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  • 「マイマイ新子と千年の魔法」個人サイト感想リンク集〜なんでぼくは泣いているのか教えてくれ〜 - たまごまごごはん

    今週は新子ウィークです。 今まで色々集めていた「マイマイ新子と千年の魔法」の感想リンクを一旦まとめてみようと思います。まとめなので今までリンクしていたものの重複が多いですが、いっぺんにまとめて見られるようにしておきます。 主に自分のために。俺得。4回目視聴のための準備も兼ねています。 何と言うかそもそも「偶然見た」というタイプの映画じゃなくて「気になって、時間と労力をかけて見に行く」タイプの観客を集める作品なので、まあ感想の熱いこと熱いこと。火傷しそう。 見終わったあとに「なにかいいたい!」「誰かと話したい!」というのは…まあうちのサイトのアホな熱狂っぷりを見ていただけると分かるかと。ほんと自分でもアホだと思う。思うけど話したくて仕方ない。 ネタバレメインな記事は「ネタバレあり」、微妙に本編のネタに触れているのは「微ネタバレあり」と記載しますので、参考にしていただけると幸いです。あと、もち

      「マイマイ新子と千年の魔法」個人サイト感想リンク集〜なんでぼくは泣いているのか教えてくれ〜 - たまごまごごはん
    • 『この世界の片隅に』のん 単独インタビュー|シネマトゥデイ

      キャラメル味の結婚に思うこと 取材・文:柴田メグミ 写真:尾藤能暢 『マイマイ新子と千年の魔法』の片渕須直監督が、こうの史代の文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞受賞コミックを映画化した『この世界の片隅に』。「声に惚れ込んだ」という監督のラブコールに応えて、第二次世界大戦下の広島県呉市に18歳で嫁ぐ、主人公のすずに挑んだのは、アニメーション映画初主演となる女優のん。けなげで前向きなヒロインを瑞々しく演じたのんが、声の演技の面白さや難しさ、そして自分を表現することについて語った。 監督を質問攻めにして創り上げた声Q:すずさんに命を吹き込むにあたって、どのような役づくりをされましたか? とにかく、すずさんという人を理解しようと努力しました。リハーサルが2回あったのですが、2回目のリハーサル後に「すみません、お話しさせてください」と監督を呼び止めて質問攻めにしたり、本番まではメールで監督に質問を

        『この世界の片隅に』のん 単独インタビュー|シネマトゥデイ
      • 『この世界の片隅に』大ブレークのなぜ(前編)

        大手映画会社が製作したさまざまな洋画、邦画が正月映画として全国各地のスクリーンで上映されるなか、ミニシアターでの上映から始まった独立系アニメ作品『この世界の片隅に』が前代未聞のヒットを記録している。2016年11月のスタート時の上映館数は63館だったが、各館が満席になったり立ち見が出たりと、そのあまりの人気ぶりに全国の映画館から上映依頼が殺到。2017年1月上旬には一気に50館が追加され、累計上映館数は約200館と、当初の3倍に急増する。独立系映画がなぜメジャー級のヒットを記録しているのか。ヒットの大きな要因の一つであるクラウドファンディングの活用をどのように成功させたのか。制作を統括し、クラウドファンディングを仕掛けたGENCOの真木太郎プロデューサーに、その全貌を聞いた。 『この世界の片隅に』は太平洋戦争時の軍港だった広島の呉を舞台に、10代の主婦である主人公のすずとその家族が過ごした

          『この世界の片隅に』大ブレークのなぜ(前編)
        • 片渕須直×細馬宏通トークセッション 「この世界の片隅に」の、そのまた片隅に(打ち上げ編) | マンバ通信

          前・中・後編でわたってお送りしてきた、片渕須直・細馬宏通のトークセッション。実はイベント終了後の打ち上げで、まだ二人の話は続いていたのです。そんなこともあろうかと、しっかり会話を収録しておりました。当日のイベント参加者も聞けていない初公開のトーク、じっくりお楽しみくださいませ。それにしても、居酒屋の会話とは思えぬ濃さ! 女性視点から見た「この世界の片隅に」 (打ち上げの酒場にて) 細馬 萩尾望都の名前が出てきましたけど、僕は監督が少女マンガを読み込んでるほうなのかと思ってました。 片渕 そうでもないと思いますよ。 細馬 僕の場合、少年チャンピオンを見て萩尾望都を知った後に、続きがあるわけですよ。「この絵は妹の部屋で見たことがあるぞ」と。そこから妹にマンガを借りたりして芋づる式に少女マンガに入り浸っちゃうわけです。こうのさんはそんなに少女マンガ独特の文法は使っていないけど、マンガ家の中では相

            片渕須直×細馬宏通トークセッション 「この世界の片隅に」の、そのまた片隅に(打ち上げ編) | マンバ通信
          • 『野火 Fires on the Plain』や『この世界の片隅に』と『鬼郷』を比べて、韓国の映画界に対して日本の映画界が劣っていると感じざるをえなかった件 - 法華狼の日記

            日本軍慰安所制度を題材にした『鬼郷』*1と、近年の日本で戦争を描いた映画として『野火 Fires on the Plain』*2と『この世界の片隅に』*3を見比べて、映画界のレベルの違いを感じてしまった。 念のため、それぞれの映画には個別の評価と価値がある。作品として優劣をつけたいわけではない。むしろ明確な優劣がないからこそ、映画を制作する環境の違いを感じたという話だ。 『鬼郷』を監督した監督は、インディーズ作品が評価されてドキュメンタリーを監督した経験くらいしかなく、商業での劇映画は初めての、キャリアの浅い新人だった。 一方、日本の2作品を監督したのは、どちらも複数の商業作品を撮ってきたベテランで、国内外で映画賞をとるような評価もされてきた。原作も、前者は別の巨匠も映画化している戦争文学の古典で、後者はすでに実写ドラマ化もされた人気漫画だ。 それほど実績がある映像作家と原作でも、今の日本

