのでそんなに混んでなさそうな鰻屋に入った。インターネットのガイドでは鎌倉の老舗の鰻屋さんで、価格的にもお手頃ということだった。 店は満席に近いが奥の二人席に案内された。鰻が焼きあがるまで少し待つがおいしいかば焼きだった。十何年ぶりのような気がする。父が生きているとき、父と食べたのが最後で、スーパーマーケットで買った鰻がおいしくなく、父にとって最後の鰻だっ

                              鎌倉に「源実朝」の講義を聞きに行く - leoleoleoya’s diary
                            • 歌舞伎役者『市川雷蔵 (8代目)』は映画『新・平家物語』で何の役を演じたか? - (平将門、源実朝、源頼朝、平清盛) - クイズプラス

                              歌舞伎役者『市川雷蔵 (8代目)』は映画『新・平家物語』で何の役を演じたか? - (平将門、源実朝、源頼朝、平清盛) ()の中から、答えを選んでください。 問題文の後ろの()のどれか1つが正解です。 「、」が区切りになっています。 選択肢に「、」が含まれる場合は、「」で囲んであります。 問題文の後ろに()がない場合もあります。その場合は、そのまま回答してください。 問題の正解は、この後の文章を読めばわかるようになっています。 また、 ()の何番目が正解かわかるようになっており、赤文字で表示しています 。 (黒文字の場合もあり) ただし、省略されている場合があります。

                              • 源実朝の「性的指向」とジェンダーフリーでブログを書く理由 - La dolce vita プレ老後ライフは貴族趣味

                                モヤモヤするYahoo 検索サジェスト このブログを始めて間もない頃、去年挫折した旧ブログが Twitter で言及され、それがきっかけで5ちゃんねるで「炎上」事件があった。 もっとも「炎上」したのは私のブログではなく、連日コメント欄を占拠していた人たちの方だ。 私はインターネットの世界では比較的ラッキーな人間だと思っている。 SNS はあまり活用していないが、他にも複数のブログをやっていて、それまで面倒くさいトラブルに遭ったことがなかった。 コメント欄がオープンなブログもあるし、設置していないブログもある。 モノや食べ物の案件が入るブログもコメント欄は設置していないし、どっちでもいいと思う。 でも理由はいろいろあるが、どちらかといえば個人的にはコメント欄はオープンな方が好きだ。 コメントのやり取りは本来楽しいものだし、コロナ以前にはそこからリアルで会った人もいるし、そういうのが嫌いじゃな

                                  源実朝の「性的指向」とジェンダーフリーでブログを書く理由 - La dolce vita プレ老後ライフは貴族趣味
                                • 源実朝政権における源仲章の役割について - 我が九条

                                  源実朝が必ずしも北条氏の傀儡でないことは、現在ではほぼ学界では定説となっているとみていいだろう。『現代語訳 吾妻鏡 8 承久の乱』では杉山巖氏が解説を書いていて、そこの「実朝の治世」では「実朝の治世にあたる建保年間は幕府の基盤がよく整えられた一時期と評価することができる」とされている。 ただ一つ疑問がある。「実朝の治世」の冒頭では 以上のような鎌倉と京との関係を受けて、実朝の政治姿勢は「親朝廷」であったと評価する向きもあるが、それは誤りである。和田合戦以後、大規模な幕府内部の権力闘争はひとまず収まっていたこともあって、実朝の治世にあたる建保年間は幕府の基盤がよく整えられた一時期と評価することができる。 となっている。つまり「親朝廷」であったと評価する見解に対する反証として「幕府の基盤がよく整えられた一時期」であるという評価を行っているのであるが、「親朝廷」であることと、「幕府の基盤がよく整

                                    源実朝政権における源仲章の役割について - 我が九条
                                  • 源実朝の木像はどこにあるか。 | レファレンス協同データベース

