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袴田事件の検索結果1 - 40 件 / 68件

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袴田事件に関するエントリは68件あります。 事件裁判司法 などが関連タグです。 人気エントリには 『「『昭和の拷問王』が異名の公務員、怖すぎるよ」袴田事件の無罪判決によって『昭和の拷問王』紅林麻雄の存在にスポットが当たる』などがあります。
  • 「『昭和の拷問王』が異名の公務員、怖すぎるよ」袴田事件の無罪判決によって『昭和の拷問王』紅林麻雄の存在にスポットが当たる

    NHKニュース @nhk_news ■速報 58年前、静岡県で一家4人が殺害された事件で死刑が確定した袴田巌さん(88)の再審=やり直しの裁判で、静岡地方裁判所は無罪判決を言い渡しました ▼詳しくはNHK NEWS WEBで www3.nhk.or.jp/news/html/2024… #nhk_video pic.x.com/n9jcctwo6z

      「『昭和の拷問王』が異名の公務員、怖すぎるよ」袴田事件の無罪判決によって『昭和の拷問王』紅林麻雄の存在にスポットが当たる
    • なぜ袴田巌さんは「真犯人」に仕立て上げられたのか「袴田事件」の経過を改めてたどって判明した、刑事司法のずさんな実態(前編)  | 47NEWS

      1966年6月に静岡県清水市(現静岡市)のみそ製造会社専務宅で起きた一家4人殺害事件「袴田事件」。袴田巌さん(86)は死刑が確定している。それでも無実を訴え続けた結果、2014年になって静岡地方裁判所が「犯人と認定できない」と判断。死刑執行を停止し、裁判のやり直し(再審)を開始する決定を受けた。逮捕から48年たってやっと釈放もされた。しかし、まだ裁判は終わらない。再審開始決定は、東京高等裁判所で覆された。弁護団の不服申し立てを受けた最高裁判所は2020年、東京高裁に審理を差し戻している。注目される東京高裁の判断は3月13日に示される。 この事件を巡る経過を、弁護団や支援者、事件関係者、そして袴田さんを献身的に半世紀以上、支えてきた姉のひで子さん(90)を通してたどると、多くの謎が浮かぶ。真犯人を袴田さんとした捜査や裁判のずさんさには、首をかしげたくなる点ばかりだ。「証拠」とされたものを挙げ

        なぜ袴田巌さんは「真犯人」に仕立て上げられたのか「袴田事件」の経過を改めてたどって判明した、刑事司法のずさんな実態(前編)  | 47NEWS
      • 取り調べは「拷問」、裁判長は勘違い、エリート調査官も「誤り」 「袴田事件」の経過を改めてたどって判明した、刑事司法のずさんな実態(後編) | 47NEWS

        1966年に静岡県で起きた「こがね味噌」専務家族4人殺害事件。逮捕された袴田巌さんは、長時間に及ぶ警察の取り調べで意識朦朧とする中、「自白」させられた。静岡県では、これ以前にも似たような過酷な取り調べを経て自白調書が作成され、死刑判決後に再審で無罪となった事件がある。「島田事件」だ。捜査主任は、袴田さんの取り調べにも駆り出された天竜署次長の羽切平一警部。国家地方警察(国警)静岡県本部の職員録を見ると、羽切氏は島田事件当時、捜査課で強盗や殺人事件を担当する強力係長だったことが分かる。取り調べの実態を知れば、犯行を告白した「自白調書」がいかに信用できないかが見えてくる。(共同通信=藤原聡) 【前編はこちら】 https://www.47news.jp/47reporters/9049392.html ▽名刑事から一転、「拷問王」と呼ばれた警部補 「スワッタママデ私ハ小便ヲモラシタノデアリマス」

          取り調べは「拷問」、裁判長は勘違い、エリート調査官も「誤り」 「袴田事件」の経過を改めてたどって判明した、刑事司法のずさんな実態(後編) | 47NEWS
        • 静岡新聞の記者、袴田事件VRアプリを作ってしまう

          袴田さん、無罪判決おめでとう! 本日、静岡地裁で再審無罪となった袴田巌さんだが、MetaQuestで袴田事件について学べるアプリが配信されている。 Meta Questの「「最後の砦」VR(VR袴田事件) 」| Quest VRゲーム | Meta Store https://www.meta.com/ja-jp/experiences/the-last-bastion-vr-vr-hakamada-case/7517559505036516/ Questを持っていない人向けにYouTube動画もアップされた 【360°VR動画】最後の砦VR(VR袴田事件) - YouTube https://www.youtube.com/watch?v=Q9A05hTt7Jo 先月プレスリリースが出ていて知っている人も多いだろうが、このアプリ、開発を外注せずに静岡新聞の記者だけで作った代物らしくて驚い

            静岡新聞の記者、袴田事件VRアプリを作ってしまう
          • “袴田事件”捜査の元警察官「立証できなかったのは警察検察の負け」 | NHK

            いわゆる「袴田事件」で、裁判所が13日に、捜査機関による証拠のねつ造の疑いに言及した上で再審=裁判のやり直しを認めたことについて、57年前の事件発生当時、捜査にあたった元警察官は、NHKの取材に対し、「ねつ造はありえないと思うが、十分な立証ができなかったのは警察・検察の負けだ」と話しました。 東京高等裁判所が13日に出した決定は、袴田巌さんの逮捕から1年以上あとに現場近くのみそタンクから見つかった、血の付いた「5点の衣類」について、「事件から相当な期間が経過したあとに捜査機関の者が隠した可能性が極めて高い。到底袴田さんを犯人と認定することはできない」として、証拠がねつ造された疑いに言及し、再審を認めました。 この衣類について、57年前、事件発生の4日後にみそタンクを捜索した、80代の元警察官は、再審開始決定が出る前、NHKの取材に対し、「長い棒のようなものを使って徹底的に調べたが、タンクか