              『野火 Fires on the Plain』や『この世界の片隅に』と『鬼郷』を比べて、韓国の映画界に対して日本の映画界が劣っていると感じざるをえなかった件 - 法華狼の日記
            • 『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』片渕須直監督が読者の疑問に次々回答!名作誕生の“秘密”が明らかに|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS

              映画TOP 映画ニュース・読みもの この世界の(さらにいくつもの)片隅に 『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』片渕須直監督が読者の疑問に次々回答!名作誕生の“秘密”が明らかに 2016年11月に公開されて以来、異例のロングラン上映を果たした『この世界の片隅に』に250カットを超える新エピソードを加えて新しい切り口で描き直した『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』のBlu-ray&DVDが、本日ついに発売となった。片渕須直監督が徹底したこだわりをもって現実と地続きになっているような緻密な世界を作り上げ、国内外でいまなおファンを増やし続けている本作。 MOVIE WALKER PRESSでは、Twitterにてユーザーから質問を募り、片渕監督ご本人に答えてもらう“AMA”(=Ask Me Anythingの略。ネットスラング風に言うと「片渕須直だけど、なにか質問ある?」といった意味)を実

                『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』片渕須直監督が読者の疑問に次々回答!名作誕生の“秘密”が明らかに|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
              • 片渕須直監督とオタフクソースがコラボ! 映画「この世界の片隅に」チームによるWeb動画が公開 - ねとらぼ

                お好み焼き用ソースで知られるオタフクソースが10月10日、映画「この世界の片隅に」の制作陣によるプロモーションWebアニメ「わたしの名はオオタフクコ~小さな幸せを、地球の幸せに。~」を公開しました。片渕須直監督を始め、キャラクター原案として原作者のこうの史代さん、音楽家のコトリンゴさん、アニメーション制作会社MAPPAが再集結した豪華な布陣となっています。 Webアニメーション「わたしの名はオオタフクコ~小さな幸せを、地球の幸せに。~」第1弾から 主人公のオオタフクコは長い時を生き続けている“1028歳”の女性。声を担当しているのは、「この世界の片隅に」で主人公・すずの義理の姉である径子役を演じた女優の尾身美詞さんです。平安時代、戦国時代、明治時代などをへてたどり着いたのは、第二次世界大戦後の広島。誰もが食べ物に困っている中、フクコはあり合わせの材料と廃材の鉄板を使って、得意の一銭洋食(お

                  片渕須直監督とオタフクソースがコラボ! 映画「この世界の片隅に」チームによるWeb動画が公開 - ねとらぼ
                • 『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』のん 単独インタビュー|シネマトゥデイ

                  今、心の扉は開けっ放し 取材・文:坂田正樹 写真:高野広美 2016年、こうの史代の原作をアニメ化し大ヒットした『この世界の片隅に』が、250カットを超える新規カットを追加し、新作として公開される。主人公・すずの声を担当するのはもちろん女優で“創作あーちすと”ののん。広島県・呉の北條家に嫁いだすずが、夫の周作(細谷佳正)、遊郭で働くリン(岩井七世)らと触れ合いながら、心の奥底に潜むさまざまな思いを紡いでいく。再びすずの声を担ったのんが、さらに深みを増した本作への思いと共に、3年間の心の成長と変化について振り返った。(※一部ネタバレを含みます) ADVERTISEMENT 片渕監督との信頼関係がもたらす安心感Q:3年ぶりとなる本作の製作が決定したときの心境を教えてください。 3年前、前作が完成したときに、片渕(須直)監督が「少し付け足したい部分があるんだ」とおっしゃっていて、絵コンテもすでに

                    『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』のん 単独インタビュー|シネマトゥデイ
                  • ロサンゼルス・タイムズ紙のケネス・トゥーランによる『この世界の片隅に』評を訳してみた。 - ラジオ批評ブログ――僕のラジオに手を出すな!

                    映画評 『この世界の片隅に』。秩序ある世界が一変する様子を描く秀逸な作品 ケネス・トゥーラン 『この世界の片隅に』は、その言葉の響きどおり心地よい作品だ。その心地よさが終わるまでは。 アヌシー国際アニメーション映画祭の受賞作であるこの日本の長編映画は、地味な傑作であり、片渕須直による脚本・監督の、驚くほど胸を打つ日常の叙事詩である。片渕は宮崎駿の弟子で、この巨匠の『魔女の宅急便』で演出補を務めた。 片渕は、労を惜しまずに日常生活の美しさと静かな詩情を恭しく賞賛し、そのすべては気付かぬうちに第二次世界大戦中の平均的日本人の忍耐と犠牲に捧げる作品へと変わってゆく。 実際、労を惜しまなかったことは、作品の半分どころの話にとどまらない。というのも、片渕はこの物語の細部の調査に6年を費やし、細部を正しく作画する裏付けのために、1945年の原爆で中心部が破壊された広島と、その隣の呉の写真を4000枚以

                      ロサンゼルス・タイムズ紙のケネス・トゥーランによる『この世界の片隅に』評を訳してみた。 - ラジオ批評ブログ――僕のラジオに手を出すな!
                    • 映画「この世界の(さらにいくつもの)片隅に」が公開延期に 想定以上に制作に時間を要しているため - ねとらぼ