                                    ①源実朝の伝記類を見る→大通寺、甲斐善光寺を確認 ②肖像画の事典を見る。→肖像画のみで像はなし。 ③ネットでも検索しておく「源実朝×木像」→秦野の金剛寺にもあるという記事を見つける。 ④『秦野市史 通史Ⅰ』を確認。口絵に実朝像のカラー写真あり。 NDC 個人伝記 (289 8版) 日本史 (210 8版) 参考資料 『右大臣実朝の生涯』 藤谷益雄 白凰社 1994 【K1 289.1 ミ】 P143~ 実朝ゆかりの地、肖像と供養塔 『源実朝』 三浦勝男 鎌倉市教育委員会 1992 【289.1 ミ】 P73~ 源実朝の遺跡伝承 『秦野市史 通史Ⅰ 総説・原始・古代・中世』 秦野市 平成2 【K4 210.1】 口絵に実朝像写真 『甲斐善光寺(山梨歴史美術シリーズ3)』 清雲俊元ほか 山梨歴史美術研究会 2009 【K1 188.4】 P32~ 彫刻 キーワード 源実朝 みなもと の さねと

                                      源実朝の木像はどこにあるか。 | レファレンス協同データベース
                                    • 源実朝とはどんな人?兄の暗殺後に北条氏に擁され甥に殺された悲劇の3代将軍

                                      NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』 「諦めの悪い男」では、危篤(きとく)状態の頼家の後継者として頼家の子で5歳の一幡(いちまん)を押す比企能員(ひきよしかず)と、娘の政子が産んだ11歳の千幡(せんまん)を押す北条時政(ほうじょうときまさ)が衝突。比企能員の乱が発生しました。 この時政が押した千幡こそが3代将軍源実朝(みなもとのさねとも)ですが、彼はどのような生涯を辿るのでしょうか? 監修者 kawauso 編集長(石原 昌光) 姉妹メディア「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアで

                                      • 我こそ次の鎌倉殿…源実朝の暗殺後、将軍位を狙って挙兵した源頼茂の野望【鎌倉殿の13人】 : Japaaan

                                        時は建保7年(1219年)1月27日、鎌倉幕府の第3代将軍・源実朝(演:柿澤勇人)が甥の公暁(演:寛一郎)によって暗殺されてしまいました。 実朝には子供がおらず、このまま適切な後継者が見つからなければ、次の鎌倉殿が空位になってしまいます。 「だったら俺が立候補する!」 次期将軍に名乗りを上げたと言われる源頼茂(みなもとの よりもち)。知っている方も少ないであろうこの男、実朝らとは遠い親戚……ざっと7代前に枝分かれした一族です。 確かに源氏には違いないけど……果たして、その野望は成就するのでしょうか? 「自分たちこそ嫡流」源氏の棟梁として将軍位を狙う 源頼茂……多分登場しませんが、あえて「鎌倉殿の13人」にからめるなら源頼政(演:品川徹)の孫。実朝にとっては遠縁の伯父とも言える関係です。 「アイツらだけが源氏ではない!そもそも7代前に遡れば、我らこそ嫡流と言えよう!」 源頼朝(演:大泉洋)が

                                          我こそ次の鎌倉殿…源実朝の暗殺後、将軍位を狙って挙兵した源頼茂の野望【鎌倉殿の13人】 : Japaaan
                                        • 柿澤勇人、源実朝役との不思議な縁に「ビックリ」|シネマトゥデイ

                                          柿澤勇人 - (C)NHK 現在放送中の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(NHK総合ほか)で“三代目・鎌倉殿”源実朝を演じる柿澤勇人。第35回「苦い盃」では、大竹しのぶが歩き巫女役としてサプライズ登場し、実朝や北条泰時、和田義盛に不吉な予言を与えて大きな話題となったが、実は大竹とは不思議な縁でつながっているという。柿澤が大竹との共演で改めて感じたことや、自身が演じる源実朝の解釈について語った。 【写真】柿澤勇人インタビューカット集 本作は、伊豆の弱小豪族の次男坊だった北条義時(小栗旬)が、当時流罪人だった源頼朝(大泉洋)と姉・政子(小池栄子)の婚姻をきっかけに、頼朝から多くを学び、執権にのぼりつめていく物語。 ADVERTISEMENT 頼朝の死後、御家人たちの権力争いのなか、わずか12歳で鎌倉幕府第3代将軍に祭り上げられた実朝。演じる柿澤は、脚本を手掛けた三谷幸喜の「これまでとは違う実朝像に

                                            柿澤勇人、源実朝役との不思議な縁に「ビックリ」|シネマトゥデイ
                                          • 太宰治が描いた「源実朝」「北条義時」その人物像

