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  • 大友良英が『いだてん』音楽で伝える「敗者がいて歴史ができる」 | CINRA

    オリンピックと日本の近代化を扱ってきた『大河ドラマ「いだてん」』もいよいよ完結間近。日本初のオリンピック日本代表、金栗四三(かなくり しそう)から始まり、1964年の『東京オリンピック』誘致の立役者である田畑政治(たばた まさじ)へと主役をバトンタッチして進んできた1年間は、スポーツのみならず戦争や政治、さらには落語の世界から見た近代史をテーマに含み入れ、時代が大きく揺れるいまだからこそ見られるべき物語へと拡張してきた。 CINRA.NETでは、その音楽を担当した大友良英に7月のサントラ後編のリリースで1度インタビューをしているが、11月にリリースされたばかりの最後のサントラ「完結編」について、あらためて話を聞く機会を得た。たった約4か月のあいだに芸術文化と政治の関係はめまぐるしく変わったが、大友はこの急激な状況の変化をどのように受け止めているのだろうか? また、この変化は『いだてん』後半

      大友良英が『いだてん』音楽で伝える「敗者がいて歴史ができる」 | CINRA
    • スティーヴ・アルビニからニルヴァーナに充てたメッセージ。『In Utero』制作前の手紙が公開

      インディ・ロックの名盤の数々を手掛けたエンジニアで、アンダーグラウンドなロック・グループのフロントマンとしても活動していたスティーヴ・アルビニ(Steve Albini)が2024年5月7日に心臓発作のため61歳で逝去した。 この訃報を受け、1993年に発売された『In Utero』を制作する前に、バンドがプロデュースを依頼した際のスティーヴ・アルビニからの返答の手紙(FAX)をバンドの公式アカウントが公開した。その翻訳を掲載。 <関連記事> ・デイヴ、クリス、スティーヴ・アルビニがニルヴァーナ『In Utero』を語る ・スティーヴ・アルビニ、カートとの出会いや『In Utero』の制作を語る ・『In Utero』: 90年代を代表するバンドのラスト・アルバム カート、デイヴ、クリスへ まずは、この説明書きを纏めるのに数日かかってしまったことを謝らせてほしい。カートと話したときはフガジ

        スティーヴ・アルビニからニルヴァーナに充てたメッセージ。『In Utero』制作前の手紙が公開
      • 松尾潔 Kanye West『Jesus Is King』を語る

        で、それから半年ほど経ちましてこのたびそのドキュメンタリー映画の公開がアメリカで始まりました。それと同じタイミングでアルバムの方も発表されました。デジタルリリースです。映画のタイトル、そしてアルバムのタイトルは『Jesus Is King』。まあカニエ・ウェスト、もともとヒップホップの世界でもストリートのハードコアなリアルを叩きつけるとかっていうところに対してのアンチのようなところで活動していた人で、常にその動向がヒップホップの枠からはみ出ることでヒップホップの定義を広げていくようなところがありましたが。 ねえ。一時はというか、いまもそうですけども。ハイファッションに大変に傾倒したりだとか。あとは奥様でありますキム・カーダシアンとSNSでいろんなプライベートのことであったり……なんて言うんでしょう? 音楽の世界を飛び越えるような存在になって久しいのですが。そんな彼がいま、「神の世界に生きる

          松尾潔 Kanye West『Jesus Is King』を語る
        • 「尊敬と崇拝は違う」FINAL SPANK HAPPYと語る男女のパートナーシップ | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)

          FINAL SPANK HAPPYのBoss the NK a.k.a. 菊地成孔とOD a.k.a. 小田朋美(Photo by Kana Tarumi) 1stアルバム『mint exorcist』が12月1日よりサブスク解禁となった、FINAL SPANK HAPPYの2人、BOSS THE NKとODにインタビュー。今回はお目付役として菊地成孔と小田朋美も同席しての4者会談(?)となった。聞き手はライターの嘉島唯。 「女性のことを本当に尊敬できないことになかなか苦しんでいた」と男が笑いながら話す。一方、隣に座る女は「私自身、男性を純粋に尊敬できないこともあった」と訥々と返す。 菊地成孔によるエレクトロポップ・ユニットSPANK HAPPYだ。SPANK HAPPYは、1992年にハラミドリ、菊地成孔、河野伸の3人で結成(1期)後、1999年からは岩澤瞳と菊地によるボーカルデュオ(2

            「尊敬と崇拝は違う」FINAL SPANK HAPPYと語る男女のパートナーシップ | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)
          • 歌を絶やさぬように 久保田麻琴が探る「日本のうた」の過去と未来 | CINRA

            かつてコミュニティーを支えてきた人と人の関係性が失われ、あらゆる場所で分断が進む現代において、私たちはどのように「日本のうた」を歌い、耳を傾けることができるのだろうか。アイデンティティーを見失った現代日本ならではの歌とは、いったいどのようなものなのだろうか。 ここしばらくCINRA.NETでは、さまざまなインタビューをとおして現代における都市のフォークロアともいうべき「日本のうた」のありかを探ってきたが、その問いを解くヒントとなるかもしれない一枚のレコードが復刻される。それが1973年3月に発売された久保田麻琴の1stアルバム『まちぼうけ』だ。 近年、欧米では久保田とも交流の深い細野晴臣や金延幸子が高く評価され、久保田が1970年代に一時期参加していたサイケデリックロックバンド、裸のラリーズも伝説化されているが、『まちぼうけ』もまた「日本産アシッドフォークの傑作」として海外で「発見」されつ