                      12月公開に向けて進められていた片渕須直監督の最新作「この世界の(さらにいくつもの)片隅に」の公開時期が延期されることになりました。「現在、2019年中の公開に向けてスタッフ一同、鋭意制作中です」としています。 「この世界の片隅に」製作委員会によると、「当初の想定以上に制作に時間を要しており、本編完成までには数カ月単位での期間が必要になることが判明」したとのこと。「良質な作品をお届けすることでお客様のご期待に応えたい」との考えから、公開時期の延期を決定したとしています。 ティーザービジュアルや特報には、リンさんが登場 同作は2016年に公開されたアニメーション映画「この世界の片隅に」の拡張版で、諸般の事情により、公開版からカットされていたシーンを付け足した別バージョンの作品。7月には、主人公のすずとともに遊女のリンさんがフィーチャーされたティーザービジュアルや特報が公開されていました。 (

                        映画「この世界の(さらにいくつもの)片隅に」が公開延期に 想定以上に制作に時間を要しているため - ねとらぼ
                      • 最新映画のネタバレ・感想をどこより詳しくも早く更新!

                        タグ #リモラブ ~普通の恋は邪道~劇場版 殺意の道程北村匠海北代高士勇者ヨシヒコと魔王の城加藤柚凪加納劇場版ポケットモンスター ココ劇場版ハイスクール・フリート劇場版 美少女戦士セーラームーン Eternal劇場版 Fate/stay night Heaven's Feel Ⅲ.spring song十二人の死にたい子どもたち劇場前田建設ファンタジー営業部初美花初恋初めて恋をした日に読む話刑事ドラマ刑事ゆがみ刑事7人医龍十二単衣を着た悪魔内藤瑛亮吉野耕平君は彼方君と世界が終わる日に名探偵ピカチュウ名探偵コナン 紺青の拳名探偵コナン 緋色の弾丸名探偵コナン名前をなくした女神名もなき生涯吉沢亮千と千尋の神隠し吉本興業古畑任三郎古厩智之双葉社/この世界の片隅に 製作委員会原作危険なビーナス博士と狂人半沢直樹2半沢直樹凪のお暇内田英治哀愁しんでれら今日から俺は!!劇場版仮面ライダー電王 プリティ

                          最新映画のネタバレ・感想をどこより詳しくも早く更新!
                        • はてブで話題の記事&ブックマークのまとめ(2020/03) - ゆとりずむ

                          こんにちは、らくからちゃです。 コロナ禍で訳のわからない世の中になっていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。わたしは、すっかり悠々自適の自粛貴族ライフが染み付いてしまいました。緊急事態宣言明けに出社できるかな。 ブログを書く時間はたっぷりあるのですが、どうも筆が進まず放置してしまっています。ただこのシリーズは、楽しみにしてくださっている方もいるようですので、リハビリも兼ねて書いてみたいと思います。 www.yutorism.jp 2020年3月度の注目記事ランキング ブックマークコメントへのスター数による2020年月度のランキングは下記の通りとなりました。 なお B:ブックマーク数 ※:コメント付ブックマーク数 ★:コメントへのスター数(同一ユーザーでの連続スターは1件でカウント) となります。 いっくぞー( ・`д・´) 順 カ B ※ ★ 記事 1 世 742 332 6879 最近

                            はてブで話題の記事&ブックマークのまとめ(2020/03) - ゆとりずむ
                          • 第1回 片渕須直さん(アニメーション映画監督)その1|練馬アニメーションサイト

                            片渕須直さん(アニメーション映画監督)©こうの史代・双葉社/「この世界の片隅に」製作委員会 最初にとりあげるのは、アニメーション映画監督の片渕須直さんです。 片渕須直監督は、現在も大ヒット上映中の映画『この世界の片隅に』の監督です。片渕さんは練馬区にある日本大学芸術学部の出身で、現在も同校の講師として後進の指導にもあたられています。 片渕須直監督プロフィール アニメーション映画監督。1960年生まれ。日大芸術学部映画学科在学中から宮崎駿監督作品「名探偵ホームズ」に脚本家として参加。『魔女の宅急便』(89/宮崎駿監督)では演出補を務めた。T Vシリーズ「名犬ラッシー」(96)で監督デビュー。その後、長編『アリーテ姫』(01)を監督。TVシリーズ「BLACK LAGOON」(06)の監督・シリーズ構成・脚本。2009年には昭和30年代の山口県防府市に暮らす少女・新子の物語を描いた『マイマイ新子

                              第1回 片渕須直さん(アニメーション映画監督)その1|練馬アニメーションサイト
                            • 『日本アニメは世界の潮流から外れている 片渕須直監督が本気で心配する、その将来:朝日新聞GLOBE+』へのコメント

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                                『日本アニメは世界の潮流から外れている 片渕須直監督が本気で心配する、その将来:朝日新聞GLOBE+』へのコメント
                              • 荘子itが執筆 『スパイの妻』の「軽さ」が持つ倫理的な意味とは | CINRA

                                濱口竜介・野原位・黒沢清が脚本、黒沢清が監督した『スパイの妻』。『第77回ヴェネツィア国際映画祭』で「銀獅子賞」(監督賞)を受賞した本作を、ラップグループDos Monosのトラックメイカー / ラッパーの荘子itが論じる。気鋭のラッパーは、本作をどう見たのか。また、本テキストを受けて行なった、彼のインタビューも掲載する。 現代を生きる私たちの自画像として描かれた「妻」 「夫」が「亡命だ」と囁くとき、それが、例えば現代日本を舞台にしたラブロマンスで発せられる「駆け落ち」という言葉とは比べようもなく甘美な響きであるかのように、窓からの照明とレンズフレアが、「妻」のクロースアップを包み込み、映画のような夢見心地にさせ、これに素直にうっとりしていいのかと、「居心地の悪さ」を感じさせる『スパイの妻』の舞台設定は、1940年、太平洋戦争前夜の神戸である。 最初の企画段階では、神戸をテーマにした映画と

