並び順

ブックマーク数

期間指定

  • から
  • まで

1 - 27 件 / 27件

新着順 人気順

認知機構の検索結果1 - 27 件 / 27件

  • note版 突然画力が伸びだした時、僕が発見した事|安倍吉俊

    これは、僕のYouTube動画の台本です。台本、というと、これを朗読しているみたいですが、これをこのまま読み上げているわけではなく、話す内容を整理したり、それを頭に入れるために、まずこのくらい書かないといけないので、コツコツと文字を打って、何度も読み返して、それから話すようにしています。 普段はもう少しメモ書きに近いのですが、今回はしっかり書いたので、noteに置いてみます。 動画はこちらです。あっ、台本の時とタイトル違う……。 これは、僕の予備校時代のある気づきに関する話です。漫画やイラストではなく、鉛筆の石膏デッサンの話ですが、イラストでもこの考え方はそのまま使えます。 絵は基本的には手を動かさないと上手くなりません。でも、ただ枚数をこなしても、上手くなるとは限りません。予備校時代、何年も浪人していて、でもあるレベルで止まってしまう人もいたし、現役生でスイスイと上達していく人もいました

      note版 突然画力が伸びだした時、僕が発見した事|安倍吉俊
    • エピソード - 視点・論点

      スーパーなどでコメの品薄状態が続いて消費者に不安が広がった。今回のことは、日本の未来の農業がどうあるべきなのかを突き付けているという。日本のコメ問題を考える。

        エピソード - 視点・論点
      • 短時間で得られる刺激から距離を置く

        身近な人がデジタルデトックスをやるということを聞き、自分もこれは必要かもしれないかもなと感じたため、自分なりにデジタルデトックスもどきを実践してみています。 実践し始めて1週間ちょっとしか経っていないですが、すでに多くの良い変化を感じられているのでメモしておこうと思います。 なぜ始めたか、何をしているか#はじめに述べたデジタルデトックスすると言っていた人と話している中で、自分は短時間で得られる刺激に悪い意味で慣れてしまっていることに自覚的になりました。 例えば、YouTube Short や Twitter、インスタのストーリー、社内の Times など。 短時間で得られる刺激を摂取しすぎてしまっていることによって感じていた弊害は以下です。 理解できるとか面白さを感じるとか、何らかの結果や刺激を得られるまでに時間がかかるということに対する耐性が減る手軽に得られる面白さに慣れて、自分の感性に

          短時間で得られる刺激から距離を置く
        • 【試し読み】書店員さんから大反響! 精神疾患を抱えた妻の介護と仕事…約20年にわたる苦悩の日々を綴った傑作ルポ『妻はサバイバー』|朝日新聞出版さんぽ

          【試し読み】書店員さんから大反響! 精神疾患を抱えた妻の介護と仕事…約20年にわたる苦悩の日々を綴った傑作ルポ『妻はサバイバー』 妻に異変が起きたのは結婚4年目、彼女が29歳の時だった――。2022年4月20日に発売された、朝日新聞記者・永田豊隆さんのルポルタージュ『妻はサバイバー』。朝日新聞デジタルで連載中、100万PV超の大きな反響がありました。単行本化にあたり、連載のその後の日々を綴られていますが、発売前のゲラを読んだ書店員さんからも大きな反響がありました。病に苦しむ妻が、「私みたいに苦しむ人を減らしてほしい」といった言葉が、本書執筆のきっかけとなったと永田さんは綴っています。 4月18日から28日まで行った期間限定全文公開は終了しましたが、期間中たくさんの方にお読みいただき、様々な感想をいただきました。本当にありがとうございました。「むしろ反面教師にしてほしいところも」ある、「ルポ

            【試し読み】書店員さんから大反響! 精神疾患を抱えた妻の介護と仕事…約20年にわたる苦悩の日々を綴った傑作ルポ『妻はサバイバー』|朝日新聞出版さんぽ
          • 軍事研究家・小泉悠氏が「人の脳が戦場になる」解説 「信じない人」が狙われる<認知戦インタビュー詳報>:東京新聞 TOKYO Web

