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Scienceの検索結果81 - 111 件 / 111件

  • ニホンザル、イノシシ、クマ……「害獣」と呼ばれる哺乳類は、生態系に何をもたらしているのか

    日本の農村地域で深刻さを増している獣害問題。2023年はクマ類による人身被害が多発し、大きく報道もされました。 クマ類だけでなく、この十数年対策が急がれてきたのが、農業被害をもたらすニホンジカ、イノシシ、ニホンザルの管理の問題です。 哺乳類生態学、とくにニホンザルを専門とする山形大学学術研究院の江成広斗教授は、ニホンザルの生態を探ると同時に、その管理方法を社会実装するための研究を続けてきました。 人口減少社会が到来した今、私たちと野生動物の間にどのような問題が起きているのか、そしてどう共生し得るのか。江成教授に聞きました。 近年、日本の農村地域では野生動物が大きな問題となっています。 とくに、ニホンジカ、イノシシ、そしてニホンザルによる農業被害は後をたたず、農村部の住民はその対策に追われています。 学生時代からニホンザルの生態を調査してきた山形大学の江成広斗教授は、ニホンザルの管理方法につ

      ニホンザル、イノシシ、クマ……「害獣」と呼ばれる哺乳類は、生態系に何をもたらしているのか
    • 厚さ18キロのダイヤモンドの層、水星の地下に存在する可能性 新研究

      探査機が撮影した水星。表面を構成する岩石の化学的・物理的な違いを色分けしている/NASA/Johns Hopkins University Applied Physics Laboratory/Carnegie Institution of Washington via CNN Newsource (CNN) 最大18キロの厚さのダイヤモンドの層が水星の地表の下に隠れている可能性があることが、新たな研究で分かった。水星は太陽系で最小の惑星で、太陽の最も近くに位置する。 これらのダイヤモンドは、およそ45億年前に水星が誕生して間もなく形成されたとみられる。水星は、塵(ちり)やガスの渦が高温高圧の環境下で結合して惑星となった。 この時、生まれたばかりの惑星の表面には、深部のマグマの海から浮かび上がった黒鉛で出来た地殻があったと考えられる。 今回研究チームは、実験によってこの環境を再現。使用した

        厚さ18キロのダイヤモンドの層、水星の地下に存在する可能性 新研究
      • 火星の地下に大量の水、太古の海を満たす量 米NASA探査機で判明

        米航空宇宙局(NASA)の火星探査機「インサイト」が火星内部の調査を行っているイメージ図/NASA/JPL-Caltech (CNN) 火星の地下の奥深い場所に大量の水が存在していることが、米航空宇宙局(NASA)の火星探査機のデータ解析で裏付けられたとする研究結果を、米カリフォルニア大学の研究チームが発表した。 火星の地核の中層にある岩盤の小さな亀裂や気孔の中には、太古の火星にあったとされる海を満たすのに十分な量の水が閉じ込められていると研究チームは推定。水は地下に幅1.6キロの層で存在していて、火星全体を覆っている可能性があるとしている。 研究チームはNASAの探査機「インサイト」が2018年~22年にかけ、地震計を使って火星の内部を調査した際のデータを分析し、米科学アカデミー紀要に研究結果を発表した。 ただし、もし将来的に利用しようとすれば、地下11.5~20キロの深さに存在している

          火星の地下に大量の水、太古の海を満たす量 米NASA探査機で判明
        • コモドドラゴンの歯に鉄の「コーティング」、歯の摩耗遅らせる 新研究

          「コモドドラゴン」はインドネシアの固有種で世界最大級のトカゲだ/Charlotte Ellis/Zoological Society of London ロンドン(CNN) インドネシアの固有種で世界最大級のトカゲ「コモドドラゴン」の歯は獲物を引き裂きやすいよう鉄のコーティングで覆われていることがわかった。新たな研究が24日、ネイチャー・エコロジー・アンド・エボリューションで発表された。 研究によれば、金属は歯の先端やのこぎり状の歯の先に集中しており、オレンジ色に染まっている。 英キングス・カレッジ・ロンドンの講師で歯の生命科学が専門のアーロン・レブランク氏が率いる研究チームは高度な画像化技術と化学分析を使ってコモドドラゴンの歯を調べた。 レブランク氏はCNNの取材に対し、研究チームは、鉄が薄いコーティングの中に集中しており、それが切れ味を保つ保護層として機能していることを発見したと語った

            コモドドラゴンの歯に鉄の「コーティング」、歯の摩耗遅らせる 新研究
          • 「ドレイクの方程式」の修正案が提出される 私たち人類は “ひとりぼっち” なのか?

