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角川文庫 ライトノベルの検索結果1 - 40 件 / 114件

  • 『転スラ』や『葬送のフリーレン』を本当に「ファンタジー」と呼ぶべきなのかどうか考えてみた。 - Something Orange

    こんなツイートを見かけたので、ちょっと言及してみた。 そういえば、どうせ魔法も神も居るファンタジー異世界なら、そもそも大地が丸くないとか、宇宙とそこに浮かぶ惑星上じゃないとか、そういう異世界を見たい気もするんだけど、近年のRPGとかそれ風世界作品とかでそういうのは不思議と見ない気もしますね… — 理間 高広(COMITIA145 E35a"Strangeness") (@Rima_tk) 2023年10月3日 近年の日本の作品ではないけれど、テリー・プラチェットの『ディスクワールド』シリーズは「巨大な亀の背中に4頭の巨大な象に支えられ、ゆっくり回転する「円盤」」の上が舞台ですね。あと、タニス・リーの『平たい地球』は「地球が平らかなりし頃」の物語です。 https://t.co/w3JCwAajNP — 海燕 (@kaien) 2023年10月4日 ツイートしたあと思い出したのだが、ひかわ玲

      『転スラ』や『葬送のフリーレン』を本当に「ファンタジー」と呼ぶべきなのかどうか考えてみた。 - Something Orange
    • 民俗学っぽいマンガとは何か ——民俗学者が出てくるマンガまとめ - 猫は太陽の夢を見るか:番外地

      しかし、世間では「妖怪は民俗学が扱うものだ」と考えるのがどうも一般的な捉え方のようです。翻って、「民俗学は妖怪を研究する学問だ」と考えている人までいるようです。 これは、明らかな誤解というよりありません。 (京極夏彦『文庫版 妖怪の理 妖怪の檻』角川文庫、角川書店、2011年、32頁) 「独断と偏見で選ぶ〝民俗学っぽいマンガ〟」を選ぶために このように思ったことはないだろうか。 「ホラーとかオカルト系のマンガって、たいてい民俗学者っぽいキャラが出てくるよね」 わかる。 でもじゃあ、実際、民俗学者が出てくるマンガってどんなものがあって、それってどれくらいあるのだろうか? そもそも、ホラーとかオカルトとか伝奇とか妖怪とかのマンガには、どうしてよく民俗学者が出てくるのだろうか? しかし、その問いに答えることは、実は容易ではない。 なぜか。 たとえば、考古学には、櫻井準也『考古学とポピュラー・カル

        民俗学っぽいマンガとは何か ——民俗学者が出てくるマンガまとめ - 猫は太陽の夢を見るか:番外地
      • ここ10年で「滅茶苦茶面白いな!」って自分が感じたコンテンツを思い出してみる。1【追記したよ】

        最近ドクターストーンというアニメの録画を見て年甲斐も無く「滅茶苦茶面白いなこれ!」って思って感動した。 人生って嫌な事も多くて、正直先も真っ暗で最終的に悲惨な結末を迎えるかもしれないな…って暗い想像をする事もよくあるんだけど そういう時ベタだけど「うわめっちゃおもしれえなこれ!」ってコンテンツに出会えたらそれが一瞬でも生き甲斐になれる事がある気がする なのでここ10年という最近に「これに触れる事が俺の生き甲斐なんだ!」ってくらいハマった物を少しずつ思い出して一度書き出してみたくなった 思い出せない物も沢山あるだろうけど、それでもその時その一瞬でも楽しめたのならきっと幸せな事だったんだと思う。ハマった年も覚えているなら書く事にする。 クロスアンジュ 天使と竜の輪舞(2014年)生まれて初めて最後まで追った深夜アニメ。このアニメを録画するためにブルーレイレコーダーを購入した。 機動戦士ガンダム

          ここ10年で「滅茶苦茶面白いな!」って自分が感じたコンテンツを思い出してみる。1【追記したよ】
        • SF小説の表紙はなぜキャラ絵ばかりなのか問題について

          論争の概要 ・あるSF編集者が自分の担当したアンソロジー本(『日本SFの臨界点』と『2010年代SF傑作選』)の表紙を掲載し、そのツイートが広くバズった。 ・それを見てある読者が twitter で以下のような発言を行い、反響を呼んだ。 「なんでSF小説とかアンソロの表紙って漫画・アニメ絵の女の子ばっかなの?恥ずかしくて持ち歩けないんだけど。自らターゲット狭めてマーケット小さくしてる気がする。(中略)誰も彼も「売れるから」で思考停止している気がしてならない。」 それに対して当該編集者がfusseterで以下のような反論を行った。 ・「女の子」に関して ・イラストレーターには『性別を指定しない抽象的なキャラクター像』で発注したもので、『女の子』ではない, ・キャラクター的であることそのものに対する違和感にしても、少なくとも現場ではそういうものにしようという意向ではなかった。 ・「恥ずかしい」

            SF小説の表紙はなぜキャラ絵ばかりなのか問題について
          • 外国人が帰化すると自由に姓を選べる→存在しないはずだった「あの苗字」の実在が確認されました「いいなぁ〜!」

            リンク Wikipedia 涼宮ハルヒシリーズ 涼宮ハルヒシリーズ(すずみやハルヒシリーズ)は、『涼宮ハルヒの憂鬱』(すずみやハルヒのゆううつ)をはじめとしたライトノベルシリーズ。作者は谷川流、イラストはいとうのいぢ。角川スニーカー文庫(角川書店)より2003年6月から刊行されている。2019年1月からは角川文庫からも刊行されている。 第8回スニーカー大賞<大賞>作品。『このライトノベルがすごい!』2005年版で作品部門第1位。 エキセントリックな女子高校生・涼宮ハルヒが設立した学校非公式クラブSOS団のメンバーを中心に展開する、「ビミョーに非日常系 66 users 53

