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穀物の検索結果1 - 17 件 / 17件

  • ここがヘンだよ農業チート - 「中世ヨーロッパでは播いた量の3倍しか収穫がなかった」

    はじめに言っておきますが、「中世ヨーロッパの収穫率(播種量→収穫量の倍率)が3倍程度だった」というのは資料上確かな事実であり、これ自体を否定する気は一切ありません。 しかしながらここから「ヨーロッパの農民は常に少ない収穫に苦しんでいた」だとか、「30倍にもなる稲は麦より優れた作物だ」なんて話に進んでいくのを見ると、それはちょっとおかしいぞと思います。 今回はそうした状況を生じる要因について見ていきながら、この数字のトリックを暴いていきたいと思います。 ■灌漑に関する話 農業の大きな区分として「天水農業」と「灌漑農業」があります。 これらは作物に対する水の供給方法の違いであり、前者は基本的に降雨からのみ、後者は河川等から人為的に引き込む方法をとります。 日本がどちらかといえば完全に後者が多く、代表的なのは言うまでもなく水田稲作でしょう。 また学校教育の世界史なんかでも、文明成立=灌漑農業とし

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    • 小麦って?どうして粉にして食べるのですか? - 米みたいに粒食はできないのですか?とろろのときの麦飯はあれは?大麦ですか? - Yahoo!知恵袋

      小麦は、原産地とされる西アジアやエジプト、西欧の歴史を見れば明らかなように、古代以前から何千年にもわたって、粉として利用されてきました。その理由として、次のようなことが挙げられます。 まず、小麦は、穀物としての実の構造と性質が、製粉、つまり粉食に向いていたといわれています。たとえば米の場合、外皮(籾)、内皮(ぬか)とも剥離しやすく、胚乳部は硬いです。そのため、粗を取り除き、糠の部分を擦り合わせて削り取るだけで食用とすることができます。つまり、米はわざわざ粉にする必要がないわけです。 これに対して小麦の場合は、外皮は厚く強靱で(粒全体の約13%)、胚乳部は柔らかです。しかも、胚乳部は外皮にぴったりと密着していて、簡単には分離できません。したがって、小麦の場合は粒のまま砕いて粉にして、その後、皮を分離するほうが、胚乳部の利用方法として合理的といえます。現代の製粉技術でも、胚乳部と皮とを完全に分

        小麦って?どうして粉にして食べるのですか? - 米みたいに粒食はできないのですか?とろろのときの麦飯はあれは?大麦ですか? - Yahoo!知恵袋
      • 世界の穀物、中国が買いだめ 過半の在庫手中に チャートは語る - 日本経済新聞

        中国が食糧の買い集めを加速している。米農務省によるとトウモロコシなど主要穀物の世界在庫量の過半が、世界人口の2割に満たない中国に積み上がっている。中国の巨大な食欲が穀物の高騰や貧困国の飢餓拡大の一因になっているとの見方もある。東北部の大連市。港には巨大な円筒がずらりと立ち並ぶ。その数およそ310基。国有企業の食糧大手、中糧集団(コフコ・グループ)が持つ中国最大級の食糧貯蔵庫(サイロ)だ。国内外

          世界の穀物、中国が買いだめ 過半の在庫手中に チャートは語る - 日本経済新聞
        • 日本のみずみずしい芋に慣れていると「主食にしたらお腹すくじゃん?」と思うけれど、海外の芋を食べると思わず納得する

          岡根谷 実里 / 世界の台所探検家 @ペルーの台所 @m_okaneya しかも米みたいに「高地で沸点低いから芯がパリパリ」なんてこともない。貯蔵や輸送を考えなければ最高だ。 弱点は穀物ほど貯蔵がきかないこと。ゆえに働かなくてよい貴族階級が生まれず大帝国が発展しなかったというのが、南太平洋の根栽文化圏の話。確かにトンガでは日々食べる分を掘りに行ってた→ 2024-06-09 08:46:45 岡根谷 実里 / 世界の台所探検家 @ペルーの台所 @m_okaneya けれどここアンデスの家族は、涼しさゆえなのか1年くらいじゃがいもが保存できるという。実際見ていないからわからないけれど、高度な階級社会を発展させたインカ帝国の主食はじゃがいもだったとされるし、南太平洋とは何か違う。 勉強不足でまだ良くわかっていないけれど、とにかくイモはすごい。 pic.twitter.com/MRl8BqVLD