            宇宙には、私たち人類以外の文明は存在するのでしょうか? もしも存在するとしたら、それはどれくらいの数となるのでしょうか? 文明の数を推定する方法として有名な「ドレイクの方程式」にもとづくと、天の川銀河の中には多数の文明が存在すると予測できます。その一方で、ドレイクの方程式で予測される文明の数は、私たちがとっくの昔に地球外文明に出会っていてもおかしくはないはずだという「フェルミのパラドックス」との矛盾にしばしば遭遇します。 テキサス大学ダラス校のRobert J. Stern氏とスイス連邦工科大学チューリッヒ校のTaras V. Gerya氏の研究チームは、進化した生命が知性を獲得して文明を構築するには、大規模な地殻の運動である「プレートテクトニクス」の継続時間がカギを握っているのではないかと考えた研究を行いました。そして、ドレイクの方程式の項目の1つである「fi(生命が知性を獲得する割合)

              「ドレイクの方程式」の修正案が提出される 私たち人類は “ひとりぼっち” なのか?
            • グーグルが気象予測で新モデル、機械学習と物理学を統合

              気象予測にAIと従来の物理学的手法のどちらが最も効果的かについては、気象や気候の専門家の間でも意見が分かれている。グーグルの研究者は、両者を組みわせることで、より低コストで正確な予測ができるシステムを発表した。 by James O'Donnell2024.07.24 15 この記事の3つのポイント グーグルが機械学習と従来手法を組み合わせた新たな気象予測モデルを構築 従来モデルよりも少ない計算能力で迅速に高品質な予測が可能 異常気象リスクの長期的モデリングへの使用が期待されている summarized by Claude 3 グーグルの研究者は、機械学習と従来の手法を組み合わせた新たな気象予測モデルを構築した。これにより、現在よりも遥かに安い費用で正確な予報が得られるようになる可能性がある。 「ニューラルGCM(NeuralGCM)」と呼ばれるこのモデルは、7月22日付けのネイチャー(N

                グーグルが気象予測で新モデル、機械学習と物理学を統合
              • 最小の人類化石(上腕骨)を発見 ――インドネシアの孤島で70万年前までに生じていた小型原人の進化――

                7月31日配信のプレスリリースをWEB用に修正(2024/8/7) 図1:発見された70万年前のフローレス原人の大人の上腕骨(骨の下側半分が残存)(撮影:海部陽介) 発表のポイント ◆フローレス島(インドネシア)のソア盆地にある70万年前の地層から、これまでに世界各地で見つかった人類化石の中で最小サイズの大人の上腕骨(下側半分が残存)が発見されました(図1)。推定される身長は、同島のリャンブア洞窟で発見された約6万年前のフローレス原人(Homo floresiensis)より6cmほど低い、およそ100 cmです。 ◆フローレス原人がジャワ原人と類似することも再確認され、100万年前頃にこの孤島へ渡った大柄(現代人と同程度)な原人の身体サイズが、30万年以内に劇的に小さくなり、その後60万年以上にわたって小柄な体格を維持していたという進化のシナリオが描かれます。 ◆本研究により、謎に包まれ

                  最小の人類化石(上腕骨)を発見 ――インドネシアの孤島で70万年前までに生じていた小型原人の進化――
                • 針葉樹でも広葉樹でもない、中間の木が見つかった

                  針葉樹でも広葉樹でもない、中間の木が見つかった2024.08.10 22:3050,661 Adam Kovac・Gizmodo US [原文] ( mayumine ) これは地球温暖化対策に期待大!? 新たな研究により、針葉樹でも広葉樹でもない中間微小繊維構造の存在が明らかに。「ミッドウッド」と名付けられた木は成長が早く、かつ多くの二酸化炭素を蓄える効果があるため、炭素隔離に非常に効果的だそうです。 針葉樹でも広葉樹でもない中間の木木は大きく2種類に分類されます。被子植物は一般的に広葉樹、裸子植物は針葉樹と呼ばれますが、この区別と木材の密度とは関係がありません。種子の特徴によるもので、広葉樹は果実や殻に包まれた種子(例:オークやカエデ)で、針葉樹の種子は露出しています。構造においても異なり、広葉樹の細胞壁には狭いマクロフィブリル( macrofibril:木材の剛性と強度を与える細胞壁