              外国人が帰化すると自由に姓を選べる→存在しないはずだった「あの苗字」の実在が確認されました「いいなぁ〜!」
            • 名作で振り返るライトノベル40年史

              好きな作品を挙げながらライトノベルの歴史を振り返ろうという試みです。ライトノベルを読み始めたのは、男性向けだと『キマイラ吼』、女性向けだと『なぎさボーイ』からなので、そこら辺から振り返っていきますね。だいたい40年ぐらいのライトノベル史をカバーしていると思います。 1982年 キマイラ吼 /夢枕獏 /ソノラマ文庫 amazon.co.jpソノラマ文庫は1975年創刊。創刊しばらくは、『宇宙戦艦ヤマト』と『機動戦士ガンダム』のノベライズ、あとは『クラッシャージョウ』(1977年) ぐらいしかヒット作がなかったのだけど、1980年代に夢枕獏と菊地秀行を得て、ようやく安定した人気を獲得する。ただ、夢枕獏と菊地秀行に続く作家が『ARIEL』(1987年) の笹本祐一ぐらいしかいなくて、1990年以降、失速することになるのだけど。 いやまあ、1990年代のソノラマでも、庄司卓の『倒凶十将伝』(199

                名作で振り返るライトノベル40年史
              • KADOKAWAの最大50%還元セールに便乗して時代小説からファンタジーまで、傑作を並べてみた。 - Something Orange

                KADOKAWAの傑作小説を紹介してみる。 ●時代小説 冲方丁『天地明察』 山田風太郎『柳生忍法帖』 山田風太郎『魔界転生』 山田風太郎『八犬伝』 ●SF 池上永一『シャングリ・ラ』 小松左京『復活の日』 小松左京『日本沈没』 小松左京『果しなき流れの果に』 半村良『太陽の世界』 光瀬龍『宇宙年代記【合本版】』 森見登美彦『ペンギン・ハイウェイ』 山田正紀『神狩り』 山本弘『神は沈黙せず(上)(下)』 ●ミステリ 青崎有吾『地雷グリコ』 赤川次郎『三毛猫ホームズの推理』 綾辻行人『Anotehr』 綾辻行人『殺人鬼』 綾辻行人『霧越邸殺人事件』 乙一『GOTH』 馳星周『不夜城』 初野晴『ハルチカシリーズ』 横溝正史『本陣殺人事件』 横溝正史『獄門島』 米澤穂信『古典部シリーズ』 ●ファンタジー 荻原規子『西の善き魔女』 マーガレット・ワイス&トレイシー・ヒックマン『【合本版】ドラゴンラン

                  KADOKAWAの最大50%還元セールに便乗して時代小説からファンタジーまで、傑作を並べてみた。 - Something Orange
                • <秋の読書推進月間>川上未映子「読書は覚悟のいるもの」

                  出版業界が一丸となって読書の秋を盛り上げる、読書推進キャンペーン「本との新しい出会い、はじまる。 BOOK MEETS NEXT 2023」が、2023年10月27日から全国の書店でいっせいにスタートした。それに先立って10月17日にオープニングイベントが開かれ、会場の紀伊國屋ホール(東京・新宿)は本好きの老若男女で埋め尽くされた。今回は、国語の教科書を2日で読破するほど子どもの頃から本が好きという芥川賞作家の川上未映子さんのトーク「言葉で世界とつながること」を紹介する。 「秋の読書推進月間」オープニングイベント(紀伊國屋ホール)の壇上に立った「秋の読書推進月間」運営委員会委員長の高井昌史氏(紀伊國屋書店会長兼社長)、神永学さん(ミステリー作家)、川上未映子さん(芥川賞作家)、渡辺祐真さん(書評家)(写真左から順) 出版業界が一丸となって読書の秋を盛り上げる、読書推進キャンペーン「本との新

                    <秋の読書推進月間>川上未映子「読書は覚悟のいるもの」
                  • 今までの人生で脳汁がでるほど嵌ったコンテンツ125 +α本 - orangestarの雑記

                    最近、頭おかしくなることがない。 www.karzusp.net かーずさんが、いつの間にか製麺業を引退していた。いろいろ理由はあったのだろうけれども、大きなきっかけは『『ゼルダの伝説BoW』をプレイできました。これがもう、快楽物質ドバドバ出て昇天し』かけたかららしい。 脳汁どばどば。 そういえば、最近、そういう体験をしていない。『うえええぇええええっぇえっ!おもしっれええぇええ!脳汁でるぅううううう!じぬううぅううう!』してない。もう数年もしていない。歳をとると、感性も摩耗して、すげーすげーしづらくなる。少なくとも自分はそうで。だから、脳汁びゃーできる人が羨ましい、自分が悲しい。嫁はゴリゴリと脳汁出して、今は若俳にはまっているけれども。あれは別の生き物だから……。 最近、ミドルエイジを迎えた周りのブロガー諸子が人生を振り返っている。これからの人生と今までの人生。 自分は、振り返るにも色々

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                    • (完全版)「ラノベっぽさ」に対する恐るべき鈍感さ 〜とある〝本格ファンタジー〟なろう小説を例に〜 - 本格はてなブログ

                      (08/02追記) 「本格ファンタジー」なろう小説との遭遇 エルフ・「よりどりみどりですなぁ~!」・オブシダンソード 「本格ファンタジー」……?? 「ラノベっぽさ」に鈍感な原因 お願い (06/08追記) (08/02追記) 当該作品ページにリンク張るか最後まで迷ったけど、結局見送りました。 リンク張るべきという声があれば張るので、リプライなりコメントなりマシュマロなりでお願いします。— 佐藤葵 (@srpglove) June 7, 2020 貼りなされ。 むしろここまで書いて貼らないでどうすると言いたい! さもなければ毎日拡散しますよ?— 堅洲(カダス)@ゲームと小説 (@kadas_blue) June 8, 2020 >貼りなされ。 ブックマークで、どの作品の話をしてるか書いてほしいというコメントがあったので、ブログに追記でそちらの作品へのリンクを貼っておきましたが、それとは別の話

