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biologyの検索結果161 - 200 件 / 962件

  • 海底の岩石中に1立方センチメートル当たり100億個の微生物が生息していると判明、火星に生命がいる可能性が急上昇

    東京大学が主導した発掘調査と分析により、海底の地下深くにある岩の中には、1立方センチメートル当たりの細胞数にして100億個もの微生物が存在していることが分かりました。温度が低く、エネルギー源も少ないため生命がほとんどいないと考えられてきた場所で豊かな生態系が確認されたことから、同様の環境である火星にも生命がいるとの期待が高まっています。 Deep microbial proliferation at the basalt interface in 33.5–104 million-year-old oceanic crust | Communications Biology https://www.nature.com/articles/s42003-020-0860-1 「常識覆す成果」海底地下の岩石1cm3当たりに100億細胞の微生物 - 東京大学 大学院理学系研究科・理学部 http

      海底の岩石中に1立方センチメートル当たり100億個の微生物が生息していると判明、火星に生命がいる可能性が急上昇
    • ウガンダの熱帯林に「井戸掘り」を伝えた革命的なチンパンジーがいた! - ナゾロジー

      人類は、地下に隠された水資源を汲み上げる方法として「井戸」を発明しましたが、私たち以外にも井戸掘りができる動物は存在します。 英セント・アンドルーズ大学(University of St Andrews)を中心とする国際研究チームはこのほど、東アフリカの熱帯雨林に生息するケナガチンパンジー(Pan troglodytes schweinfurthii)のコロニーにおいて、井戸掘りが習慣化されていることを発見しました。 乾燥地帯に住むチンパンジーでは過去に報告例がありますが、降水量の多い熱帯雨林での井戸掘りは世界で初めてとのこと。 また、この革命的な井戸掘り技術は、数年前に同コロニーに移住してきた1匹のメスによりもたらされたようです。 研究の詳細は、2022年6月6日付で科学雑誌『Primates』に掲載されています。 Forest-Living East African Chimpanze

        ウガンダの熱帯林に「井戸掘り」を伝えた革命的なチンパンジーがいた! - ナゾロジー
      • 蚊が好む人の匂いを特定、石鹸で洗うと引き寄せる場合も、研究

        走査電子顕微鏡で撮影したメスのガンビエハマダラカのカラー化画像。人間の血を吸って膨れ上がった腹部が確認できる。メスはオスより触覚の毛が少ないことで見分けられる。緑色の複眼の下に伸びる赤い管は口吻(こうふん)で、皮膚に突き刺して血を吸うための吻針(ふんしん)と呼ばれる器官がある。(MICROGRAPH BY DR TONY BRAIN, SCIENCE PHOTO LIBRARY) 米カリフォルニア州立大学サクラメント校の英語学准教授キム・ザリンスさんは、大いに蚊に好かれている。ザリンスさんがあまりにも蚊を引き寄せるため、18歳の息子は、屋外に出る際に彼女を誘うほどだ。なぜなら、母親がおとりとなって「自分は安全を確保できるのを知っているから」だと、ザリンスさんは言う。 ザリンスさんのような人々の存在は、何がこの吸血動物を引き寄せているのかを科学的に特定するうえで役に立つ。 「蚊は人間を感知す

          蚊が好む人の匂いを特定、石鹸で洗うと引き寄せる場合も、研究
        • ネコの狩猟本能を抑制するには何をすればいいのか?

          古くから人間に愛されてきたネコは、トラやライオンと同じく肉食動物であり、野生動物に対して狩りを行うこともあります。近年は外飼いのネコが野生動物の絶滅を加速させていることが問題視されていますが、ネコの狩猟本能を抑えるには、遊ぶ時間を増やしたり、エサの種類を変えたりすることが有効であることが新たな研究で示されました。 Provision of High Meat Content Food and Object Play Reduce Predation of Wild Animals by Domestic Cats Felis catus: Current Biology https://www.cell.com/current-biology/fulltext/S0960-9822(20)31896-0 Scientists have found a way to stop your ca

            ネコの狩猟本能を抑制するには何をすればいいのか?
          • 白菜やキャベツのルーツはどこ? アブラナ属の謎をDNAで解明(ナショナル ジオグラフィック日本版) - Yahoo!ニュース

            カブやチンゲン菜、白菜などの原種であるブラッシカ・ラパは、アフガニスタンとパキスタンの国境に近い山地が原産で、数千年前に栽培化された。(PHOTOGRAPH BY HENRIK KETTUNEN, ALAMY) 韓国のキムチに使う白菜や、北欧のシチューに使うカブ、そのほか食卓に欠かせないキャベツやブロッコリー、小松菜。これらの野菜は全て、元をたどればアブラナ属のブラッシカ・ラパ(Brassica rapa)またはヤセイカンラン(Brassica oleracea)というたった2種の野草から生まれた変種だ。 ギャラリー:キャベツもブロッコリーも、食卓にお馴染みアブラナ属の野菜たち イラストと写真10点 さらにいえば、食用油として広く使用されているキャノーラ油は、ブラッシカ・ラパとヤセイカンランの交配種であるセイヨウアブラナ(Brassica napus)から作られる。 ブラッシカ・ラパとヤセ