                    針葉樹でも広葉樹でもない、中間の木が見つかった
                  • 実験と論文執筆だけでなく査読まですべてAIが行う「AIサイエンティスト」を日本のAI企業「Sakana AI」がリリース

                    東京を拠点とするAI企業「Sakana AI」がオックスフォード大学とブリティッシュ・コロンビア大学との共同研究で、大規模言語モデル(LLM)を使って研究開発プロセスそのものを自動化する技術「AIサイエンティスト」を開発したと発表しました。 [2408.06292] The AI Scientist: Towards Fully Automated Open-Ended Scientific Discovery https://arxiv.org/abs/2408.06292 「AIサイエンティスト」: AIが自ら研究する時代へ https://sakana.ai/ai-scientist-jp/ GitHub - SakanaAI/AI-Scientist: The AI Scientist: Towards Fully Automated Open-Ended Scientific D

                      実験と論文執筆だけでなく査読まですべてAIが行う「AIサイエンティスト」を日本のAI企業「Sakana AI」がリリース
                    • 「恐竜絶滅」の隕石の正体判明、レアタイプだった、火山説も除外

                      約6600万年前、現在のユカタン半島付近に隕石が衝突し、恐竜時代を終わらせた大量絶滅が起きた。今回の研究で、その隕石が木星より外側からやってきたものであることが明らかになった。(Illustration by Nicolle R. Fuller / Science Photo Library) ティラノサウルスやトリケラトプスをはじめとして、鳥類を除く恐竜、翼竜や海竜などの爬虫類を絶滅させ、白亜紀を終わらせた直径10キロを超える隕石は、木星の向こう側からやってきたことが明らかになった。8月16日付けの学術誌「Science」で発表された論文によると、この巨大な岩の塊は地球の近くを周回していたのではなく、太陽系をはるばると旅してきたあと、地球に衝突したという。 6600万年前の衝突でできた巨大クレーターは、現在のメキシコ沿岸の海底にあり、チクシュルーブと呼ばれている。衝撃時には大規模な灼熱の

                        「恐竜絶滅」の隕石の正体判明、レアタイプだった、火山説も除外
                      • 四つの台風が発生、日本の南海上で何が…「モンスーン・ジャイア」で「卵」次々

                        【読売新聞】 日本の南海上では8~13日に、台風5~8号の四つの台風が次々に発生した。気象庁によると、気圧の低い大気の渦、「モンスーン・ジャイア」によって台風が発生しやすい状況になっている。 「モンスーン・ジャイア」は季節風の渦とい

                          四つの台風が発生、日本の南海上で何が…「モンスーン・ジャイア」で「卵」次々
                        • 地球上で最初に「セックス」をした動物はどれ?

                          繁殖をするのに2つの個体が必要な有性生殖は、一見すると単体で増殖できる無性生殖に比べて不利なように思えます。しかし、人間を含む多くの動物が地球上で繁栄しているのは、2つの遺伝子を掛け合わせることによって生じる多様性が、環境の変化への迅速な適応を可能としてくれたおかげです。現生人類まで連綿と受け継がれてきた「交尾」を最初にした動物はどんな生き物だったのかについて、サイエンス系ニュースサイト・Live Scienceが専門家の話や著書からまとめました。 What were the first animals to have sex? | Live Science https://www.livescience.com/animals/what-were-the-first-animals-to-have-sex ◆有性生殖 動物は進化の過程で常に有性生殖を行ってきたため、交尾をした最初の動物は

                            地球上で最初に「セックス」をした動物はどれ?
                          • 動物を電磁波でマインドコントロールする技術が発明される

                            「電磁パルスで脳の特定領域を刺激してマインドコントロールする」という技術が韓国の基礎科学研究所(IBS)の研究チームによって開発されました。研究チームはすでにマウスで実験に成功しています。 New Technology to Control the Brain Using Magnetic Fields Developed https://www.ibs.re.kr/cop/bbs/BBSMSTR_000000000738/selectBoardArticle.do?nttId=24921 Scientists 'Mind Controlled' Mice Remotely in Extraordinary World First : ScienceAlert https://www.sciencealert.com/scientists-mind-controlled-mice-remo