                        (完全版)「ラノベっぽさ」に対する恐るべき鈍感さ 〜とある〝本格ファンタジー〟なろう小説を例に〜 - 本格はてなブログ
                      • アニメもマンガもリプレイも! 伝説の名作『ロードス島戦記』の思い出を語ろう。 - Something Orange

                        今日も今日とてTwitterを見ていたら(何、X? 知らないな)、なぜか水野良の『ロードス島戦記』がトレンド入りしていました。どうやらブックウォーカーでセールをやっているおかげらしい。 あるいはこのツイートが原因なのかもしれないけれど、よくわからない。 このキャラの名前と、登場するアニメの名前を知っている方いるかなぁ。 pic.twitter.com/eQTGYdLa1G — 賢龍帝 (@koutei007) 2023年8月2日 いまとなってはファンタジー小説の古典というか、「過去の名作」の位置づけで、あらたに読もうという人もそれほど多くはないと思うけれど、ぼくにとっては青春の一作です。 ぼくがこのシリーズを追いかけていたのはじつに30年以上前、小学生(!)の頃ですが、いまでもパーン、ディードリット、ギム、エト、スレイン、ウッド・チャックらのことは良く記憶していますね。 まあ、それだけ印象

                          アニメもマンガもリプレイも! 伝説の名作『ロードス島戦記』の思い出を語ろう。 - Something Orange
                        • 平成ライトノベル史――#ライトノベルオールタイムベスト のための走り書き|羽海野渉

                          ※この原稿は、2018年末~2019年初頭に羽海野渉が書き、その後『#ライトノベルオールタイムベスト』の選考における指針となった論考である。なお、『PRANK! Vol.4』に掲載された原稿は本稿の草案であり、似ている部分があることをここに記しておきたい。また、2021年現在、少し異なる部分があることを注記しておく。 ですので、過去に書かれた原稿であることを考慮したうえで、『#ライトノベルオールタイムベスト』と合わせて読んでください(今ならもっと違う感じに書きます)。そっちがメインです。 ◆はじめに ライトノベルという単語をご存じだろうか。もしあなたがご存じないとしても、書店などの片隅でアニメや漫画に近いイラストが表紙に装丁された書籍を見たことがあるかもしれない。ライトノベルとは戦前の少年小説や戦後まもなくのジュブナイル小説などを祖として、アニメや漫画などのコンテンツと密接な関係を保ちつつ

                            平成ライトノベル史――#ライトノベルオールタイムベスト のための走り書き|羽海野渉
                          • ラノベとSF、100タイトル挙げてジャンル小説について考えてみた件|慶應SF研究会

                            執筆:古泉函数 はじめに みなさんは、以下のような2ちゃんねるのコピペをご存じでしょうか。 まあ拙者の場合ハルヒ好きとは言っても、 いわゆるラノベとしてのハルヒでなく メタSF作品として見ているちょっと変わり者ですのでwww ダン・シモンズの影響がですねwwww ドプフォwwwついマニアックな知識が出てしまいましたwww いや失敬失敬www ……ブラウザバックするのは、もう少し待っていただきたい。いにしえの2ちゃんのコピペは決して、決して私がマニアックなネット知識でイキるために引用したわけではないのです。私はそんなキモい人間ではありません。ほんとうです……ほんとうです! では、こんなネットの遺物を持ち出してきて、私は何がしたいのか。ここにご注目。 「ラノベとしてのハルヒでなくメタSF作品として見ているちょっと変わり者」 はたしてこの、ラノベをある種のSFと見なす見方は変わり者なのでしょうか

                              ラノベとSF、100タイトル挙げてジャンル小説について考えてみた件|慶應SF研究会
                            • よねぽオタが非オタの彼女に米澤穂信作品を軽く紹介するための10作

                              まあ、どのくらいの数のよねぽオタがそういう彼女をゲットできるかは別にして、 「オタではまったくないんだが、しかし自分のオタ趣味を肯定的に黙認してくれて、その上で全く知らないミステリの世界とはなんなのか、ちょっとだけ好奇心持ってる」 ような、ヲタの都合のいい妄想の中に出てきそうな彼女に、よねぽのことを紹介するために読ませるべき10作を選んでみたいのだけれど。 (要は「脱オタクファッションガイド」の正反対版だな。彼女にミステリを布教するのではなく相互のコミュニケーションの入口として) あくまで「入口」なので、情緒に過大な負担を伴う短編集は避けたい。 できれば長編、シリーズものでも最初の方にとどめたい。 あと、いくらよねぽ的に基礎といっても雑誌でしか読めないものは避けたい。 よねぽの歴史小説好きが「安寿と厨子王ファーストツアー」は外せないと言っても、それはちょっとさすがになあ、と思う。 そういう

                                よねぽオタが非オタの彼女に米澤穂信作品を軽く紹介するための10作
                              • 文庫化記念!現役JKによる『JKハルは異世界で娼婦になった』大紹介!!  - い(い)きる。

                                こんばんワセリン! 正真正銘本物ピッチピチビッチビチの女子高生ブロガーであることころの、JKバル(本名:バル・バス・バウ)だよ!今日は、そんなアタシ達JKにとってのバイブル(聖書)……いやむしろバイブ(性具)!と言っていい傑作小説を紹介しちゃうわよ! は?本物のJKは「わよ」なんて言わない? オメー日本中の現役女子高生一人残らず全員確かめてみたのかよ?違うよな?ああ?っとに、ふざけんじゃねーわよ、死ねわよ。 ……コホン!さて、そのJK小説史に不滅の名を残すタイトルとは…… 平鳥コウ『JKハルは異世界で娼婦になった』で〜っす!ウェ〜イ! 初出は「小説家になろう」の女性向け18禁別館「ムーンライトノベルズ」にて掲載されたweb小説だよ。 JKハルは異世界で娼婦になった - 小説家になろう エロに見せかけてその内に秘めた、フェミニズムとかジェンダーとかエンパワメントとかなんかそんな感じのアレが高

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                                • 「書店にない」ラノベ人気作『涼宮ハルヒの憂鬱』絶版騒動ーー公式反応でファン安堵も看過できない理由は?

