「あれ、これ、私のことじゃね?」ラッパー・TaiTanさんが武田砂鉄さんの真の凄みと恐ろしさをつづる!/『わかりやすさの罪』解説公開! 武田砂鉄さんの『わかりやすさの罪』(朝日文庫)が刊行されました。“わかりやすさ"の妄信、あるいは猛進は、社会にどのような影響を及ぼしているのでしょうか。「すぐにわかる! 」に頼り続けるメディア、ノウハウを一瞬で伝えたがるビジネス書、「4回泣ける映画」で4回泣く人たち……。「どっち」?との問いに「どっちでもねーよ!」と答えたくなる機会があまりにも多い。でも、私たちはいつだって、どっちでもないはず。本書は、納得と共感に溺れる社会で、こんなふうに与えられた選択肢を疑ってみるための一冊です。TaiTanさんが本書にご執筆くださった解説を公開します。 武田砂鉄著『わかりやすさの罪』(朝日文庫) 罪の告白からはじめたい。 かつて、「わかりやすさ」で稼いでいたことがある