                              動物を電磁波でマインドコントロールする技術が発明される
                            • C<sub>4</sub>植物の光合成能力と環境適応力はC<sub>3</sub>植物よりも進化的に優れている――地球温暖化・気候変動に適応する植物の開発へ期待―― | 東京大学大学院農学生命科学研究科・農学部

                              ホーム 研究成果 C4植物の光合成能力と環境適応力はC3植物よりも進化的に優れている――地球温暖化・気候変動に適応する植物の開発へ期待―― 発表のポイント C4植物とC3植物において光の強さの変化に対する応答を調べたところ、C4植物、C3植物とC4植物の中間型、C3植物の順に光合成誘導と気孔応答が素早く、環境に素早く適応する能力を持っていることが分かりました。 C4植物はC3植物から進化する過程でCO2濃縮機構という機能を獲得し、高温・乾燥地域に適応していると考えられています。この性質が、野外で日常的にさらされている変動光に対してどのように応答しているかを明らかにしました。 本研究成果は、植物が進化の過程で獲得した形質の有用性を証明するとともに、この優れた形質をほかの植物に導入し、将来の地球温暖化・気候変動に適応した植物を作出することの可能性を示しました。 発表概要 東京大学大学院農学生命

                                C<sub>4</sub>植物の光合成能力と環境適応力はC<sub>3</sub>植物よりも進化的に優れている――地球温暖化・気候変動に適応する植物の開発へ期待―― | 東京大学大学院農学生命科学研究科・農学部
                              • 天然のアルコールで、日常的に酔っぱらっている野生動物たち

                                ヒメレンジャクはベリーを大量に食べるが、ときには発酵した果実を食べてしまい、方向感覚を失ったり、動きが鈍くなったりすることがある。(PHOTOGRAPH BY ROBBIE GEORGE, NAT GEO IMAGE COLLECTION) ブラジルのリオデジャネイロの海に暮らすブラジルヒラガシラの体内から、水路にしばしば投棄される違法薬物が検出されたという研究結果が発表され、「コカイン・シャーク」が話題になった。(参考記事:「『コカイン・シャーク』 ブラジルのリオデジャネイロから初の報告」) この現象は「多くのジョークを生んでいますが、事態はかなり深刻です」と、米テキサス州公園野生生物局の野生動物医であるサラ・ワイコフ氏は述べる。 「動物たちは、麻薬鎮痛剤のオピオイドや違法薬物だけでなく、避妊薬から抗生物質まで私たちが使用するあらゆるもので汚染されています」 もちろん、アヘンの原料となる

                                  天然のアルコールで、日常的に酔っぱらっている野生動物たち
                                • 「ゆっくり休む」ことがしんどい理由(余暇研究の知見から)|桜井政成研究室(出張所)

                                  鬱(うつ)気味のときは何もしないでゆっくり休むが正解とされるようになって、よい風潮だと思っている。そうなんだけれど、いざ休むとなると、罪悪感にさいなまれ、休んでいる自分にメンタルをさらにやられる、ということもあったりする。 実は、余暇研究の知見からは、余暇時間が増加するほど、幸福度が低下するという研究結果が出されている。考えられる理由として、過重労働文化の影響があって、平日に何もしないことでかえって罪悪感が増すのではとも言われている。休むのも辛い、という状況はこれではないかと。 例として、この韓国の成人を対象とした大規模データ分析による研究。 Lee, K.J., Cho, S., Kim, E.K. et al. Do More Leisure Time and Leisure Repertoire Make Us Happier? An Investigation of the Cur

                                    「ゆっくり休む」ことがしんどい理由(余暇研究の知見から)|桜井政成研究室(出張所)
                                  • https://www.jamstec.go.jp/j/pr/topics/explore-20240815/

                                    • 新たに発見された遺伝子バリアント、アルツハイマー病を予防する可能性 | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン)

                                      発症リスクの高い人がアルツハイマー病になるのを防ぐかもしれない遺伝子バリアント(遺伝子変異)が新たに発見された。 コロンビア大学の研究チームが2024年4月に発表した論文によれば、この遺伝子はリスクを70%低下させる可能性があるという。アルツハイマー病をテーマにしたこのシリーズでは、これまで治療ターゲットの候補として血液脳関門に注目してきた。この記事では、アルツハイマー病発症を遅らせる上で、その替わりになるアプローチを探る。すなわち、私たちの遺伝子である。 アルツハイマー病の直接の原因となるただ1つの遺伝子は存在しない。ただし、発症した兄弟姉妹や親がいる人では、発症のリスクが高くなる。このことから、遺伝的な要因が働いていることがうかがえる。 これまで多数の研究により、「アポリポタンパク質E」を司るAOPE(アポイー)遺伝子におけるバリアントが、アルツハイマー病の主要な遺伝的リスク要因である