                                  荘子itが執筆 『スパイの妻』の「軽さ」が持つ倫理的な意味とは | CINRA
                                • 悲しみの中でつかまえていく人生の実り 『この世界の片隅に』片渕須直監督の情熱 | WHAT's IN? tokyo

                                  クラウドファンディングでは目標額を大きく上回る3912万円の制作費を達成。日本映画史上最大のサポーター、協力者を得て完成した『この世界の片隅に』が注目を集めている。 広島を舞台に、昭和19年から21年までの「普通の暮し」を丁寧な日記のように綴った漫画家・こうの史代さんの原作を、宮崎駿氏のもとで経験を積んだ片渕須直監督が映画化した。 広島、呉のまちを隅々まで歩き、人々に尋ね、緻密な調査を重ねて当時の風景と生活を生き生きとスクリーンに蘇らせた監督の手法に、広島県内はもとより多くの「市民」からの感謝と賞賛の声が止まらない。 野草を摘み、玄米を衝き、着物を裁って作業着に仕立て、一日一日を必死で生き延びる主人公・すずを演じるのは、この映画が改名後第1作となる「のん」。 「戦争もの」と思って観てしまうと、いや、観ないともっともったいない、懐の深い作品について、片渕監督に訊いた。 取材・文 / 村崎文香

                                    悲しみの中でつかまえていく人生の実り 『この世界の片隅に』片渕須直監督の情熱 | WHAT's IN? tokyo
                                  • 明暗交錯した2016年<br />重大ニュースで振り返るアニメ界2016 | WEBアニメスタイル

                                    東映動画(現・東映アニメーション)が発足してから今年で60年。日本の商業アニメの歴史はここから始まったと言っていいだろう。そんな節目の年に、ふたつ劇場作品がアニメ界、映画界を越えて、社会現象と言っていい広がりを見せた。庵野秀明監督の「シン・ゴジラ」と新海誠監督の『君の名は。』である。 2人に共通するのは、強力なイマジネーションと並外れたサービス精神でアマチュア時代から名を馳せたフィルムメーカーであったこと。2作とも、このふたつの力がプロの大舞台で遺憾なく発揮されている。将来を嘱望された2人が、国民的評価を得るに至ったのをついにと捉えるか、長かったと見るかはそれぞれだろう。 この出来事に象徴されるように、劇場作品でアニメの話題作が続出。『傷物語』『KING OF PRISM by PrettyRhythm』『同級生』『映画 聲の形』『この世界の片隅に』など、話題作、注目作が次々と公開された。

                                      明暗交錯した2016年<br />重大ニュースで振り返るアニメ界2016 | WEBアニメスタイル
                                    • “のん”能年玲奈、アニメ映画で再出発!初の主演声優|シネマトゥデイ

                                      笑顔いっぱい! - のん - (C)こうの史代・双葉社/「この世界の片隅に」製作委員会 能年玲奈からの改名を公表した女優・のんが、アニメーション映画『この世界の片隅に』の主演声優に決定。のんは、初の主演声優でのオファーに「すごく本当に、とんでもなくうれしくて、なんか地面からふわっと浮いちゃいそうなくらいうれしかった」と喜びを見せた。 【映像】映画『この世界の片隅に』予告編 本作はアニメ「BLACK LAGOON ブラックラグーン」シリーズや映画『マイマイ新子と千年の魔法』などを手掛けた片渕須直が脚本・監督を務め、こうの史代のコミックを原作に、戦時中の広島県呉市を舞台にある一家に嫁いだ少女・すずの姿を描くアニメ作品。映画のため、戦中戦後の広島・呉の綿密なリサーチと時代考証に6年の歳月をかけるなど、丁寧に制作を進めている片渕監督は、のんの声を聞いたときに「のんさん以外のすずさんは考えられない」

                                        “のん”能年玲奈、アニメ映画で再出発!初の主演声優|シネマトゥデイ
                                      • テレビ界追放状態だった「のん」 「じぇじぇじぇ」と完全復活へ - 毎日新聞

                                        新作の舞台あいさつに立つ片渕須直監督(右端)とのんさん(右から4人目)ら声の出演者=東京都新宿区で2019年12月21日、牧野宏美撮影 所属事務所からの独立騒動で事実上、テレビの地上波から追放状態に陥っていた女優のん(26)。ここにきて〝完全復活〟の兆しがみえてきた。 のんといえば、旧芸名の「能年玲奈」として出演したNHK連続テレビ小説「あまちゃん」(2013年度上半期放送)で大ブレーク。ところが、2年後に所属していた大手プロとの〝奴隷契約〟が発端で、独立騒動が勃発した。16年7月、事務所との契約が終了するのを機に、曲折を経て芸名を「のん」に改めた。 大ヒットしたアニメ映画「この世界の片隅に」(16年11月公開)で主人公の声を演じ好評を博したものの、今に至るまで地上波のドラマに出演することはない。民放局のドラマ関係者が明かす。 「大手プロの威光を恐れたか、テレビ局ではほとんど彼女を起用しな

                                          テレビ界追放状態だった「のん」 「じぇじぇじぇ」と完全復活へ - 毎日新聞
                                        • 『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』 世界が共感した前作から3年、魂の「新作」:朝日新聞GLOBE+

