ロシアや中国、インドなど新興5カ国(BRICS)外相のオンライン会合が19日開かれ、議長国・中国の王毅(ワンイー)国務委員兼外相は「武器を送ってもウクライナに平和は訪れない。制裁で欧州の安保の苦境は…
アルゼンチン大統領府は29日、BRICSへの加盟を正式に拒否し、ミレイ大統領がBRICS5カ国の首脳に書簡で丁重にお断りしたと発表した。 これに対して中国はまだ見解を示していません。しかし、アルゼンチンの新大統領の下、アルゼンチンと中国の緊密な関係に変化が生じるかどうかに注目が集まっています。 米国に拠点を置き、中国、台湾、香港、マカオの政治、経済、社会、生活、金融などのニュースを世界中の華人向けに発信するメディアの世界新聞網の記事より。 アルゼンチンはBRICS参加を拒否 ミレイ新大統領は、ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカのBRICS首脳に宛てた書簡の中で、新興国グループに参加するのは適切な時期ではないとし、自身の外交政策が前政権のそれとは多くの点で異なるため、前政権の決定のいくつかは見直されるだろうと述べました。 11月19日にアルゼンチン大統領に選出される前、ミレイ氏はアル
誰の目にも明らかだろう。ガザでの戦争がきっかけでグローバル・ノースとグローバル・サウスの溝がさらに深まるおそれが生じている。 イスラム圏の国々に限らず、グローバル・サウスの国々の多くにとって、イスラエルがパレスチナの飛び地を空爆し、民間人の死者が数千人も出たことは、20年前の米国のイラク攻撃で数十万人の死者が出たときと同じように、西側諸国のダブルスタンダードそのものだと長い間、記憶されるに違いない。 一方、新興国側の主要な集まりであるBRICSは、数ヵ月前にヨハネスブルクで首脳会議を開催し、ますます力を持ちはじめている。2009年から開催されているこの首脳会議は、2011年からブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカの計5ヵ国が参加してきた。
南アフリカで開催されたBRICS首脳会議(サミット)で、中国・習近平国家主席の弱々しい姿が目についた。 中国国内では経済の低迷に加え、大洪水による被害、幹部や解放軍の人事混乱など、ここにきて習近平政権のほころびが一気に噴出し始めている。 第3期目に入り圧倒的な権力を掌握している習近平だが、やる気と自信を失い始めているのか? (福島香織:ジャーナリスト) 中国では「躺平」(寝そべり)という態度が蔓延している。サボタージュ、何をやっても無駄、報われない、という無気力の姿勢を意味するキーワードで、数年前から流行語化している。何か不条理な状況にあったとき、抗議などをすると、挑発罪、社会擾乱罪、ひどい場合は国家政権転覆煽動罪などで逮捕される可能性があるので、自分の身を守るためには何もしない、抵抗もしないのが一番、という処世術ともいえる。 何もしないこと自体が、一つの抵抗のアクションという見方もある。
2024年10月にロシアのカザンで開催されるBRICS首脳会議(サミット)では、国際金融システムの改革に関する重要な議論が行われる可能性が高まっている。特に注目されているのは、一部で議論されている金を基礎とする共通通貨の可能性についてである。この構想が実現すれば、単なる通貨の話にとどまらず、世界経済の構造そのものを揺るがす可能性があり、日本経済にも大きな影響をもたらすだろう。 ここでは、BRICSが推進する「脱ドル化」の背景を探り、その実現可能性を吟味し、将来の予想をしてみたい。また、日本経済への波及効果についても考察する。 記事のまとめ BRICSの脱ドル化構想は、国際金融システムに大きな変革をもたらす可能性を秘めている。しかし、その実現には多くの課題が存在し、完全な脱ドル化よりも、多極化された国際金融システムへの緩やかな移行が現実的なシナリオかもしれない。 日本を含む世界各国は、この変