                                        新たに発見された遺伝子バリアント、アルツハイマー病を予防する可能性 | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン)
                                      • 火星で古代の「生命の存在」を示唆する岩石発見、しかしさらなる研究が必要 NASA | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン)

                                        期待をしてもよいが、あまり興奮しすぎないように。火星で発見された岩石が、古代の生命の存在を示唆する特徴を備えていると、NASAが発表した。この岩石は矢じり型で、7月に火星探査車パーサヴィアランスがジェゼロクレーターで発見したものだ。NASAは米国時間7月25日の声明で「この岩石は、数十億年前、探査車が現在探査している地域に水が流れていた時代に、生命によって形成された可能性のある化学的特徴と構造を示している」と述べている。 「チェヤヴァフォールズ(チェヤヴァ滝)」と名づけられたこの赤みがかった岩石には、豹の斑点のような模様とカンラン石が見られる(NASA) これは火星に微生物が存在していたことの証拠を示す発表ではなく、探査車が発見したものをよりよく理解するためのさらなる研究の呼びかけだ。NASAは「観測された特徴に対する他の説明も科学チームによって検討されており、『古代の生命体』が妥当な説明

                                          火星で古代の「生命の存在」を示唆する岩石発見、しかしさらなる研究が必要 NASA | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン)
                                        • 国際STM出版社協会、AIモデルの学習、開発、運用におけるコンテンツの使用に係る許諾に関する声明を発表

                                            国際STM出版社協会、AIモデルの学習、開発、運用におけるコンテンツの使用に係る許諾に関する声明を発表
                                          • 日本人祖先の「3系統説」、従来の定説に修正迫る ゲノム解析で進化人類学は「人類、日本人の本質」を探究(Science Portal) - Yahoo!ニュース

                                            「日本人の祖先はどこからやってきたのか」。このロマンに満ちた問いに対しては、祖先は縄文人と大陸から渡来した弥生人が混血したとする「二重構造モデル」が長くほぼ定説となっていた。そこに日本人のゲノム(全遺伝情報)を解析する技術を駆使した研究が盛んになり、最近の、また近年の研究がその説を修正しつつある。 日本人3000人以上のゲノムを解析した結果、日本人の祖先は3つの系統に分けられる可能性が高いことが分かったと理化学研究所(理研)などの研究グループが4月に発表した。この研究とは別に金沢大学などの研究グループは遺跡から出土した人骨のゲノム解析から「現代日本人は大陸から渡ってきた3つの集団を祖先に持つ」と発表し、「三重構造モデル」を提唱している。

                                              日本人祖先の「3系統説」、従来の定説に修正迫る ゲノム解析で進化人類学は「人類、日本人の本質」を探究(Science Portal) - Yahoo!ニュース
                                            • 朝日新聞デジタル on X: "<おわび>当初の記事にあった、国立科学博物館の谷健一郎研究主幹の発言は、しんかい6500ではなく支援母船「よこすか」についてでした。発言を含む段落を削除し、見出しを直しました。記者が有識者会議を傍聴しましたが、ご本人への確認を怠りました。おわびいたします。 https://t.co/VicHGiA0YM"

                                              • 急激な気温上昇を説明できない気候科学の崩壊

                                                多くの研究者は、エルニーニョによる温暖化が衰退し、ラニーニャによる寒冷化が引き継ぐ、今から年末までの間に、何が起こるかを不安げに見守っている。その不安は大きい。今年は気候モデルの信頼性についての決定的な年になるかもしれない。 現在のエルニーニョは2023年6月に始まり、太平洋に何年かに渡り蓄積された過剰な熱の放出弁となった。これは地球を未知の領域へと押しやり、気候科学者たちを動揺させた。実際のところ、なぜこれほど暑いのか、科学者たちはうまく説明できていない。 2002年から2014年までの間、地球表面の温暖化が進まなかったことの説明がつかなかったというような以前の問題に続き、これはこの分野の信頼性に対する、最新の打撃に過ぎないという人もいる。また、昨年までは気候科学者は物事を説明するのが上手だったと主張する人もいる。しかしいずれにせよ、最近の温暖化は気候科学に宗派分裂をもたらした。 昨年の