              白菜やキャベツのルーツはどこ? アブラナ属の謎をDNAで解明(ナショナル ジオグラフィック日本版) - Yahoo!ニュース
            • 「老化」は生命の進化において重要な役割を持っている可能性があるとの研究結果

              老化には病気の苦しみや死への恐怖といったマイナスイメージがつきまといますが、数百万年の進化の道のりを再現するコンピューターシミュレーションにより、年を取ることは動物が生存競争を有利に進める上で重要な性質である可能性が示されました。 Directional selection coupled with kin selection favors the establishment of senescence | BMC Biology | Full Text https://bmcbiol.biomedcentral.com/articles/10.1186/s12915-023-01716-w Hungarian scientists prove that senescence ca | EurekAlert! https://www.eurekalert.org/news-releases

                「老化」は生命の進化において重要な役割を持っている可能性があるとの研究結果
              • アメリカザリガニについて - オイカワ丸の湿地帯中毒

                外来種としてのアメリカザリガニの侵略性について、最近読んだ関連論文のメモと感想。 Anastacio, P.M., Parente, V.S., Correia, A.M. (2005) Crayfish effects on seeds and seedlings: identification and quantification of damage. Freshwater Biology, 50: 697-704.(LINK) ※アメリカザリガニによる水生動植物の捕食と稲への食害を報告した論文。 Angeler, D.G., Sanchez-Carrillo, S., Garcia, G., Alvarez-Cobelas, M. (2001) The influence of Procambarus clarkii (Cambaridae, Decapoda) on water q

                  アメリカザリガニについて - オイカワ丸の湿地帯中毒
                • 数学の能力は2つの神経伝達物質と関連。その量を調べることで、数学的能力がどの程度あるかを予測できる : カラパイア

                  数学は得意?苦手?そもそもそれすらわからない?実はあなたの数学的能力を調べる方法があるという。 『PLOS Biology』(7月22日付)に掲載された研究によると、数学の能力は、脳内の神経伝達物質「GABA」と「グルタミン酸」に関係しているのだそうで、それらの量から予測できるのだそうだ。 ただし子供と大人ではその量の比率が真逆となる。子供の場合、GABAが多くグルタミン酸が少ないほど数学が得意であるが、大人の場合はGABAが少なくグルタミン酸が多い方が数学的能力が高いことがわかったのだ。

                    数学の能力は2つの神経伝達物質と関連。その量を調べることで、数学的能力がどの程度あるかを予測できる : カラパイア
                  • イルカが道具を使う狩り、同世代から学ぶ、初確認

                    フランス領ポリネシアの海で狩りをするハンドウイルカ。一部のハンドウイルカは、捕食の際に2種類の道具を使える。自然界では珍しい行動だ。(PHOTOGRAPH BY GREG LECOEUR, NAT GEO IMAGE COLLECTION) オーストラリア西岸、シャーク湾のハンドウイルカは、貝殻を使って上手に魚を狩ることがある。 イルカはこの手法を、親からでなく、同世代の仲間から学んでいるらしいことが最新の研究で明らかになった。同世代における技術の伝達は、これまで人間と類人猿でしか確認されておらず、イルカでは初めて。論文は6月25日付の学術誌「Current Biology」に発表された。 研究者らが注目したのは、彼らが「シェリング(shelling)」と呼ぶ狩りの手法。イルカはまず、海底に落ちている大きな巻貝の殻に魚を追い込む。次にこの貝殻を海面まで持ち上げ、鼻で揺らして流れ落ちる魚を捕

                      イルカが道具を使う狩り、同世代から学ぶ、初確認
                    • 「動物たちの便器にされたウツボカズラ」実は通常種より栄養状態が良いことが判明! - ナゾロジー

                      ウツボカズラは、コップ状の葉の底に溜まった消化液で虫を溶かし、栄養分を吸収する食虫植物です。 ところが、東南アジアの高地に生息するウツボカズラは、餌となる昆虫の数が少ないために動物の排泄物から養分を摂取しているというのです。 「食料がなくて動物の糞を食べているなんて可哀想に…」と思ってしまいますが、実は私たちの想像と状況はまるで違うようです。 豪カーティン大学(Curtin University)、ビクトリア州王立植物園(RBGV)の研究により、フン食のウツボカズラは普通の昆虫食のウツボカズラに比べて、栄養状態が優れていることが判明したのです。 この種は主要な栄養素である「窒素」の獲得量が通常種より2倍以上も多かったとのこと。 研究の詳細は、2022年10月28日付で科学雑誌『Annals of Botany』に掲載されています。 Study: Some Tropical Pitcher

                        「動物たちの便器にされたウツボカズラ」実は通常種より栄養状態が良いことが判明! - ナゾロジー
                      • 「発酵食品」が人間の脳を大きくしたのかもしれないと研究者が主張

