自然界では、生存のために野生生物たちが様々なスキルを自ら生み出し、それを日々の暮らしに生かしている。 特に小さな鳥などは、捕食者に狙われやすいため自身もヒナも守らねばならない。 熱帯アジアに住むオナガサイホウチョウという鳥は、その名のごとく「裁縫」でもって見事なスキルを駆使した巣作りをすることで知られており、巣は敵からのカモフラージュとしても役立っているという。『Oddity Central』などが伝えている。
馬鹿っぽい、汚い、何考えているのかわからない……など、マイナスイメージも多く、時には害鳥として駆除もされる身近な鳥、ハト。そんなハトの世に知られていない豆知識がたくさんつまった本『となりのハト 身近な生きものの知られざる世界』(山と溪谷社)より、思わず誰かに話したくなるハトの秘密のエピソードをご紹介。 第2回目はハトの水の飲み方の話です。 水をごくごく飲むことができる珍しい鳥 ニワトリが水を飲むのを見たことがあるだろうか。嘴で水をすくっては、頭を後ろに倒すようにして喉の奥に流し込み、ゴックン。またすくっては嘴を持ち上げてゴックンを繰り返して飲んでいる。これが鳥の水飲み定番スタイルである。 ところがハトは違う。水に嘴を差し入れて、そのままごくごくと吸い上げて飲むのだ。まるでシカなどのほ乳動物が池の水に口をつけて飲むのと同じスタイルである。世界に鳥は約一万種いるのだが、こんな飲み方ができる
「ピッピッピ」「チュンチュン」「チッチッチー」――。 小鳥の声がオーケストラのように響き渡る、マンションの一室。ここは、埼玉県戸田市にあるNPO法人小鳥レスキュー会の保護施設だ。500羽を超えるセキセイインコをはじめ、文鳥やアヒルなどの計約700羽が、代表理事の上中牧子さんやボランティアの手によって第二の人生を歩み始めている。 コロナ禍で増え続ける「捨て鳥」 「ケガをして救助した野鳥やブリーダー崩壊で保護した鳥もいますが、多くは飼い主に捨てられた鳥たちです」と上中さんは言う。新型コロナによる自粛生活で家にいる時間が長くなって小鳥を迎えたものの、すぐに手放す飼い主も少なくない。 「コロナ禍に入って保護する鳥の数は増えています。飼育放棄の理由は、仕事を失って生活に余裕がなくなったから、離婚して引っ越した先がペットの飼育禁止だから、飼ってはみたけどイメージと違ったからなど。 イメージと違うという
求愛行動で大きな鳴き声を発生する雄のスズドリ。Anselmo d’Affonseca氏提供(2019年10月21日入手、撮影日不明)。(c)AFP PHOTO / ANSELMO D'AFFONSECA/HANDOUT 【10月22日 AFP】南米アマゾン(Amazon)北部の山岳地帯に生息するスズドリがこのほど、同じくアマゾンに生息するムジカザリドリの記録を抜き、世界で最も鳴き声が大きい鳥に認定された。 【動画】世界で最も鳴き声が大きい鳥に認定された スズドリの雄の鳴き声 スズドリの雄は、耳をつんざくような鳴き声を発して雌に求愛行動をする。その鳴き声はクラクションに似ていて、音量はくい打ち機と同じ騒音レベルに達している。 今回、鳴き声の録音に成功したのは、米マサチューセッツ大学アマースト校(University of Massachusetts Amherst)の生物学者ジェフ・ポドス(
バードウォッチャーの多くの方が、フィールドノートにその日に見た野鳥の種名や数、場所や行動を記録しています。そうした記録を重ねていくことは、野鳥観察の楽しみの一つですよね。 そこから一歩踏み出して、あなたの記録を世界的規模の野鳥観察記録データベースに登録して、各地のバードウォッチング情報を世界中の仲間と共有しつつ、野鳥の科学的な研究や保護に貢献してみませんか? 「eBird」は、インターネットを介して世界中のバードウォッチャーの記録を集約する、世界最大の市民参加型の野鳥観察記録データベース。2021年11月、その日本語版「eBird Japan」がオープンしました。野鳥観察結果(チェックリスト)を簡単に記録・投稿できる便利な機能や、野鳥の識別をサポートするアプリも用意されています。ぜひ、この世界最大のバードウォッチング・コミュニティに参加して、より広がりのあるバードウォッチングを楽しんでくだ