                                  谷川流『涼宮ハルヒの憂鬱』(KADOKAWA) 2003年に『涼宮ハルヒの憂鬱』が発売されて以来ベストセラーとなっている『涼宮ハルヒ』シリーズ。2000年代のライトノベルの金字塔であるだけでなく、京都アニメーションによってアニメ化されて大ヒット。京アニの評価を決定づけた、この時代を象徴するアニメのひとつとされている。 そんな『涼宮ハルヒ』シリーズの公式Xが、7月16日に行ったポストがファンの間で話題になっている。それは以下のようなものだ。 「涼宮ハルヒ」シリーズはいずれも紙の本での販売を継続しており、絶版にはなっておりません! 今でも少しずつ重版を重ねて書店さんに置いていただいています。安心してお楽しみください! もちろん全巻電子書籍も発売中です。 角川スニーカー文庫版も、角川文庫版も、どちらも発売中です。気に入った装丁でぜひお手に取ってください! 「涼宮ハルヒ」シリーズはいずれも紙の本で

                                    「書店にない」ラノベ人気作『涼宮ハルヒの憂鬱』絶版騒動ーー公式反応でファン安堵も看過できない理由は?
                                  • ライトノベルに(ジュブナイル・ヤングアダルト・少年向け・少女向け・青年向け・R-18・新文芸・ライト文芸……)全部含んだら、個人がオールタイムベストを構築することは可能なのかに挑んでみた地獄録 ※暫定○|82(ぱに) / 平々八十二

                                    ライトノベルに(ジュブナイル・ヤングアダルト・少年向け・少女向け・青年向け・R-18・新文芸・ライト文芸……)全部含んだら、個人がオールタイムベストを構築することは可能なのかに挑んでみた地獄録 ※暫定○選リストあり ライトノベルオールタイムベストを生み出そう! という動きがある。この記事を書き出してもう多少時間が経っているのでSNSでの反応や熱量はもう変化しているかもしれないが、日本百名山や百名城で代表されるように、そういったベスト選出はあらゆるジャンル・コンテンツで人気があるし、見るのも作るのも面白いものだ。 ライトノベルを中心に据えたオタクエンタメ史の探求をライフワークとしている身としては、もちろん食いつく。思春期の頃は最強デッキ作りではないが、読んだ作品のお気に入りランキングとか隙あらば作っていた気がするよね。基本脳内でだけど。 けど、本格的にエンタメ史を趣味研究するようになってから

                                      ライトノベルに(ジュブナイル・ヤングアダルト・少年向け・少女向け・青年向け・R-18・新文芸・ライト文芸……)全部含んだら、個人がオールタイムベストを構築することは可能なのかに挑んでみた地獄録 ※暫定○|82(ぱに) / 平々八十二
                                    • 人生で影響を受けた本100冊。英語(77) - Qiita

                                      はじめに 下記には、typewriterまたはcomputerのkeyboardで全文写経した本は数冊(すべて英語)あります。 輪講で全部読んだ本、日本語と英語でも読んだ本などもそれぞれ10冊以上あります。 100回以上読んだ本が10冊以上あるような気がします。 影響を受けた本というよりは、愛読書かもしれません。 引用は、 https://bookmeter.com/users/121023 https://booklog.jp/users/kaizen https://www.amazon.co.jp/gp/profile/amzn1.account.AEZYBP27E36GZCMSST2PPBAVS3LQ/ref=cm_cr_dp_d_gw_tr に掲載している自分で書いたreviewです。 最初にあるところに記録し、それからamazonに転載し、10,000冊になった頃にNo.1 R

                                        人生で影響を受けた本100冊。英語(77) - Qiita
                                      • 『ロードス島戦記』の歴史~黎明編。伝説はコンプティークでのTRPGリプレイ から始まった

                                        『ロードス島戦記』の歴史~黎明編。伝説はコンプティークでのTRPGリプレイ から始まった 文 電撃オンライン 公開日時 2020年05月20日(水) 17:00 最終更新 2020年10月20日(火) 01:00 『ロードス島戦記』は、日本発の壮大なファンタジー作品です。呪われた島“ロードス”を舞台に、若き戦士・パーンや、“帰らずの森”の美しき女エルフ・ディードリットをはじめとする若者たちが冒険を繰り広げ、やがてロードス島の歴史をも動かしていく活躍を描きます。 1988年に作家・ゲームデザイナーの水野良氏による小説版(角川文庫→角川スニーカー文庫)が刊行されて以降、アニメ版やゲーム版の発売などメディアミックス展開も行われ、日本におけるファンタジー作品の草分け的な存在として人気を集めました。 このように30年を超える歴史のあるシリーズですが、2019年8月には人気キャラ・ディードリットも登場

                                          『ロードス島戦記』の歴史~黎明編。伝説はコンプティークでのTRPGリプレイ から始まった
                                        • もうラノベのこと「キャラクター小説」って言うのやめない? - WINDBIRD::ライトノベルブログ

                                          はじめに 「キャラクター小説」。ライトノベルを説明するときによく使われる言葉ですが、例によって定義は曖昧です。そこで「キャラクター小説」の初期の定義を確認し、そこからどのように用法が派生していったかを探り、そして「もう使わんほうがいいんじゃね?」という結論に持っていく、というのがこの記事の主旨となります。 そもそも「キャラクター小説」という言葉がよく知られるようになったのは大塚英志『キャラクター小説の作り方』からだと思うので、そこでの「キャラクター小説」の説明を最初に引用します。 ただし、大前提として『キャラクター小説の作り方』が刊行されたのは2003年(というか2000年からザ・スニーカーで連載されたコラムをまとめたもの)であり、『ハルヒ』ブームなどを経てライトノベルが急拡大していく直前、まだ「ライトノベル」が未成熟でどのように発展していくかわからない、「ライトノベル」という呼称すら十分