                        納豆やヨーグルト、キムチなどの発酵食品は食材を微生物などの作用で発酵させて加工した食品であり、豊富な栄養価や独特の風味によって世界中で愛されています。新たに、「発酵食品が人間の脳の発達を促した」という説を、フランスのエクス=マルセイユ大学の進化神経科学者であるキャサリン・ブライアント氏らの研究チームが提唱しています。 Fermentation technology as a driver of human brain expansion | Communications Biology https://www.nature.com/articles/s42003-023-05517-3 Food Preserving Technique May Have Sparked Human Brain Growth, Scientists Say : ScienceAlert https://ww

                          「発酵食品」が人間の脳を大きくしたのかもしれないと研究者が主張
                        • 【プレスリリース】免疫やワクチンからの逃避を繰り返す病原体は高い病原性を進化させる | 2021年度 | 国立大学法人 総合研究大学院大学

                          佐々木顕 1 , Sébastien Lion 2,3,4,5,6 , Mike Boots 7 1 総合研究大学院大学, 2 CEFE, 3 CNRS, 4 Univ Montpellier, 5 EPHE, 6 IRD, 7 University of California, Berkeley 【研究概要】 伝染病を引き起こす病原体は、急速に巧妙に進化する能力に長けたウイルスや細菌や原生生物などの微小生物たちであり、人間によるこれら病原体への対策が、病原体の対抗進化を引き起こして、より強大な敵として育ててしまうことすらあります。このような「始末の悪い」病原体、つまり生物が長い進化によって生み出した対病原体の最終兵器とも言える免疫機構をかいくぐり、また最新の科学技術が生み出すワクチンや抗ウイルス剤などをかいくぐる、A型インフルエンザウイルスや新型コロナウイルスなどの病原体に焦点をあて、そ

                            【プレスリリース】免疫やワクチンからの逃避を繰り返す病原体は高い病原性を進化させる | 2021年度 | 国立大学法人 総合研究大学院大学
                          • 「笑い声の効果音」は面白さを増幅させるという研究結果

                            By Prostock-studio 多くのバラエティ番組では場を盛り上げる効果音として、「録音笑い/ラフトラック」が使用されています。バラエティや海外のコメディドラマなどで「ワハハ」といった笑い声を聞いたことがある人も多いはずですが、録音笑いは人が感じる面白さを増幅することが研究で示されています。 Modulation of humor ratings of bad jokes by other people’s laughter: Current Biology https://www.cell.com/current-biology/fulltext/S0960-9822(19)30687-6 Good for a laugh: canned laughter makes jokes seem funnier | Science | The Guardian https://www.

                              「笑い声の効果音」は面白さを増幅させるという研究結果
                            • ホリネズミが「農業」、地下トンネルで作物を育て食料に、研究

                              トンネルを掘ってできた土を捨てるナントウホリネズミ。(PHOTOGRAPH BY HOUSTON WELLS) 農業を営むのは、人間だけとは限らない。例えばハキリアリは、切り落とした木の葉を巣に持ち帰り、そこで菌類を育ててエサにしている。腐った木の中で菌類を育てる甲虫もいる。あるスズメダイの仲間は、好物の藻が生える場所の手入れをし、好ましくない藻が生えてきたら引き抜くという。(参考記事:「ハキリアリは農業を営む(パート1)」) そして今回、ナントウホリネズミ(Geomys pinetis)という小さな哺乳類も、植物の根を管理し、肥料を与え、食べるために収穫していることを示す証拠が見つかった。この研究論文を7月11日付け「Current Biology」に発表した研究者たちは、これらの行動が農業の定義に当てはまると主張する。 「ナントウホリネズミは、植物の成長を助け、土壌を改善し、農作物の管

                                ホリネズミが「農業」、地下トンネルで作物を育て食料に、研究
                              • BCIの操作が得意な人と苦手な人の脳神経回路の使い方は異なる、京大などが発見

                                京都大学(京大)と国立精神・神経医療研究センター(NCNP)は、「ブレイン・コンピュータ・インタフェース(BCI)」の操作が得意な人と苦手な人では、脳の神経回路の使い方が異なることを発見したと発表した。 同成果は、京大大学院 医学研究科の花川隆教授(NCNP IBIC先進脳画像研究部 特任部長兼任)、産業技術総合研究所の笠原和美研究員らの共同研究チームによるもの。詳細は、英科学誌「Nature」系の生物学を扱うオープンアクセスジャーナル「Communications Biology」に掲載された。 BCI技術は脳機能を代替する技術として期待されており、BCI技術が完成すれば、病気や怪我によって手足の動作が不自由になった人が、身体を動かさなくても頭の中で想像するだけで、PCなどの情報機器を使えるようになることなどが期待されている。また、BCIで駆動するロボットアームなどで脳卒中患者のリハビリ

                                  BCIの操作が得意な人と苦手な人の脳神経回路の使い方は異なる、京大などが発見
                                • チンパンジーが390もの構文を使って会話をしていることが鳴き声5000回の録音から示唆される