              “袴田事件”捜査の元警察官「立証できなかったのは警察検察の負け」 | NHK
            • 「袴田事件」検察が特別抗告を断念 再審開始へ | NHK

              57年前、静岡県で一家4人が殺害されたいわゆる「袴田事件」で、死刑が確定した袴田巌さんの再審=裁判のやり直しを認めた東京高等裁判所の決定について、検察は最高裁判所に特別抗告しないことを明らかにしました。 これにより死刑判決の確定から40年余りを経て、やり直しの裁判が開かれることになりました。死刑が確定した事件で再審が行われるのは5件目で、過去4件はいずれも無罪が言い渡されています。 57年前の1966年に今の静岡市清水区で一家4人が殺害された事件で死刑が確定した袴田巌さん(87)について、東京高等裁判所は今月13日に「有罪の根拠とされた証拠に合理的な疑いが生じた」として再審を認める決定をしました。 決定は、逮捕から1年以上あとに現場近くの“みそタンク”から見つかった衣類について、弁護側の新たな実験結果などをもとに「袴田さんが犯行時に着ていたという確定判決の認定には合理的な疑いが生じる」と指

                「袴田事件」検察が特別抗告を断念 再審開始へ | NHK
              • 袴田事件、特別抗告の方向 再審開始に不服、検察側協議―審理15年、さらに長期化:時事ドットコム

                袴田事件、特別抗告の方向 再審開始に不服、検察側協議―審理15年、さらに長期化 2023年03月16日21時35分 東京高検=東京都千代田区 1966年に静岡県でみそ製造会社専務一家4人が殺害された「袴田事件」で、強盗殺人罪などで死刑が確定した袴田巌さん(87)の再審開始を認めた第2次請求差し戻し審の東京高裁決定について、東京高検が不服として、最高裁に特別抗告する方向で協議を進めていることが16日、関係者への取材で分かった。 袴田事件、再審開始決定 証拠捏造に言及「犯人と言えず」―第2次請求差し戻し審・東京高裁 審理は、2014年の静岡地裁決定でいったん再審開始が認められて釈放されながら高裁で覆され、最高裁が審理を差し戻す異例の展開をたどった。第2次請求から約15年がたつ中、再び最高裁で審理する公算が大きくなり、さらなる長期化は避けられない見通し。 社会 コメントをする

                  袴田事件、特別抗告の方向 再審開始に不服、検察側協議―審理15年、さらに長期化:時事ドットコム
                • 「袴田事件」は必然だった? 数多くの冤罪を生んだ静岡県警エース「紅林麻雄」の捜査手法 - 弁護士ドットコムニュース

                    「袴田事件」は必然だった? 数多くの冤罪を生んだ静岡県警エース「紅林麻雄」の捜査手法 - 弁護士ドットコムニュース
                  • 9月26日に再審判決を予定する「袴田事件」の過酷な取り調べをVRで追体験できるアプリ、静岡新聞社が提供【やじうまWatch】

                      9月26日に再審判決を予定する「袴田事件」の過酷な取り調べをVRで追体験できるアプリ、静岡新聞社が提供【やじうまWatch】
                    • 「おかしいだろ!」と支援者から非難の声も 検察は袴田巌さんに死刑を求刑 袴田事件の再審公判(TBS NEWS DIG Powered by JNN) - Yahoo!ニュース

                      静岡地裁で開かれている、いわゆる「袴田事件」の再審=やり直しの裁判で、きょう、検察は袴田巖さんに死刑を求刑しました。静岡地裁前から中継でお伝えします。 「死刑」という言葉を検察が発した瞬間、法廷内はざわつき、支援者からは「おかしいだろ!」などと非難の声も聞かれました。半世紀以上前の事件について争う裁判で、袴田巌さんは改めて死刑求刑を受けた形です。 袴田巖さんの姉 ひで子さん 「巖の裁判ですので、巖は今は話はできないから、巖に代わって巖の言いたいことを申し上げるつもり」 1966年、静岡県の旧清水市で一家4人を殺害したとして逮捕された袴田巖さん。無実を訴える袴田さんに、警察は連日、長時間にわたって過酷な取り調べを行いました。 取調官(取り調べ時の音声) 「お前は4人も殺しただぞ。お前が殺した4人にな、謝れ、謝れ、お前。お前は4人殺した犯人だぞ。しかも、殺して火をつけた。お前が流した涙を墓前へ

                        「おかしいだろ!」と支援者から非難の声も 検察は袴田巌さんに死刑を求刑 袴田事件の再審公判(TBS NEWS DIG Powered by JNN) - Yahoo!ニュース
                      • 袴田事件の極刑にこだわった検察 「メンツ保持」否定する幹部たち | 毎日新聞