トランプ次期米大統領は、主要新興国で構成される「BRICS」諸国に対し、貿易などで米ドルの代わりに使用する新たな通貨を創設しないという確約を求めると述べ、脱ドル化を進めれば100%の関税賦課も辞さない考えをあらためて示した。 トランプ氏は11月30日に自身のソーシャルネットワーク「トゥルース・ソーシャル」への投稿で、「われわれが傍観している間にBRICS諸国がドル離れを試みるという考えはもう終わりだ」と指摘した。 「新たなBRICS通貨を創設せず、強大な米ドルに取って代わる他の通貨を支持することもしないと約束するようこれらの国々に求める。さもなければ100%の関税に直面し、素晴らしい米国経済への売り込みに別れを告げることになると覚悟すべきだ」と付け加えた。 トランプ氏は選挙遊説中、各国が米ドルから脱却する動きについて高い代償を伴うものにすると公約していた。
エスワティニ(旧国名:スワジランド王国)は、アフリカで唯一残された台湾の公式外交国である。 同国の元首が、他のアフリカ諸国の元首と同様、南アフリカで開催されるBRICS首脳会議への招待状を受け取っているかどうかが、外部にとっては気になる問題となっています。 ドイツ国営の国際放送事業体である徳国之声の記事より。 BRICSが南アフリカで首脳会議開催 中国の新華社通信の報道によりますと、今年7月、南アフリカ外務省のアニル・スークラル副局長兼南アフリカのBRICSコーディネーターが、「南アフリカはヨハネスブルグで開催されるBRICS首脳会議にアフリカの全首脳を招待した」と述べました。 しかし、南アフリカの英字紙The Starは8月22日、エスワティニ王国のムスワティ3世国王は招待されなかったと報じました。エスワティニはアフリカにおける台湾の唯一の公式外交パートナーです。 エスワティニはBRIC
“Meet the Potters” by Spielbrick Films is licensed under CC BY 2.0. 反 NATO じゃないし,ドルにとってかわりそうにもないし,世界の経済成長を左右することもなさそう 中国で景気低迷がはじまっていて,これは長引きそうだ.それでも,西洋の報道では,中国が自分の支配下にある新しい国際機関をつうじて世界への影響力を強化しようと試みているという警告が伝えられてる――影響力どころか,「世界支配だってなきにしもあらず」みたいな調子だ.『フィナンシャル・タイムズ』の James Kynge はこう書いてる: 中国が描く青写真でかなめとなっているのは,発展途上国に対するみずからの指導力をゆるぎなく制度化することだ.その手段は,中国主導のさまざまな諸国家グループを形成し,拡張し,そこに資金提供することだ.(…)この戦略の目的は,大きく分けて
【1月31日 AFP】ドナルド・トランプ米大統領は30日夜、主要新興国で構成するBRICSに対し、米ドルに代わる基軸通貨としていかなる通貨も支持しないと確約しなければ、100%の関税を課すと改めて警告した。 BRICSはブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカなどで構成される。 トランプ氏は自身のSNS「トゥルース・ソーシャル」に、「われわれが傍観している間にドル離れを試みるというBRICS諸国のもくろみは終わりだ」と投稿。 「われわれは、一見敵対的なこれらの国々に対し、新たなBRICS通貨を創設せず、強力な米ドルに代わるいかなる通貨も支持しないという確約を求める。応じなければ100%の関税を課す」と続けた。 トランプ氏は就任直後、隣国のカナダとメキシコに対しても、不法移民とフェンタニル(オピオイド系鎮痛剤)の米国への流出を取り締まらなければ、2月1日に25%の関税を課すと表明している。
ロシア・サンクトペテルブルクで、ウラジーミル・プーチン大統領(左)と握手する南アフリカのシリル・ラマポーザ大統領。国営ロシア通信(RIA)提供(2023年6月17日撮影、資料写真)。(c)AFP PHOTO / RIA Novosti 【7月19日 AFP】南アフリカ大統領府は19日、同国で来月開催される新興5か国(BRICS)首脳会議に、ロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領は出席しないと発表した。プーチン氏の出欠をめぐっては、ここ数か月臆測が飛び交っていた。 南ア大統領報道官によると「双方の合意により、ロシア連邦のウラジーミル・プーチン大統領は首脳会議に出席しないが、(セルゲイ・)ラブロフ(Sergei Lavrov)外相が同国代表を務める」という。 プーチン氏に対しては、ロシア当局によるウクライナの子どもの違法連行の疑いで、国際刑事裁判所(ICC)から逮