              歌を絶やさぬように 久保田麻琴が探る「日本のうた」の過去と未来 | CINRA
            • 灰野敬二、ロスト・アラーフを語る | Mikiki by TOWER RECORDS

              やりたいから乱入する ――ロスト・アラーフ加入前に参加した〈実況録音〉はブルース・ロックのバンドとのことですが、加入の経緯と活動内容を教えてください。 「加入の経緯は思い出せない。高校を辞めた後に、都内の別の高校に行っている友達に誘われて彼の同級生のバンドに参加して、彼の高校の学園祭で1回だけライブをした。学外のメンバーが参加するのは異例のことで少し揉めたけど。多分その時のライブを実況録音のドラマーの高橋さんが観てくれて誘ってくれたんじゃないかな。錦糸町でリーダーの伊藤(寿雄)さんを紹介してもらった記憶がある。 実況録音はフリートウッド・マックみたいなブルース・ロックをやっていた。ベースはのちにカルマン・マキ&OZに入る川上シゲさんだった。ビアホールやジャズ喫茶で演奏したけど、音がでかい、ヴォーカルがわけわからん、と言われていつも途中でライブを中断させされた」 ――ロスト・アラーフに加入す

                灰野敬二、ロスト・アラーフを語る | Mikiki by TOWER RECORDS
              • DJ松永 上京したての時に世話になった先輩ラッパーの話

                DJ松永さんが2020年8月12日放送のTBSラジオ『ACTION』の中で上京したての頃に世話になった先輩ラッパーのエピソードを紹介していました。 (DJ松永)今週1週間のテーマが「怖い話」でしたっけ? (幸坂理加)「怖い話」です。 (DJ松永)しかも、心霊系というよりは人間的な? あ、心霊系もあり? でも、人間的な怖い話ってことですよね。怖い話、あるわー。ヒップホップ怖い話、あるけどしゃべれないわ。ほとんど(笑)。 (幸坂理加)ああ、「ピー」が入らないと? (DJ松永)でも、俺が上京したての時に、先輩のラッパーの人にずっと世話になっていて。その人も新潟出身だったんですけど、俺より早く東京に出ていって。結構もう全国区で活躍されて。それこそKREVAさんとかにフックアップされたりとかしていて。結構有名になっていて。俺、すげえその人に憧れていて。ずっとかわいがってもらってたんですよね。で、その

                  DJ松永 上京したての時に世話になった先輩ラッパーの話
                • ローファイ・ヒップホップの導師 Wun Two が語る「このムーブメントに無関心なワケ」 | ARBAN

                  昨今、ネットを中心に盛り上がっているローファイ・ヒップホップ。2016年頃にムーブメントとして顕在化し、いまや多くの “ローファイ・ヒップホップ制作者” がシーンに新曲を投下し続けている。 その一方で、“意図せず” 作られた楽曲が、ローファイ・ヒップホップとして殊遇される場合もある。もっともわかりやすい例が、Nujabes や J・ディラの楽曲だ。両者はローファイ・ヒップホップの始祖のように崇められるが、彼らの音楽がローファイ・ヒップホップとして「再発見/再定義」されたのは没後のことである。 ドイツ在住のWun Two(ワン・トゥー)も、そんなビートメイカーのひとりだ。彼はいまも現役で活躍するビートメイカーだが、ローファイ・ヒップホップなる言葉ができるずっと前から “その手の音楽” を作り続けている。Wun Two作品の特徴は、メロウでザラついた質感のトラック。さらに、ほぼワンループで作ら

                    ローファイ・ヒップホップの導師 Wun Two が語る「このムーブメントに無関心なワケ」 | ARBAN
                  • 連載The future belongs to analogue loyalistsスティーヴ・アルビニに捧げるメモワールVol.1 | TURN

                    連載 The future belongs to analogue loyalists スティーヴ・アルビニに捧げるメモワール Vol.1 このGW期間、コロナ禍以降、初めて京都の実家に帰省した。年老いているにも関わらず相変わらず元気な母親と、妻の3人で家族水入らずの寛いだ日々を過ごしていたのだが、母親一人暮らしの実家の就寝時間はとても早い。5月8日、その日も昼間は比叡山入口近くのラジウム温泉でのんびり過ごし、家で晩御飯を食べた後の夜の7時には眠たくなって2階の布団に潜りこんだ。そんな早い時間に寝てしまうと当然のように夜中に目覚めてしまう。案の定、午前1時頃に目が覚め、枕元にあるスマホを手にとって何気なくFacebookを開くとFacebookフレンドの投稿の強烈な一文が目に飛び込んできた。 “R.I.P. Steve Albini” えっ?ちょ、ちょ、ちょっと待ってくれ。何だこれは? 普

                      連載The future belongs to analogue loyalistsスティーヴ・アルビニに捧げるメモワールVol.1 | TURN
                    • CHO CO PA CO CHO CO QUIN QUIN、「都内の路上にて曲を作る」動画が話題に バンド結成から無二の音楽性まですべてを語る