                        弁護団が主催した報告集会で弁護団長の西嶋勝彦弁護士と握手を交わす袴田巌さん=静岡市で2023年3月21日午後2時24分、二村祐士朗撮影 検察が選択した求刑は、56年前の確定審と同じ「死刑」だった。1966年6月に静岡県清水市(現静岡市)で一家4人を殺害したとして、強盗殺人などの罪で死刑が確定した袴田巌さん(88)の再審公判。無罪判決の公算が大きい中、検察側はなぜ有罪立証にこだわり、極刑を求めたのか。 事件では2014年に静岡地裁が再審開始決定を出し、その後に東京高裁が決定を取り消したものの、最高裁が審理を差し戻し、東京高裁も23年3月に再審開始を認めるという異例の経緯をたどっている。 弁護側は「メンツのためだ」と批判するが、ある検察幹部は「虚心坦懐(たんかい)に証拠を見た結果だ。メンツのためであるわけがない」と語った。

                          袴田事件の極刑にこだわった検察 「メンツ保持」否定する幹部たち | 毎日新聞
                        • 袴田事件 再審認めない決定取り消す 高裁に差し戻し 最高裁 | NHKニュース

                          昭和41年に静岡県で一家4人が殺害されたいわゆる「袴田事件」で死刑が確定した袴田巌さんについて、最高裁判所は、再審・裁判のやり直しを認めなかった東京高等裁判所の決定を取り消し、高裁で再び審理するよう命じる決定をしました。 袴田巌さん(84)は、昭和41年に今の静岡市清水区でみそ製造会社の役員の一家4人が殺害された事件で、死刑が確定しましたが、無実を訴えて再審を申し立てています。 平成26年に静岡地方裁判所が、事件の1年余り後に会社のみそのタンクから見つかった犯人のものとされる衣類の血痕のDNA型が袴田さんのものとは一致しなかったという鑑定結果などをもとに再審を認める決定をした一方、おととし、東京高等裁判所は「DNA鑑定の信用性は乏しい」として再審を認めず、弁護団が特別抗告していました。 最高裁判所第3小法廷の林道晴裁判長は、衣類の血痕のDNA鑑定について「衣類は40年以上、多くの人に触れら

                            袴田事件 再審認めない決定取り消す 高裁に差し戻し 最高裁 | NHKニュース
                          • 袴田事件、検察当局が血痕の色を補充捜査 再審で有罪主張検討か | 毎日新聞

                            第2次再審請求審で初めて開示された5点の衣類のカラー写真(左上から時計回りに長袖スポーツシャツ、半袖シャツ、ステテコ、パンツ、ズボン)=弁護団提供写真を撮影 1966年6月に静岡市(旧静岡県清水市)で一家4人が殺害された強盗殺人事件で死刑が確定した袴田巌さん(87)について、検察当局が静岡地裁で開かれるやり直しの裁判(再審)に向けて補充捜査を進めていることが関係者への取材で判明した。再審請求審で争点となった、犯行時の着衣とされる「5点の衣類」に付着した血痕の色調の変化に関して専門家に意見を求めているという。再審公判で有罪立証することも視野に入れているとみられる。 検察側は、袴田さんの再審開始を認めた3月の再審請求審東京高裁決定で、血痕の色調変化に関する独自実験の信用性を否定され、最高裁への特別抗告を断念。地裁は7月10日までに検察側に立証方針を示すよう求めているが、同じ争点で有罪を主張すれ

                              袴田事件、検察当局が血痕の色を補充捜査 再審で有罪主張検討か | 毎日新聞
                            • 「最後の砦」VR(VR袴田事件)開発の備忘録。使用ソフトなど。|鈴木誠之

                              南海トラフ地震臨時情報や台風10号などでいろいろ立て込んでいたんですが、少し余裕ができたので、8月26日にリリースしたMetaQuest用のVRアプリ「最後の砦VR(VR袴田事件)」の開発秘話?を何回かに分けて書き留めておきたいと思います。たぶん一度では書ききれないので、今回は初回となります。VRアプリはMetaの公式ストア(AppLab)で無料でダウンロ ードできます。→「最後の砦」VRストアページ 写真から再現した取調室開発の背景1966 年6月に現在の静岡市清水区で一家4人殺人事件が起きました。袴田巌さんが犯人とされて死刑判決が確定しましたが、袴田さんの無実を示唆する数々の証拠によって再審(裁判のやり直し)が認められ、ことし9月26日に再審判決を迎えます。当時の捜査機関の対応に重大な瑕疵があり、東京高裁が「捜査機関によって証拠が捏造(ねつぞう) された可能性が極めて高い」と認めていま

                                「最後の砦」VR(VR袴田事件)開発の備忘録。使用ソフトなど。|鈴木誠之
                              • 袴田事件 最高裁が再審認めなかった高裁決定取り消し 「著しく正義に反する」 - 毎日新聞

                                • 袴田事件 検察、再審公判で有罪立証見送りへ 早期の無罪決着か | 毎日新聞

                                  登壇して支援者らを前にマイクを握る袴田巌さん=静岡市で2023年3月21日午後2時25分、二村祐士朗撮影 1966年6月に静岡市(旧静岡県清水市)で一家4人が殺害された強盗殺人事件で死刑が確定し、再審開始が確定した袴田巌さん(87)について、検察当局が今後開かれる静岡地裁の再審公判で有罪立証を見送る方向で検討していることが関係者への取材で判明した。大きな争点がなくなることで審理が短縮され、袴田さんへの無罪判決が早まる見通しとなった。 袴田さんの再審開始を認めた13日の東京高裁差し戻し審決定は、血液が付着した衣類をみそ漬けした弁護側実験の信用性を認め、「無罪を言い渡すべき明らかな新証拠」と判断した。検察当局は高裁が証拠の判断を著しく誤っていないか検討を重ねたものの、不服申し立ての期限だった20日に最高裁への特別抗告を断念した。再審公判は、確定審に出された証拠に再審請求審で認められた新証拠を加