            交流サイト(SNS)の浸透を背景に、戦争は、人々の考え方の主体となる「脳」を巡る争い「認知戦」に発展しつつある。「人の脳が戦場になる」とは、どういうことなのか。ロシア・旧ソ連諸国を専門とする軍事研究家で、安全保障問題に詳しい小泉悠・東京大学先端科学技術研究センター准教授(42)に聞いた。(聞き手・滝沢学) 認知戦 人の脳など「認知領域」を標的にした戦い。世論の誘導や敵対勢力の撹乱を狙う「情報戦」の一つ。マスメディアを通じたプロパガンダ(宣伝)の流布だけでなく、SNSなどで刺激的な情報発信を繰り返し、人の頭の中に直接働きかけて考え方を先鋭化させ、対立をあおって社会を弱体化させる。陸海空や宇宙、サイバー空間と並ぶ6番目の戦闘領域として「認知領域」が捉えられ、各国で研究が進む。日本では2022年の防衛白書で初めて「認知戦」の用語が登場した。

              軍事研究家・小泉悠氏が「人の脳が戦場になる」解説 「信じない人」が狙われる<認知戦インタビュー詳報>:東京新聞 TOKYO Web
            • 一般にガラスの単レンズでは色収差や球面収差などが強く生じますが、人間の目のレンズである水晶体では、なぜそのようなことが生じないのでしょうか?脳の方で補正しているのでしょうか?

              回答 (9件中の1件目) 網膜の視細胞には、三原色の色を見分ける3種類の「錐体細胞」と、色は見分けられないが暗い所で感度が高い「桿体細胞」があります。色を見分ける錐体細胞は視野の中心部に密集しており、周囲はほとんど桿体細胞が分布しています。すなわち、網膜では中心部(すなわち水晶体レンズの光軸)付近でしか色を捉えていません。したがって、レンズの光軸から外れた所で生じる、色収差による色ずれは、網膜で捉えられていません。 これは信じがたいことだと思われるかもしれません。私も子供の頃は信じがたいと思いました。我々が周囲の光景を見る時、視線の先だけがカラーでその周囲はモノクロだとは見えず、光景の...

                一般にガラスの単レンズでは色収差や球面収差などが強く生じますが、人間の目のレンズである水晶体では、なぜそのようなことが生じないのでしょうか?脳の方で補正しているのでしょうか?
              • 社会人になって数年で歪んだ俺の価値観10選

                心優しい青年だった俺は、社会と労働によって歪められてしまった。今なら声を大にして言える。働いたら負け。 仕事のできない人間は攻撃してもいいと思うようになったこっちも迷惑被ってるんだから別にいいと思う。あわよくば消えていただきたい。 他人とのコミュニケーションを避けるようになった話しててイライラする人間の方が圧倒的に多くなった。学生時代にお前らみたいなやつ全然いなかったけどどこに隠れてたんだ? 自分より苦しんでない人間が許せなくなった楽しいって、何? なんでそんなヘラヘラできるわけ。パパやママに人の痛みを知りなさいって教わらなかった? 時間のかかる娯楽に手を出せなくなったクリアに何日もかかるゲームとか、3時間の映画ですら億劫。3分で見れるからとひろゆきの切り抜きをダラダラと1時間以上眺める毎日。 無職が憎い毎日自由な時間が8時間以上あるのが許せない。むろん仕事を辞める勇気はない。 他人に判断

                  社会人になって数年で歪んだ俺の価値観10選
                • 家庭教師の友人に、子どもが宿題で癇癪を起こすと相談したら頭のいい方法を教えてくれた「仕事にも使える」

                  もーしゃもーしゃ @willichgirl 家庭教師をしている友人。息子が計算問題の宿題とか難しと癇癪で破ると伝えたら、プリント持ってきてと言われた。プリント渡したらおもむろに破き始めた。20問あるからしんどいんだよ。1問ずつにするとなんとどんどんやる。あの時は驚いたなあ。今は、4問正解したら次のもらえますと進化させた。 pic.twitter.com/ejpmWGvcTk

                    家庭教師の友人に、子どもが宿題で癇癪を起こすと相談したら頭のいい方法を教えてくれた「仕事にも使える」
                  • 少しでも助けになるなら私の生存方法を書いてみる。 前提 ADHD である ..