                      CHO CO PA CO CHO CO QUIN QUIN、「都内の路上にて曲を作る」動画が話題に バンド結成から無二の音楽性まですべてを語る とても素敵な若き3人組を紹介したい。彼らの名は、CHO CO PA CO CHO CO QUIN QUIN。読み方は、「チョコパコチョコキンキン」。「覚えづらそうな名前だ」と思われるかもしれないが、何回か口に出してみれば思いのほか覚えやすいので、ぜひ、口に出して、この名を呼んでみてほしい。 小学生時代からの幼馴染がコロナ禍で再び集まり、夜な夜な遊び始めたことが始まりであるという彼らの音楽や映像には、とても切なくて幸福な空気感が濃密に漂っている。遠い異国に思いを馳せることと、自分の記憶を掘り起こしながら何かを思い出そうとすることが、「今」という刹那の中で重なっている。そのリズムやメロディは甘く快楽的といえるが、そこには、コロナによって様々な楽しみが奪

                        CHO CO PA CO CHO CO QUIN QUIN、「都内の路上にて曲を作る」動画が話題に バンド結成から無二の音楽性まですべてを語る
                      • 青葉市子『アダンの風』全曲解説。作曲家・梅林太郎と共に語る | CINRA

                        COVID-19が猛威を振るいはじめる直前、2020年1月に青葉市子は沖縄に渡った。沖縄本島を拠点に、久高島、座間味島、奄美大島をはじめとする島々に赴き、その記録、そして記憶に触れる。2週間弱ほどの滞在を経て青葉市子は、大作『アダンの風』のベースとなるプロットを書いた。 それを元に作曲家の梅林太郎、エンジニアの葛西敏彦、写真家の小林光大と、互いの境界線が曖昧になるような、文字どおり渾然一体の制作によって『アダンの風』は完成した。作曲、レコーディング、ミックスの全てが同じタイムライン上にあったという通常ではありえない工程を踏み、マスタリング当日の朝まで作業は続いた。どこまでも異例であるが、そうすることでしか『アダンの風』は生まれえなかった。一体、何が4人をそこまでにさせたのか? 詳しくは本稿と併せて公開されている作品インタビューを読んでいただきたい(青葉市子が『アダンの風』で見つめた、時代の

                          青葉市子『アダンの風』全曲解説。作曲家・梅林太郎と共に語る | CINRA
                        • スティーヴ・アルビニが密かに私の世界を変えた理由 | ele-king

                          自分でも気付かぬうちに、スティーヴ・アルビニは私の人生を変えていた。彼の特定の作品との出会いによって啓示を受け、人生の中にそれ以前と以後という明確な境界線が引かれたということでは全くない。それよりも彼の影響は、私の育った音楽世界の土壌に染み込んでそれを肥沃にしたものであり、そうとは知らない私が無意識に歩き回った風景そのものだったのだ。ようやく獲得し得た視野と意識によって振り返ってみると、私が通ってきた世界のすべてに彼の手が及んでいたことを思い知らされる。 世代的なことも関係している。1962年生まれのアルビニは、ちょうど1980年代にジェネレーションXが成人し始めた頃の音楽シーンで地位を確立し、彼の音楽とアティチュードはその世代の心に響く多くの特徴を体現していたのだ。 彼の作品は挑戦的で、パンクが退屈さに怒りをぶつける方法をさらに推し進めたものだった。彼自身の初期のビッグ・ブラックやそれ以

                            スティーヴ・アルビニが密かに私の世界を変えた理由 | ele-king
                          • 俺のサマソニ2022 - 二度漬け禁止

                            最後にサマソニに行ったのはコロナ時代に突入する前の2019。そこから3年ぶりのサマソニです。 日曜のみの参加でお目当てはLiella!でしたが、個人的にアフターコロナでのフェス参加が初めてということもあり、コロナ禍前と比べていろいろな違いを感じたこともあり、気づいたことをまとめていってみようと思います。 観たもの Liella!→ KANDYTOWN→ chelmico→ ばってん少女隊→ENDRECHERI→きゃりーぱみゅぱみゅ→STUTS 今年はマジで全く洋楽を観ていない!!土曜日だったらマネスキンとかTahiti80とかTHE 1975が観たかったんだけどなあ。 コロナ禍前より体力が落ちているであろうこと、同行者が病み上がりというのもあり、「無理をしないで楽しむ」をモットーに、室内のアクトを中心に観ました。コロナ前3日間も炎天下のマリンをものともせず行ってたのが嘘のようである。 会場

                              俺のサマソニ2022 - 二度漬け禁止
                            • イープラスとバンナム、非接触型の入場システムを導入--顔認証と検温を1台の端末で

                              イープラスとバンダイナムコライブクリエイティブは、完全非接触による高精度な「顔認証+体表面温度測定」を1台の端末で行う入場システムの導入を開始すると、8月24日に発表した。 新型コロナウィルスによる感染拡大の防止と、持続可能で、より安全なライブエンターテインメントの再開に向けての取り組みとして導入されるもので、入場口での来場者ともぎりスタッフのチケット受渡し時の接触が課題とされていた。そこで、顔認証システムによるチケットレス化、体表面温度測定による検温の実施を1台の端末で行うことにより、少人数のスタッフでの運営を可能とすると共に、来場者との完全非接触での安全な入場方法を実現するという。 イープラスで販売するチケットの購入情報と、購入後に行う顔登録データ連携によって、当日の入場管理端末で来場者データの一元管理が可能。イベント当日の紙チケットが不要となるため、来場者は手ぶらで入場ゲートを通過す