                                                  急激な気温上昇を説明できない気候科学の崩壊
                                                • 人は「自分の名前」に合わせた顔に成長する!驚きの研究が発表 - ナゾロジー

                                                  「名前にその人の本当の姿が表れている」という意味を指して「名は体を表す」といいますが、これは本当かもしれません。 イスラエル・ライヒマン大学(Reichman University)はこのほど、人の顔は自分の名前に合うように成長する傾向があるという驚きの研究結果を発表しました。 参加者に画像中の人物の名前を当ててもらうタスクをしたところ、子供の名前は当たらなかったものの、大人の名前は偶然を上回る有意な確率で当てられたという。 これは私たちが子供から大人になるにつれて、自分の名前に合うような顔に成長することを示唆するものです。 研究の詳細は2024年6月11日付で科学雑誌『PNAS』に掲載されました。 New Reichman University study reveals: People’s faces evolve to match their names https://www.eu

                                                    人は「自分の名前」に合わせた顔に成長する!驚きの研究が発表 - ナゾロジー
                                                  • 【解説】月に「洞窟」を発見、なぜ重要? どう役に立つのか

                                                    NASAのルナー・リコネサンス・オービター(背景に地球を配置したイメージ図)。「静かの海」と呼ばれる太古のマグマの海の下に、溶岩チューブの存在を直接的に示す証拠が発見された。(ILLUSTRATION BY UNIVERSITY OF TRENTO/ A. ROMEO/ NASA/ JPL-CALTECH (BRIAN KUMANCHIK/ CHRISTIAN LOPEZ)/ BILL ANDERS) アポロ計画以来の有人月面着陸が2020年代後半に予定されている。米航空宇宙局(NASA)のアルテミス計画だ。順調に進めば、水が豊富とされる月の南極域に、持続的な活動拠点が段階的につくられる。(参考記事:「人類を再び月面へ、NASA「アルテミス計画」ビジュアルガイド」) 2024年7月、この計画に朗報が届いた。月周回探査機のレーダー観測のデータを分析したところ、かつてアポロ11号が着陸した地点

                                                      【解説】月に「洞窟」を発見、なぜ重要? どう役に立つのか
                                                    • 香港中文大学ら、香港初となるオープンアクセス書籍に関するイニシアティブを開始

                                                      2024年7月17日、香港中文大学、香港城市大学、香港大学の3大学の図書館と大学出版局の共同で、オープンアクセス(OA)書籍に関するイニシアティブ“Open Books Hong Kong”が立ち上げられました。 香港城市大学の発表によると、これは三つの大学出版局から出版された中国語の学術書を無料で公開することで、香港で出版された学術成果を世界的に共有し、書誌多様性(書目多様性)を促進することを目指すもので、OA書籍に関する香港初の試みであるとあります。 第一弾として、人文・社会科学分野の学術書9点が“Open Books Hong Kong”のウェブサイト上で公開されています。 三間大學合作推出開讀計劃 九本圖書供公眾免費下載(香港城市大学, 2024/7/17) https://www.cityu.edu.hk/zh-hk/media/news/2024/07/17/open-book

                                                        香港中文大学ら、香港初となるオープンアクセス書籍に関するイニシアティブを開始
                                                      • E2719 – 博物館デジタルアーカイブの現在地(第1回)<報告>

                                                        博物館デジタルアーカイブの現在地(第1回)<報告> 五常総合法律事務所・数藤雅彦(すどうまさひこ)、慶應義塾大学文学部・福島幸宏(ふくしまゆきひろ) デジタルアーカイブ学会は、2024年6月6日、シンポジウム「博物館デジタルアーカイブの現在地(第1回)」をオンラインで開催した。2023年4月に施行された改正博物館法では、博物館の事業として資料のデジタルアーカイブ化が明記されたが、予算や人員体制などが要因となり取組が進んでいない施設も多い。そこで我々は、博物館におけるデジタルアーカイブの現状と課題を議論するために本シンポジウムを企画した。第1回となる今回は、国の政策と自治体の事例を取り上げた。開催にあたっては日本博物館協会の後援を得た。本稿ではシンポジウムの概要を紹介する。 ●シンポジウムの概要 まず基調講演として、中尾智行氏(文化庁博物館支援調査官)がミュージアムDXをめぐる政策動向を解説