                                  野生のチンパンジーの鳴き声5000回を録音して解析した新しい研究により、チンパンジーは12種類の異なる鳴き声を複雑に組み合わせて390通りもの「構文」を作っていることが明らかになりました。 Chimpanzees produce diverse vocal sequences with ordered and recombinatorial properties | Communications Biology https://doi.org/10.1038/s42003-022-03350-8 Chimpanzees combine calls to form numerous vocal sequences | Max-Planck-Gesellschaft https://www.mpg.de/18653265/0517-evan-chimpanzees-combine-calls-

                                    チンパンジーが390もの構文を使って会話をしていることが鳴き声5000回の録音から示唆される
                                  • 指が異様に長い太古の鳥を発見、新種、前代未聞

                                    恐竜時代の絶滅した鳥、エナンティオルニス類の新発見の種。イラストに見られるように、足の第3趾(中趾)が異様に長かった。現時点では、マダガスカル島のアイアイが長い中指でするように、樹皮の中を探って餌を取るのに指を使っていたと考えられている。(ILLUSTRATION BY ZHONGDA ZHANG) 9900万年前のミャンマーにタイムトラベルできるなら、エナンティオルニス類と呼ばれる鳥が森で羽ばたいているのを見られるだろう。現生の鳥類に近い、歯を持つ鳥たちだ。その中に、今のスズメのような鳥がいるのが目に入るかもしれない。だが、その足の指は奇妙に長い。こうした適応は、絶滅した鳥にも現生の鳥にも見つかったことがない。 7月11日付で学術誌「Current Biology」に発表された論文によると、新種の鳥「エレクトロルニス・チェングアンギ(Elektorornis chenguangi)」は、

                                      指が異様に長い太古の鳥を発見、新種、前代未聞
                                    • 楽器には反応せず、歌にだけに反応する「歌回路」が脳内に存在していた - ナゾロジー

                                      ヒトは生まれながらに歌う生き物のようです。 米国MIT(マサチューセッツ工科大学)の研究によれば、会話や楽器演奏では活性化しない、歌にだけ反応する脳回路が発見された、とのこと。 新たに発見された「歌回路」は、音声認識を行う「音声回路」と、音楽やリズムを認識する「音楽回路」の中間に位置しており、ヒトの歌声を感知すると特定のパターンで発火します。 また歌回路は、読書スキルや演奏スキルなど学習後に作られる脳回路とは異なり、生まれながらに存在する先天性の回路である可能性が高い、とのこと。 しかし、なぜ人類はうまれながらに「歌」を認識する能力を授けられているのでしょうか? 研究内容の詳細は、2022年2月22日に科学雑誌『Current Biology』にて公開されています。

                                        楽器には反応せず、歌にだけに反応する「歌回路」が脳内に存在していた - ナゾロジー
                                      • ミツバチは「鏡の上を飛ぶ」と大変なことになる - ナゾロジー

                                        ミツバチ「メーデー、メーデー、地面が見当たりません!」 1963年のある実験で、オーストリアの昆虫学者ハーバート・エランは、ミツバチの不思議な飛行特性に気づきました。 湖の上を飛ぶように訓練されたミツバチは、水面にさざ波や波紋が立っていると、対岸までたどり着けるのに対し、湖面が鏡のように滑らかだと、急に高度を下げて、真っ逆さまに墜落したのです。 当時、この結果は、ミツバチが「目に見えるサイン」を使って飛んでいることを示唆しましたが、詳しい原因は解明されていませんでした。 しかし今回、仏エクス=マルセイユ大学(AMU)の研究チームは、より精巧な実験セットを用いて、その謎を明らかにしました。 なぜミツバチは、墜落していたのでしょうか? 研究の詳細は、2022年3月23日付で科学雑誌『Biology Letters』に掲載されています。 There’s a Really Weird Effect

                                          ミツバチは「鏡の上を飛ぶ」と大変なことになる - ナゾロジー
                                        • AI Feynman: A physics-inspired method for symbolic regression | Science Advances

                                          AbstractA core challenge for both physics and artificial intelligence (AI) is symbolic regression: finding a symbolic expression that matches data from an unknown function. Although this problem is likely to be NP-hard in principle, functions of practical interest often exhibit symmetries, separability, compositionality, and other simplifying properties. In this spirit, we develop a recursive mult

                                            AI Feynman: A physics-inspired method for symbolic regression | Science Advances
                                          • 脳がないクラゲでも高度な学習ができると判明! - ナゾロジー

                                            学習に脳は必要ありません。 デンマークのコペンハーゲン大学(KU)で行われた研究によって、脳をもたないクラゲでも連想を含む高度な学習が可能であることが示されました。 これまで高度な学習は、人間や鳥、タコ、昆虫など脳を持つ動物だけでみられる現象だと思われていました。 しかし今回の研究により、脳のあるなしにかかわらず、神経系そのものに学習を行う仕組みが存在している可能性が示されました。 研究者たちは、学習や記憶といった基本的な仕組みの起源が、脳を持つ生物が誕生する以前から存在しており、現代のクラゲにも引き継がれていると述べています。 神経とは、学習とは、そして脳とは何なのか? 認知能力の理解に大きな変革が起きようとしています。 研究内容の詳細は2023年9月22日に『Current Biology』にて掲載されました。