                                イープラスとバンナム、非接触型の入場システムを導入--顔認証と検温を1台の端末で
                              • 〈年内で活動休止〉「紅組がいいわよねぇ」…氷川きよし44歳の並々ならぬ”覚悟”と“決意” | 文春オンライン

                                氷川きよし(44)が21日、所属事務所の公式サイトで今年いっぱいで歌手活動を一時休止すると発表した。活動休止の理由については「22年間歌い続け、走り続けて参りました。ここで一旦お休みをいただき、自分を見つめなおし、リフレッシュする時間をつくりたいという本人の意向を尊重しこの様な決断に至りました」と説明している。 昨年末のNHK紅白歌合戦では、美空ひばりの「歌は我が命」を歌い上げた氷川。彼の“覚悟”と“決意”を報じた「週刊文春」の記事を全文公開する。(初出:「週刊文春」1月13日号 年齢・肩書き等は公開時のまま」 ◆ ◆ ◆ 大泉洋が「並々ならぬ覚悟で歌うんでしょうね」と言えば、川口春奈も「この曲を選ばれたことに並々ならぬ決意を感じます」。司会の二人が口を揃えて語った氷川きよし(44)の“並々ならぬ”覚悟と決意とは。 ◆ ◆ ◆ 「それなら紅組がいいわよねぇ」 氷川は過去2回、紅白では演歌を

                                  〈年内で活動休止〉「紅組がいいわよねぇ」…氷川きよし44歳の並々ならぬ”覚悟”と“決意” | 文春オンライン
                                • 「どの口が何言うかが肝心」――日本語ラップの「メッセージ」と「主体」 - あしたメディア by BIGLOBE

                                  ヒップホップは、日本語ラップはこの社会に対して、なにを歌ってきたのだろうか。あるいは、日本語ラップは日本社会においていかなる位置を占めているのだろうか。アメリカで、ヒップホップと社会が強い結び付きを得たのは一般に、伝説的な1曲とされるGrandmaster Flash and the Furious Five「The Message」(1982)の瞬間であるとされる。ヒップホップは社会に対して「メッセージ」を持つべきだ、というような考えは、ひとまずここに遡(さかのぼ)ることができる。そしてそれは、日本にヒップホップが輸入されたときから意識されていた。というのは、日本初のヒップホップアルバムと呼ばれる、いとうせいこう『MESS/AGE』(1989)のタイトルを見れば明らかだ。先の1曲のタイトルのなかにスラッシュを差し挟むことで、新たな意味(メッセージ=混乱した世代)を作り出しているのだ。つま

                                    「どの口が何言うかが肝心」――日本語ラップの「メッセージ」と「主体」 - あしたメディア by BIGLOBE
                                  • 「アイマス ミリオンライブ!」初の野外ライブで見た“気持ちに火をつけるステージ”

                                    CNET Japanの編集記者が気になる話題のトピックなどを紹介していく連載「編集記者のアンテナ」。主にゲームなどのエンターテインメント領域を取材している佐藤が担当。今回は5月22日と23日の2日間、山梨県にある富士急ハイランド コニファーフォレストにて開催されたイベント「THE IDOLM@STER MILLION LIVE! 7thLIVE Q@MP FLYER!!! Reburn」の模様をお届けする。 これは、バンダイナムコエンターテインメントがモバイルゲームを基点として多方面に展開している「アイドルマスター ミリオンライブ!」をテーマに、アイドルの声を担当しているキャスト陣によるライブイベント。これまでもさまざまな形でライブイベントが行われてきたが、今回はアイドルマスターシリーズとしても初めてとなる単独野外ライブとして開催された。 当初、2020年5月に同じコニファーフォレストにお

                                      「アイマス ミリオンライブ!」初の野外ライブで見た“気持ちに火をつけるステージ”
                                    • 荏開津広×渡辺志保が振り返る、2019年ラップ界の注目トピック | Kompass(コンパス) ミュージックガイドマガジン by Spotify&CINRA

                                      ついに、世界は2020年代に突入。2010年代最後の年となった2019年も、トップアーティストの新譜やニュースターの誕生など、ラップミュージックは話題に事欠かないシーンを形成していた。 世界の音楽シーンに精通するライター渡辺志保と、多彩なカルチャーに横断的な視点を向ける荏開津広による対談の第2回。今回は、2019年に話題となったトピックを振り返るとともに、最後には日本のヒップホップビジネスにまつわる問題点にも言及する。これからの10年を、ここから始めよう。 リル・ナズ・Xが象徴する、「思いがけない特大ヒット」の可能性を感じさせた1年 ―今回は、2019年を振り返ってもらいたいと思います。どんなことが印象に残っていますか? 渡辺:斬新な年だったと思います。マスな目線でいうと、2019年にアメリカで一番売れたシングルって、リル・ナズ・X(Lil Nas X)の“Old Town Road”にな

                                        荏開津広×渡辺志保が振り返る、2019年ラップ界の注目トピック | Kompass(コンパス) ミュージックガイドマガジン by Spotify&CINRA
                                      • ダモ鈴木死去:ロマン優光連載278