                                            作家・太宰治(1909〜1948)。『走れメロス』や『人間失格』などの作品で有名な作家ですが、度重なる自殺未遂や、薬物中毒であったこともよく知られています。最後には、玉川上水で女性と入水、38歳でその生涯を閉じます。 無頼派作家と称されることもある太宰には、鎌倉幕府3代将軍・源実朝を主人公にした小説、『右大臣実朝』があります。太平洋戦争中の1943年に書籍として刊行されました。その中には、大河ドラマ『鎌倉殿の13人』(2022年)で話題となっている北条義時も登場してきます。太宰は、実朝や義時をどのように作品の中で描いたのでしょうか。 物語の冒頭は『吾妻鏡』(鎌倉時代後期に編纂された歴史書)の引用から始まります。同書の承元2年(1208)2月条。それは、実朝が疱瘡(天然痘)にかかり苦しむも、同月下旬には「平癒」したことを記している箇所でした。1192年生まれの実朝は当時、16歳でした。『吾妻

                                              太宰治が描いた「源実朝」「北条義時」その人物像
                                            • 生田竜聖アナ、大河『鎌倉殿の13人』源実朝役・柿澤勇人へ「うちの仲章がお世話になりました」

                                              フジテレビ系「めざましテレビ」(月~金曜前5・25)の番組公式ユーチューブチャンネルが6日に更新。12月のマンスリーエンタメプレゼンターを務める俳優、柿澤勇人(35)が登場し、同番組の共演者とNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」について語る一幕があった。 「鎌倉殿の13人」で3代将軍・実朝を繊細に演じた柿澤。11月27日の放送回にて、おいの公暁に討たれる悲劇的な最期で涙を誘った。スタッフから大河ドラマの話題を振られた柿澤は「もうちょっと生きたかったんですけどね。あの役が亡くならないと承久の乱までいかないので。小栗(旬)くんにも言われたんですよね、『かっきーが死んでくれないと終わらねぇんだよ』って」と裏話を明かした。 そんな柿澤が演じた実朝の暗殺シーンについて、同局・軽部真一アナウンサー(60)は「大河史に残るような暗殺シーンでした」と絶賛。「仲章も良かったんだよね!」と源仲章役を演じた俳優、

                                                生田竜聖アナ、大河『鎌倉殿の13人』源実朝役・柿澤勇人へ「うちの仲章がお世話になりました」
                                              • 『鎌倉殿の13人』源実朝のあまりにも美しく悲しい最期 義村を見る義時の切ない眼差しも

                                                『鎌倉殿の13人』(NHK総合)第45回「八幡宮の階段」。源実朝(柿澤勇人)の右大臣拝賀式が鶴岡八幡宮で盛大に執り行われる。鎌倉殿への野心に燃える公暁(寛一郎)は門弟と共に木の陰に潜んでいた。義時(小栗旬)と時房(瀬戸康史)は儀式を見守り、三浦義村(山本耕史)は御家人たちに交じって状況を静観する。 まず心を打ったのが、実朝の最期だ。実朝を待ち構えていた公暁は「覚悟!」と雄叫びをあげ、太刀持ちを斬りつけた。太刀持ちは義時ではなく、源仲章(生田斗真)だった。「寒いんだよ〜!」と絶叫する仲章にとどめを刺し、公暁は実朝に狙いを定める。実朝は目を見張りながら公暁と見つめ合った。懐から小刀を取り出した実朝は、公暁から目を離さず、肩で息をしている。緊張した面持ちから、このときはまだ、公暁を迎え討とうとしていたはずだ。そんな実朝の脳裏で「天命に逆らうな」という歩き巫女(大竹しのぶ)の声がこだまする。憎しみ

                                                  『鎌倉殿の13人』源実朝のあまりにも美しく悲しい最期 義村を見る義時の切ない眼差しも
                                                • 「羽林」「上総介」。源実朝と和田義盛の“仲良し主従”関係に嫉妬した? ますます進行していく北条義時の闇が深すぎる【鎌倉殿の13人 満喫リポート】39 | サライ.jp|小学館の雑誌『サライ』公式サイト