                                            もうラノベのこと「キャラクター小説」って言うのやめない? - WINDBIRD::ライトノベルブログ
                                          • 萌え要素ってなんですか?──ラノベ文学としての『とらドラ!』|suzumya

                                            こんばんは~ ここ一ヶ月くらい『とらドラ!』を何回も観たり読んだりしているのですが、『とらドラ!』、実に面白い!(湯川学) しかしあまりにも面白すぎるのでちょっと怖くなってきた。面白いだけでもありがたいのに、萌えもあるとか贅沢すぎる。贅沢すぎて誰かに怒られちゃうんじゃないか? そこで、この記事では『とらドラ!』においてあまりにも調和しすぎている「深み」と「萌え」の二側面について、色々と適当言いながら分析していこうと思います。よろしくお願いします。 【注意事項】 ・若干本編のネタバレあり。原作、アニメを知らなくても十分読めるようになっていますが、一度アニメだけでも通しで見ておくとより楽しめるかもしれません。というか是非見てほしい。最悪この記事は見なくてもいいので『とらドラ!』は見てください。Primeとかdアニとかにあると思います。全25話。 ・便宜上これより後の文章は常体(~だ、~である)

                                              萌え要素ってなんですか?──ラノベ文学としての『とらドラ!』|suzumya
                                            • ライトノベルおよび隣接ジャンルにおける<br/>表紙イラストレーションについて(前編) - メディア芸術カレントコンテンツ

                                              メディア芸術領域の現状をより深く、広く伝えるため愛称を「MACC」とし、総合的な広報用ウェブサイト「メディア芸術カレントコンテンツ(MACC)」として令和5年2月13日リニューアルオープンしました。 (https://macc.bunka.go.jp/) 当サイトは、これまでの記事をアーカイブとして掲載しています。 「ライトノベル」というジャンルはここ20年でますます拡大しているが、その特徴として欠かせないもののひとつがイラストレーションではないだろうか。そんなライトノベルの表紙イラストレーションの系譜をたどっていく本コラム。前編では、ライトノベルの起源と目されることも多いジュブナイル小説をはじめとした小説が、マンガ・アニメと接近していく過程を追う。 天野喜孝による『グインサーガ 20 サリアの娘』(栗本薫著、早川書房、1985年)の装丁画 天野喜孝『天野喜孝 想像を超えた世界』パイインタ

                                                ライトノベルおよび隣接ジャンルにおける<br/>表紙イラストレーションについて(前編) - メディア芸術カレントコンテンツ
                                              • 『ゲーム小説』の一読者視点からのアレコレ【前編・80~90年代コンピュータRPGの時代】 |たいむましん

                                                『ゲーム小説』の一読者視点からのアレコレ【前編・80~90年代コンピュータRPGの時代】 公開日:2021年4月30日センセイ (べ・一文字) 読者の皆様は「ゲーム小説」と聞いて何を思い浮かべるでしょうか? ここで元祖はどうとか本家はどうとかいう話を始めると様々な異論反論が入り乱れてかつライトノベルの定義がどうこうとか余計な方向からの流れ弾も飛んできて宗教戦争かくやと言うペンペン草も生えない焦土状態になる事は火を見るより明らかと思いますので、あくまで個人的な体験・経験則を元に語る「ゲーム小説の蘊蓄」が今回の題材と言う事でお願いします。かつ、文中敬称略です。 まぁそう言った前置きと言うか逃げを打った上でも、現在まで続くライトノベル史の起点とも言うべきタイトルとして『ロードス島戦記』(著・水野良/角川書店(現KADOKAWA))を外す事は出来ないと思います。 元々は『コンプティーク』誌に連載さ

                                                  『ゲーム小説』の一読者視点からのアレコレ【前編・80~90年代コンピュータRPGの時代】 |たいむましん
                                                • 嗚呼、青春の”コバルト文庫”|Small World

                                                  Cobalt-blue spring まだ、”ライトノベル” という言葉が無かった時代の話です。 小学校高学年から中学生になる頃には、自分のお小遣いから、マンガだけでなく文庫本なんかを買ったりするようになったのですが、その頃、自分の買っていた文庫といえば、機動戦士ガンダムの小説が出てた「朝日ソノラマ文庫」、赤川次郎さんのブームが始まった「角川文庫」、そして、今回のテーマ「コバルト文庫」を思い出してしまいます。 「コバルト文庫」は、少女向けのイメージが強いのですが、氷室冴子さんの『なんて素敵にジャパネスク(1984)』以前の、創刊~80年代初期の頃は、少年向けSF作品とかもけっこうあったりして、けっして少女オンリーではなかったんですよね。 今回は、そんな時代の「コバルト文庫」について”note”します。 +  +  +  +  +  + 創刊当初のコバルトシリーズには、前述のようにSF作品も

                                                    嗚呼、青春の”コバルト文庫”|Small World
                                                  • 「角川文庫・ラノベ 読み放題」の対象作品が突如として削減。理由は「諸般の事情」【やじうまWatch】

                                                      「角川文庫・ラノベ 読み放題」の対象作品が突如として削減。理由は「諸般の事情」【やじうまWatch】
                                                    • ライトノベルレーベルや書籍の発売協定について - 読書する日々と備忘録