                                        一人でそこに座ってる 頭のイカレた奴 虹の上から小便 我らがヒモと呼ぶ ダモ鈴木の名を聞くと、真っ先に 『Tago Mago』に収録されている『Oh Yeah』のこのフレーズが脳裏に蘇る。CANの夢幻的でありながら覚醒感を伴う反復リズムの中に突如切り込んでくる鮮烈なイメージの日本語歌詞。初めて聞いた時の衝撃が、そのまま脳に刻み込まれてしまっている。 ダモ鈴木と言われても知らない人も多いだろう。彼がボーカリストとして所属していたCANは商業的に大成功したバンドではないし、マニアックな音楽好きでなければ、その名を知る人は少ないだろうし、今だから知る人が少なくなったとかではなく、昔からそうだと思う。 ただ、CANというバンドの与えた音楽的な影響は広範囲に渡り、CANの産み出したものの影響下の音楽に接している人、間接的にその産み出したものの恩恵にあずかっている人は多いはずだ。

                                          ダモ鈴木死去:ロマン優光連載278
                                        • 伝説の萌えソングユニット「UNDER17」の結成から解散まで…そして16年ぶり復活への想い 小池雅也【インタビュー】 | アニメ!アニメ!

                                            伝説の萌えソングユニット「UNDER17」の結成から解散まで…そして16年ぶり復活への想い 小池雅也【インタビュー】 | アニメ!アニメ!
                                          • “パンチライン”とは何か?LEXら新世代の台頭とともに変化する定義 | パンチライン・オブ・ザ・イヤー2021 (前編)

                                            ラッパーたちがマイクを通して日々放ち続ける、リスナーの心をわしづかみする言葉の数々。その中でも特に強烈な印象を残すリリックは、一般的に“パンチライン”と呼ばれている。 日本語ラップシーンの変容に迫るべく、音楽ナタリーでは「昨年もっともパンチラインだったリリックは何か?」を語り合う企画「パンチライン・オブ・ザ・イヤー」を実施。2021年に音源やミュージックビデオが発表された日本語ラップを対象に、有識者たちがそれぞれの見地からあらかじめ選んできたパンチラインについて語り合う座談会を今年1月末に行った。 今回選者を務めたのは、過去の企画にも参加した音楽ライターの二木信氏、国内外のヒップホップシーンに精通している渡辺志保氏、インターネット上でヒップホップやファッションについて発信しているYYK氏、若手ライターのMINORI氏の4名。2022年も後半に差しかかるタイミングでの公開となったが、LEX、

                                              “パンチライン”とは何か?LEXら新世代の台頭とともに変化する定義 | パンチライン・オブ・ザ・イヤー2021 (前編)
                                            • EXILEは社会の縮図だ。

                                              歌ってるのは二人だけ。 他は踊ってるだけ。

                                                EXILEは社会の縮図だ。
                                              • Tohji | 新しいシーンへの扉

                                                写真はすべてTohjiがセレクトしました。 日本のシーンで大きな力を発揮してきたTohji (@_tohji_) 。その音楽とビジョンで、日本のオルタナティブな才能たちを世界と結びつけようとしています。インターネット世代の誰もが知っていることがひとつあるとすれば、それは、私たちが地球上のどこにいても、共通の感情や欲求を持っているということです。音楽は、そういった感情を思い出させてくれる力強いものなのです。 私が2020年にバルセロナから東京に来たとき、日本の音楽で何が起きているのか知るために最初に勧められたのが、TohjiとGummyboyからなるデュオ、Mall BoyzのMall Tapeでした。彼らのモールや郊外というユニバース、そして90年代に影響を受けたユーロビートとトランスは、何千キロも離れて育ったにもかかわらず、私も自分のもののように感じられる要素でした。SoundCloud

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                                                • ラブライブ!好きな記者が見たスマホゲーム「スクスタ」独断偏見インプレッション

                                                  CNET Japanの編集記者が気になったサービスや話題のトピックなどを、独自の視点で紹介していく連載「編集記者のアンテナ」。主にゲームを中心としたエンターテイメント領域を取材している佐藤が担当。今回は、ブシロードのスマートフォンゲームブランド「ブシモ」からリリースされている「ラブライブ!スクールアイドルフェスティバル ALL STARS」(スクスタ)を取り上げる。 本作は、スクールアイドルプロジェクト「ラブライブ!」シリーズをテーマとしたスマートフォン向けゲームアプリ。ブシロード、KLab、サンライズによる共同開発タイトルとして、2019年9月から配信している。「ラブライブ!」で登場した音ノ木坂学院の「μ’s」、「ラブライブ!サンシャイン!!」で登場した浦の星女学院の「Aqours」、そしてスクスタから物語を展開する虹ヶ咲学園の「虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会」(ニジガク)が一同に会し

                                                    ラブライブ!好きな記者が見たスマホゲーム「スクスタ」独断偏見インプレッション
                                                  • 【特集】ラップとゲームを巡る14の出来事