                                                  「羽林」「上総介」。源実朝と和田義盛の“仲良し主従”関係に嫉妬した? ますます進行していく北条義時の闇が深すぎる【鎌倉殿の13人 満喫リポート】39 ライターI(以下I):1週間インターバルがあっての第39回。残り10回となりました。いよいよ終盤に入りましたが、今回は、冒頭でのえ(演・菊地凛子)が抱いていた幼子(おさなご)に注目です。この子が後に第7代執権となる北条政村。北条一族の重鎮として、元寇という他国からの侵略戦争に対峙する人物です。 編集者A(以下A):元寇の際に、執権を務めた北条時宗は、義時の玄孫(孫の孫)になります。北条家嫡流は「得宗(とくそう)」と称されるようになりますが、義時の戒名が由来です。そういうことで、時宗にとって、義時実子の政村の存在は心強かったのではないでしょうか。ちなみに2001年の大河ドラマ『北条時宗』では政村を伊東四朗さんが演じました。さりげなく政村を挿入し

                                                    「羽林」「上総介」。源実朝と和田義盛の“仲良し主従”関係に嫉妬した? ますます進行していく北条義時の闇が深すぎる【鎌倉殿の13人 満喫リポート】39 | サライ.jp|小学館の雑誌『サライ』公式サイト
                                                  • 『源実朝 (ちくま文庫)』(吉本隆明)の感想(8レビュー) - ブクログ

                                                    平安末期から鎌倉時代にかけては『袋草紙』『古来風体抄』『毎月抄』など歌学書・歌論書がたくさん現れた時期で、これはとりもなおさず、当代のかれら自身にとってももう和歌というのが一体何なのかがよくわからなくなりつつあったからだ。内裏は焼け、律令政治は形骸化し、貴族たちは平安時代をすでに失われた理想的規範としてしか見ることができなくなっていた。貴族達にとってそうした規範的過去を生きる手段のひとつが和歌に打ちこむことで、歌作と和歌文化を維持することは自分たちの生きる規範的世界を維持するのに必要なことだった。 当時すでに在京の貴族たちにとっても『古今集』の和歌は研究しなければなじめない、親しみがたい「外部」の存在になりつつあった。それより古い『万葉集』はもってのほかだ。だとすれば、貴族文化とはまったく異質の、血なまぐさい東国武門の惣領制度のなかに育った実朝にとってとなると、その距離は測りがたいほどの隔

                                                      『源実朝 (ちくま文庫)』(吉本隆明)の感想(8レビュー) - ブクログ
                                                    • 柿澤勇人殿の11人!スタメン提言 大河で源実朝を演じたサッカー通がW杯日本代表にエール

                                                      サッカー通の俳優、柿澤勇人(35)が、2日午前4時からのサッカーW杯カタール大会1次リーグ最終戦で強豪スペインと対戦する日本代表にエールを送った。NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の源実朝役で話題の演技派は、先発待望論が高まるMF三笘薫(25)の起用や3バックの布陣を提言。1-0の完封勝利での決勝トーナメント進出を願った。(取材構成・渡邉尚伸) 「鎌倉殿の13人」で3代将軍・実朝を繊細に演じた柿澤。日本がコスタリカに0-1で惜敗した27日の放送回にて、おいの公暁に討たれる悲劇的な最期で涙を誘った。天下分け目の大合戦に挑む森保ジャパンの〝生還〟を信じ、「柿澤殿の11人」でスペイン撃破だ! 3、4歳からサッカーで推薦入学した名門・都立駒場高3年まで競技経験があり、先月28日にゲスト出演したクロアチア-カナダのNHK中継番組では〝名解説〟を披露。サンケイスポーツの取材にスペイン戦のスタメンを予想

                                                        柿澤勇人殿の11人!スタメン提言 大河で源実朝を演じたサッカー通がW杯日本代表にエール
                                                      • 【心霊スポット】神奈川県 源実朝の首塚 その2

                                                        源実朝の首塚です、次回はビデオカメラ、WEBカメラハイビジョン撮影しに近日撮影予定です。ニコニコ生放送co284308宜しくお願いします。

                                                          【心霊スポット】神奈川県 源実朝の首塚 その2
                                                        • 源実朝の幻の消息を求めて〜善光寺「右大臣実朝卿消息」について調査顛末記 - Topaztan’s blog