            日本のみずみずしい芋に慣れていると「主食にしたらお腹すくじゃん?」と思うけれど、海外の芋を食べると思わず納得する
          • 「儲かる農業」の掛け声の裏で|shinshinohara

            日本はこのところ、「儲かる農業」ばかりを目指してきた。儲かるといえば野菜などの園芸作物。野菜の売上は、もはやコメの売上を超えている。コメは作っても儲からず、トマトの方が高く売れる。なんせ、同じカロリーならトマトはコメの100倍高く売れるのだから。 農水省はコメばかりにこだわるのをやめ、儲かる農業を推進しろ!という声がこのところ、大きかった。国民からも政治家からも批判の大合唱で、さしもの農水省も世論に負け、コメを優先する政策を改めようとしている。そしてコメも、アメリカに対抗して安く作れるよう、生産性を高めようとしている。 では、世界一の農業国と言えるアメリカは、あれだけ世界中に食料輸出するくらいなのだから儲かる農業なのかというと、そうではない。小麦やトウモロコシなど穀物は、政府から所得保障という名の補助金が出てるから農家もなんとか生活できてる状態。つまり作れば作るほど政府からの持ち出しが増え

              「儲かる農業」の掛け声の裏で|shinshinohara
            • 粒のままの小麦は本当にまずいのか?食べてみる

              「小麦は粒のままでは食べられないため、粉にして食べる」というのは、わりと有名な話のようだ。 例えば『コムギ粉の食文化史』では「粒のまま食べても食味はきわめて悪い」などとはっきり書かれている。 小麦の栽培が始まる前から、人類は野生の小麦を粉にして食べていたというくらいだ。 でも本当に、食べられないほどのまずさなんだろうか。 本当に、本当なのか。 炊飯器や圧力鍋といった文明の利器を使って試してみたい。 また、調子にのってスペルト小麦(古代小麦)、大麦、ライ麦、エンバクも同様に試してみたい。 「小麦粒」に初めてのご対面 「玄小麦」という名前で売られていた 今回買ったのは「きたほなみ」という種類。中力粉になるうどん用の小麦で、日本産小麦では最も生産量の多い品種だそうだ。 これが、 これになるのだ 今朝もうどんを食べたのだが、初めて見る小麦粒にはけっこうな感動があった。 白米、玄米と比べてこの色の濃

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              • 小麦生産大国インドが輸出停止 国内供給を優先 - 日本経済新聞

                【ニューデリー=馬場燃】世界有数の小麦生産大国のインドが輸出の一時停止を決めた。インド政府は14日、小麦輸出停止について「国内の食料価格を抑制し、インドの食料安全保障を強める措置にあたる」との声明を出した。ロシアのウクライナ侵攻によって最高値圏で推移している小麦の国際価格への影響が懸念される。米農務省の2021~22年度の推計によるとインドの小麦生産量は1億959万トン。中国の1億3695万ト

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                • 小麦の輸出大国ウクライナ、侵攻で今年の収穫や種まき不可能か

                  ウクライナ西部、フメリニツキー州での小麦の収穫=2013年/Inna Sokolovskaya/AFP via Getty Images (CNN) 世界で最大級の小麦輸出国であるウクライナがロシア軍の侵攻を受け、小麦の収穫や備蓄していた分の輸出が今年、不可能となる可能性が非常に高いことが2日までにわかった。 フランス大統領府筋が明らかにした。国内での戦闘続行や農業従事者の手当てが出来ず、収穫や来年の作物につながる種まきの開始が非常に困難な状況になっているとした。「ウクライナ1国が世界の食糧市場のバランスを取る上での要になっている状況」とも述べた。 ウクライナ政府は3月初め、小麦、トウモロコシ、穀物、塩や肉を含む主要な農産物の輸出禁止を閣議決定した。 国連食糧農業機関(FAO)は先月11日、軍事侵攻によりウクライナ内の穀物の取り入れや輸出に支障が出る可能性を警告。同時に、戦闘やロシア産品に