オガヒワワークショップから1年が経ちました。この期間に進んだ保全策についてお知らせするため、2021年12月19日に「ヒワポッポの日」報告会をオンライン開催しました。YouTubeのアーカイブで誰でも視聴できますので、是非ご覧下さい。(2022年1月31日まで) → 詳細はこちら 更新履歴 2022.1.10 「ヒワポッポの日」に「質疑応答・コメント」を掲載しました。 2021.12.10 「ヒワポッポの日」で「応援メッセージ・質問」の募集を始めました。 2021.11.30 「ヒワポッポの日」のページを新たに作りました。ヒワポッポの日は12月19日に開催予定です。 2021.6.15 「取り組み」に「オガサワラカワラヒワの普及啓発パンフレット」のpdfを掲載しました。ぜひダウンロードしてご活用ください。 2021.2.19 「ワークショップ」に講演会「オガサワラカワラヒワぜんぶわかっちゃ
なんとも可愛い雨宿りをみかけましたー!! 里芋の葉で雨宿りするハクセキレイ あまや鳥https://t.co/f7e5qJqfGZ pic.twitter.com/NzkmYjQoyU— mochi(o (@mochico251) 2021年10月1日 里芋の葉っぱの傘… 小さいときは憧れでしたね。(実際むしって傘の代わりにしてた気もしますが) 似た葉っぱで、ヤツガシラという里芋の一種の葉っぱも同じように大きく、あまや鳥にぴったりなんですよ。 ヤツガシラは茎の部分が赤っぽく色づくので簡単に見分けられます。 里芋全般の茎を「ずいき」と呼び食用にされていますが、主にずいきになるのはヤツガシラの茎なんだそうですよ! youtu.be ★生き物チャンネル【身近な生き物語】チャンネル登録お願いします! https://www.youtube.com/channel/UCDhYUx3YruHeHmop
以前、シベリアで発見された鳥の死骸の調査が行われ、それが遥か昔に存在していたヒバリの仲間であることが明らかとなった。 シベリアで凍った状態で発見される この調査を進めたのは、スウェーデンのストックホルム大学古遺伝学センターと、自然史博物館の研究者たちだ。 彼らは2018年にシベリア北東部サハ共和国のBelaya Gora地区で、凍った状態のまま発見された鳥の死骸を分析。 その結果、この鳥が約4万6000年前に存在していたオスのハマヒバリであることが明らかとなる。この研究結果は、学術誌「Communications Biology」において発表された。 ハマヒバリの亜種の共通の祖先 ストックホルム大学動物学部のNicolas Dussex氏は、次のように述べている。 「私たちは、その鳥がハマヒバリであることを特定しただけではありません。遺伝子解析では、その鳥が今もシベリアやモンゴル草原に住ん
headless曰く、 イェール大学を中心とした研究グループによれば、恐竜が代謝による体温調整を行っていたことを示唆する研究成果が得られたそうだ(YaleNews、Science Advances掲載論文)。 これまで恐竜の体温を推計するには、不確実な成長率と体温の関係や、母液の同位体構成に依存する酸素同位体比法が用いられてきた。今回の研究では重い同位体同士が結合した「凝集同位体」を含む分子の存在度が温度によって変動する仕組みにより温度を推定する炭酸凝集同位体温度計を使用。恐竜の主要な分類群である鳥盤類・竜脚形類・獣脚類の保存状態の良い卵化石を用い、母体内で卵殻が形成されたときの温度から体温を推定している。 ルーマニア・ハツェグ地域で発掘されたマジャーロサウルスなどティタノサウルス類(竜脚形類)の矮小種とみられる卵化石サンプルでは、母体の体温が36℃±1℃と推定される。この体温は現存する内
ホーム ニュース 鳥に変身してハワイの空を飛べるオープンワールドACT『Ashes of Oahu』8月29日にSteamで早期アクセス販売へ アメリカのインディースタジオWyrmbyteは8月8日、現在開発中の『Ashes of Oahu』の早期アクセス販売を、8月29日にSteamにて開始すると発表した。本作は、ハワイ・オアフ島を舞台にするオープンワールド・アクションRPG。もともと『Nightmarchers』というタイトルで2017年から開発が進められてきたが、今年に入って『Ashes of Oahu』に改題された(関連記事)。 『Ashes of Oahu』は、ハワイの先住民に伝わる風習や言い伝えなどからの影響をナラティブ面に活かしながら、大災害による被害の残る近未来のハワイ・オアフ島を舞台に、ポストアポカリプスの世界を描く作品だという。大災害のあと、この島は古代の悪なる存在Ma