                                              脳がないクラゲでも高度な学習ができると判明! - ナゾロジー
                                            • 人生に影響を与えたコンテンツ2 - ニューロサイエンスとマーケティングの間 - Between Neuroscience and Marketing

                                              Summilux-M 1:1.4/50 ASPH, Leica M10P, RAW @Hakuba, Nagano, Japan 全く終わっている感じがしないので昨日の続きをもう少しつづけられればと思う。 kaz-ataka.hatenablog.com - そうこう彷徨っているうちに、出会ったのが現代生物学だった。40年近い前の当時の僕の理解では、ウイルス、細菌、培養細胞を用いた研究により、セントラルドグマや異端児としての逆転写酵素など分子生物学的な骨格的課題の検討が概ね終わり、人間の生命の理解は大きく次のフェーズに入ろうとしているように思えた。 利根川進先生らによる免疫の多様性の解明、ホメオボックスなどの発見による発生など高次なレベルでの生命の検討が進むようになったこのタイミングであればもしかしたら、精神活動を物理化学的なアプローチでそろそろ迫ることができるのではないかと直感を得、その

                                                人生に影響を与えたコンテンツ2 - ニューロサイエンスとマーケティングの間 - Between Neuroscience and Marketing
                                              • 恐竜が丸のみしたトカゲ、新種だった

                                                1億2000万年以上前、羽毛恐竜ミクロラプトルがトカゲを頭から丸のみにした。その後間もなく死亡し、やがて化石となって中国北東部で発見された。この化石は、ミクロラプトルがトカゲを食べていたことを示す初の直接的な証拠だ。しかも、そのトカゲは新種で、古代爬虫類に新たな属が設けられた。(ILLUSTRATION BY DOYLE TRANKINA) 恐竜の腹の中で終わりを迎えた新種のトカゲが見つかった。 ヒンドゥー教の神インドラにちなんでインドラサウルス・ワンギ(Indrasaurus wangi)と名付けられたこの不幸な爬虫類は、ミクロラプトルという恐竜の腹の中から発見された。ミクロラプトルは、光沢を放つ羽毛に覆われ、4つの翼をもつことで知られる。今回の化石は、中国東北部にある1億3000万年前の白亜紀の化石の宝庫「熱河生物群」で発掘された。(参考記事:「玉虫色の輝き、ミクロラプトルの羽毛」)

                                                  恐竜が丸のみしたトカゲ、新種だった
                                                • 書評 「魚にも自分がわかる」 - shorebird 進化心理学中心の書評など

                                                  魚にも自分がわかる ──動物認知研究の最先端 (ちくま新書) 作者:幸田正典筑摩書房Amazon 本書は最近毎年のように動物行動学会でホンソメワケベラの認知能力(特に鏡像自己認知能力)について驚きの発表を行っている幸田正典の手になる一冊.まさにそれら一連の研究結果がまとめられた書籍になる. 冒頭の「はじめに」において,10年前に「魚が鏡像自己認知できる」ことを発見したが,それは当時常識を逸脱した内容とされ,なかなか受け入れられなかったこと,そして当時はガリレオの心境だったことが述べられている.しかし著者はこれを乗り越えて,追試を含めて次々に驚きの発見を続けていく.本書のその発見と主流への挑戦の物語りになる. 第1章 魚の脳は原始的ではなかった 第1章は物語の前段である,「なぜ『魚などに鏡像自己認知できるはずがない』という『常識』が形成されていたのか」が解説される.それは脊椎動物の脳について

                                                    書評 「魚にも自分がわかる」 - shorebird 進化心理学中心の書評など
                                                  • ユリ科の黄色い花、人間を避け地味な色に進化、研究

                                                    ユリ科バイモ属の一種、Fritillaria delavayi。球根は中国の伝統薬として珍重されている。多く採取される場所では、カムフラージュして身を守るようになった可能性がある。(PHOTOGRAPH BY YANG NIU) 中国南西部の高地で、ある植物が見つかりにくくなっている。 ユリ科バイモ属の一種、Fritillaria delavayiだ(クロユリもバイモの一種)。年に一度、チューリップのような黄色い花を咲かせ、葉や茎も明るい緑色をしている。 ところが、本来なら目立つこの花や葉の色が、灰色や茶色に変化している場所があるという。これは、最大の敵から見つかりにくいよう進化した結果ではないかと、研究者は考えている。その敵とは、人間だ。(参考記事:「華麗なる擬態の世界」) 中国と英国の研究チームが2020年11月に学術誌「Current Biology」に掲載した論文によると、Frit

                                                      ユリ科の黄色い花、人間を避け地味な色に進化、研究
                                                    • Google DeepMindの新発表はバイオ領域のロゼッタストーンになる | Coral Capital