                                    袴田事件 検察、再審公判で有罪立証見送りへ 早期の無罪決着か | 毎日新聞
                                  • 袴田事件「みそ漬け実験」を東京高裁が視察 - apesnotmonkeysの日記

                                    木曜日 袴田事件において、事件発生から1年2ヶ月後に“発見”された5点の衣服。検察は当初の主張を変更しこれらが犯行時に着用されていたとしてきたわけですが、それらに付着していた血痕の「色」をめぐる争いに決着がつく可能性が出てきました。 弁護側は一貫して「1年2ヶ月もみその中に漬かっていたのに血痕の色が鮮やかすぎる」と主張してきました。今月1日、東京高裁が静岡地検で行われていた「みそ漬け実験」を視察。1年2ヶ月前に始められたものです。 newsdig.tbs.co.jp 現時点で東京高裁も静岡地検も声明は出していないようですが、視察に同行した弁護団は「赤みは残らず、黒っぽい色になった」と主張しています。 ところで、この実験について桜井昌司さんが気になることをブログで書いておられるのを読みました。 まあ言っても仕方ないことだが、真空パックにして脱酸素剤を入れた実験をするところか〔ママ〕腐れ組織の

                                      袴田事件「みそ漬け実験」を東京高裁が視察 - apesnotmonkeysの日記
                                    • 「1年以上経った血液があんな赤いとは考えられない それが科学的に裏付けられた」“袴田事件”再審開始決定 元判事はこう見た | TBS NEWS DIG

                                      1966年、静岡県旧清水市(現静岡市清水区)でみそ製造会社の専務一家4人が殺害されたいわゆる「袴田事件」で、東京高裁は3月13日午後、弁護団の再審請求を認め、袴田巖さん(87)の再審=裁判のやり直しを決定しました…

                                        「1年以上経った血液があんな赤いとは考えられない それが科学的に裏付けられた」“袴田事件”再審開始決定 元判事はこう見た | TBS NEWS DIG
                                      • 袴田事件、特別抗告の方向 再審開始に不服、検察側協議 審理15年、さらに長期化(時事通信) - Yahoo!ニュース

                                        1966年に静岡県でみそ製造会社専務一家4人が殺害された「袴田事件」で、強盗殺人罪などで死刑が確定した袴田巌さん(87)の再審開始を認めた第2次請求差し戻し審の東京高裁決定について、東京高検が不服として、最高裁に特別抗告する方向で協議を進めていることが16日、関係者への取材で分かった。 【図解】袴田巌さんの再審請求を巡る判断 審理は、2014年の静岡地裁決定でいったん再審開始が認められて釈放されながら高裁で覆され、最高裁が審理を差し戻す異例の展開をたどった。第2次請求から約15年がたつ中、再び最高裁で審理する公算が大きくなり、さらなる長期化は避けられない見通し。

                                          袴田事件、特別抗告の方向 再審開始に不服、検察側協議 審理15年、さらに長期化(時事通信) - Yahoo!ニュース
                                        • 「みそ漬け」巡り最高裁に激論の跡 なぜ袴田事件の再審開始を決められなかったか? | 毎日新聞

                                          最高裁の決定を聞いた後、自宅で支援者に体のケアをしてもらう袴田巌さん(左)=浜松市中区で2020年12月23日午後2時38分、太田圭介撮影 事件発生から半世紀余を経た袴田事件の再審請求審は、最高裁第3小法廷が、裁判官の意見が割れる異例の判断で差し戻しを決め、袴田巌元被告(84)の再審審理はさらに長引くことになった。戦後5例目となる死刑囚の再審無罪は実現するのか。【近松仁太郎】 再審の芽はついえたかにみえたが… 再審開始を決めた2014年3月の静岡地裁決定を導いた新証拠の核心は、犯行時の着衣とされる「5点の衣類」に残された血痕のDNA型鑑定だった。 5点の衣類は、現場近くのみそタンク内から事件の1年2カ月後に見つかった。弁護側鑑定人の法医学者は独自の方法で、衣類に付着した血痕のDNA型を採取したとし、弁護側は「血痕は袴田さんや被害者と一致しない」と主張。地裁決定はこの信頼性を認め、再審開始を

                                            「みそ漬け」巡り最高裁に激論の跡 なぜ袴田事件の再審開始を決められなかったか? | 毎日新聞
                                          • 静岡新聞社が「袴田事件」の過酷な取り調べをVRアプリ化 9月26日の再審判決を前に

                                            VRアプリ概要 「最後の砦」VR(VR袴田事件)は、取材班が入手した1966年当時の実際の取り調べの音声データなどの資料を基に取材班自ら製作しました。単に音声データを聴くだけでは得られない当事者感覚や没入感を通し、袴田さんが受けた取り調べの過酷さや不毛さをユーザーが追体験できます。自白強要を主眼とした当時の取り調べの問題点や死刑冤罪、日本の再審問題、そして9月26日に静岡地裁で予定されている再審判決公判に一人でも多く関心を持ってもらえることを願っています。 主な特徴 資料を基に当時の取調室を再現 実際に袴田さんが取り調べを受けた警察署の取調室を当時の写真や図面を基に3Dモデルにし、さらに実際の音声データを使って当時の取り調べの一部を再現しました。※VR上の演出が含まれています。 日本語と英語に対応 9月26日の再審判決は海外からも注目されています。袴田事件や再審問題に詳しいハワイ大のデイビ