アルジェリアのアブデルマジド・テブン大統領(2022年3月30日撮影、資料写真)。(c)Jacquelyn Martin / POOL / AFP 【8月1日 AFP】北アフリカ・アルジェリアのアブデルマジド・テブン(Abdelmadjid Tebboune)大統領は7月31日、ロシアや中国など新興5か国でつくる経済グループ「BRICS」に加盟する可能性を示唆した。 アルジェリアはアフリカ最大の天然ガス輸出国。テブン大統領は同日夜にテレビ放送されたインタビューで、BRICSが「経済・政治勢力の一つになっている」と述べ、従来の大国間組織に代わるものとして「BRICSに関心がある」と述べた。 テブン氏は、焦る必要はないとしながらも「朗報」があるだろうと発言した。 ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカから成るBRICS5か国の国内総生産(GDP)は現在、世界全体の4分の1を占めている。 テ
BRICS首脳会議(サミット)に出席した加盟国首脳ら。南アフリカ・ヨハネスブルクで(2023年8月23日撮影)。(c)GIANLUIGI GUERCIA / POOL / AFP 【8月24日 AFP】南アフリカ共和国のシリル・ラマポーザ(Cyril Ramaphosa)大統領は24日、ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカで構成する新興5か国(BRICS)に、サウジアラビアやアラブ首長国連邦(UAE)、イランなど6か国を来年から新たな加盟国として迎えると発表した。 ラマポーザ氏はヨハネスブルクで開催されているBRICS首脳会議(サミット)で、アルゼンチン、エジプト、エチオピア、イラン、サウジ、UAEを正式な加盟国として来年1月1日から受け入れることを明らかにした。 BRICSの拡大については、3日間にわたって開催されたサミットの議題の大半を占め、拡大のペースや基準をめぐり、加盟国間で
投資信託にどれだけロシア株が含まれているのかそれでは投資信託にどれだけロシア株が含まれているのかを確認していきましょう。 オルカンなど全世界株が投資対象の投資信託まずは全世界株です。 ご質問をいただきましたeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)で確認してみましょう。 今回はeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)で確認しますが、「MSCI オールカントリー・ワールド・インデックス」をベンチマークとしたタイプならほぼ同じとなります。 eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)の国別組入比率は以下の通り。 出典:eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)交付目論見書 2022年1月26日 より ロシアは主要地域に入っておらずその他4.6%の中に入っています。 かなり少ないんですよ。 その他扱いのため、ロシア株の実際の比率は公開されて
オンライン形式で開かれた新興5か国(BRICS)首脳会議にモスクワから出席し、「乾杯」のしぐさを見せるロシアのウラジーミル・プーチン大統領(2022年6月23日撮影)。(c)Mikhail Metzel / SPUTNIK / AFP 【6月24日 AFP】ロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領は23日、ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカの新興5か国(BRICS)首脳会議で、対ロ制裁に言及して西側諸国の「利己的な行動」への対応に協力するよう呼び掛けた。 オンライン形式で開かれた同会議に出席したプーチン氏は、テレビ放送された発言の中で「特定の国々の性急かつ利己的な行動によって世界経済に生じたこの危機的状況から抜け出す方法を模索することができるのは、誠実で互恵的な協力関係に基づいてのみだ」と述べた。 さらに、「これらの国々はマクロ経済政策における自らの過失