                                                          1.「国立国会図書館デジタルコレクション」は素晴らしいぞ 2.よく見えない〜善光寺に問い合わせ 3.図書館でそれっぽい本を調べてみる 4.写真集実物を入手・「みを」をパートナーに解読…そして急展開 5.改めてググったら…衝撃の真実 6.結論 1.「国立国会図書館デジタルコレクション」は素晴らしいぞ きっかけは、大河ドラマ『鎌倉殿の13人』の源実朝論ブログを書くために、国会図書館デジタルコレクションを調べてた時のことでした。 このデジタルコレクション、マジで宝の山です!昨年2022年12月にリニューアルされて、全文検索可能なデジタル化資料が5万点から247万点へと激増。特に戦前期の書籍はログインなしで全部閲覧可能なのもたくさん。上記のブログ記事はこれなくしては完成しませんでした。 https://internet.watch.impress.co.jp/docs/yajiuma/146622

                                                            源実朝の幻の消息を求めて〜善光寺「右大臣実朝卿消息」について調査顛末記 - Topaztan’s blog
                                                          • 本郷和人 なぜ源実朝は日本を離れて中国へ渡ろうとしたのか?「子のできない将軍」として鎌倉に居場所がないことを十分に知っていた<鎌倉殿の13人> 大河ドラマが10倍楽しくなる!本郷先生の一言解説 第8回|話題|婦人公論.jp

                                                            小栗旬さん演じる北条義時、大泉洋さん演じる源頼朝ら、権力の座を巡る武士たちの駆け引きが三谷幸喜さんの脚本で巧みに描かれるNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』(総合、日曜午後8時ほか)。第38回「時を継ぐ者」では、三浦義村に命じて源実朝を屋敷へと連れ込み、鎌倉殿の座を娘婿・平賀朝雅へ譲るように迫る北条時政とりく。対する義時は泰時、時房、八田知家らを引き連れ、時政の屋敷を包囲。攻め込む機会を慎重に見定め…といった内容が展開しました。 一方、歴史研究者で東大史料編纂所教授・本郷和人先生が気になるあのシーンをプレイバック、解説するのが本連載。第8回は「源実朝」について。この連載を読めばドラマがさらに楽しくなること間違いなし!

                                                              本郷和人 なぜ源実朝は日本を離れて中国へ渡ろうとしたのか?「子のできない将軍」として鎌倉に居場所がないことを十分に知っていた<鎌倉殿の13人> 大河ドラマが10倍楽しくなる!本郷先生の一言解説 第8回|話題|婦人公論.jp
                                                            • 怒濤のうた 鎌倉幕府第三代将軍源実朝の青春 銀杏は見ていた!

                                                              源氏は平家と戦って勝利し、鎌倉に幕府を開くことができた。初代将軍源頼朝が亡くなった後、二代目を息子の頼家が継いでいる。しかし頼家の母方の氏族である北条氏の権力欲は、安定したかに見える鎌倉幕府を再び争乱の中にひきずりこむ。・・・最近倒壊した実朝暗殺の隠れ銀杏の時代の真相にせまって、歌人として歴史的に高名な実朝がどのような人であったのかを描く。また平安期のたそがれに、王朝に打ち勝ってどのようにして武士の時代が成立したのかも表現する。 1 頼家 病にかかる 2010/11/04 22:30(改) 2 北条の策動 2010/11/05 05:34(改) 3 北条と比企の争乱 2010/11/06 08:05(改) 4 北条と比企の争乱 2010/11/06 14:40(改) 5 北条と比企の争乱 2010/11/06 20:54(改) 6 北条と比企の争乱 2010/11/07 03:33(改)

                                                                怒濤のうた 鎌倉幕府第三代将軍源実朝の青春 銀杏は見ていた!
                                                              • 『源実朝 鎌倉時代のアーティスト 歌人 実朝 征夷大将軍のホロスコープを勝手に読む 鎌倉右大臣』