                                                      先日、バイオや医療の世界に革命を起こすであろう大成果をDeepMindが発表しました。同社はタンパク質の立体構造をDNA情報から高精度で予測できるAIを完成させ、それを活用することでヒトのプロテオーム(ヒトを構成する全てのタンパク質)を最も完全かつ正確に網羅したデータベースを完成させたのです。言うなれば、バイオ界の長年の謎を紐解く「ロゼッタストーン」を作り出したようなもので、ヒトゲノムの完全解析に成功して以来の飛躍的な進展です。 タンパク質はアミノ酸から作られていて、筋肉などの組織や酵素、抗体など、生物にとって重要な様々な部分を構成しますが、その設計図となるのがDNAです。個々のタンパク質の機能を理解するためには、その構造の解明が欠かせません。しかし、DNA情報からどのような形のタンパク質が作られるのかを理解し、予測するのは非常に難しく、科学者たちにとって長年の課題となっていました。従来の

                                                        Google DeepMindの新発表はバイオ領域のロゼッタストーンになる | Coral Capital
                                                      • ワニの単為生殖を初確認、実は恐竜にも関わる重要な発見

                                                        キューバのハルディネス・デ・ラ・レイナ国立海洋公園で泳ぐアメリカワニ。コスタリカでは、飼育下のアメリカワニで単為生殖が確認された。ワニ類としては初めての例だ。(PHOTOGRAPH BY DAVID DOUBILET, NAT GEO IMAGE COLLECTION) アメリカワニのメスは、オスがいなくても子どもを作れることが、2023年6月7日付けで学術誌「Biology Letters」に発表された最新の研究によって明らかになった。これは「単為生殖」、いわゆる“処女懐胎”として知られる現象だ。(参考記事:「動物の“処女懐胎”、なぜできる? ヒトではなぜ無理なのか」) 単為生殖はトラフザメ、ハシリトカゲ、アメリカマムシ、そして絶滅が危ぶまれているカリフォルニアコンドルなど、多くの野生あるいは飼育下にある脊椎動物で記録されている。しかしワニ類で確認されたのは、今回が初めてだ。アメリカワニ

                                                          ワニの単為生殖を初確認、実は恐竜にも関わる重要な発見
                                                        • 絶滅動物サーベルタイガー、驚きの暮らしが判明

                                                          木漏れ日の中、森にすむ草食動物を食べるサーベルタイガー。遠景には、草原でバイソンを追うダイアウルフが見える。(ILLUSTRATION BY MAURICIO ANTÓN) 1万年ほど前に絶滅したサーベルタイガーの一種スミロドン・ファタリス(Smilodon fatalis)は、現在の米国西部地方に君臨する捕食動物だった。カリフォルニア州にあるラ・ブレア・タールピット(天然アスファルトの池)からは、化石化したスミロドンがこれまでに3000体以上採集されており、これを調査する研究者らは長年の間、スミロドンはライオンのようなタイプのハンターで、広い草原でバイソンやウマを追いかけていたと考えていた。 (参考記事:「新発見、牙のような剣歯の古代草食動物」) ところが、ラ・ブレアで採集された大量の歯の分析から、体重270キロ、犬歯の長さ18センチにもなるこの猛獣の、通説とは大きく違う姿が明らかになっ

                                                            絶滅動物サーベルタイガー、驚きの暮らしが判明
                                                          • Here are 450 Ivy League courses you can take online right now for free

                                                            The eight Ivy League schools are among the most prestigious colleges in the world. They include Brown, Harvard, Cornell, Princeton, Dartmouth, Yale, and Columbia Universities, and the University of Pennsylvania. All eight schools place in the top fifteen of the U.S. News and World Report national university rankings. These Ivy League schools are also highly selective and extremely hard to get into

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                                                            • 大阪公立大学、ブロッコリースプラウトが超硫黄分子を大量に含有することを発見

                                                              大阪公立大学、ブロッコリースプラウトが超硫黄分子を大量に含有することを発見 大学ジャーナルオンライン編集部 大阪公立大学大学院理学研究科の笠松真吾助教と居原秀教授らの研究グループは、強力な抗酸化活性やエネルギー代謝改善作用があることから近年注目されている超硫黄分子が、ブロッコリースプラウト(ブロッコリーの新芽)に豊富に存在していることを明らかにした。 本研究グループはこれまでに、超硫黄分子がアブラナ科やヒガンバナ科の野菜に豊富に含まれていることを見出してきた。そして今回、アブラナ科のブロッコリーの新芽であるブロッコリースプラウトの発芽から成長する過程において、超硫黄分子量の変化を詳細に分析した。 その結果、ブロッコリースプラウトには成熟ブロッコリーの約7倍に及ぶ超硫黄分子が大量に含まれており、ブロッコリーの種から根が生え、発芽・成長するにつれて超硫黄分子量が劇的に増加することを発見した。超

                                                                大阪公立大学、ブロッコリースプラウトが超硫黄分子を大量に含有することを発見
                                                              • カエルに食べられても「お尻の穴」から生きたまま脱出できる虫が発見される