2019年にブラジルで開催された新興5か国(BRICS)首脳会議の共同会見(2019年11月14日撮影)。(c)Pavel Golovkin / POOL / AFP 【7月21日 AFP】南アフリカの外務省高官は20日、新興5か国(BRICS)加盟について、22か国が正式に申請し、同数の国が関心を示していることを明らかにした。南アは8月22~24日にBRICS首脳会議を開催し、アフリカのすべての国を含む69か国を招待している。 ブラジル、ロシア、インド、中国、南アから成るBRICSは、欧米の経済支配に対抗する緩やかなグループを自認し、以前から新規加盟国の受け入れに前向きな姿勢を示している。 南アのアニル・スークラル(Anil Sooklal)特使(アジア・BRICS担当)はヨハネスブルクで報道陣に対し「BRICSへの加盟を正式に申請している国は22か国あり、非公式に打診している国も同数あ
ロシア大統領府は、8月に南アフリカで開かれる予定のBRICS=新興5か国の首脳会議にプーチン大統領は対面では欠席し、オンラインで参加すると明らかにしました。 プーチン大統領をめぐっては、ICC=国際刑事裁判所が逮捕状を出していて、出席した場合の南アフリカの対応が注目されていました。 南アフリカ大統領府は19日、8月に南アフリカで開催する予定のBRICSの首脳会議にロシアのプーチン大統領が欠席し、代わりにロシア政府の代表としてラブロフ外相が出席すると発表しました。 プーチン大統領の欠席は双方の合意によるものだとしています。 これについて、ロシア大統領府のペスコフ報道官は「プーチン大統領はオンライン形式で首脳会議に参加することを決定した」と述べ、プーチン大統領は対面での出席は見送り、ラブロフ外相が直接、対面で出席することになると明らかにしました。 プーチン大統領をめぐっては、南アフリカも加盟す
BRICS首脳会議に参加する各国首脳=2019年、ブラジル/Ueslei Marcelino/Reuters 香港(CNN) 日米欧の主要7カ国(G7)に対抗して中国とロシアが主導する新興5カ国(BRICS)の一員である南アフリカのパンドール国際関係相は4日までに、BRICS加入への関心を伝えてきた国は34カ国に達すると述べた。 記者団に明らかにしたが、具体的な国名には触れなかった。輪番制となっているBRICSの議長国は今年、ロシアが務めており、加盟申請を受け付ける最初の国ともなる。 BRICSは2011年以降、中ロにブラジル、インドと南アによる組織として活動。数週間前には加盟国の拡大が初めて実現し、サウジアラビア、アラブ首長国連邦(UAE)、エチオピアとエジプトが正式に加わった。 BRICSの推進力の中心は中国とされ、米国が強い影響力を持つG7による不公平な国際秩序の構築に挑戦するための
Published 2023/07/15 18:23 (JST) Updated 2023/07/15 18:35 (JST) 【ナイロビ共同】南アフリカのマシャティル副大統領は14日、地元メディアのインタビューで、中国やロシア、南アなどBRICSの8月の首脳会議を巡り、ロシアのプーチン大統領の欠席を提案したものの、ロシアなどが拒否したと明らかにした。 南アには、ICCの逮捕状が出ているプーチン氏が入国した場合、拘束する義務がある。マシャティル氏は「われわれにとって大きなジレンマで逮捕するわけにはいかない。友人を家に招待して逮捕するようなもので欠席が最良の解決策になる」と語り、引き続き欠席を求める考えを示した。 首脳会議は8月下旬に南アのヨハネスブルクで開催。南アはBRICS加盟国に(1)プーチン氏の代理としてラブロフ外相の出席(2)ICC未加盟国の中国への会場変更(3)オンラインでの開催
Xまポストで気になる情報だと思うのでメモしときます。 海外のJim Willieという方のポストです。この方がどういうかたはは把握できていません。 以下はGoogle翻訳です。 BRICS同盟はついに、世界貿易の未来を一変させるかもしれない巨大な動きを見せた。待望のブロックチェーンベースの決済システムが正式に発表された。この展開は、ドル中心の金融システムの終焉の始まりとなるかもしれない。このプロジェクトは、世界金融に対するアメリカの支配の屋台骨となってきた米ドルの覇権に対する直接的な挑戦である。世界の準備通貨としての米ドルの役割は、ワシントンの最も強力な武器であったが、BRICSの新しい決済システムは、その独占を解体する第一歩となるかもしれない。