                                                                アーティストのホロスコープを勝手に読む Reading artist's horoscope without their permission 好きなアーティストのホロスコープを楽曲の紹介をしながら自分の勝手な解釈で読みます。ジャンルを問わない洋楽中心です。 「変態」と言う呼称は常人に真似できない、思いつかない音作りをするミュージシャンへの賞賛の意味。このブログではその言葉を多用しています。 源実朝のホロスコープを勝手に読みます 源実朝 - Wikipedia 白旗神社 - Wikipedia 鶴岡八幡宮の 白幡神社は 頼朝さんと 実朝さんが 祀られているところです。 圧倒されました。 バックの森も 迫ってきて 家紋が輝いていました。 実朝さんは 百人一首にも 登場してる 鎌倉右大臣で 自分が 暗殺される運命を 感じながら 無常を 生きた 歌人。 将軍だけど 本当は アーティスト。 鶴岡八

                                                                  『源実朝 鎌倉時代のアーティスト 歌人 実朝 征夷大将軍のホロスコープを勝手に読む 鎌倉右大臣』
                                                                • 金剛三昧院の経蔵から鎌倉時代の棟札 源実朝ゆかり、高野山で最古 | 毎日新聞

                                                                  中から棟札が見つかった国重文の経蔵=和歌山県高野町の金剛三昧院で2022年1月30日午前11時35分、藤原弘撮影 鎌倉幕府三代将軍・源実朝を弔うため、母・北条政子が発願したとされる和歌山県高野町高野山の寺院「金剛三昧院」の経蔵(国重要文化財)から、鎌倉時代後期の修復を記録した棟札が見つかった。経蔵は実朝に縁が深いとされ、棟札は高野山では最古とみられる。室町時代や大正時代の修復を記録した棟札も合わせて発見され、調査した高野山大学の坂口太郎講師(日本中世史)は「全国的にも鎌倉時代の棟札は少ない。経蔵が修復を重ねて守られてきたことが分かる貴重な資料だ」と話す。 棟札は建物の完工や修理の際、年月日や施主などを記して後世に伝えるためのもので、天井の棟木などに打ち付けられる。今回見つかった棟札は高さ76・8センチ、幅16・5センチ、厚さ1・5センチ。直径5~6ミリの穴が2カ所あり、かつて実際に堂内に打

                                                                    金剛三昧院の経蔵から鎌倉時代の棟札 源実朝ゆかり、高野山で最古 | 毎日新聞
                                                                  • 『源実朝 「東国の王権」を夢見た将軍』(坂井 孝一):講談社選書メチエ 製品詳細 講談社BOOK倶楽部

                                                                    「文弱の貴公子」という八百年来の誤解から実朝を解放する。政治状況の精緻な分析と、和歌への犀利な読み込みが明らかにする「東国の王権」を夢見た男の肖像。(講談社選書メチエ) 「悲劇の将軍」「文弱の徒」「青白きインテリ」「北条氏の傀儡」……。多くの人の抱く三代将軍実朝のイメージはこのようなものでしょう。太宰治や小林秀雄、吉本隆明もつまるところ同様の解釈から逃れられてはいません。 文学側のこうしたイメージのいっぽうで歴史学の側も実朝像を捉えかねているきらいがありました。これは彼が若くして暗殺されてしまった以上、しかたのないことではありますが、やはり承久の乱後に固まった鎌倉優位の政治構造を、それ以前の時代に投射した論、すなわち結果から過去を規定してしまったものといえます。しかし、近年の鎌倉幕府成立史研究は頼朝の晩年から承久の乱までの時期の京都と鎌倉の関係はきわめて流動的であり、事態がどう転んでもおか

                                                                      『源実朝 「東国の王権」を夢見た将軍』(坂井 孝一):講談社選書メチエ 製品詳細 講談社BOOK倶楽部
                                                                    • 柿澤勇人、『鎌倉殿の13人』源実朝の最期に言及「父(頼朝)や兄(頼家)のところに行ける」