                                          「まずは前作の『この世界の片隅に』という映画がある。今回の『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』という映画は、また新しい映画だというつもりでつくりました」 11月4日、第32回東京国際映画祭であった特別先行上映試写会。会場となった映画館「TOHOシネマズ六本木ヒルズ」の520を超える座席が埋め尽くされた「スクリーン7」で舞台あいさつに立った片渕須直監督(59)は、今回の作品が、前作の単なる長尺版ではない「新作」であることを強調した。 11月4日、東京国際映画祭で先行上映された片渕須直監督の新作『この世界の さらにいくつもの 片隅に』のポスター 「前作で描かれた色んなシーン、色んな表情、色んなセリフは、今回たくさんの新しい場面を加えたことで、本当はこんなことを心に抱いていたのかもしれない、あんなことを思いながらしゃべっていたのかもしれないと思い描けるようになっているのではないかなと思う。(

                                            『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』 世界が共感した前作から3年、魂の「新作」:朝日新聞GLOBE+
                                          • 劇場アニメ「この世界の片隅に」特報、戦時下で日常を大切にするすずの姿

                                            特報には、18歳で主婦となったすずが料理や裁縫をする様子、一心不乱に鉛筆を走らせる姿などを収録。コトリンゴがカバーしたザ・フォーク・クルセダーズの楽曲「悲しくてやりきれない」が流れる中、巨大な軍艦が停泊する港や黒い煙が広がっていく空など、戦争の影を感じさせる風景が映し出されていく。 映画「この世界の片隅に」は2016年秋に公開予定。「マイマイ新子と千年の魔法」の片渕須直が監督を務め、アニメーション制作はMAPPAが手がける。クラウドファンディングサイト「Makuake」で3374人のユーザーから計3622万4000円の支援が集まり、製作が決定した。 ※動画は現在非公開です。

                                              劇場アニメ「この世界の片隅に」特報、戦時下で日常を大切にするすずの姿
                                            • マチアソビにて片渕監督の講演会覚え書き

                                              キャラクターに宿る存在感 「この世界の片隅に」が目指したこと 片渕須直監督 藤津亮太氏 アニメ評論家 いつもだと自分のパソコン開くんですが。今日は藤津さんのパソコンで。 コメンタリー上映会2回目。まだ喋る内容がある。というかしゃべる時間が足りない。映画をポーズで止めたかった。 キャラクター作りについて。すずさんがそこにいるということを目標のひとつとしていた。これはマイマイ新子の頃から。 絵空事では無く。肉付け。外側の世界を充実させることで、結果的にパーソナリティを描けるのではないか。 世界の構成要素を本物で描く。我々の作るアニメーションはファンタジーとなるのだが、日常空間から逸脱することでファンタジーを描くのだが、実際の世界を描くことでファンタジーにリアリティが与えられる。 名犬ラッシーから。ラッシーはイギリスが舞台。エリザベステイラーの時代。アメリカのホームドラマの影響で作ろうとしてた。

                                                マチアソビにて片渕監督の講演会覚え書き
                                              • 2016年に見て「良かったな」と思った映画から10本を選んでみる。 - 虚馬ダイアリー

                                                どうも。あけましておめでとうございます。 ぐずぐずしていたら、年が明けてしまいました。更新量としては相変わらず微妙ですが、ぼちぼち生きてます。 毎年言っていることですが、年末にベストを選ぶ段になるとつくづくイイ映画が多いと思う訳ですが、今年は日本映画が席巻した印象の多い年ですね。楽しい映画がいっぱいありましたが、2016年に「出会えた」映画の中から「たった」10本だけ、「あー・・・これはどうしても選びたい」と思ったものを選んで見たいと思います。 あの映画がない!この映画がない!という方もおりましょうが、ご容赦いただいて、しばしお付き合いください。では参ります。。 10位「殿、利息でござる!」 殿、利息でござる! [Blu-ray] 出版社/メーカー: 松竹発売日: 2016/10/05メディア: Blu-rayこの商品を含むブログ (2件) を見る感想:勝ったのは百姓!「殿、利息でござる!

                                                  2016年に見て「良かったな」と思った映画から10本を選んでみる。 - 虚馬ダイアリー
                                                • 資金集まりすぎで異例のストップかかった「この世界の片隅に」クラウドファンディング、内容強化して再募集

                                                  上映中のアニメ映画「この世界の片隅に」の監督の海外渡航費用を支援を募るクラウドファンディングが盛り上がっている。11月22日の募集開始からわずか半日で目標を達成してしまい、監督が「支援を控えて」と呼びかける異例の事態に。その後、支援金を使って開催するイベントの回数を増やすなど、実行内容を強化して再び募集を始めた。開始から3日経った25日正午現在、当初の目標の2倍近い、約1960万円が集まっている。 「この世界の片隅に」は、こうの史代さん原作の漫画作品で、第二次世界大戦中の広島県呉市を舞台にした家族ドラマ。「魔女の宅急便」などでスタッフを務め、映画「アリーテ姫」などを監督した手掛けた片渕須直氏が監督を務めている。 同作をめぐるクラウドファンディングは2回目だ。初回は昨年3月、スタッフの確保やパイロットフィルムの制作資金を調達する目的で開始し、2000万円の目標に対して約2倍となる3912万円

                                                    資金集まりすぎで異例のストップかかった「この世界の片隅に」クラウドファンディング、内容強化して再募集
                                                  • 「この世界の片隅に」のんが片渕須直のW受賞祝福に駆け付ける、キネ旬表彰式

                                                    「この世界の片隅に」のんが片渕須直のW受賞祝福に駆け付ける、キネ旬表彰式 2017年2月5日 22:04 1272 26 映画ナタリー編集部 × 1272 この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。 350 656 266 シェア

                                                      「この世界の片隅に」のんが片渕須直のW受賞祝福に駆け付ける、キネ旬表彰式
                                                    • 富野由悠季×片渕須直の対談が実現 「悔しいけど出来のいい映画。そりゃあもう嫉妬心ムラムラですよ」 | アニメ!アニメ!