                                                          E2719 – 博物館デジタルアーカイブの現在地(第1回)<報告>
                                                        • DNAメチル化調節因子の作用機作を解明

                                                          理化学研究所(理研)開拓研究本部 眞貝細胞記憶研究室の新海 暁男 上級研究員、志村 知古 テクニカルスタッフⅠ、福田 渓 客員研究員、眞貝 洋一 主任研究員らの国際共同研究グループは、さまざまな生命現象やがんや免疫不全などの疾患に関与しているDNAメチル化をコントロールする仕組みを明らかにしました。 本研究成果は、DNAメチル化制御の全容解明に向けた一歩であり、疾患治療や創薬の基礎につながるものと期待されます。 ICF症候群[1]と呼ばれる免疫不全ではDNAの低メチル化が認められ、その原因遺伝子にHELLSとCDCA7が含まれていることなどからHELLS-CDCA7(HELLSタンパク質とCDCA7タンパク質の複合体)がDNAメチル化の制御をつかさどっていると考えられてきました。しかしその分子機構は不明でした。 今回、国際共同研究グループは、両側鎖がメチル化されたDNAの複製の際に形成され

                                                            DNAメチル化調節因子の作用機作を解明
                                                          • 【徹底解説】今年の夏が記録的な猛暑になる3つの理由

                                                            日本の平均気温と日本近海の平均海面水温はいずれも、過去最高。世界の平均気温も、これまでの記録を大きく上回って過去最高となった。

                                                              【徹底解説】今年の夏が記録的な猛暑になる3つの理由
                                                            • E2724 – 2024年IIPC総会・ウェブアーカイビング会議<報告>

                                                              2024年IIPC総会・ウェブアーカイビング会議<報告> 関西館電子図書館課・安藤一博(あんどうかずひろ) 国際インターネット保存コンソーシアム(IIPC;CA1893参照)の総会及びウェブアーカイビング会議(WAC;E2615ほか参照)が、2024年4月24日から26日まで、フランスのパリにあるフランス国立図書館(BnF)で開催された。国立国会図書館(NDL)からは筆者が参加した。 24日午前に開催された総会では、運営委員会から、現行の戦略計画の後継計画として2026年から2031年を計画期間とするIIPCの戦略計画の策定を予定していることが報告された。 24日の午後から26日にかけてWACが開催され、ウェブアーカイブのためのツール、ウェブコンテンツのコレクション構築、品質保証等の様々なテーマで約30の発表やパネル、ワークショップが開催された。筆者は技術者向けのセッションを中心に参加した

                                                                E2724 – 2024年IIPC総会・ウェブアーカイビング会議<報告>
                                                              • 「サイパンを原爆で吹っ飛ばせば、本土爆撃は避けられる」原爆開発に焦る東條英機は科学者たちを恫喝した | 79年目の終戦 | 文春オンライン

                                                                太平洋戦争中の日本で進められていた原爆開発計画を、昭和史研究家の保阪正康氏が検証する。原爆開発に焦る東條英機は、研究を担う仁科芳雄を恫喝するように急かしたという。 ◆◆◆ サイパンを原爆で吹っ飛ばす 昭和18年秋になると、戦局は明らかに日本不利に傾いた。この頃になると軍事指導者たちは科学技術に一縷の望みを託すようになる。新型兵器の開発と、効率的な兵器の量産体制を整えなければ米国に対抗できないと檄を飛ばす。 昭和19年1月、政府は「戦時研究員服務心得」という5カ条の訓令を発表し、「科学技術者は研究室を戦場にすべし」と、科学者を戦争の下僕とするよう訴えた。その第4条には「主任戦時研究員は其の担当する研究課題の解決に付全責任を負荷せられるものなるを自覚し……」とあった。こうして叱咤すれば科学者が米国を負かす発明をしてくれるだろうという浅はかな見識だった。 戦況が不利になるにつれ、陸軍上層部はさら

                                                                  「サイパンを原爆で吹っ飛ばせば、本土爆撃は避けられる」原爆開発に焦る東條英機は科学者たちを恫喝した | 79年目の終戦 | 文春オンライン