                    少しでも助けになるなら私の生存方法を書いてみる。 前提ADHD である自分は出来損ないである、という自己評価頭が悪いから人に大事にされない、という自己評価この3点は私も共通している。両親については片親で過干渉ではあったが、しかし大切にはしてくれていた。それでもあなたと同じ思考から抜け出せない。これは、境遇、個人の努力を超えて、先天的な脳の作り(ADHD)が大きく関係しているのではないか。これに人間関係の失敗経験が積み重なりフィードバックとなり囚われの強化、すなわち脳の悪い思考プロセスのネットワークの強化になっていくと仮定している。 人間関係の失敗でさらにこの自己評価が補強されてしまい、どうにも身動きができなくなってしまったのだけど、ここから脱するためにやったことを書く。 考え方"考え方"についてはプロに任せ、むしろ考えない方法を身につけたほうがいい。 ADHD は考えるだけ無駄まず、ADH

                      少しでも助けになるなら私の生存方法を書いてみる。 前提 ADHD である ..
                    • 人気絶頂のVTuberを突然の活動休止に追い込む「喰われ」現象とは 活動歴5年の九条林檎が解説する2つの“高リスク要素”「人間もVTuberも追い詰めすぎると壊れるものだ」 | 文春オンライン

                      ――今日はお時間いただきありがとうございます。 九条林檎(以下、林檎) ごきげんよう、我に何か聞きたいことがあるとか? ――VTuberの急な活動休止が続くのが気になっていて、その理由とも言われる「喰われる」現象について教えてください。 林檎 「喰われる」は我が発明した言葉というわけではなくてな。5年もVTuberとして活動する中で、周りで体調を崩して活動を続けられなくなってしまう方をそれなりに見てきたのだが、そういう時に「あの子、喰われちゃったみたい」というような形で我の周りで使われていた言葉なのだ。 ――「喰われ」てしまうと、具体的にはどんな症状が現れるのでしょう。 林檎 周りからみてこれと分かるものは多くないが、一目でわかるほどに元気がない、というのもわかりやすい兆候の1つだな。VTuberの世界は声優業界とも隣接しているので、しっかりと挨拶をする人が多い。その中に「おはようございま

                        人気絶頂のVTuberを突然の活動休止に追い込む「喰われ」現象とは 活動歴5年の九条林檎が解説する2つの“高リスク要素”「人間もVTuberも追い詰めすぎると壊れるものだ」 | 文春オンライン
                      • ジャニオタと認知的不協和|比呂ころく

                        誰にでも納得できないことというものはある。 その「納得できないこと」というのは心のモヤとして溜まり続け、酷いとシコリとして残ってしまう。 私も先日、納得できないことがあった。 怒りというものは得てして意に沿わないことで起こる。 解せない・釈然としない・不服である・面白くない・気に入らない… そういった感情が怒りに繋がっていく。 私の場合は毒マロが来て悲しんでいたら、 「そんなことでパニックになるな」と冷やかされ、「お前が悪い」と二重に叩かれた。 なぜ悲しい気持ちですら他人に指図されないといけないのか、それでその人達に怒った。(効果は得られなかった) むしろ毒マロ以上にそういう風に「自分は違うけど?」と上から目線で指摘してくる人に腹が立った。 私は共感が欲しかったのに帰って来たのは冷酷な分析、 よく「女は話を聞いて欲しかったのに、男はアドバイスする」という事例に似ている。 怒りの第二段階とい

                          ジャニオタと認知的不協和|比呂ころく
                        • 人はなぜ宗教を信じるように進化したのか|河田 雅圭

                          本稿は、人が超自然的存在を信じたり、宗教を信仰したりするようになぜ進化したのかを、認知心理学、脳神経科学、遺伝学、進化学などの研究成果をレビューして、独自に考察したものです。 なぜこんなにも多くの人が宗教や超自然的存在を信じているのだろうか 正月、近所の神社に行くと、厄年を迎える人の生まれた年が大きく看板に書かれている。私は、宗教や神の存在は全く信じていないが、看板に書かれた年が自分の生年と一致していると、何の根拠もなく今年は病気に気をつけようとか、お守りぐらい買っておこうか、などと一瞬考えてしまう。これは、人を宗教にひきつける、人間の心理をついた「うまいやり方」である。将来への得体の知れない不安に対して、超自然的なものに頼ろうとする人間のもつ心理的特徴が宗教心を創り出しているのだろうと漠然と考えることができる。 現在、全世界の80%以上の人が宗教あるいは霊的な存在を信じているという(1)

                            人はなぜ宗教を信じるように進化したのか|河田 雅圭
                          • 真剣に取り組もうと思うほど、緊張して動き回る面が #ADHD にあるのに、「興味がないことに集中できない」と勘違いされやすい

