昨日書いたインターネット選挙も投票給付金のアイデアも国民一人一人にユニークなIDがついていればセキュリティーの強固なシステムが簡単に作れます。 国民一人一人のユニークID、つまり納税者番号はこれから政府の業務を電子化して効率的に運営していくためには絶対に欠かせないものです。 現在、医療保険や社会保険や年金や徴税のためのシステムは、日本には納税者番号がありませんから別々のつぎはぎだらけのシステムで運営されていて非常に効率が悪いのです。 と言うか、効率がいいとか悪いとかの問題じゃなくてすでにデータがそこらじゅう間違っててもう収拾がつかなくなっています。 5000万件以上の年金に関するデータが間違っていたり消えていたと言う社会保険庁のスキャンダルは、この不祥事とは何の関係もなかった安倍元総理大臣の首を飛ばしましたが、実はこれこそが日本では納税者番号が導入されていないことの当然の結果だったなのです