イタリア・フィレンツェの道路を走る救急車(2015年8月1日撮影、資料写真)。(c)AFP/CLAUDIO GIOVANNINI 【8月21日 AFP】週の労働時間が55時間以上の人は、35~40時間の人に比べて脳卒中のリスクが33%高まる可能性があるとの研究論文が20日、英医学誌ランセット(Lancet)に発表された。 英ユニバーシティー・カレッジ・ロンドン(University College London、UCL)のミカ・キビマキ(Mika Kivimaki)教授(伝染病学)らの研究チームは、計52万8908人の男女を平均7.2年間追跡調査した17件の研究論文の分析を基に研究を実施。喫煙やアルコール摂取、身体活動レベルなどを考慮しても、脳卒中のリスクは高いままだった。 論文では、週の労働時間が標準的な人々と比較した場合の脳卒中のリスクについて、週41~48時間労働で10%増、週49~