桜の木に集まって来ていたメジロさん。 1羽のヒヨドリさんがやって来ると散り散りになって逃げて行った。 「ちょっととまっただけなのに、失礼しちゃうわ」 ヒヨドリさんもメジロさんも桜がとても似合う。 桜の中に埋もれてるメジロさんが撮りたくて こんな写真ばっかり撮ってた(笑) 地面を見ると緑の芝生の上をシメさんが食事中。 緑の芝にシメさんも似合うな~。 そろそろお別れやな(>_<) 近くを人が通ったので木の上に避難。 桜のピンク 芝生の緑 グレーの世界から少しずつ春色に染められていくこの時期が一番好き。 暗い色のコートを脱いで柔らかい色のコートに袖を通すと 心が軽く明るくなる。 「さあ!新しい気持ちで1年頑張ろう!」 新しいことにチャレンジしたくなる。 砂の中で埋もれてるスズメさんがいた。 砂浴びとっても気持ち良さそう! 友達と行った別府の砂風呂を思い出した。また行きたいな~(笑) スズメさん、
2月21日(月)より開催されている「Steam Next Fest」にあわせ、バードウォッチングシミュレーター『Birding Simulator』の無料体験版がSteamにて配信中だ。 From today you can play the demo version of the Birding Simulator! 🥳 🦅 Check this link! ⬇️https://t.co/q4G36aD7V1#demorelease #SteamNextFest #birding #simulator #photography pic.twitter.com/mTonzZgOwe — Birding Simulator🦅 DEMO on Steam! (@BirdingSim) February 21, 2022 本作は一人称視点で森や湿地、沼地、丘といった美しい自然の中を歩き回り
9月6日にスカイラー・カーデル氏が見つけたアオサギ。同氏は、米マサチューセッツ州のタッカーナック島で鳥の観測と生息数の確認を行っている。(PHOTOGRAPH BY SKYLER KARDELL) 本来はユーラシア大陸やアフリカ大陸に生息するアオサギが、米国で初めて目撃された。 目撃者は18歳のバードウォッチャー、スカイラー・カーデル氏。米国マサチューセッツ州ナンタケットの一部であるタッカーナック島で、鳥類の監視と保護に携わっている。9月5日、カーデル氏は砂浜をパトロールしていて、サギを見つけた。最初は、このあたりでよく見られるオオアオサギに見えたが、よく見るとどこか違っている。少し体が小さく、色も薄かったからだ。(参考記事:「動物大図鑑 オオアオサギ」) 「オオアオサギよりも首や脚、くちばしが短かったのです」とカーデル氏は話す。アオサギのように見えたが、実物のアオサギを見たことはなかった
マレーシアのキナバル自然公園に生息するアイイロヒタキ(撮影日不明、2020年8月24日提供)。(c)AFP PHOTO /USGS/MONTANA COOPERATIVE WILDLIFE RESEARCH UNIT/ THOMAS E.MARTIN 【8月28日 AFP】熱帯雨林に生息する鳴鳥は、干ばつを生き抜く助けとするために繁殖活動を抑制するとの研究結果が24日、発表された。 【深く知る】干ばつで水を求め人里へ…野生動物による襲撃増加 ジンバブエ 世界各地を襲う記録的な猛暑の長期化と、生息環境への人間の侵入によって生物多様性が脅かされている中、ますます過酷さを増すこの状況に生物種が適応できるかどうかは極めて重大な問題となる。 研究者らによると、干ばつにより、鳥たちは繁殖活動と自らの生き残りとの間のトレードオフに直面しているという。産卵してひな鳥に餌を与える活動には、餌がますます乏しく
風の温度や葉っぱの色など、自然に触れると季節の移り変わりを感じることができますよね。 でも、都会に住んでいると、なかなか自然を感じる機会は少ない……。 そこで、季節ごとに変わる野鳥の声で時刻をお知らせする掛け時計はいかがでしょう? 家の中にいるのに、まるで自然の中のように感じられそうなんです。 日本に生息する野鳥の鳴き声で、時刻をお知らせ Image: Amazon.co.jp リズム時計工業と日本野鳥の会が共同開発した「掛時計」は、臨場感ある鳥の鳴き声が時刻をお知らせ。 野鳥の声を忠実に再現するため、音源から筐体まで徹底的に設計されています。 Image: Amazon.co.jp 春夏秋冬、日本各地で録音した48種類とシークレットの1種類の野鳥の鳴き声を収録。シークレットの1種類がなんの鳥なのか気になりますね。 1年中見ることができるキジハトやシジュウカラ、季節になると渡ってくるカッコ