                            いっちー@バーチャル精神科医 @ichiipsy セントラルフロリダ大学が行ったADHDの研究。 両方同じ生徒だけど、学習ビデオとスターウォーズで視聴の様子が全然違う。 これは本人の意欲や退屈の問題ではなく、「脳の緊張」のせいであると分かっている。客観的に見ると左の動画の方が怠けているように見えるけど、体を動かしながら覚えているのだ。 pic.twitter.com/fw9C30ZUJ1 いっちー@バーチャル精神科医 @ichiipsy ちなみに集中しているように見える右の動画では、脳はリラックスしていて、「観てはいるけど脳はそれほど使っていない」状態とも言える。 客観的に見たら遊んでいるように見えたとしても、指を動かしたり動きながら学習してる、集中のプロセスは個人によって異なるのだ。 ucf.edu/news/adhd-kids… いっちー@バーチャル精神科医 @ichiipsy ADH

                              真剣に取り組もうと思うほど、緊張して動き回る面が #ADHD にあるのに、「興味がないことに集中できない」と勘違いされやすい
                            • 無機物に「この子」とかいうひと

                              同時に二本買った眼鏡のうち、一本の調子が悪くて、販売店に見てもらいにいったんですよ。 視力の再検査含めて色々してもらった上で、どうするかって話になった時に、店員さんが 「この子と比べて違うのは……」 って言いやがったんですよ!って言いやがったんですよ! 「この子呼びキタ―――(゚∀゚)―――― !!」 「お前は泉野明か!!!!!!!!」 「しかもその眼鏡、俺の所有物やぞ!!!!!それに向かって『この子』て!!!」 「お前は俺の嫁か!!!!!!!!!!」 なんて沸き上がる心の声が表情や態度に出ない様に必死で耐えたつもりだったが、成功したかどうかはよくわからない。 接客態度や検査、説明はどれも丁寧で分かりやすく親身に対応して頂いて、結果にも満足してるのだが、 あの店員さんは今まで何人のオタクを人知れず撃墜してきたのだろうかと思うと夜も7時間しか眠れない今日この頃。

                                無機物に「この子」とかいうひと
                              • 「推し活」「二次創作」「霊感商法」…これらに共通する人間の「心の働き」(飯田 一史) @moneygendai

                                「推し活」「二次創作」「霊感商法」…これらに共通する人間の「心の働き」 認知科学の新概念「プロジェクション」とは? 「推す」とは何か。さまざまな人が語っているが、認知科学的には「プロジェクション」と呼ばれる行為そのものではないか――と論じたのが愛知淑徳大学心理学部教授の久保(川合)南海子による『「推し」の科学 プロジェクション・サイエンスとは何か (集英社新書)』だ。耳慣れない用語だが、説明を聞くと「なるほど、たしかにオタクはプロジェクションしまくってるな」と思うはずだ。久保氏に訊いた。 銀テ、聖地巡礼、腐女子……すべてプロジェクションで説明できる!? ――プロジェクションとは、どういうものでしょうか。 久保 2015年に認知科学の鈴木宏昭先生によってはじめて提唱された概念です。新しく発見された概念ではありますが、今まで見逃されてきた、当たり前すぎると言っていい心の働きに名前が付いたもので

                                  「推し活」「二次創作」「霊感商法」…これらに共通する人間の「心の働き」(飯田 一史) @moneygendai
                                • 仕事を読み解くキーワード:納得感のある音を鳴らす|採用情報|任天堂

                                  ゲームの世界で鳴るさまざまな音は、サウンドデザイナーとサウンドプログラマーが協力して作り上げています。たとえば、オブジェクト同士が接触したときに材質や形状、衝撃の強さなどに応じて変化する音になるよう、サウンドデザイナーが音のデータを作成し、サウンドプログラマーがそのデータを鳴らします。『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』では、私はサウンドプログラマーとして、サウンドデザイナーが作りだす多彩な音を、リアリティを感じられるように鳴らす役割を担いました。 このゲームには、さまざまな種類の材質や形をしたオブジェクトが登場します。プレイヤーはこれらを自由に動かせるだけでなく、複数のオブジェクトをくっつけることができるため、自由な発想で武器を作ることも、乗り物を作って動かすこともできます。そして高い自由度があることで、私たち開発者の想像を超える遊び方が生まれることもあります。 開発を進め