                                                    人気ゲーム『フォートナイト』上で開催され、全世界から1000万人以上のアクセスを集めたTravis Scottによるライブイベント『Astronomical』。巨大なTravis Scottがゲームの中を暴れ回るなど、ビジュアルの世界観の完成度は音楽好きもゲーマーも興奮させたのは間違いない。ゲームとラップシーンにとって画期的な出来事だったのは間違いないが、しかしこれ以前にもラップとゲームを繋げる出来事は起こっており、長い間の蜜月関係が結晶化したのがTravis Scottの『Astronomical』だったのだ。 今回FNMNLではラップとゲームの両方に精通するzcay氏に、極私的なラップとゲームを巡る14の印象的な出来事をピックアップしてもらった。記載されているのは、あくまで一例だが、これを読めばラップとゲームを巡る関係性の一助にはなると言えるだろう。 1. DrakeとNinjaと『フ

                                                      【特集】ラップとゲームを巡る14の出来事
                                                    • 小沢健二の「個」は普遍に至るか? imdkmの『So kakkoii 宇宙』評

                                                      小沢健二『So kakkoii 宇宙』 小沢健二による13年ぶりのアルバム『So kakkoii 宇宙』を今年きっての話題作と呼ぶことに異論はあるまい。その評価についてはさておいて、とりあえず作品に耳を傾けてみる。再生してまず耳を捉えるのは、リード曲「彗星」の、ホーンセクションやストリングスを従えた多幸的でゴージャスなアレンジだ。アレンジのバラエティも含めて、多くの人が『LIFE』を引き合いにだしたくなる気持ちはわかる。 面白いのは、16ビートの軽快なグルーヴを軸にしながらも、歌にしたがって変則的に伸び縮みする小節。ポップミュージックの常道として、4の倍数に相当する小節数で展開する、という暗黙のルールがある。それをあえて逸脱することによってリスナーの注意を惹く工夫は珍しいわけではなく、オザケンだってよくやってきた。例はいろいろあるけれど、わかりやすいものでは、「強い気持ち・強い愛」はAメロ

                                                        小沢健二の「個」は普遍に至るか? imdkmの『So kakkoii 宇宙』評
                                                      • あらきゆうこが超えられず、真似できない曲たち | これのドラムを聞け!5秒だけでもいい Vol. 10

                                                        これのドラムを聞け!5秒だけでもいい Vol. 10 [バックナンバー] あらきゆうこが超えられず、真似できない曲たち 「映像が届いて初めて1つひとつの音の意味を知った」 2023年10月17日 18:00 259 18 楽曲のリズムやノリを作り出すうえでの屋台骨として非常に重要なドラムだけど、ひと叩きで楽曲の世界観に引き込むイントロや、サビ前にアクセントを付けるフィルインも聴きどころの1つ。そこで、この連載ではドラマーとして活躍するミュージシャンに、「この部分のドラムをぜひ聴いてほしい!」と思う曲を教えてもらいます。第10回はあらきゆうこさんが登場。Cornelius、Salyu、安藤裕子、くるり、杏子、竹原ピストル、秦基博、布袋寅泰、オノ・ヨーコといった名だたるミュージシャンのレコーディングやライブに参加し、楽曲の屋台骨を支えるあらきさんがオススメする楽曲とは。 構成 / 丸澤嘉明 ド

                                                          あらきゆうこが超えられず、真似できない曲たち | これのドラムを聞け!5秒だけでもいい Vol. 10
                                                        • 【コラム】What is "digicore"?

                                                          パンデミック以降の音楽シーンを彩り、今も各所で話題となっているhyperpop。その震源地であるSpotify公式プレイリストには、Charli XCXはじめ2010年代半ばから活躍していたアバンギャルドなポップスターと共に、「2020年代の新人」と呼ぶべき――おそらく多くのリスナーがこのプレイリストを通して知ったであろう――顔ぶれが並んでいる。 今回取り上げるのは、ほかでもない後者のグループ、すなわち「digicore」と呼ばれるシーンについてだ。 文:namahoge このシーンを出自とするglaiveは16歳にしてメジャーレーベルInterscope Recordsと契約し、同じく10代のアーティストであるericdoaもメジャーデビューを果たし、人気ドラマシリーズ『EUPHORIA』のサウンドトラックに楽曲提供を行った。さらに今年の3月には、タイムズスクエアの巨大スクリーンに「DI

                                                            【コラム】What is "digicore"?
                                                          • Les Rallizes Dénudés

                                                            裸のラリーズ Les Rallizes Dénudés Official Site.

                                                              Les Rallizes Dénudés
                                                            • 「SIMI LABへの注目が薄れて自信がなくなった」ラッパーOMSBの“孤独”とヒップホップ的“祈り”

                                                              (写真/西村満、以下同) “普通”とは何か? “大衆”とは何か? そんな一筋縄ではいかない普遍的な問いにさえ詩的に、軽妙に、彩り鮮やかなサウンドとともに向き合おうとする、素晴らしい国内のヒップホップ作品がある。ラッパー/ビートメイカー、OMSBの7年半ぶりのサード・アルバム『ALONE』だ。 OMSBは最初、約10年前に神奈川県相模原市を拠点とするSIMI LABというグループの中心人物として脚光を浴びた。そして、ソロ・アルバムも2枚発表、精力的に活動を展開したものの、その後の歩みは決して順風満帆ではなかった。前後編にわたるこのインタビューでは、そうした深い苦悩の経験とそれを乗り越えようとした魂の痕跡がいかに新作に刻まれたかが語られる。 『ALONE』で描かれるのはOMSBの個人の物語だが、働き、年齢を重ね、人と出会ったり別れたり、愛したり愛されたり、もしくは結婚したりしなかったりする中で