                    小麦の輸出大国ウクライナ、侵攻で今年の収穫や種まき不可能か
                  • ロシア軍、穀物70万トン略奪か 国連機関、海上封鎖で供給懸念も(共同通信) - Yahoo!ニュース

                    【ジュネーブ共同】国連食糧農業機関(FAO)当局者は6日の記者会見で、ロシア軍が侵攻したウクライナから約70万トンの穀物を略奪した可能性を指摘した。「トラックで穀物をロシアに運び入れている事例を確認している」と述べ、トラクターなどの「農業機械も盗んでいる」とした。 またロシア軍による海上封鎖で黒海沿岸の港湾施設が使用できないことにより、船舶を利用した穀物輸出ができない状態になっていると指摘。世界的な穀物の供給悪化と価格高騰に拍車がかかることに懸念を示した。

                      ロシア軍、穀物70万トン略奪か 国連機関、海上封鎖で供給懸念も(共同通信) - Yahoo!ニュース
                    • ウクライナ穀物輸出第1便で契約キャンセル 新たな買い手探す

                      トルコ・イスタンブール沖で積み荷検査を受けた後レバノン・トリポリに向かう貨物船「ラゾニ」(2022年8月3日撮影)。(c)OZAN KOSE / AFP 【8月10日 AFP】ウクライナからの穀物輸出再開の第1便となる貨物船に積まれた穀物について、レバノンの業者が契約をキャンセルしたため、新たな購入者を探していることが分かった。在レバノン・ウクライナ大使館が9日夜に明らかにした。 シエラレオネ船籍の貨物船「ラゾニ(Razoni)」は1日、トウモロコシ2万6000トンを積んでウクライナ南部のオデーサ(Odessa)を出発し、週末にもレバノン・トリポリ(Tripoli)に到着するとみられていた。 だが、業者は出荷が大幅に遅れたことを理由に契約のキャンセルを要求し、海運業者はこれに同意した。このため、積み荷の新たな買い手を探しているという。 大使館は声明で、ロシアのウクライナ侵攻による5か月の遅

                        ウクライナ穀物輸出第1便で契約キャンセル 新たな買い手探す
                      • ロシア、穀物輸出を制限 国内の食糧自給優先

                        ロシア政府は14日、隣接するベラルーシなどに対する小麦など穀物の輸出を制限することを決めた。ウクライナ侵攻で欧米諸国からの経済制裁が強まる中、国内の食糧自給に万全を期すのが狙い。ロイター通信などが伝えた。 報道によると、ベラルーシやカザフスタンなどで構成するユーラシア経済連合(EAEU)に対し、小麦やトウモロコシなどの輸出を6月末まで、白糖や粗糖は8月末まで禁止するとしている。 ただ、既に許可を得ている業者による輸出は、輸出枠の範囲内で認められるとしている。(共同)

                          ロシア、穀物輸出を制限 国内の食糧自給優先
                        • トウモロコシ最高値迫る 欧米で供給難、インフレに拍車 - 日本経済新聞

                          トウモロコシの国際価格が最高値に迫っている。世界有数の輸出国のウクライナからの供給不安に加え、価格が高騰するガソリンの代替としてトウモロコシ由来のエタノールの需要が急増するなど需給が逼迫しているためだ。トウモロコシは小麦やコメなどほかの穀物と比べ用途が食用から産業用まで幅広い。世界経済への影響は大きく、インフレを加速させる懸念が出てきた。国際指標となる米シカゴ商品取引所のトウモロコシ先物(中心