                                    仕事を読み解くキーワード:納得感のある音を鳴らす|採用情報|任天堂
                                  • ストレスまみれな仕事をすると認知能力が下がります。私はスーパーで迷子に→「鍵穴に100円玉突っ込んだ」「乗り換えが出来ない」

                                    ぱやぱやくん @paya_paya_kun 自分にとってストレスまみれな仕事をすると認知能力がめちゃくちゃ下がるので気をつけてください。私は不慣れな仕事を早朝から夜まで上司に詰められながらやっていたら、仕事終わった後にスーパーで迷子になったことがあります。そうした際は早めの相談が大切ですね。 ぱやぱやくん @paya_paya_kun 陸上自衛隊の訓練は「キツイ」「苦しい」「辛い」の3拍子が常にそろう。しかし地獄の訓練も楽にできる方法は一つある。それは「課金をすること」だ。今回については課金アイテムをいくつか紹介しよう。paya-paya-kun.jp/?p=709 ぱやぱやくん @paya_paya_kun 防大→陸自→流浪の民です。清濁併せ呑むタイプです。【著書】陸上自衛隊ますらお日記/飯は食えるときに食っておく寝れるときは寝る/弱さを抱きしめて、生きていく/など お仕事の話や献本はお

                                      ストレスまみれな仕事をすると認知能力が下がります。私はスーパーで迷子に→「鍵穴に100円玉突っ込んだ」「乗り換えが出来ない」
                                    • チャットアプリで自分が右側なのは何故か

                                      LINEをはじめとするチャットアプリって、だいたい自分の発言が右側に出るけど、何故なんだろうか。 慣れてしまったからもはや違和感はないんだが、じっくり考えると、やっぱり「自分」は左側に来るべきのような気がするんだよな

                                        チャットアプリで自分が右側なのは何故か
                                      • 『暴力の人類史』のピンカーが語る、理性と共感によって未来がより豊かになっていく根拠──『21世紀の啓蒙:理性、科学、ヒューマニズム、進歩』 - 基本読書

                                        21世紀の啓蒙 上: 理性、科学、ヒューマニズム、進歩 作者:スティーブン ピンカー出版社/メーカー: 草思社発売日: 2019/12/18メディア: 単行本この『21世紀の啓蒙』は、『暴力の人類史』で一躍その名を轟かせたスティーヴン・ピンカーによる啓蒙の啓蒙の書である。ピンカーのいうところの啓蒙主義は、『わたしたちは理性と共感によって人類の繁栄を促すことができる』ことに原則をおく。 そして、本書でピンカーは、これまで世界は一時的な停滞や後退こそあれど、全体的には理性や共感、科学にヒューマニズムで進歩してきたし、これからもするだろうという「啓蒙主義」が間違っていないのだと擁護・主張する(だから啓蒙の啓蒙の書なのだ)。だが、ピンカー自身が『二〇一〇年代後半は、進歩の歴史とその要因について本を出すのにいい時期だとは思えない。わたしがこの本を書いている今、わが国、アメリカ合衆国はこの時代を否定的

                                          『暴力の人類史』のピンカーが語る、理性と共感によって未来がより豊かになっていく根拠──『21世紀の啓蒙:理性、科学、ヒューマニズム、進歩』 - 基本読書
                                        • 自閉症者だからこそのユニークな読書体験を描き出す、「読み」の探求──『嗅ぐ文学、動く言葉、感じる読書──自閉症者と小説を読む』

                                          嗅ぐ文学、動く言葉、感じる読書――自閉症者と小説を読む 作者:ラルフ・ジェームズ・サヴァリーズみすず書房Amazonこの『嗅ぐ文学、動く言葉、感じる読書』は、副題に入っているように、本書の著者が自閉症者と共に色んな小説を読んで語り合ってみたという、ただその体験を記しただけの本である。体験記と文学評論のあいのこのようなもので、何か、これによって自閉症者と読書にたいする普遍的な傾向を見出したりするような本ではない。 自閉症といっても症状は多様であり、数人をとりあげて一緒に本を読んだところで、普遍的な何かを言えるわけではないから、それは当然だ。では、なぜそもそもの話、自閉症者を対象とした個人的な読書会の体験記が書かれなければいけなかったのか。 理由としては、著者には自閉症を持つ息子がいること、英文学の教授であること、ニューロ・ダイバーシティ(神経多様性)についての取り組みを行っていることなどいろ