                                                                      俳優の小栗旬が主演を務める大河ドラマ『鎌倉殿の13人』(NHK総合 毎週日曜20:00~ほか)の第45回「八幡宮の階段」が27日に放送され、柿澤勇人演じる源実朝の最期が描かれた。 源実朝役の柿澤勇人 鶴岡八幡宮で執り行われた源実朝(柿澤勇人)の右大臣拝賀式。泰時(坂口健太郎)が警固をする中、公暁(寛一郎)は門弟と共に木の陰に潜んでいた。御家人たちに交じり状況を静観する三浦義村(山本耕史)。今後の鎌倉と自身の命運を賭し、儀式を見守る義時(小栗旬)と時房(瀬戸康史)。式を終えて楼門から出てきた実朝を公卿と源仲章(生田斗真)が迎えて整列すると、牡丹雪が降り積もる中、公暁が姿を現す。そして、仲章は、義時と間違われて公暁に斬られ、断末魔を残して果てた。それを見た実朝は一瞬、泰時から持たされた小刀を握るが、すべてを悟ったように、手から落として公暁にうなずき、公暁に斬られて最期を迎えた。 源実朝役の柿澤

                                                                        柿澤勇人、『鎌倉殿の13人』源実朝の最期に言及「父(頼朝)や兄(頼家)のところに行ける」
                                                                      • 百人一首の意味と文法解説(93)世の中は常にもがもな渚こぐあまの小舟の綱手かなしも┃鎌倉右大臣(源実朝) | 百人一首で始める古文書講座【歌舞伎好きが変体仮名を解読する】

                                                                        世の中は常にもがもな渚漕ぐあまのをぶねのつなでかなしも 小倉百人一首から、鎌倉右大臣(源実朝)の和歌に現代語訳と品詞分解をつけて、古文単語の意味や、助詞および助動詞の文法知識について整理しました。

                                                                          百人一首の意味と文法解説(93)世の中は常にもがもな渚こぐあまの小舟の綱手かなしも┃鎌倉右大臣(源実朝) | 百人一首で始める古文書講座【歌舞伎好きが変体仮名を解読する】
                                                                        • 『鎌倉殿の13人』最終盤、源実朝暗殺はどう描かれるのか? 史実では「単独犯行説」が有力

                                                                          12月18日の最終回まで、残り10話を切った大河ドラマ『鎌倉殿の13人』。御家人同士・身内同士の権力闘争が続く物語の最終盤に残された“謎”を歴史学者らが徹底解説する。 10月9日に放送された特番『鎌倉殿の13人 応援感謝! ウラ話トークSP~そしてクライマックスへ~』(NHK)では、出演者や脚本の三谷幸喜氏らが最終回に向けた今後の見どころを語った。 主人公・北条義時を演じる小栗旬は番組冒頭、こう口にした。 「今日は鶴岡八幡宮の大階段のところを撮影しておりまして。(撮影現場では)雪が降っております」 鶴岡八幡宮と言えば、ドラマの山場と予想される鎌倉幕府の一大事件が起きた場所だ。 3代将軍・源実朝(柿澤勇人)の暗殺である。 実朝は右大臣に就任することを神に報告する拝賀のため、鶴岡八幡宮を訪れる。雪が降り積もった夜、実朝が拝賀を終えて退出しようとした時、前将軍頼家(金子大地)の遺児・公暁(寛一郎

                                                                            『鎌倉殿の13人』最終盤、源実朝暗殺はどう描かれるのか? 史実では「単独犯行説」が有力
                                                                          • 鎌倉幕府の4代将軍、なぜわずか2歳の藤原頼経に白羽の矢が立ったのか 源実朝の暗殺ですべて白紙に、手のひらを返した後鳥羽上皇と「尼将軍」の誕生 | JBpress (ジェイビープレス)

                                                                            (真山 知幸:偉人研究家) 鎌倉幕府の4代将軍は誰か。即答できる人はそれほど多くはないだろう。初代将軍の源頼朝が鎌倉幕府を開くと、長男の源頼家が後を継いで、2代将軍となった。頼家が北条氏によって殺害されたことで、弟の源実朝が3代将軍に就く。もともと大きな勢力を誇っていた北条氏は、実朝が暗殺されると、いよいよ幕府の実権を掌握。将軍職は存続したものの、4代将軍の存在が語られることはあまりに少ない。どんな経緯で、実朝の後継者が決まったのだろうか。 実朝の後継者として親王を迎えようとした 鎌倉幕府3代将軍・源実朝が暗殺されたのは、建保7(1219)年1月27日のこと。実朝には子どもがいないため、4代将軍を誰にするのか幕府は急ぎ対応しなければならなくなった。 2月13日には、政所執事の二階堂行光が上洛。次のように奏上している。 「後鳥羽院の皇子である雅成親王か頼仁親王のいずれかを鎌倉に迎えたい」 幕