                                                      5年くらい前に書いた以下の記事。 やはり発売協定などが気になる方が多いのか、未だに検索でアクセスされる方が多いのですが、当時とはまた少し変わってきている部分もあり、上で書いたものをベースに現状を踏まえてもう一度まとめてみました。 まず雑誌コミックを含む雑誌は「同一地区同日発売」という原則があり、首都圏を基準発売日として遠隔地から逆算して先に出荷し、できるだけズレないよう発売日を定めています。確か兵庫県までは同日発売地域、中四国は1日、九州は2日、沖縄は船便もあってさらに1日余計に掛かるので、逆算して出荷日を決めています。(ただ19年4月から中国地方と九州地方で書籍雑誌の発売日が一日遅れるようになりました)。 一方、書籍の発売日は取次協会での協議を経て取次が定める発売協定品を除くと、基本的には一律の発売日というものはなく、書店が入荷した日が発売日となります。そのため中国・九州地区、沖縄、ある

                                                        ライトノベルレーベルや書籍の発売協定について - 読書する日々と備忘録
                                                      • 今注目の中華風ファンタジー18選(19年10月改訂版) - 読書する日々と備忘録

                                                        2022年8月改訂の最新版はこちらになります。↓ 2018年に作った以下の記事。実は検索で当ブログを訪れてくださっている方の中では更新時からずっと一番アクセス数の多い記事であり続けています。 この該当記事の作成から一年以上が経過し、この時点では読んでいなかった作品もあり、新シリーズが刊行されていたり、巻数を重ねていたりでいろいろ当時とは変わってきています。そこで作品・刊行情報などを更新した改訂版を作ろうと思いました。今回は前回記事から入れ替えをしつつ、再び自分が読んだ作品のうち比較的最近に刊行されている18作品を紹介しています。 ちなみに中華風ファンタジーというと当然「十二国記」は?というツッコミが入りそうですが、あの作品は特に紹介しなくても爆発的に売れているので、まあいいだろうということで今回あえてスルーしました(おい 十二国記以外に何かないかな?読んでみたいと思った方向けに紹介する記事

                                                          今注目の中華風ファンタジー18選(19年10月改訂版) - 読書する日々と備忘録
                                                        • 『涼宮ハルヒの憂鬱』と、今のアニメを形作った00年代の流れと、"リアルタイム"の大切さの話|二岡せきぬ

                                                          皆様、大好きな作品との出会いって覚えていらっしゃいますか? アニメじゃなくても良いんです。視聴してみた瞬間に好きになってしまった歌とか、なんとなく借りてみたらハマった映画とか、人気だから読み始めたら本当に面白かった漫画とか、今ではすっかり大好きになったような作品でも最初の出会いは偶発的なものだったと思うんですよ。 なぜ数ある作品の中で特別なものが出てくるのかはわかりませんが、自分の中でビビっと感じる作品と巡り会った瞬間の感動たるや凄まじいものがありまして、そういう瞬間の為に生きてるのかもなとすら感じさせてくれます。 そんな偶然の中から生まれた宝物のような作品が皆様にもあるのではないでしょうか。 僕がそんな作品と出会ったのは2003年の初夏の事。当時ライトノベルにハマりこんでいた僕は、その日も何の気なしに本屋のラノベコーナーを歩いてました。別に探していた本があったわけではないのですが、その中

                                                            『涼宮ハルヒの憂鬱』と、今のアニメを形作った00年代の流れと、"リアルタイム"の大切さの話|二岡せきぬ
                                                          • 角川文庫・ラノベ読み放題、月額760円で開始 「ハルヒ」「SAO」など1万点が対象

                                                            利用には会員登録が必要。支払い方法はクレジットカードの他、Apple ID決済が使える(Apple ID決済の場合は月額840円)。2020年1月末までは、無料で読み放題になるキャンペーンも実施する。 新サービスは、読書の楽しさを伝え、利用者の裾野を広げる狙いがある。今後もラインアップの充実、サービスの拡充を図っていく。 関連記事 古本もらい放題サービス「タダ本」 月額500円で毎月50冊まで中古コミックなど“無料”に 紙の中古本を月に最大50冊まで注文して手に入れられるサブスクリプションサービス「タダ本」が12月2日から始まった。費用は月額250円(税別、送料別)から。 「アフタヌーン」などコミック誌の電子書籍1年分が「ほぼ無料」 講談社の狙いは 講談社のコミック誌バックナンバー1年分が「ほぼ無料」のセール中。狙いを聞いた。 「漫画村」無断アップロードで2人逮捕 運営者に続き事件進展 漫

                                                              角川文庫・ラノベ読み放題、月額760円で開始 「ハルヒ」「SAO」など1万点が対象
                                                            • 読み放題が来た今こそ読みたい「ちょっと古め」のラノベ20選。

                                                              先週末からBOOK☆WALKERで角川文庫・ライトノベル 読み放題というサービスがはじまりました。 しかも、2020年の1/31までは無料で読み放題になるそうです。 というわけで、対象作品の中で私が完結(最新巻)まで読んでいるタイトルの中からちょっと古め(2000年代中心)の完結済(多分)作品のなかからおすすめラノベを20作品リストアップしました。なんで「ちょっと古め」の「完結作品」なのかと申しますとそういうやつはリアルタイムで巻数が増えないため後回しにされがちだと思うからです。私がそうです。新作は多分他にまとめる人がいると思うのでそっちで探してください(「錆喰いビスコ」と「ファイフステル・サーガ」が個人的におすすめです) 何か気に入ったものがあれば手を出してみていただけると比較的古産なラノベ読みとしては冥利に尽きます。 ※なお、この記事は書影を引っ張るためにKindleへのリンクを併用し

                                                                読み放題が来た今こそ読みたい「ちょっと古め」のラノベ20選。
                                                              • 2010年代のライトノベルを振り返る - WINDBIRD

