中国中部の湖北(Hubei)省丹江口(Danjiangkou)市で、貯水池の水中に自作の潜水艇で潜る準備をする譚勇(Tan Yong)さん(2014年11月2日撮影)。(c)AFP/Greg BAKER 【12月2日 AFP】中国では近年、実用的な価値は気にせずに飛行機やヘリコプターなどを自ら作ってしまうアマチュア発明家たちが台頭している。「農家のダビンチ」と称され、戦車まで手作りする者もいるほどだ。確立した個を持つ彼らは、数十年前の集団農業時代の農民とは対照的な存在だ。 同国中部の湖北(Hubei)省丹江口(Danjiangkou)市李家山(Lijiashan)村で、養鶏を営む譚勇(Tan Yong)さん(44)も、そんな「農家のダビンチ」の一人で、9か月を費やし、独力で重さ2トンの潜水艇を完成させた。 中国で人気のアニメキャラクターにちなんで「喜洋洋」号と名づけられたオレンジ色の潜水艇