                                              静岡新聞社が「袴田事件」の過酷な取り調べをVRアプリ化 9月26日の再審判決を前に
                                            • 袴田巌さん再審:58年前の痕跡あちこちに 記者が感じた袴田事件の現場のいま | 毎日新聞

                                              1966年、静岡県清水市(現静岡市)のみそ製造会社の専務宅が放火され、焼け跡から4人の他殺体が見つかった。事件の容疑者として逮捕された袴田巌さん(88)は一度は死刑が確定したものの、静岡地裁でやり直し裁判(再審)が開かれている。赴任して3年目。再審取材を担当しているものの、思えば事件現場は未訪問だった。58年も前に起きた事件だが、往事の痕跡は残っているのだろうか。現地に向かった。 当時の写真を手がかりに 静岡市中心部から車で国道1号を東に約40分。事件現場は今では閑静な住宅街となっていた。 かつても住宅が建ち並んでいたというが、58年前、ここには、みそ工場があった。

                                                袴田巌さん再審:58年前の痕跡あちこちに 記者が感じた袴田事件の現場のいま | 毎日新聞
                                              • 「袴田事件」東京高裁の再審決定 検察の特別抗告きょうが期限 | NHK

                                                いわゆる「袴田事件」で死刑が確定した袴田巌さんの再審=裁判のやり直しを認めた東京高等裁判所の決定について、検察が不服として特別抗告する場合、20日が期限です。弁護側は審理がさらに長期化するとして特別抗告の断念を求めていて、検察の判断が注目されます。 袴田巌さん(87)は、57年前の1966年に今の静岡市清水区で一家4人が殺害された事件で死刑が確定しましたが、無実を訴えて40年余りにわたって裁判のやり直しを求め、東京高等裁判所は今月13日、再審を認める決定をしました。 決定は、死刑判決の決め手となった証拠「5点の衣類」について「袴田さんが犯行時に着ていたという確定判決の認定には合理的な疑いが生じる」と指摘し、さらに「衣類は第三者が隠した可能性が否定できず、事実上、捜査機関による可能性が極めて高い」と証拠のねつ造の疑いにまで言及しました。 検察はこの決定に不服があれば最高裁判所に特別抗告できま

                                                  「袴田事件」東京高裁の再審決定 検察の特別抗告きょうが期限 | NHK
                                                • 袴田事件、再審開始決定 証拠捏造に言及「犯人と言えず」―第2次請求差し戻し審・東京高裁:時事ドットコム

                                                  袴田事件、再審開始決定 証拠捏造に言及「犯人と言えず」―第2次請求差し戻し審・東京高裁 2023年03月13日18時06分 袴田巌さんの第2次再審請求差し戻し審で、「再審開始」などと書かれた垂れ幕の前で笑顔の姉ひで子さん(中央)ら=13日午後、東京都千代田区 1966年に静岡県でみそ会社専務一家4人が殺害、放火された「袴田事件」で死刑が確定し、2014年の静岡地裁の再審開始決定で釈放された元従業員の袴田巌さん(87)の第2次再審請求差し戻し審で、東京高裁の大善文男裁判長は13日、再審開始を認める決定をした。 袴田さん、再審決定後に笑顔 支援者らとドライブも―浜松 事件の約1年2カ月後に工場のみそタンクから見つかり、犯行着衣とされた「5点の衣類」について、「捜査機関による隠匿の可能性が極めて高い」とし、証拠が捏造(ねつぞう)された疑いに言及。「袴田さんを犯人と認定することは到底できない」とし

                                                    袴田事件、再審開始決定 証拠捏造に言及「犯人と言えず」―第2次請求差し戻し審・東京高裁:時事ドットコム
                                                  • 特別抗告断念「勝ち目がない」 袴田事件、検察が恐れたダメージ | 毎日新聞

                                                    特別抗告断念の一報を受け、記者会見に臨む弁護団とオンラインで参加する袴田巌さんの姉秀子さん(右)=東京都千代田区で2023年3月20日午後5時2分、三浦研吾撮影 東京高裁が再審の扉を開いた袴田巌さん(87)の再審請求審で、20日に最高裁への特別抗告を断念した検察当局は、証拠の捏造(ねつぞう)を指摘した高裁決定を不服としながらも、静岡地裁に続く再審開始決定で土俵際に追い込まれて“撤退”を余儀なくされた。今後の再審公判で有罪立証を試みるのかは明らかにしていないが、過去の例から有罪判決を引き出すのは極めて困難な情勢だ。袴田さんの逮捕から間もなく57年。刑事司法も検証が求められることになる。 「捏造は論理が飛躍」相次いだ不満 「再審公判で検察として対応を取ることになるので、詳細は差し控えたい」 東京高検の山元裕史次席検事は20日午後6時45分、集まった記者に対応した。静岡地裁で始まる再審公判で有罪

                                                      特別抗告断念「勝ち目がない」 袴田事件、検察が恐れたダメージ | 毎日新聞
                                                    • 着衣血痕「赤み残らない」 法医学者、弁護側主張沿う証言―袴田事件:時事ドットコム