フランスのエマニュエル・マクロン大統領(2023年6月19日撮影)。(c)STEPHANIE LECOCQ / POOL / AFP 【6月21日 AFP】フランスのエマニュエル・マクロン(Emmanuel Macron)大統領が、8月に南アフリカで開催される新興5か国(BRICS)首脳会議(サミット)にオブザーバーとしての出席を希望していると、仏外相が20日、明らかにした。 BRICSはブラジル、ロシア、インド、中国と今回の開催国である南アフリカで構成されており、8月の会議にはロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領も招待されている。 南アを訪問したカトリーヌ・コロナ(Catherine Colonna)欧州・外務相は記者団の質問に答え、マクロン氏の「関心」を南ア政府に伝えたと述べた。 BRICSの会議に構成国以外の首脳が出席するのはまれ。南アのナレディ・パン
ロシア中部カザンで、新興5か国(BRICS)首脳会議に臨む首脳ら(2024年10月23日撮影)。(c)Alexander NEMENOV / POOL / AFP 【10月23日 AFP】ロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領は23日、中部カザン(%Kazan)で前日開幕した新興5か国(BRICS)首脳会議で、新たな「多極的世界秩序」が形成されていると称賛した。 プーチン氏は公式開会式で「多極的な世界秩序の形成が進行中だ。これは動的かつ不可逆的なプロセスだ」と述べた。 会議はロシアにとって、2022年にウクライナ侵攻を開始して以降で最大となる外交フォーラム。ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカのBRICS諸国に加え、中国、インド、トルコ、イランを含む約20か国の指導者が集まり、BRICS主導の国際決済システムの開発や中東紛争などの議題について話し合う。
2024年10月29日 田中 宇 BRICS諸国は、10月22-24日にロシア中央部のカザンで開いた年次定例サミットで、米英が作った既存の世界経済システムに依存しない、独自の経済システムを構築する過程を(一応)完了した。 BRICSクリア、ブリッジ、ペイ、ユニット、保険、格付けなど貿易、決済、通貨に関する機能。穀物取引所から産業運輸インフラやデジタル環境の共同整備まで、多分野にわたる経済システム構築がサミットの宣言に盛り込まれている。 (Kazan Declaration) (BRICS summit: Key takeaways from the Kazan declaration) 2022年2月のウクライナ開戦後、米国側から強烈に(不当に)経済制裁されたロシアと、次に制裁されそうな中国が結束し、制裁を乗り越えるために、BRICSを主導して対米自立した非米側システムの構築を開始した。
ロシアや中国が主導する新興国グループ「BRICS」に2025年1月、インドネシアが加盟した。BRICSはブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカ共和国の英語頭文字だが、1年前にエジプト、エチオピア、イラン、アラブ首長国連邦(UAE)が加わったばかり。急速な拡大を図る中、インドネシアを異例の厚遇で迎え入れた。 ただ、インドネシアは「全方位中立」の外交を掲げ、1年前まで「入らない」と宣言していた。急な方針転換は西側諸国だけでなく、国内にも大きな驚きを与えた。インドネシアは国際政治・経済で近年、存在感を増しているグローバルサウスの代表格だ。その選択や進路は、他の「サウス」にも大きな影響を与える。 インドネシアはなぜ方針を翻したのか。中立を捨てて「東」側に軸足を移すのか。新興国に働く「西」の遠心力と「東」の求心力とは何か。アジア経済研究所の川村晃一氏に背景を深掘りしてもらいつつ、今後BRICSが
xs 当ブログにお越し頂き、ありがとうございます。 4月21日の自民党の政調審議会で、高市政調会長は 自衛隊によるウクライナ周辺国のへの支援物資輸送について、 「物資の積み込み地であるインドから自衛隊機の受け入れを 拒否された」と明らかにしました。 同日の政審で輸送計画を了承し、22日に閣議決定したうえで 週末に派遣する予定でした。 計画の修正が必要で、派遣は遅れる見通しです。 自衛隊機が他国領域に入る際には、その国の許可が必要です。 インドは、伝統的にロシアと関係が深く、 インドがウクライナを侵攻するロシアに配慮したとの見方も 出ています。 そういえば、国連総会のロシアへの非難決議で インドは棄権していたなぁ~と思いました。 ニュースの記事を読んでいて 「BRICS(ブリックス)」という言葉が出てきましたが、 知らない言葉でした。 ゲラチーは教養がないので、知らない言葉も多く、 まだまだ