                                                        富野由悠季×片渕須直の対談が実現 「悔しいけど出来のいい映画。そりゃあもう嫉妬心ムラムラですよ」 | アニメ!アニメ!
                                                      • F2P最優先の大号令に、開発体制の抜本的変更。『エースコンバット7』制作の苦難の道をブランドディレクター河野氏がTwitterで語る

                                                        F2P最優先の大号令に、開発体制の抜本的変更。『エースコンバット7』制作の苦難の道をブランドディレクター河野氏がTwitterで語る 今年1月に発売された『エースコンバット7 スカイズ・アンノウン』。 プレイヤーはエースパイロット「トリガー」となって、無人機が主体の未来の戦争を体験する。「空の変革」をテーマにした12年ぶりのナンバリング作品であり、天候のリアルタイム描写によって、雲や気流、落雷が戦闘機に影響を及ぼす新システムが搭載。世界中で根強い人気を誇るシリーズの最新作は高い評価を受け、日本を代表するフライトシューティングゲームのひとつとなった。 その本作のブランドディレクターである河野一聡氏が、同作の制作にまつわる苦難の道をTwitterで綴っている。 エースコンバット7は、12年ぶりのナンバリング。 発案してから2年眠った。 「F2P最優先」の大号令があったから。 幸いにもインフニテ

                                                          F2P最優先の大号令に、開発体制の抜本的変更。『エースコンバット7』制作の苦難の道をブランドディレクター河野氏がTwitterで語る
                                                        • 「後から泣ける」映画の舞台 すずさんがいた呉を歩いて:朝日新聞デジタル

                                                          映画を見た帰り道、ふっと涙が出て止まらなくなった。ここがよかった、と一口で言うのは難しい。が、なんともいえない感動にくるまれる。時を置いて涙が出る。 「この世界の片隅に」。こうの史代さんの漫画が原作のアニメ映画である。すずさんという絵が好きな、普通の、明るい女性に焦点を当て、戦前から終戦直後までを描く。 地味なテーマだったからだろう、資金集めに苦労した。ネット上のクラウドファンディング(一般からの資金調達)を足がかりにようやく完成、昨年11月に封切られた。上映館は30都道府県の63館に過ぎなかった。 ところが、そこから快進撃が始まる。口コミやSNSで「この映画いい。ぜひ見て!」などと反響が広がったのだ。2016年のキネマ旬報ベスト・テンでは大ヒットした「シン・ゴジラ」(2位)や「君の名は。」(圏外)を抑えて日本映画の1位に。上映館は増え続け、2月下旬で301館に達している。 主な舞台は広島

                                                            「後から泣ける」映画の舞台 すずさんがいた呉を歩いて:朝日新聞デジタル
                                                          • 「エースコンバット7 スカイズ・アンノウン」の価格や限定版情報などが公開。早期購入特典は,シリーズ過去作がダウンロードできる特典コード

                                                            「エースコンバット7 スカイズ・アンノウン」の価格や限定版情報などが公開。早期購入特典は,シリーズ過去作がダウンロードできる特典コード 編集部:松本隆一 バンダイナムコエンターテインメントは本日(2018年9月19日),11年ぶりのナンバリングタイトルとなる「エースコンバット」シリーズ最新作「エースコンバット7 スカイズ・アンノウン」(PC/PlayStation 4/Xbox One)の新情報を公開した。 「エースコンバット7 スカイズ・アンノウン」公式サイト 2019年1月17日の発売(PC版は2月1日)が発表された「エースコンバット7 スカイズ・アンノウン」だが,今回明らかになったのは,各機種の希望小売価格およびPlayStation 4向け「初回限定生産版」の内容,対応機種別の「早期購入特典」,さらにダウンロード版「デラックスエディション」(PlayStation 4向け)について

                                                              「エースコンバット7 スカイズ・アンノウン」の価格や限定版情報などが公開。早期購入特典は,シリーズ過去作がダウンロードできる特典コード
                                                            • 「この世界の片隅に」の片渕監督が一部地域での聖地巡礼自粛を呼び掛け 「そこは観光地ではないのです」

                                                              「この世界の片隅に」の監督を務めた片渕須直さんが、「この世界の片隅に」の舞台となった一部の地域に関して“聖地巡礼”を行わないよう、自身のTwitterで呼び掛けています。 アニメの物語の舞台へ足を運ぶ“聖地巡礼”は近年盛り上がりを見せる反面、多くの人が集まることで騒音などが問題視されることも(関連記事)。片渕さんは「この世界の片隅に」の舞台となった旧上長ノ木・畝原・惣付について、道が狭く私有地に踏み込むことでトラブルが起こりかねないことや、イノシシが出るなどの危険があると説明。「製作委員会、原作者、監督、現地それぞれで憂慮している」として、当該地域に対する“聖地巡礼”の自粛を求めると共に、既に現地に訪れた人に対しネット上へ写真を投稿しないよう求めています。 また、「当該地域にはコンビニや商店もなく、トイレも借りられない」「そこは観光地ではないのです」と現地の状況を説明し、マスコミに対しても