                                                      着衣血痕「赤み残らない」 法医学者、弁護側主張沿う証言―袴田事件 2022年07月22日20時34分 「袴田事件」の第2次再審請求差し戻し審で、専門家への証人尋問終了後に記者会見した袴田ひで子さん=22日午後、東京都千代田区 「袴田事件」で死刑が確定した袴田巌さん(86)=釈放=の第2次再審請求差し戻し審で、法医学者2人の証人尋問が22日、東京高裁(大善文男裁判長)で非公開で行われた。犯行時の着衣とされた衣類に付着した血痕の「赤み」について、「化学的に赤みが残ることはない」と証言した。 「袴田事件」再審なるか◆揺れる司法のポイントは【時事ドットコム取材班】 衣類は事件の約1年2カ月後にみそタンクから見つかり、弁護団は「黒褐色」に変色したとの実験結果から証拠の捏造(ねつぞう)を主張している。 記者会見した弁護団によると、2人は弁護側鑑定書を作成した旭川医科大の清水恵子教授と奥田勝博助教。血痕

                                                        着衣血痕「赤み残らない」 法医学者、弁護側主張沿う証言―袴田事件:時事ドットコム
                                                      • 取り調べは「拷問」、裁判長は勘違い、エリート調査官も「誤り」 「袴田事件」の経過を改めてたどって判明した、刑事司法のずさんな実態(後編)(47NEWS) - Yahoo!ニュース

                                                        1966年に静岡県で起きた「こがね味噌」専務家族4人殺害事件。逮捕された袴田巌さんは、長時間に及ぶ警察の取り調べで意識朦朧とする中、「自白」させられた。静岡県では、これ以前にも似たような過酷な取り調べを経て自白調書が作成され、死刑判決後に再審で無罪となった事件がある。「島田事件」だ。捜査主任は、袴田さんの取り調べにも駆り出された天竜署次長の羽切平一警部。国家地方警察(国警)静岡県本部の職員録を見ると、羽切氏は島田事件当時、捜査課で強盗や殺人事件を担当する強力係長だったことが分かる。取り調べの実態を知れば、犯行を告白した「自白調書」がいかに信用できないかが見えてくる。(共同通信=藤原聡) 【前編はこちら】 https://www.47news.jp/47reporters/9049392.html ▽名刑事から一転、「拷問王」と呼ばれた警部補 「スワッタママデ私ハ小便ヲモラシタノデアリマス」

                                                          取り調べは「拷問」、裁判長は勘違い、エリート調査官も「誤り」 「袴田事件」の経過を改めてたどって判明した、刑事司法のずさんな実態(後編)(47NEWS) - Yahoo!ニュース
                                                        • 静岡県警が生んだ《昭和の拷問王》の呪縛に終止符か…再審判決「袴田事件」が突き付けた冤罪大国・日本の「司法のいい加減さ」(工藤 隆雄) @gendai_biz

                                                          58年にわたる闘いがついに決着 9月26日、今から58年も前の昭和41年に起きた袴田事件の再審裁判の判決が静岡地裁で下される。 検察は国家機関の面子のために袴田が真犯人だと主張するだろうが、証拠が警察に捏造されたことが暴露されていることなどから無罪になる公算は大きい。 無罪の場合、戦後の4大冤罪死刑事件と数えられる、免田事件(昭和23年、熊本県、同58年無罪)、財田川事件(昭和25年、香川県、同59年無罪)、島田事件(昭和29年、静岡県、平成元年無罪)、松山事件(昭和30年、宮城県、同59年無罪)に、この袴田事件が加わり、5大冤罪死刑判決となる。 そうなると、冤罪大国・日本の「司法のいい加減さ」がさらけ出され、国民から警察、検察、裁判所は信頼を一層なくすことだろう。 この袴田事件は突如として起きた冤罪と思う人もいるかも知れないが、そうではない。日本の司法には昔から冤罪体質があり、それが起こ

                                                            静岡県警が生んだ《昭和の拷問王》の呪縛に終止符か…再審判決「袴田事件」が突き付けた冤罪大国・日本の「司法のいい加減さ」(工藤 隆雄) @gendai_biz
                                                          • 袴田巌さん再審:「捏造断じたことは強い不満」検事総長の談話全文 袴田事件控訴断念 | 毎日新聞

                                                            1966年6月に静岡県清水市(現静岡市)で一家4人を殺害したとして、強盗殺人などの罪に問われ死刑が確定した袴田巌さん(88)に対するやり直しの裁判(再審)の静岡地裁・無罪判決について、検察当局は8日、控訴を断念すると発表した。畝本直美検事総長は談話を出し、静岡地裁の無罪判決について「捜査機関の捏造(ねつぞう)を断じたことは強い不満を抱かざるを得ない」と指摘。その上で、「袴田さんが法的地位が不安定な状況に置かれてきたことに思いを致した」とした。談話の全文は以下の通り。 ○結論 検察は、袴田巌さんを被告人とする2024年9月26日付静岡地方裁判所の判決に対し、控訴しないこととしました。 ○23年の東京高裁決定を踏まえた対応 本件について再審開始を決定した23年3月の東京高裁決定には、重大な事実誤認があると考えましたが、憲法違反等刑事訴訟法が定める上告理由が見当たらない以上、特別抗告を行うことは