                                                                はい、というわけで2010年代のライトノベルを振り返る記事です。 とりあえず ・後知恵で整理された歴史ですよ ・個人の「史観」が入ってますよ というエクスキューズをしておくのでご了承ください。 では一年ずつ見ていきましょう。 ちなみに「*1」みたいなやつは、だいたい作品の発売年が注記として入っていて、PCならマウスカーソルをあわせるだけで表示されます。スマホは知らん。 2010年 2010年代のライトノベルを語るならば、まず間違いなく「Web小説」と「ライト文芸」がキーワードとなるだろう。奇しくも2000年代最後の年に起きた「ソードアート・オンラインの発売」と「メディアワークス文庫の創刊」という二つのトピックスは予言的だったと言える。 まず、Web小説については『まおゆう魔王勇者』*1から始めるべきか。 まおゆう魔王勇者 (1) 「この我のものとなれ、勇者よ」「断る!」 作者:橙乃 ままれ

                                                                  2010年代のライトノベルを振り返る - WINDBIRD
                                                                • 2019年ライトノベル10大ニュース - WINDBIRD::ライトノベルブログ

                                                                  京都アニメーション放火事件 『フルメタル・パニック!』『涼宮ハルヒの憂鬱』『氷菓』などラノベ原作のアニメを多くヒットさせ、また自社でもラノベレーベルを立ち上げて出版からアニメ化までを行うというビジネスモデルを成功させていた「京都アニメーション」が、2019年7月18日に放火され、多くの人命が失われました。被害者の方々の回復と冥福をお祈りします。 「電撃の新文芸」創刊 電撃文庫のWeb小説系単行本レーベル。ということで編集長が意気込みを語ったりしていました。 【特集】「電撃の新文芸」誕生特別企画 湯浅編集長&清瀬副編集長インタビュー「最後発組の我々はチャレンジャーである」 – ライトノベル総合情報サイト ラノベニュースオンライン ラインナップのなかでは『Unnamed Memory』の評判が良いですね。このラノの単行本部門でも1位でした。 Unnamed Memory I 青き月の魔女と呪わ

                                                                    2019年ライトノベル10大ニュース - WINDBIRD::ライトノベルブログ
                                                                  • 2010年代ライト文芸ベスト20作品 - 読書する日々と備忘録

                                                                    2010年代の作品を振り返る企画、ライトノベル青春小説、ライトノベルファンタジーに続く第三弾はライト文芸編です。ここではライト文芸レーベルから2010年以降に刊行された作品を対象に20作品セレクトしています。 ただ、企画立案段階で20作品でこれはというものを選びきれるのか…という懸念はあったのですが、やはりというか選んでみたらシリーズ作品が存在感ありすぎて、単巻ものを1冊も選べないという結果に…orz シリーズもののみの振り返りというのもあれなので、単巻ものを対象に改めて別に1本企画を作ることにしました。というわけで今回はシリーズもののみの紹介になりますが、それでも泣く泣く削ったシリーズ作品がいくつもあったのは言うまでもありません。 【追記】 ↓というわけで単巻作品編作りました。 1.ビブリア古書堂の事件手帖 (メディアワークス文庫 2011-2018) 全7巻+別巻1巻 ビブリア古書堂の

                                                                      2010年代ライト文芸ベスト20作品 - 読書する日々と備忘録
                                                                    • 第10回 セカイ終末戦争「SF思春期人間VS思春期SF」 - SF音痴が行くSF古典宇宙の旅  SF幼年期再読篇|WEB本の雑誌

                                                                      古典SFを読み始めて3年が過ぎ、「SF的自我の目覚め」を迎えた高野秀行が、かつて読んでいたSF名作の再読に挑む。 思春期は人間にとって最も厄介な時期である。自意識がMAXまで膨れあがり、「世界とは何か」とか「××とはこうあるべき」みたいな壮大なテーマを語りたがる。世界の裏には普通の人たちが気づかない真実が潜んでいてなぜか自分(を含む一部の人間)だけがそれを知っていると思いたがる。そして、思春期はどのジャンルにも存在する。 私もこの連載を始めてもう4年、そろそろSF幼年期が終わり、SF思春期に差し掛かってきた気がする。人生的にいえば中学二年生レベルだ。その証拠に最近「SFとは何か?」とか「この小説は果たしてSFなのか?」とか「この作品の裏には別の解釈があるのでは?」なんてことばかり考えてしまう。どう見ても私ごときのSF読書歴ではそんなことを語る資格も能力もないのに。私がSFの定義や古典SF作

                                                                        第10回 セカイ終末戦争「SF思春期人間VS思春期SF」 - SF音痴が行くSF古典宇宙の旅  SF幼年期再読篇|WEB本の雑誌
                                                                      • 賞金総額600万円、KADOKAWAが主催する日本最大級のWeb小説コンテストが「カクヨム」にて12月に開催!

                                                                        賞金総額600万円、KADOKAWAが主催する日本最大級のWeb小説コンテストが「カクヨム」にて12月に開催! 受賞作には映画化、漫画化のチャンスも! 株式会社KADOKAWA(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:夏野剛、以下KADOKAWA)は、株式会社はてな(本社所在地:京都市中京区 代表取締役社長:栗栖義臣)と共同で開発したWeb小説サイト「カクヨム」において、2021年12月1日から2022年1月31日まで、エンタテインメント小説を幅広く募集する「第7回カクヨムWeb小説コンテスト」を開催します。 ■「第7回カクヨムWeb小説コンテスト」特設ページ:https://kakuyomu.jp/special/entry/kakuyomu_web_novel_007 「カクヨムWeb小説コンテスト」は、Web小説の世界に新たな潮流を巻き起こすべく設立された、日本最大級の小説コンテストで

                                                                          賞金総額600万円、KADOKAWAが主催する日本最大級のWeb小説コンテストが「カクヨム」にて12月に開催! 
                                                                        • ラノベ=レーベル論が絶対正義