                                                                「SIMI LABへの注目が薄れて自信がなくなった」ラッパーOMSBの“孤独”とヒップホップ的“祈り”
                                                              • Kan Sanoが語るコロナ時代の表現と暮らし「音楽と生活、政治が地続きなのは間違いない」 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)

                                                                世界中で新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が猛威を振るう中、いま音楽家はどのように生活をし、何を考え、行動を起こしているのか。それを伝えるため、Kan Sanoにオンラインでインタビューを行った。聞き手は『Jazz The New Chapter』シリーズで知られるジャズ評論家の柳樂光隆。 SKY-HIが4月7日に公開した新曲「#Homesession」にも“オリガミ付きのスキルはサビつかない”という一節があるように、コロナ騒動に揺れる音楽シーンにおいて、origami PRODUCTIONSの存在感はますます大きくなっている。ただ一挙一動にスピード感があるだけでなく、ミュージシャンやリスナーの視点に立って誠実に考え抜きながら、革新的なアクションを見せてきたことはもっと知られるべきだろう。 まずは3月30日に「origami Home Sessions」を始動。origami所属

                                                                  Kan Sanoが語るコロナ時代の表現と暮らし「音楽と生活、政治が地続きなのは間違いない」 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)
                                                                • https://hornnet.me/prayer/subscription_200201/

                                                                    https://hornnet.me/prayer/subscription_200201/
                                                                  • R.I.P. Phil Spector | ele-king

                                                                    新型コロナウイルス感染による合併症でフィル・スペクターが亡くなった。命日は2021年1月16日、享年81、女優ラナ・クラークスン殺人容疑で有罪となり、キャーフォーニャ州立刑務所の薬物中毒治療施設に収監されていた(*1)。 合掌。……お直り下さい。 前世紀末1980年代半ばのある晩、行きつけの呑み屋でザ・ルーベッツの “シュガー・ベイビー・ラヴ” が有線放送から流れた。それを聞きながら「フィル・スペクターの流儀は時代を超えて続いているのだな」と、わたしはひとり納得していた。ところが同曲は1973年のイギリス人たちによる録音作品であり、彼の遺産は20年以上の歳月だけでなく、大西洋も超えていたのだ。 永遠の循環進行で「シュバッシュバリバリ」とスキャットを繰り返す男声ハーモニー多重層、前面には「アハー」と高音域のファルセトーが出て来る。他愛のない、しかし永遠に揺るがない愛の真実が唄われ、後半には低

                                                                      R.I.P. Phil Spector | ele-king
                                                                    • Apple、Apple Music Singを発表

                                                                      Apple Musicは数千万の楽曲を簡単に歌うことができる新機能を追加、世界最高水準の歌詞体験が拡大 Apple Music Singにより、好きな曲に合わせて歌うことができるようになり、この機能は今月末に世界中のサブスクリプションの登録者に提供される予定です。 カリフォルニア州クパティーノ Appleは本日、ボーカルの音量を調節することができ1、音節ごとにタイムリーに正確に表示される歌詞に合わせて一緒に歌うことができる新機能、Apple Music Singを発表しました。Apple Music Singは、リードボーカルを歌ったり、デュエットを歌ったり、バックボーカルを歌ったりできるように複数の歌詞を表示し、すべてがApple Musicの比類のない歌詞表示の体験に統合されています。Apple Music Singには、世界中の最も歌いやすい数千万の楽曲がそろっており、さらに増えてい

                                                                        Apple、Apple Music Singを発表
                                                                      • 宇多丸 DJ OASISのトランスジェンダー発言への提言と反応を語る

                                                                        宇多丸さんが2021年9月28日放送のTBSラジオ『アフター6ジャンクション』の中で、前日DJ OASISさんがTwitterで発したトランスジェンダーに対する問題発言について話したトークを振り返り。DJ OASISさんやZEEBRAさんのその後の反応などについて話していました。 (宇多丸)昨日、ちょっと番組のオープニングで……あまり愉快な話ではなかったんですけども。僕らの長年の仲間でもある、ヒップホップ界のオアシスくんという人がTwitter上で……でも僕はとにかく、本人的には彼なりの正義感の現れで言っているんだとは思う。そういう人間性の根本のところは疑ってはいないけども、でもそれはトランスジェンダー差別にあたる。特定の人々を直接的に傷つけたり、なんなら危険に晒したりするようなことにあたるっていうことをね。 (宇垣美里)なんというか、「知らないことの暴力」っていう感じがすごくしました。

                                                                          宇多丸 DJ OASISのトランスジェンダー発言への提言と反応を語る
                                                                        • サニーデイ・サービス曽我部の純情と歌。成熟を拒み、走り出せ | CINRA

                                                                          2020年3月19日に配信リリースされたサニーデイ・サービスの新作『いいね!』には、正体不明な巨大なエネルギーがみなぎっている。このエネルギーは一体何だろうか。瑞々しい生命力や無鉄砲な肯定感、というような言葉で言い表せそうなそれは、初めて音楽に夢中になってしまったときに「何じゃこりゃー!!!?」と脳内に閃光が走ったときの記憶を思い起こさせる。 今回の取材で、曽我部恵一は「走り出したくなるような何か」という表現を繰り返し使って話してくれた。その言葉から考えても『いいね!』を形作るエネルギーは、一言でいえば「初期衝動」というようなものなのかもしれない。でも僕はそんなありきたりな言葉で片付けたくない。歳を重ねて知識や経験が身に付いていくのと反比例するように、純情は失われ、好奇心は錆つき、情熱は冷めていく……生きるということは得てして不可逆なものだが、曽我部恵一は力づくで、この世の法則を捻じ曲げる