                                                                「この世界の片隅に」の片渕監督が一部地域での聖地巡礼自粛を呼び掛け 「そこは観光地ではないのです」
                                                              • 片渕須直×西川美和対談 盛り上がる日本映画とその未来を語る | CINRA

                                                                同じく2016年秋に公開され、大きな話題を呼ぶと同時に、年度末には数々の映画賞に輝くなど、高い評価を獲得した2つの日本映画――『永い言い訳』の西川美和監督と、『この世界の片隅に』の片渕須直監督の対談が実現した。 今年2月、ともに出席した『毎日映画コンクール』の授賞式で、初めて言葉を交わしたという二人。実写とアニメという手法の違いはもちろん、性別も年代も異なる両者は、お互いの映画をどんなふうに見たのか。さらには、この2作をはじめ、作品的にも興行的にも、大きな盛り上がりをみせた、昨年の日本映画の状況に対し、二人はそれぞれどんな思いを抱いているのか。 奇しくも『この世界の片隅に』の舞台である広島県の出身である西川と、彼女の作品をすべて見ながら、その核心に「嘘」があることを見抜いた片渕。まったく違うようでいて、随所で思わぬ意気投合ぶりをみせる対談の行方は? 日本映画の未来が、ここにある。 人の心と

                                                                  片渕須直×西川美和対談 盛り上がる日本映画とその未来を語る | CINRA
                                                                • 片渕須直監督、西川美和監督対談:(上)日本映画好調 期待集める両新鋭、作風語り合う | 毎日新聞

                                                                  日本映画の元気がいい。昨年の映画観客動員は17年ぶりに1億8000万人台を回復、幅広いジャンルの作品がヒットした。その多彩さを反映して、第71回毎日映画コンクールの受賞作も色とりどり。日本映画優秀賞と大藤信郎賞は、片渕須直監督のアニメーション「この世界の片隅に」、監督賞と男優主演賞(本木雅弘)は西川美和監督の「永い言い訳」に贈られた。2月の毎日映コン表彰式で出会ったことをきっかけに、日本映画界の期待を集める両監督が互いの作品について、映画作りについて語り合った。【司会・構成 東京学芸部長・勝田友巳】

                                                                    片渕須直監督、西川美和監督対談:(上)日本映画好調 期待集める両新鋭、作風語り合う | 毎日新聞
                                                                  • 片渕須直監督コラム すずさんの日々とともに - 株式会社MAPPA

                                                                    © MAPPA Co.,LTD

                                                                    • ​NHK『この世界の片隅に』特集、監督が無断使用を訴え「愕然」 映画を“よく理解していない”ため出演拒否 | リアルライブ

                                                                      ​NHK『この世界の片隅に』特集、監督が無断使用を訴え「愕然」 映画を“よく理解していない”ため出演拒否 芸能ニュース 2022年03月17日 12時00分 ツイート 15日にNHK・BSプレミアムで放送されたドキュメンタリー番組『アナザーストーリーズ 運命の分岐点』を巡り、アニメ映画『この世界の片隅に』の片渕須直監督が自身の映像を無断使用されたと訴えている。 15日放送の『アナザーストーリーズ 運命の分岐点』は「『この世界の片隅に』~戦後世代が描く“戦争”~」と題し、原作者のこうの史代氏らが出演。また、片渕監督が広島県呉市で作品のモデルとなった場所を取材するシーンも映されていた。 ​>>地上波9年ぶり登場の元NHKアナに「なんでテレビ出られるの」「先に謝る場所がある」セレブ生活公開も批判集まる<<​​​ しかし17日、片渕監督はツイッターを更新し、「先日放送されたNHKの番組は見ていませ

                                                                        ​NHK『この世界の片隅に』特集、監督が無断使用を訴え「愕然」 映画を“よく理解していない”ため出演拒否 | リアルライブ
                                                                      • 劇場アニメオーディオコメンタリー傑作選 - subculic

                                                                        アニメのオーディオコメンタリーが好きだ。とりわけ、スタッフコメンタリーと呼ばれる演出家やアニメーターなど、制作スタッフによる裏話を聴けるものがいい。今回は劇場公開されたアニメ映画のコメンタリーの中から、聴き応えのある傑作をチョイスして紹介したい。あくまで自分の聴いた範囲の作品になってしまうが――、一度まとめておくにも良い機会だった。また、レンタル版にコメンタリーが収録されているかどうかも合わせて記しておこうと思う。参考までに。■関連サイト:アニメDVD・BDのオーディオコメンタリー出演者一覧まずはアニメ映画コメンタリーの「マストアイテム」と呼べる3本。 ■風の谷のナウシカ (レンタル版収録有り)出演者/庵野秀明、片山一良これが日本一有名なアニメコメンタリーではないか。当時一原画マンとして参加し、巨神兵のパートなどを担当した庵野秀明と演出助手だった片山一良による実況解説。話の中心はあの「ナウ

                                                                        • 「この世界の片隅に」が世界最大のアニメーション映画祭のトップバッターに 片渕監督に喝采

                                                                          2016年秋から日本の映画界に巻き起こった長編アニメ「この世界の片隅に」のムーブメントが、さらに世界に飛び火する気配だ。6月12日にフランスで開幕したアヌシー国際アニメーション映画祭のトップバッターとして、「この世界の片隅に」が上映され大きな反響を巻き起こした。 アヌシー国際アニメーション映画祭は1960年にカンヌ映画祭からスピンオフするかたちでスタート。世界で最も古く、そして最大規模のアニメーション映画祭として知られる。イベントの目玉となる長編コンペティションの10作品には、日本から「この世界の片隅に」、「聲の形」、「夜明け告げるルーのうた」も出品されている。 12日朝10時半、映画祭のトップを切って登場したのが「この世界の片隅に」である。約1000名収容のメイン会場BONLIEU GRANDE SALLEは、映画関係者やファンで満員に。熱気溢れる観客の前に日本から訪れた片渕須直監督が壇