                                            自閉症者だからこそのユニークな読書体験を描き出す、「読み」の探求──『嗅ぐ文学、動く言葉、感じる読書──自閉症者と小説を読む』
                                          • コウディ・モウザ「他の動物種たちへの共感の起源について」(2023年2月27日)|経済学101

                                            わたしたちは,自分のエモノたちの目をとおして世界を見るすべを身につけている――ひとえに彼らを食すために「感じるかい?」 「なにを?」 「いかに強欲な捕食者に我が身が変わっているのかをさ.まるでオオカミのようにね.もっと多く,さらにもっと仕留めてやろうっていう,この欲求があるんだ.家畜小屋が200棟あっても満足しない,だろ? まるで悪魔だ」――そう言って,彼は無言になった.少し経ってから,彼は言葉を継いだ.「どうだろう,ちょっと落ち着いて,1週間かそこらでも狩りをやめないか.」 – Rane Willerslev, Soul Hunters食料が底をついたら,あなたは自分の飼い犬を食べるのをためらうだろうか? どこかの無人島に流れ着いたとして,家族の愛猫を切り分けて飢えを満たす方法を考えはしないだろうか? 飼い犬や飼い猫のような動物たちと,牧場にいる動物たちとを隔つものは,なんだろう? きっ

                                              コウディ・モウザ「他の動物種たちへの共感の起源について」(2023年2月27日)|経済学101
                                            • 人類の理性と共感を信頼するピンカー『21世紀の啓蒙』から国家の自由を問う『自由の命運』などを紹介(本の雑誌2020年4月号掲載) - 基本読書

                                              まえがき 本の雑誌2020年4月号に掲載された新刊めったくたガイドの僕が書いたノンフィクションガイドをここに転載します。この号は非常な大作揃い。 この本が日本で刊行された後に色々と騒動が持ち上がったスティーヴン・ピンカーの大作『21世紀の啓蒙』からはじまって、自由と国家のパワーバランスについて論じたダロン・アセモグル、ジェイムズ・A・ロビンソンの『自由の命運』。ジェームズ・C・スコットによる国家の成立過程の実際を解き明かす『反穀物の人類史 国家誕生のディープヒストリー』も人類史スケールの本で、壮大なスケールの本が立ち並ぶ。 マックス・テグマーク『LIFE 3.0 人工知能時代に人間であるということ』も「宇宙の熱的死に、未来の人工知能や超知能はどうやって対応するだろうか?」や「銀河サイズのAIはどのように思考するか?」と遠い未来に起こり得る技術的な課題について検討してみせる壮大な一冊だ。 新

                                                人類の理性と共感を信頼するピンカー『21世紀の啓蒙』から国家の自由を問う『自由の命運』などを紹介(本の雑誌2020年4月号掲載) - 基本読書
                                              • 進化的視点からみる人間の「多様性の意味と尊重」|河田 雅圭|note

                                                本論考は『東北大学教養教育院叢書「大学と教養」第4巻 多様性と異文化理解』  (東北大学教養教育院編/東北大学出版会/2021年)の第1章として寄稿したものを、東北大学出版会の許可を得て、web公開し、多くの方に読んで頂けるようオープンアクセスとしたものです。ここでは、本書原稿に追加・修正された文章を公開しています。引用は[河田雅圭 (2021) 進化的視点からみる人間の「多様性の意味と尊重」『東北大学教養教育院叢書「大学と教養」第4巻 多様性と異文化理解』 pp.3-28, 東北大学教養教育院編/東北大学出版会]でお願いします。 本稿では、人間の進化史や、進化についての基本的な考え方を紹介した上で、現在の進化学や脳神経科学の進展をもとに、人間の多様性はどのように生じ、維持されているのか、また、人間は多様性をどのように認識し、区別あるいは差別するように進化したのか、という点を考察しています

                                                  進化的視点からみる人間の「多様性の意味と尊重」|河田 雅圭|note
                                                • コウディ・モウザ「他の動物種たちへの共感の起源について」(2023年2月27日)