                                                              袴田巌さん再審:「捏造断じたことは強い不満」検事総長の談話全文 袴田事件控訴断念 | 毎日新聞
                                                            • 袴田事件、証拠「捏造」の可能性にまで言及した高裁決定…捜査当局に衝撃(読売新聞オンライン) - Yahoo!ニュース

                                                              いったん閉じかけた再審の重い扉が再び開かれた。57年前に起きた「袴田事件」で、東京高裁は13日、死刑が確定した袴田巌・元被告(87)について、再審開始を認める決定を出した。袴田元被告は犯人ではない可能性があるとし、捜査機関による証拠の「捏造(ねつぞう)」の可能性にまで言及。支援者からは歓喜の声が上がる一方、捜査当局には衝撃が走った。 【写真】「再審開始」などの旗を掲げる袴田元被告の弁護団(13日)

                                                                袴田事件、証拠「捏造」の可能性にまで言及した高裁決定…捜査当局に衝撃(読売新聞オンライン) - Yahoo!ニュース
                                                              • 【全文】袴田巌さんの姉・ひで子さんへのインタビュー いわゆる「袴田事件」、無罪判決で思うこと | TBSラジオ

                                                                1966年に静岡県で一家4人が殺害されたいわゆる「袴田事件」。この事件の犯人として逮捕された袴田巌さんは、無実を訴えたものの、死刑判決まで言い渡されるに至りました。事件から58年後、9月26日に行われたやり直し裁判で、とうとう、巌さんに無罪が言い渡されました。この事件によって大き

                                                                  【全文】袴田巌さんの姉・ひで子さんへのインタビュー いわゆる「袴田事件」、無罪判決で思うこと | TBSラジオ
                                                                • 幻覚、妄想…「拘禁反応」の恐ろしさとは? 袴田事件で浮き彫りに 再審無罪ならば回復するのか:東京新聞 TOKYO Web

                                                                  3月下旬、再審開始決定が出た翌日の静岡市での報告集会。マイクを握った袴田さんは自ら来場者に語り掛けた。再審公判で無罪判決が確定すれば、43年もの間、背負い続けてきた「死刑囚」の呼称はようやく外れる。とはいえ、支援者の山崎俊樹さん(69)によると、現状を理解しているかは定かでないという。 袴田さんは2014年3月に静岡地裁が拘置の停止を決定し、釈放された後、浜松市内で姉ひで子さん(90)とともに暮らしてきた。釈放当初から今に至るまで、会話もほとんど成り立たない。「袴田事件は存在しない」「裁判は終わった」といった事実とずれた発言が今も続く。

                                                                    幻覚、妄想…「拘禁反応」の恐ろしさとは? 袴田事件で浮き彫りに 再審無罪ならば回復するのか:東京新聞 TOKYO Web
                                                                  • 袴田事件再審無罪判決、検察として控訴は不可避、「法相指揮権による最終決着」しかない(郷原信郎) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                                                                    1966年に静岡県の味噌製造会社の専務一家4人が殺害・放火された、いわゆる「袴田事件」の再審で、9月26日、静岡地裁(國井恒志裁判長、谷田部峻裁判官、益子元暢裁判官)は、死刑が確定していた袴田巌氏に対して無罪の判決を言い渡した。死刑が確定した事件で再審が開始された事件が4件あるが、いずれも再審の一審で無罪判決が出され、検察官が控訴することなく、そのまま確定している。 袴田事件の再審無罪判決も、結論は予想どおりであり、再審請求審、再審で長年にわたって戦い続けてきた弁護団の「全面勝利」の判決で、58年ぶりに袴田氏の潔白が明らかになったのだから、一日も早くそれが「司法の最終判断」となるよう、「検察は控訴をすべきではない」、「即刻上訴権放棄をして、無罪判決を確定させるべき」という論調が大半である。 しかし、今回の再審判決の内容を仔細に検討すると、検察にとっては、「到底受け入れがたい判決」であり、ま

                                                                      袴田事件再審無罪判決、検察として控訴は不可避、「法相指揮権による最終決着」しかない(郷原信郎) - エキスパート - Yahoo!ニュース
                                                                    • 酒造唯@「誰が科学を殺すのか」科学ジャーナリスト賞2020を受賞 on X: "袴田事件に関する報道でおわびを出したのは毎日と東京 https://t.co/aHqObMyGbY"

                                                                      • “袴田事件” 東京高裁 再審認める決定 検察の対応が焦点に | NHK

                                                                        57年前、静岡県で一家4人が殺害されたいわゆる「袴田事件」で、死刑が確定した袴田巌さんについて東京高等裁判所は13日「有罪の根拠とされた証拠に合理的な疑いが生じた」と判断し、再審=裁判のやり直しを認める決定をしました。今後は、検察が最高裁判所に特別抗告するかが焦点となります。 袴田巌さん(87)は、57年前の1966年に今の静岡市清水区で一家4人が殺害された事件で死刑が確定しましたが、無実を訴え、裁判のやり直しを求めています。 9年前、静岡地方裁判所が再審を認める決定を出し、袴田さんは死刑囚として初めて釈放されましたが、その後の東京高裁は再審を認めず、最高裁は再び東京高裁で審理するよう命じていました。 2回目となる東京高裁の決定が13日出され、死刑判決の決め手となった証拠「5点の衣類」について「袴田さんが犯行時に着ていたという確定判決の認定には合理的な疑いが生じる」と指摘して再審を認めまし