                                                                多くの場合、自然界の被捕食者は周囲の環境に擬態したりさまざまな防衛システムを持ったりして、捕食者に食べられるリスクを軽減しています。ところが、日本の水田などに広く生息する「マメガムシ」と呼ばれる水生昆虫は、捕食者であるカエルに「食べられてしまった後」に生きたまま脱出する方法を持っていると、神戸大学の杉浦真治准教授が発表しました。 Active escape of prey from predator vent via the digestive tract: Current Biology https://www.cell.com/current-biology/fulltext/S0960-9822(20)30842-3 カエルに食べられてもお尻の穴から生きて脱出する昆虫を発見 | Research at Kobe https://www.kobe-u.ac.jp/research_at

                                                                  カエルに食べられても「お尻の穴」から生きたまま脱出できる虫が発見される
                                                                • 世紀の大発見「ミャンマー琥珀恐竜」の研究が大ピンチに陥った事情(安田 峰俊)

                                                                  好評連載「恐竜大陸をゆく」。恐竜ファンなら誰もが知っている、琥珀のなかから発見された恐竜の尾「EVA」。 だが、化石標本の入手経路をめぐってアメリカの学術組織から厳しい勧告が? 著者・安田峰俊氏の取材にも応じた経験がある中国の若手トップ研究者をとりまくトラブルの背景を緊急配信する。 近年、世界の恐竜関連ニュースのなかで一般の人にもよく知られているのが、約9900万年前の白亜紀前期の琥珀のなかから、子どもの小型獣脚類の尾の化石が生前の特徴を残したままで発見された一件だろう。 従来、恐竜の生前の姿は骨やタマゴ・足跡などの化石から想像するよりほかなかったが、琥珀のなかの尾は骨だけではなく軟組織や羽毛まで保存されており、世紀の大発見と言ってよかった。また宝石でもある琥珀のなかに封じられた尾の写真は極めて美しく、そういう意味でもメディア映えのする発見であった。 この報告がなされたのは、2016年12

                                                                    世紀の大発見「ミャンマー琥珀恐竜」の研究が大ピンチに陥った事情(安田 峰俊)
                                                                  • 「ネアンデルタール人から受け継いだDNA」が現代人の痛みの感受性に影響を及ぼしているという研究結果

                                                                    現代の地球に生息する唯一の人類であるホモ・サピエンスは、すでに絶滅したネアンデルタール人をはじめとするヒト属と交配していたことがわかっており、現代人の遺伝子にもネアンデルタール人などから受け継いだ遺伝子が混ざっています。生物学の学術誌であるCommunications Biologyに掲載された論文では、「現代人がネアンデルタール人から受け継いだ遺伝子が、痛みの感受性に影響を及ぼしている」という研究結果が報告されました。 Neanderthal introgression in SCN9A impacts mechanical pain sensitivity | Communications Biology https://www.nature.com/articles/s42003-023-05286-z Neanderthal DNA may shape how sensitive

                                                                      「ネアンデルタール人から受け継いだDNA」が現代人の痛みの感受性に影響を及ぼしているという研究結果
                                                                    • 重さ約3トンの超巨大ウシマンボウが引き上げられギネス記録を更新、以前の日本の記録を大きく上回る巨大さ

                                                                      2021年に見つかった重さ2744kgの巨大マンボウが、それまで既知のものとしては重量が最大だった日本のマンボウの記録を大きく上回ったことが確認され、「最大の硬骨魚」としてギネス記録を更新しました。 The heaviest bony fish in the world: a 2744 kg giant sunfish Mola alexandrini (Ranzani, 1839) from the North Atlantic - Gomes‐Pereira - Journal of Fish Biology - Wiley Online Library https://doi.org/10.1111/jfb.15244 現ギネス世界記録を破った2744kgのウシマンボウ、硬骨魚類王としてさらなる高みへ! 【Lab BRAINS】-アズワン https://lab-brains.as-

                                                                        重さ約3トンの超巨大ウシマンボウが引き上げられギネス記録を更新、以前の日本の記録を大きく上回る巨大さ
                                                                      • 微生物で防弾チョッキよりも強力な「人工筋繊維」を構築したという研究結果

                                                                        アメリカ・ワシントン大学の研究チームが、遺伝子操作した細菌の体内で生成されたタンパク質から「人工筋繊維」を作成したと発表しました。 Microbial production of megadalton titin yields fibers with advantageous mechanical properties | Nature Communications https://www.nature.com/articles/s41467-021-25360-6 Synthetic biology enables microbes to build synthetic muscle | The Source | Washington University in St. Louis https://source.wustl.edu/2021/08/synthetic-biology-en

                                                                          微生物で防弾チョッキよりも強力な「人工筋繊維」を構築したという研究結果
                                                                        • 「せきの音」で新型コロナウイルスかどうかを診断できるAIの開発に成功! "98.5%の精度"で驚異の的中 - ナゾロジー