                                                                          ラノベとは一体何か、の定義論が2021年ですらいつまで経っても定まらないが 原因はレーベル論以外の定義が全て無限の例外判定処理が必要なクソ理論ばかりなせいで 議論が一向に収束しないせいだ。 無限の例外判定処理が必要な時点で定義論として論外すぎる。 アニメ的な挿絵がある 集英社が人間失格に小畑 健氏が挿絵を描いたりと、一般的な文庫にもイラストが普通に使われたりする現代ではとても実用に耐えない。 逆にイラストのないラノベも当然ある。 15年前くらいまでしか使えないクソ定義。 ・文章の内容がなんたらかんたら 会話が多いだの、描写が多いだの主観的すぎてあいまいな話もそうだが、 当然、一般小説でも純文学でも作風として使用してくる人間はいくらでも出てくるし、 一般小説的な文体でラノベとして売る例もいくらでも存在する。 筒井康隆はラノベとか一生言ってろ。 内容派 もっともらしいことを言っているが、実のと

                                                                            ラノベ=レーベル論が絶対正義
                                                                          • ライトノベルの歴史における遡及範囲の検討と、ゼロ年代ライトノベルの定義についての持論 - ハテナのごとく!

                                                                            はてなブログ用の前書き (必読) はじめに 概要 背景 ライトノベルが未だ未定義な3つの理由 1.先行研究の少なさと、そこに見る未定義の許容 2.SFもまた未定義である 3.越境するライトノベル アプローチ 先行研究 東浩紀が与えた「消費」の概念 「動物化」とは何か 「データベース消費」が示すサブカルチャーの変遷 「シミュラークル」により坩堝と化すサブカルチャー 『デ・ジ・キャラット』に見る「萌え要素」の消費 児童文学とライトノベル ライトノベルの起源はどこまで遡れるのか? ライトノベルの「現実逃避」に至る物的証拠 子供の人権意識から見る、ヤングアダルトの産声と背景 子供の「解放」としての児童文学 児童文学との比較に見るライトノベルの定義 従来のライトノベルの定義の問題点 ライトノベルをあえてベタに読む意味 スノビズムがライトノベルにもたらしたもの おわりに 脚注・出典 はてなブログ用の前

                                                                              ライトノベルの歴史における遡及範囲の検討と、ゼロ年代ライトノベルの定義についての持論 - ハテナのごとく!
                                                                            • 2021年11月に読んだ新作おすすめ本 文庫・単行本編 - 読書する日々と備忘録

                                                                              こちらは2021年11月に読んだ新作おすすめ本 文庫・単行本編です。 ライト文芸8点、一般文庫13点、文芸単行本12点の計33点の紹介になります。 ライトノベル編はこちら↓ ライト文芸ではオレンジ文庫の喜咲冬子さんの新作ファンタジー「青の女公」、石田リンネさんの痛快な王宮ファンタジーミステリ「女王オフィーリアよ、己の死の謎を解け」のほか、辻村七子さんの青春演劇小説「僕たちの幕が上がる」、異世界に召喚されてなかなかできなかったお菓子作りに挑むファンタジー。「幻国の菓子使い」あたりは注目です。 一般文庫では二ヶ月連続刊行の五胡十六国時代を舞台に描く篠原悠希さんの新作「霊獣紀」、弓道ものの青春小説で続刊も期待できそうな「凜として弓を引く」のほか、三秋縋さんの「君の話」、塩田武士さんの「歪んだ波紋」、創元推理文庫の「だから殺せなかった」あたりの文庫化作品はチェックしておきたいところ。 また一般文芸

                                                                                2021年11月に読んだ新作おすすめ本 文庫・単行本編 - 読書する日々と備忘録
                                                                              • 最近のオススメ青春小説 一般文庫/ライト文芸15選 - 読書する日々と備忘録

                                                                                最近ライトノベルの方でも面白い青春小説がたくさん刊行されていますが、ここ最近で一般文庫レーベルやライト文芸レーベルからもいろいろ面白い作品が刊行されたり、文庫化されています。そこで今回は自分の読んだ本の中から15作品を紹介したいと思います。 1.彼女の色に届くまで (角川文庫) 彼女の色に届くまで (角川文庫) 作者:似鳥 鶏 発売日: 2020/02/21 メディア: 文庫 画廊の息子で幼い頃から才能を過信し画家を目指している緑川礼。しかしいつの間にか冴えない高校生活を送っていた礼が、無口で謎めいた同学年の美少女・千坂桜と出会うアートミステリ。礼が衝撃を受けた原石のような彼女の絵の才能。その推理で礼の窮地を救ってみせる桜の意外な一面と、共に過ごすようになってゆく日々。圧倒的な才能を前に平凡な自分を突きつけられる葛藤と少しの打算、生活力皆無な桜が気になって飼育係として世話を焼いてしまう礼の

                                                                                  最近のオススメ青春小説 一般文庫/ライト文芸15選 - 読書する日々と備忘録
                                                                                • 2010年代一般文庫ベスト20作品 - 読書する日々と備忘録

                                                                                  というわけで「ライトノベル青春小説」「ライトノベルファンタジー」「ライト文芸」「ライト文芸 単巻作品編」に続く第五弾は一般文庫編です。 一般文庫とはいっても「一般文庫レーベルで出している本」という意味で、もともとの嗜好的にキャラ文芸寄りではあるのでその点は予めご了承ください(苦笑)ライト文芸編でシリーズものも好きで入れようと思ったら、ものの見事に単巻が入らず別立ててつくることになりましたが、今回は一般文庫はその反省を踏まえて誰でも知っているような長いシリーズものなどはあえて対象外として、巻数少ないものと単巻中心にこれだと思う作品をセレクトしました。 1.君に恋をするなんて、ありえないはずだった (宝島社文庫 2017) 全2巻 君に恋をするなんて、ありえないはずだった (宝島社文庫) 作者:筏田 かつら 出版社/メーカー: 宝島社 発売日: 2017/03/25 メディア: 文庫 勉強合宿

                                                                                    2010年代一般文庫ベスト20作品 - 読書する日々と備忘録