                            トウモロコシ最高値迫る 欧米で供給難、インフレに拍車 - 日本経済新聞
                          • ロシア、オデーサ港のミサイル攻撃認める…穀物輸送再開で合意直後

                            【読売新聞】 ウクライナ産穀物を輸出する一大拠点になっている南部オデーサ港の港湾施設が23日、ミサイル攻撃を受けたことに関し、ロシア国防省は24日の発表で、高精度巡航ミサイルで攻撃したことを認めた。 露国防省は「ウクライナ軍の艦艇と

                              ロシア、オデーサ港のミサイル攻撃認める…穀物輸送再開で合意直後
                            • 穀物盗んだロシア船を「拘束」 トルコ当局

                              【カイロ=佐藤貴生】ウクライナの駐トルコ大使は3日、ウクライナで盗まれた穀物を積んだロシアの貨物船がトルコの関税当局に「拘束された」と述べた。大使は穀物を押収したいとの意向を示し、4日にトルコの捜査当局と協議する予定だとしている。ロイター通信などが伝えた。 貨物船はロシアの「ジベク・ジョリ」で、黒海に面するトルコ北西部カラス港の沖合約1キロの海上に停泊している。ウクライナは、「アゾフ海に面する南部ベルジャンスクの港でロシアが盗んだ穀物約4500トンを船に積み込み、カラスに向かう予定だ」としてトルコに拘束を要請していた。 ベルジャンスクはウクライナに侵攻したロシアが占拠した。大使はトルコ側と「完全に協力している」と述べた。トルコ政府は船の拘束を確認していない。 ロシアは2月下旬のウクライナ侵攻後、同国南部へルソンやザポロジエなどで貯蔵庫を襲って穀物を盗み出し、船で運んで他国に販売しているとの

                                穀物盗んだロシア船を「拘束」 トルコ当局
                              • ロシアが「略奪穀物」をトルコに一部輸送、ウクライナ主張

                                ウクライナのボドナル駐トルコ大使は3日、ロシアがウクライナから盗んだ穀物の一部をトルコの買い手が受け取ったとし、関与した人物の特定に向けトルコ政府に支援を求めたことを明らかにした。写真は穀物の上に置かれたルーブル硬貨。5月9日撮影(2022年 ロイター/Dado Ruvic/Illustration) [アンカラ 3日 ロイター] - ウクライナのボドナル駐トルコ大使は3日、ロシアがウクライナから盗んだ穀物の一部をトルコの買い手が受け取ったとし、関与した人物の特定に向けトルコ政府に支援を求めたことを明らかにした。

                                  ロシアが「略奪穀物」をトルコに一部輸送、ウクライナ主張
                                • カテゴリ / 日本農業新聞公式ウェブサイト

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                                  • 最近よく聞く「中国が食糧危機に陥る」説は本当か? 全体像が見えていない、危機説が大好きな日本のメディア | JBpress (ジェイビープレス)

                                    (川島 博之:ベトナム・ビングループ、Martial Research & Management 主席経済顧問) 中国が食糧危機に陥るのではないか。この夏、そんなニュースが流れた。今回はこの情報について総合的に分析してみたい。 食糧危機に陥る理由として、次の4つが挙げられている。 (1)新型コロナウイルスの感染拡大によって食糧の生産、物流が共に影響を受けた。 (2)長江流域での水害によって水稲生産が被害を受けた。 (3)サバクトビバッタの異常繁殖によって南部の穀倉地帯が被害を受けた。 (4)米中対立により食糧の輸入が難しくなった。 以上のニュースが流れている最中に、習近平政権が食べ残しを減らす運動を始めたことから、中国でこの秋にも食糧が不足するのではないかとの憶測が広がった。 4つの理由について1つずつ検討してみたい。 「4つの理由」は本当か? (1)新型コロナウイルスによる感染症の広がり

                                      最近よく聞く「中国が食糧危機に陥る」説は本当か? 全体像が見えていない、危機説が大好きな日本のメディア | JBpress (ジェイビープレス)
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