                                                                          「せきの音」で新型コロナウイルスかどうかを診断できるAIの開発に成功! “98.5%の精度”で驚異の的中 ヨーロッパで再拡大中のCovid-19(新型コロナウイルス感染症)ですが、その要因のひとつに「ウイルスが無症状で感染力を持つ」ことがあげられます 無症状患者にはそれとわかる異変がないため、特定が非常に困難です。 しかし、マサチューセッツ工科大学 (MIT)はこれに対し、せきの音声検査によって感染の有無を特定できるAIモデルの開発に成功したと発表しました。 人の耳では聞き分けられない違いで無症状患者を特定でき、その精度は98.5%に達するとのことです。 研究は、『IEEE Journal of Engineering in Medicine and Biology』に掲載されています。

                                                                            「せきの音」で新型コロナウイルスかどうかを診断できるAIの開発に成功! "98.5%の精度"で驚異の的中 - ナゾロジー
                                                                          • シマウマのしま模様には血を吸うアブをよける効果がある

                                                                            シマウマは白黒のしま模様が特徴的な動物ですが、進化の過程でしま模様を獲得するに至った明確な理由は明らかになっていません。イギリスのブリストル大学の研究チームが実施した研究では、シマウマの模様が「アブよけ」に役立っていることが突き止められました。 Why don't horseflies land on zebras? | Journal of Experimental Biology | The Company of Biologists https://doi.org/10.1242/jeb.244778 Experts have discovered how zebra stripes work | University of Bristol https://www.bristol.ac.uk/news/2023/february/zebra-stripes.html シマウマがしま模

                                                                              シマウマのしま模様には血を吸うアブをよける効果がある
                                                                            • 「蚊」って「G」の次くらいに生命力強そうだよねー - にゃにゃにゃ工務店の事件簿

                                                                              短い動画で ちょっとした ノウハウを シェアするサービス 「soeasy」で ちょっと 気になる投稿を 見つけました!! soeasy.tokyo え? そうなの? この投稿によると... 「蚊」出没 ↓ 成敗してやる!パチンッ! (残念!空振り!) ↓ でも大丈夫! 「蚊」には 学習能力があり 「自分を殺そうとした人のにおい」 を覚え 以降、 そのにおいには 近付かない! と、いうのだ! えぇー ホントー? 眉唾ー 眉唾ー (投稿者様は一般の方と思しく、またソースもなし...ごめんなさい;) と、いうのも 部屋に一匹だけ「蚊」の侵入を許してしまう ↓ 叩こうと奮闘むなしく逃げられる ↓ その内、寝落ち そして 翌朝、 たった一匹に 数箇所も 刺された痕(>_<) そーんな 経験もありましたしー にわかには 信じられないよねー 何を きいても すぐには 信じない かわいくない わたくし (

                                                                                「蚊」って「G」の次くらいに生命力強そうだよねー - にゃにゃにゃ工務店の事件簿
                                                                              • 2700年前にブルーチーズとビールを堪能 アルプスの岩塩坑の排せつ物分析

                                                                                オーストリア・ハルシュタットの岩塩坑で採取された人の排せつ物。ウィーン自然史博物館提供(撮影日不明)。(c)AFP PHOTO / Anwora / Museum of Natural History of Vienna 【10月14日 AFP】チーズとビールの相性の良さはよく知られているが、オーストリアの岩塩坑で働いていた労働者は早ければ2700年前には、ブルーチーズとビールを味わっていたとする研究論文が13日、米科学誌カレント・バイオロジー(Current Biology)で発表された。研究チームは、欧州でチーズが熟成されていた最古の証拠と、ビールが消費されていたことを分子レベルで示す初の証拠だとしている。 研究チームは、オーストリア・アルプス(Alps)に位置する世界最古の岩塩坑・ハルシュタット(Hallstatt)で見つかった坑員たちの排せつ物のサンプルを分析した。 ハルシュタット

                                                                                  2700年前にブルーチーズとビールを堪能 アルプスの岩塩坑の排せつ物分析
                                                                                • 海底下に「腸内並み」の微生物群集、火星にいる可能性も

                                                                                  2010年の南太平洋の掘削調査で採取した岩石サンプル。生命が存在する可能性が低いと考えられていたが、微生物の密度はヒトの腸内レベルの高さだった。(PHOTOGRAPH BY CAITLIN DEVOR, THE UNVIERSITY OF TOKYO) 太平洋北西部の海底下265メートルを超える火山岩の中に、微生物の群集が見かったのは2013年だった。堆積物の下にあったものの、この火山岩はまだ若く、十分に熱をもっていた。おかげで海水がしっかり化学反応を起こしており、微生物はその反応からエネルギーをもらっていた。 しかし今回、別の研究チームが、南太平洋の真ん中にある非常に古くて冷たい海洋地殻でも、微生物の群集を発見した。微生物がいたのは、火山岩の亀裂を埋める粘土の中だった。これらの微生物がどうやって生きているのかはまだわからない。だが、その密度は2013年のものより100万倍以上も高かった。

                                                                                    海底下に「腸内並み」の微生物群集、火星にいる可能性も