                                                                              鎌倉幕府の4代将軍、なぜわずか2歳の藤原頼経に白羽の矢が立ったのか 源実朝の暗殺ですべて白紙に、手のひらを返した後鳥羽上皇と「尼将軍」の誕生 | JBpress (ジェイビープレス)
                                                                            • 柿澤勇人がCUT12月号の「きみがいれば日常が尊い」特集に登場! 源実朝という役を愛したからこそ辿りついた、新たな表現について語ってくれました (CUT 編集部日記)-rockinon.com|https://rockinon.com/blog/cut/204656

                                                                              柿澤勇人がCUT12月号の「きみがいれば日常が尊い」特集に登場! 源実朝という役を愛したからこそ辿りついた、新たな表現について語ってくれました 11月18日発売のCUT12月号巻頭特集「きみがいれば日常が尊い」には、柿澤勇人さんへのインタビューも掲載しています。 大河ドラマ『鎌倉殿の13人』の源実朝役で、新しい顔を見せてくれた柿澤さん。特に、第39回「穏やかな一日」での、和歌を贈った泰時(坂口健太郎)に想いが伝わらなかった時の実朝の表情に胸を打たれた方も多いはず……。そんな尊い感動を与えてくれた柿澤さんに、柔らかな表現で魅せる実朝という役について、じっくり語っていただきました。 実朝は「天然痘を患って顔に痘痕が残ってしまう」という設定なんですけど、不思議と撮影の間、本当に肌が荒れてきて、本物の痘痕みたいになっちゃって。痘痕はメイクで作ってもらっているんですけど、リアルな僕の肌荒れも生かして

                                                                                柿澤勇人がCUT12月号の「きみがいれば日常が尊い」特集に登場! 源実朝という役を愛したからこそ辿りついた、新たな表現について語ってくれました (CUT 編集部日記)-rockinon.com|https://rockinon.com/blog/cut/204656
                                                                              • 柿澤勇人「役としては本当にしんどかった」源実朝を演じた『鎌倉殿の13人』三谷幸喜は「見る角度や視点が違うんだなと思います」|概要|インタビューサイト 双葉社 THE CHANGE

                                                                                劇団四季で俳優活動をスタートさせ、退団後は舞台、映像とジャンルレスに活躍している柿澤勇人。この1月期にもっとも話題を集めたドラマ『不適切にもほどがある!』でも大きな注目を集めた。2022年に源実朝役で出演した大河ドラマ『鎌倉殿の13人』で…

                                                                                  柿澤勇人「役としては本当にしんどかった」源実朝を演じた『鎌倉殿の13人』三谷幸喜は「見る角度や視点が違うんだなと思います」|概要|インタビューサイト 双葉社 THE CHANGE
                                                                                • 「鎌倉殿の13人」悲劇のピュア将軍・源実朝——柿澤勇人を楽しむ“3作品” | CINEMAS+

                                                                                  「大海の 磯もとどろに 寄する浪 破れて砕けて 裂けて散るかも」 これは、鎌倉幕府三代将軍・源実朝が詠んだ“失恋”の歌である(三谷幸喜の解釈)。やっとの思いで打ち明けた恋が、破れて砕けて裂けて散ったのだ。胸が張り裂けそうな、血を吐くような、そんな思いが伝わる。血を吐いた先にいるのは、北条泰時。 実朝は、女性を愛することができない。父(頼朝)と兄(頼家)は、あれだけ女好きだったというのに……。源家、振り幅が大きすぎる。したがって、実朝には後継ぎができない。そのことが、後に鎌倉幕府最大の悲劇につながる……。 NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の中で、恐らくもっともピュアなキャラクター、源実朝。 あの癖の強い父(大泉洋)と兄(金子大地)の、血を引いているとは思えない。演じるのは柿澤勇人。きっと他の作品でも、ピュアで育ちの良さそうな好青年を演じているに違いない。 彼の出演作を3本、紹介したい。その

                                                                                    「鎌倉殿の13人」悲劇のピュア将軍・源実朝——柿澤勇人を楽しむ“3作品” | CINEMAS+