                                                                          “袴田事件” 東京高裁 再審認める決定 検察の対応が焦点に | NHK
                                                                        • 5点の衣類、市民のアイデアが「有罪」突き崩す 袴田事件再審確定 | 毎日新聞

                                                                          支援者と弁護団が実施した「みそ漬け実験」後の衣類。衣類に付着した血痕は半年間で黒褐色に変わり赤みは残らなかった=2010年8月29日撮影(袴田巌さんの弁護団提供) 1966年6月に静岡市(旧静岡県清水市)で一家4人が殺害された強盗殺人事件で死刑が確定し、2014年3月に静岡地裁の再審開始決定で釈放された袴田巌さん(87)の再審請求で、東京高検は再審開始を認めた東京高裁差し戻し審決定について、最高裁への特別抗告を断念した。検察側が白旗を揚げたことで「開かずの扉」がようやく開いた。袴田さんの「無実の叫び」が届くまでの道のりを追った。 ◇ 「これは決定的な証拠になる」 2010年8月、人の血液を付着させた衣類をみそ漬けする実験に取り組んでいた袴田巌さん(87)の再審請求の支援者たちは、半年間漬け込んだ衣類をみそから取り出し歓声を上げた。袴田さんを死刑とした確定判決では、みそ漬けされた犯行時の犯人

                                                                            5点の衣類、市民のアイデアが「有罪」突き崩す 袴田事件再審確定 | 毎日新聞
                                                                          • 【袴田事件】裁判長は「異臭がするので臭いに弱い方はご退席ください」 記者が再審法廷で目撃した異様な光景とは | デイリー新潮

                                                                            「週刊新潮」の発売前日に速報が届く! メールマガジン登録 デイリー新潮とは? 広告掲載について お問い合わせ 著作権・リンクについて ご購入について 免責事項 プライバシーポリシー データポリシー 運営:株式会社新潮社 Copyright © SHINCHOSHA All Rights Reserved. すべての画像・データについて無断転用・無断転載を禁じます。

                                                                              【袴田事件】裁判長は「異臭がするので臭いに弱い方はご退席ください」 記者が再審法廷で目撃した異様な光景とは | デイリー新潮
                                                                            • 新聞各紙、テレビ各局は袴田事件の報道を自己検証せよ - 高田昌幸|論座アーカイブ

                                                                              新聞各紙、テレビ各局は袴田事件の報道を自己検証せよ 当局取材への依存と記者クラブ制に切り込んでこその検証だ 高田昌幸 東京都市大学メディア情報学部教授、ジャーナリスト 57年前の一家4人殺害事件で死刑が確定した袴田巌さん(87)=釈放=について、東京高裁は今年3月13日、再審開始を認めた静岡地裁決定を支持し、検察側の即時抗告を棄却する決定を出した。検察は最高裁への特別抗告を断念。袴田事件は大きな節目を迎えた。 それを機に新聞テレビは当時の捜査や検察・裁判所の対応を批判する報道を続けている。しかし、袴田さんを“犯人”として扱った事件報道の検証は一向に本格化していない。警察と一体化して犯人探しに狂奔してきた報道機関は、自らの責任をまたもスルーするのか。 犯人視報道した各紙、県警の捜査の称賛も 袴田事件の発生は1966年6月30日午前2時ごろだった。静岡県清水市(現在は静岡市清水区)で味噌製造会

                                                                                新聞各紙、テレビ各局は袴田事件の報道を自己検証せよ - 高田昌幸|論座アーカイブ
                                                                              • 静岡県警が生んだ《昭和の拷問王》の呪縛に終止符か…再審判決「袴田事件」が突き付けた冤罪大国・日本の「司法のいい加減さ」(現代ビジネス) - Yahoo!ニュース

                                                                                9月26日、今から58年も前の昭和41年に起きた袴田事件の再審裁判の判決が静岡地裁で下される。 【写真】アメリカの極悪刑務所に10年間服役した元ヤクザの当時のヤバすぎる「威容」 検察は国家機関の面子のために袴田が真犯人だと主張するだろうが、証拠が警察に捏造されたことが暴露されていることなどから無罪になる公算は大きい。 無罪の場合、戦後の4大冤罪死刑事件と数えられる、免田事件(昭和23年、熊本県、同58年無罪)、財田川事件(昭和25年、香川県、同59年無罪)、島田事件(昭和29年、静岡県、平成元年無罪)、松山事件(昭和30年、宮城県、同59年無罪)に、この袴田事件が加わり、5大冤罪死刑判決となる。 そうなると、冤罪大国・日本の「司法のいい加減さ」がさらけ出され、国民から警察、検察、裁判所は信頼を一層なくすことだろう。 この袴田事件は突如として起きた冤罪と思う人もいるかも知れないが、そうではな

                                                                                  静岡県警が生んだ《昭和の拷問王》の呪縛に終止符か…再審判決「袴田事件」が突き付けた冤罪大国・日本の「司法のいい加減さ」(現代ビジネス) - Yahoo!ニュース
                                                                                • 弁護士戸舘圭之【袴田事件弁護団】 on Twitter: "都市公園法1条を根拠に水着撮影会のための貸し出しを認めるなと言っていることの意味を本当に分かっているのでしょうか? その論法でいけば下手すりゃメーデーとか赤旗祭りだってダメにされかねないですよ。。"

                                                                                  新着記事