                                                                            サニーデイ・サービス曽我部の純情と歌。成熟を拒み、走り出せ | CINRA
                                                                          • Aqoursつま恋ライブ中止に寄せて - 二度漬け禁止

                                                                            いやー一気にガックリきちゃったな。 ライブが開催される予定の5/1は自身の誕生日なこともあって、かなり前から宿もおさえて、久しぶりのライブ遠征だー誕生日は推し見て優勝しちゃうぞーなんて言ってたのにね。 昨年の誕生日も、緊急事態宣言下の中、会いたい人にも会えず、初めての出前寿司をワンルームでムシャムシャしながら「値段の割にショボい」「やっぱり店で食った方がうめえ」ってがっかりしていた覚えがある。まさか2年連続で緊急事態宣言下で誕生日を過ごすことになるとは。願わくば来年の誕生日こそは緊急事態宣言下じゃない普通の日常で、食べたいものを食べて観たいものを観ることができるようになっていてほしいけど、現状なかなか厳しそうな印象。 昨年の緊急事態宣言くらいまではなんとかしのいだ感じがあったものの、2回目、3回目となると、流石にいろいろ無理が出てきて「あれ、これもうウイルスとの戦いだけじゃなくて半ば人災と

                                                                              Aqoursつま恋ライブ中止に寄せて - 二度漬け禁止
                                                                            • dodoは名もなき人生をラップする もうゲームの勝ち方に興味はない | CINRA

                                                                              7月17日に、2ndアルバム『normal』をリリースした、ラッパー / トラックメイカーのdodo。去年、月に1曲のペースで楽曲を配信していくなかで“nothin”や“im”といった楽曲がスマッシュヒットしたことで存在感を強めた彼だが、元を辿れば、2013年『高校生ラップ選手権』に出場したことから本格的に活動をスタートさせた、決して短くないキャリアを持つアーティストでもある。 dodoは、自身のアーティストとしてのスピード感を「遅い」と語る。しかしながら、高校卒業後に洗足学園音楽大学に入学し音楽を学び、その後、正社員として働きながらも制作を続けていたという彼の、様々な紆余曲折を経てたどり着いた音楽には、彼自身の人生哲学が色濃く刻み込まれた、普遍的な輝きがある。『normal』にはその輝きが、とても優しく、深く、沁み込んでいる。 今回、僕は初めてdodoにインタビューをさせてもらったが、彼

                                                                                dodoは名もなき人生をラップする もうゲームの勝ち方に興味はない | CINRA
                                                                              • アイドルコンテンツ(アニメ・ゲーム )CD売上ランキング2020 - 輝きが向こう側へ!

                                                                                アイドルコンテンツCD売上ベストテン 参考記録(A3!、ヒプマイ、バンドリ) 音楽配信が主流となり、CD売上が減少していく状況にあって、アニメ・ゲームのアイドルコンテンツから生まれた音楽CDもその流れには逆らえず、全体的には減少傾向にあるのですが、その中でも売上を伸ばしているコンテンツも。そこで2020年のアイドルコンテンツCD売上ランキングをまとめてみました。これは売上金額合計によるランキングです。(※集計期間は2019年12月から2020年11月までです)売上の数値については、少ない場合に集計から外れますので、最低でもこの売上数値と考えていただければと思います。 1位(前年2位) ラブライブ!サンシャイン(ランティス) 9タイトル(前年8) 売上枚数合計:      284,200枚 売上枚数前年:      484,300枚 売上DL合計:      012,900DL 売上DL前年

                                                                                  アイドルコンテンツ(アニメ・ゲーム )CD売上ランキング2020 - 輝きが向こう側へ!
                                                                                • フィル・スペクターの光と影 - インタビュー : Kompass(コンパス) ミュージックガイドマガジン by Spotify&CINRA

                                                                                  今年1月16日、アメリカの音楽プロデューサーであるフィル・スペクターが、新型コロナウイルスの感染に伴う合併症により、刑務所から移送された先の病院で死亡した。 スペクターといえば、多人数のスタジオ・ミュージシャンを起用し、深いエコーとモノラルミックスによって「ウォール・オブ・サウンド」、要するに音の壁のようなサウンドスケープを生み出し、ブライアン・ウィルソン(The Beach Boys)や大瀧詠一をはじめ、数多くのミュージシャンに多大なる影響を与えたポピュラーミュージック界の最重要人物の1人である。The Beatlesのラストアルバム『Let It Be』をはじめ、ジョン・レノンやジョージ・ハリスンのソロ作にも深く関わり、Ramonesの名盤『End of the Century』のプロデュースを手掛けたことでも知られている。 しかしその一方で、スタジオで発砲したりマスターテープを持ち逃

                                                                                    フィル・スペクターの光と影 - インタビュー : Kompass(コンパス) ミュージックガイドマガジン by Spotify&CINRA

                                                                                  新着記事