Googleは米国時間3月18日、ウェブブラウザー「Chrome」のアップデートを一時停止すると発表した。新型コロナウイルス感染症のパンデミック(世界的大流行)が影響しているとみられる。 「現時点で作業スケジュールに変更が生じているため、Chromeと『Chrome OS』の次回のリリースを一時中止している」と、Chromeチームはブログへの投稿で述べた。現在のChrome(バージョン80)を含む、セキュリティ関連のアップデートは今後も優先して提供していくとしている。 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)はさまざまな企業を直撃しており、特にウイルスの拡散を遅らせるための封じ込め施策に影響を受けている、配送や製造工場などのリソースが不可欠な業種に大きな影響が出ている。Googleの今回の発表は、コンピューターさえあれば成り立つ仕事をしている人たちにも影響している可能性があることを示し