                                                                            「この世界の片隅に」が世界最大のアニメーション映画祭のトップバッターに 片渕監督に喝采
                                                                          • ブラック・ラグーン:4年半ぶり新刊11巻が11月発売へ 「サンデーGX」で連載100回記念も - MANTANWEB(まんたんウェブ)

                                                                            広江礼威さんの人気マンガ「BLACK LAGOON(ブラック・ラグーン)」のコミックス第11巻が11月に発売されることが19日、明らかになった。2014年5月に発売された第10巻以来、約4年半ぶりの新刊となる。19日発売の連載誌「サンデーGX(ジェネックス)」(小学館)8月号で発表された。 8月号では、同作が連載100回を迎えたことを記念して「#0」のシナリオのプロットを公開。複製原画を100人にプレゼントするキャンペーンも実施している。 「ブラック・ラグーン」は、タイの架空の犯罪都市・ロアナプラの裏社会を舞台に、日本の商社に勤める青年・岡島緑郎(ろくろう)が、南シナ海で違法な運び屋・ラグーン商会に入り、過酷な裏社会を生き抜いていく……というストーリー。01年に読み切りが掲載された後、02年に同誌で連載が始まった。「この世界の片隅に」で知られる片渕須直監督が手がけたテレビアニメも06年に放

                                                                              ブラック・ラグーン:4年半ぶり新刊11巻が11月発売へ 「サンデーGX」で連載100回記念も - MANTANWEB(まんたんウェブ)
                                                                            • 「この世界の(さらにいくつもの)片隅に」“2016年版”とのテーマの違いは? 片渕須直監督が明かす【インタビュー】 | アニメ!アニメ!

                                                                              片渕須直監督、こうの史代原作の映画『この世界の(さらにいくつもの)片隅に(以下2019年版)』が12月20日より公開される。 2016年に公開された『この世界の片隅に』(以下2016年版)は、口コミで評判を広げ、大ヒットを記録。封切りから途切れることなく上映が続き、3年もの驚異的なロングランを記録した。 今回公開される「2019年版」は、「2016年版」に250カット以上もの追加シーンを加えたものとなる。 ただシーンを増やしただけではない、別のテーマを持った独自の映画として生まれ変わっており、すずさんの人生をより深く掘り下げた作品となっている。 公開直前の多忙な最中、片渕須直監督に本作について話を聞いた。 片渕須直監督 ※本文中にて、追加シーンの内容ついて触れております。なお、本インタビューの実施にあたり、筆者と編集部が鑑賞したものは約2時間40分の[特別先行版](東京国際映画祭で披露され

                                                                                「この世界の(さらにいくつもの)片隅に」“2016年版”とのテーマの違いは? 片渕須直監督が明かす【インタビュー】 | アニメ!アニメ!
                                                                              • 『この世界の片隅に』は奇跡的な作品だ 東京テアトル・沢村敏が“単館系の使命”語る

                                                                                スペースシャワーTVの高根順次プロデューサーによるインタビュー連載「映画業界のキーマン直撃!!」第8回には、株式会社東京テアトルで番組編成を務める沢村敏氏が登場。いわゆる“単館系”の代表的な劇場であるテアトル新宿では、これまで『そこのみにて光輝く』『恋人たち』『百円の恋』など良質の日本映画を上映してきた。11月12日には、こうの史代の漫画を原作に、片渕須直監督が6年の制作期間を経て完成させたアニメ『この世界の片隅に』の上映も控えている。女優・のんにとって本格的な復帰作となることでも話題の本作は、すでに高い前評判を集めており、テアトル新宿にもますます注目が集まっている状況だ。独自のカラーを持った劇場として熱心な映画ファンから厚い信頼を得るテアトル新宿は、映画をめぐる状況が大きく変化するいま、どんなビジョンを抱いているのか。作品を選定する際のポイントから単館系映画館の未来についてまで、大いに語

                                                                                  『この世界の片隅に』は奇跡的な作品だ 東京テアトル・沢村敏が“単館系の使命”語る
                                                                                • 小原篤のアニマゲ丼 記事一覧 - カルチャー:朝日新聞デジタル

                                                                                  最後は要らない?「時をかける少女」(12/30) 細田守監督のアニメ「時をかける少女」(2006年公開)は、映画の始めと終わりに「時をかける少女」… さよなら、パッケージ。(12/23) 2018年のアニメ産業市場(ユーザーが支払った金額を推定した広義のアニメ市場)は総額2兆1814… ここが惜しいか 歌舞伎ナウシカ(12/16) 「どんなに苦しくとも、生きねば!」。舞台中央でナウシカが、昇る朝日と登場人物一同をバックに力強く… この世界のリンの片隅に(12/9) 人が死んだら記憶も消えて無(の)うなる 秘密はなかったことになる それはそれでゼイタクなこと… 「宮崎駿の闇と光」という愛情に満ちた本(12/2) ハーバード大学で三島由紀夫と大江健三郎研究で博士号を取ったアカデミシャンが日本アニメの研究に熱心… 「アニメジャーナリズム」ことはじめ(11/25) 昔々その昔、1998年3月にソニ

                                                                                    小原篤のアニマゲ丼 記事一覧 - カルチャー:朝日新聞デジタル