ビットコインの価格は3月8日に史上最高値を更新し、7万ドルを突破した。これにより、イーサリアムやXRPなどを含む暗号資産市場全体の時価総額も上昇している。 そんな中、中国とロシアが手を組み、デジタル通貨とブロックチェーンに基づく独自の決済システムの構築に乗り出した。著名アナリストの1人は、この動きが米国の覇権に核兵器よりも重大な危機をもたらすと警告した。 ロシアのユーリ・ウシャコフ大統領補佐官は3月5日のタス通信のインタビューで、ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカの5カ国からなるBRICS(ブリックス)が「独立した決済システム」を構築することが将来の重要な目標だと語った。この決済システムは、デジタル技術やブロックチェーンといった最先端のツールに基づくものになるという。 「ここで重要なのは政府や国民、企業にとって便利で、費用対効果が高く、政治色のないシステムを構築することだ」とウシャ
BRICSは、中国やロシア、インドなど新興5か国で構成されていましたが、その後エジプトやイランなど中東やアフリカの国々に拡大し、最近では東南アジアでも参加を希望する動きが相次いでいます。 こうした中、BRICSのことしの議長国を務めるブラジルは6日、インドネシアが正式に加盟したと発表しました。 東南アジアの国が加盟するのは初めてで、ブラジル外務省は「インドネシアは、グローバル・サウスにおける協力の深化に積極的に貢献している」として、加盟を歓迎しました。 一方、インドネシア外務省も「より包括的で公平な世界秩序を実現するための多国間協力を強化するというインドネシアの取り組みを反映している」と加盟の意義を強調しています。 軍事同盟などに加盟しない全方位外交を掲げるインドネシアとしては、食料やエネルギーの安全保障などを強化するねらいがあるものとみられています。 BRICSをめぐっては、トランプ次期
"Meet the Potters" by Spielbrick Films is licensed under CC BY 2.0.反 NATO じゃないし,ドルにとってかわりそうにもないし,世界の経済成長を左右することもなさそう中国で景気低迷がはじまっていて,これは長引きそうだ.それでも,西洋の報道では,中国が自分の支配下にある新しい国際機関をつうじて世界への影響力を強化しようと試みているという警告が伝えられてる――影響力どころか,「世界支配だってなきにしもあらず」みたいな調子だ.『フィナンシャル・タイムズ』の James Kynge はこう書いてる: 中国が描く青写真でかなめとなっているのは,発展途上国に対するみずからの指導力をゆるぎなく制度化することだ.その手段は,中国主導のさまざまな諸国家グループを形成し,拡張し,そこに資金提供することだ.(…)この戦略の目的は,大きく分けて2つ
中国やインドなど急成長を続ける新興5カ国(BRICS)が、加盟国拡大を模索している。「グローバルサウス」と呼ばれる新興・途上国を陣営に取り込んで数を増やし、主要7カ国(G7)に対抗する力を持つのが狙いだ。南アフリカで1日から始まる外相会議には、追加加盟を視野に15カ国の外相を招待する。BRICS拡大の背景や影響を探った。 目をつけた「説教ばかりで厳しい」 BRICSは、世界の人口の約4割、国土面積は3割を占める。国内総生産(GDP)でも約25%と、約4割のG7に迫る。経済面で2030年までにG7を追い越し、いずれ「世界の半分」を占めるのが確実と予想されている。 そうした中、22年に議長国を務めた中国が拡大を仕掛けた。きっかけは、激化する米中対立やロシアのウクライナ侵攻で、世界の二分化が深まったことにある。両陣営の争いに巻き込まれるのを嫌い、中立的な立場にとどまろうとするグローバルサウスをう
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