呂色(ろいろ)くんと小さい頃から仲良くしているパペット 画像提供:@vanilla_crow 自分のくちばしをカットしてもらおうと、ペットのインコ達の爪切りが終わるのを待っているカラスの動画がTwitter上で話題に。投稿者のvanillaさん(@vanilla_crow(外部サイト))は元鳥屋の店員で、現在は傷病野生鳥獣の保護飼養ボランティアを行っている。このカラスも終生飼養するそうで、ほかにもヨウムやクロインコ、文鳥、キサキスズメ、シュバシキンセイチョウとともに暮らしている。カラスを保護することに至った経緯や、傷病鳥の保護や対応への注意点などについて、vanillaさんに話を聞いた。 安易な保護欲や飼育欲を刺激してしまうかも… 動画の反響が大きかったがゆえの懸念点 インコズの爪切り終わったら自分の嘴もかと待ってたので、まだそんなに伸びてないけど整えた#カラス pic.twitter.
Canon EOS 5D Mark II with Canon EF 300mm f/4L IS それは、 ジョウビタキです!(ちなみに雌です) 庭で薪割りをしていると、 やって来て、 薪の周りで、尾羽をふりなが、 ちょこちょこと 飛び周っています。 まるで、しっかり薪を割っているか 監視されているかのようです。 さて、 何で薪を割っていると、 ジョウビタキはやってくると 思いますか?? 観察してみると・・・ Canon EOS 5D Mark II with Canon EF 300mm f/4L IS 割った時に薪から出てくる 虫を食べています! まだ虫が少ない時期に 効率的に餌が取れることを 学習しているようです! とても可愛い薪割りのお供です😊 お読みくださってありがとうございます。 ↓ ポチっと押してもらえると嬉しいです (^O^) はげみにになります! にほんブログ村
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4月はカラスの活動が最も活発になる時期で、ごみ袋の被害も多くなります。さまざまな対策がされているものの、カラスは賢く効果が上がらないこともしばしばです。 そんななか、「カラスは黄色が苦手」という話が伝わり、黄色いごみ袋や防鳥ネットを愛用している人も多いと聞きます。 「カラス博士」と称される宇都宮大学の杉田昭栄名誉教授の研究室で博士(農学)を修得した同大特任助教・株式会社CrowLab(クロウラボ、本社・栃木県宇都宮市)の塚原直樹代表取締役によると、「カラスは優れた色覚を持っていて、人間よりも色を見分ける能力が高い」そうです。 「人間の目は、赤・緑・青の波長の光に強く反応する3種類のセンサーを持っているため3原色で見ていますが、カラスは、近紫外線も加えた4種類のセンサーを持ち、4原色で見ているため、より優れた色覚を持つと考えられています。さらにカラスは、『油球』と呼ばれる特殊なフィルターを持
英国のスリムブリッジ湿地センターでコオロギを追うヘラシギ。(PHOTOGRAPH BY JOEL SARTORE, NATIONAL GEOGRAPHIC PHOTO ARK) 2022年6月16日に60歳の誕生日を迎えた写真家ジョエル・サートレイ氏は、もう一つの節目を迎えた。ナショナル ジオグラフィックの「Photo Ark(フォト・アーク、写真の箱舟)」に1万3000種目の写真を追加したのだ。(参考記事:「Photo Ark 絶滅から動物を守る撮影プロジェクト」) サートレイ氏は、英国のスリムブリッジ湿地センターでヘラシギ(Calidris pygmaea)の写真と動画を撮影した。ヘラシギはヨーロッパとアジアの海岸に生息する鳥で、国際自然保護連合(IUCN)のレッドリストでは近絶滅種(Critically Endangered)に分類される。その名の通り“へら”のようなくちばしが特徴で
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