「WILL」を育むための3つの要素 中塚敏明氏(以下、中塚):それでは、まずはSKILLの土台となるWILL面に焦点を当てて、具体的なポイントについて見ていきたいと思います。WILLを確実にするための具体的なポイントについてお話をしたいと思います。 WILLを育むには、自社の存在意義、キャリアの方向性、そして制度の理解と、大きく3つの要素の理解と浸透が不可欠です。その中でまず1つ目が自社の存在意義です。これは、会社のミッション・ビジョン・バリューを主に指します。全社員がWILLを高めるために最初に理解すべきは「MVV」じゃないかなと思います。 特に新人教育、オンボーディングの段階でこれらを明確に伝え、社員に浸透させることで、彼らは会社の大きな流れや方向性を理解し、自分の役割や貢献の意義を早期に把握することができます。では、もしこの方向性が不明確な場合、どのような影響があるでしょうか。ぜひ想