                                                  わたしたちは,自分のエモノたちの目をとおして世界を見るすべを身につけている――ひとえに彼らを食すために わたしたちは,自分のエモノたちの目をとおして世界を見るすべを身につけている――ひとえに彼らを食すために 「感じるかい?」 「なにを?」 「いかに強欲な捕食者に我が身が変わっているのかをさ.まるでオオカミのようにね.もっと多く,さらにもっと仕留めてやろうっていう,この欲求があるんだ.家畜小屋が200棟あっても満足しない,だろ? まるで悪魔だ」――そう言って,彼は無言になった.少し経ってから,彼は言葉を継いだ.「どうだろう,ちょっと落ち着いて,1週間かそこらでも狩りをやめないか.」 – Rane Willerslev, Soul Hunters 食料が底をついたら,あなたは自分の飼い犬を食べるのをためらうだろうか? どこかの無人島に流れ着いたとして,家族の愛猫を切り分けて飢えを満たす方法を考

                                                    コウディ・モウザ「他の動物種たちへの共感の起源について」(2023年2月27日)
                                                  • ビール酵母の進化とビールの多様化|河田 雅圭

                                                    私は、基本的にお酒はビールしか飲まない。以前はラガービール(サッポロ黒ラベル)が定番だった。しかし、最近のお気に入りはIPA(インディア・ペールエール)、それも少しアルコール度数の少ないセッションIPAである(たとえば"Coedo 毬花"や"ホップ農家と醸造家が奏でるSESSION IPA"など)。IPAは、ホップを大量に使用した、爽やかな苦みのきいたビールだ。私がビールについて少し調べてみようと思ったのも、IPAを飲んで、クラフトビールのおいしさにはまったことが切っ掛けである。 人類がアルコールをいつから口にするようになったかは定かでないが、ビールのようなアルコール飲料を飲むようになったのは、少なくとも小麦や米栽培などの農耕が開始されて以降のことである。それ以来、今日に至るまで、ビール酵母は進化し、ビールの種類も多様化してきた。同時に、人類もアルコールに対する代謝や嗜好性も進化してきた(

                                                      ビール酵母の進化とビールの多様化|河田 雅圭
                                                    • MRI画像のAI解析などで利用できる「脳画像ビッグデータ」を公開 国際電気通信基礎技術研究所ら研究グループ

                                                      国際電気通信基礎技術研究所(ATR)と東京大学、日本医療研究開発機構(AMED)は2021年8月30日、複数疾患の脳画像ビッグデータを一般公開したと発表した。多くの施設で統一のプロトコルで撮像した複数精神疾患のfMRI(functional Magnetic Resonance Imaging:機能的磁気共鳴画像)データと、旅行被験者データを合わせてデータベース化したもので、オンラインプラットフォームでダウンロードの申請ができる。 ビッグデータ公開に携わったのは、ATR脳情報通信総合研究所の田中沙織氏(認知機構研究所 数理知能研究室 室長)と、東京大学大学院医学系研究科/東京大学国際高等研究所の笠井清登氏(ニューロインテリジェンス国際研究機構<IRCN> 教授)らの研究グループ。 MRI画像をAIで解析するためのデータとして利用 研究グループによると「AI(人工知能)技術の発展には、オープ

                                                        MRI画像のAI解析などで利用できる「脳画像ビッグデータ」を公開 国際電気通信基礎技術研究所ら研究グループ
                                                      • 【記事更新】私のブックマーク「擬人化メディアとHuman-Agent Interaction:「情熱」のあるやり取りを目指して」 | 人工知能学会 (The Japanese Society for Artificial Intelligence)

                                                        Home » リソース » 私のブックマーク » 【記事更新】私のブックマーク「擬人化メディアとHuman-Agent Interaction:「情熱」のあるやり取りを目指して」 米澤 朋子(関西大学総合情報学部,(株)国際電気通信基礎技術研究所深層インタラクション総合研究所) 目次はじめに擬人化メディアとは <導入>擬人化メディアの位置付けと現状 <夢・社会的影響>擬人化擬人化の起源としくみの理論志向姿勢アニマシー知覚と不気味の谷心の知覚と身体(生理)共感と擬人化擬人化システムの構成身体性としての外観(表出機構)知能(内部/AIデザイン)フィールド応用と発展、製品HAIにおける状況他分野との相互作用、およびHAI研究の体系化の難しさHAIにおける課題HAIに関連する学術コミュニティ会議系その他国内会議や研究会などローカル系研究プロジェクト・組織系研究室など(高校生・受験生向け)おわりに謝

                                                        1