Oracle Database で機械学習を始めよう! Oracle Machine Learning
Tokyo Agile Community (TACO)の「Scaled Agile with Jim Coplien」の講演メモ。 taco.connpass.com 英語がわからない私が、同時通訳してくれた内容を私の理解でメモしたものです。 断片的な上、正しくない表現や誤りが多いと感じます。いつも以上に自信がありません。 講演者と質問者と通訳者と私の言葉がとてもまざっています。 正しく理解したいため、違う点や補足などあれば、ぜひフィードバックお願いします。 Tokyo Agile Community (TACO) について 私は3回目の参加でした。 今回は、講演者の影響なのか、いつもと参加者層が違った(増えた)ように感じました。 (Twitterで聞いたら、来たことある人は、少数だったらしいと、川口さんが教えてくれました) TACOは、主催者の方の多くが日本語ネイティブではない日本(東
ベロシティを生産性指標として扱おうとする組織やチームは多いですが、これは間違った考え方です。 生産性には2種類あり、1つが「物的生産性」、もう1つが「付加価値生産性」です。 ベロシティは単位時間あたりのおおよその生産量を示しており、これは前者の「物的生産性」になります。 一方で、スクラムやアジャイルが目指しているのはプロダクトによる成果であり、重視するのは付加価値です。 スクラムにおいて「付加価値生産性」は「プロダクトによる効果 ÷ 投入資源」となり、これは生産量とは関係ありません。 これを踏まえると、ベロシティはスクラムチーム自身が、現状を把握し、今後の見通しや作業計画を考えるために使うことになります。 例えば、以下の用途に使います。 今回のスプリントで、どれくらいのプロダクトバックログアイテムを完成できそうかを予測する残りのスプリント回数を踏まえると、どのくらいのプロダクトバックログア
Coral Capitalでは先日、投資先スタートアップ企業、33社から得たアンケート調査を1枚のGoogleスプレッドシートにまとめて公開しました。アンケートは各スタートアップ企業の開発環境やエンジニア向け情報に関するもので、開発環境、仕事環境、採用情報などを会社概要と併せて30項目以上をお聞きしています。下のスクリーンショットをご覧いただければ分かるとおり、かなり大きく詳細な一覧表になっています。 本記事公開より先に、Coral Capital公式ツイッターアカウントで一覧表をシェアしたところ、非常に多くの反響を頂きました。公開直後はアクセスが殺到して表示に不具合が出るほどでした。 この記事では一覧表の見どころや、読み取れるポイントなどを7つの論点で整理したいと思います。これは2020年のアーリーからミドルステージの日本のスタートアップの「今どきの開発体制」のスナップショットとして見る
はじめに 9月20日から3日間、株式会社アトラクタ主催の認定スクラムマスター研修 (Certified ScrumMaster) を受講しました。 一言でいうと、「レビュー・フィードバックの大切さをとても実感できる研修」でした。 いろいろ心に残ったことがあったので、参加レポートという名の自分用備忘録を書きます。 経緯 私は 2022 年に Scrum Inc. が提供する認定資格スクラムマスター研修 Registered Scrum Master® Training を受講しました。 その経験を基に、チームにスクラム勉強会などを開催し、スクラムを実践してきました。 しかし、所々でうまくいかず、時間が経つにつれ妥協した結果の自己流スタイルになっていき、以下のような課題を抱えるようになりました。 見積もりをしていない そもそも見積もりをできるまでバックログのリファインメント(分割・詳細化)をし
はじめに DX(開発体験)の向上によって、チームやプロジェクトの持続的なパフォーマンスにプラスの影響を与えると考えられています。また開発体験とは、以下の4つの要素で構成されると言われています。 Fitting architecture(アーキテクチャの適合) Great tools(優れたツール) Processes to back that all up(すべてをバックアップするプロセス) Nontoxic team culture(毒のないチーム文化) この記事では、2番目の優れたツールについて、弊社の開発で使っているものを紹介します。 導入ツール Google Workspace 有名なグループウェアですが、メールやドキュメントよりも、各サービスへアクセスするSSO認証としての側面が強いです。 Slack こちらも有名なチャットサービスです。特にハドルが実装されて以降、社内の場合はわ
この記事は freee Developers Advent Calendar 2020 の3日目です。 こんにちは。freee でスクラムマスターをやっているichy(Takeru Ichii)です。この記事がfreee developers blogの初めての記事になります。拙い部分もあるかと思いますがお手柔らかにお願いいたします。 みなさま、スクラム開発ってご存知ですか?やっている方も多いかと思いますし、やっていたという方も多いかと思います。先に紹介したとおりスクラムマスターをやっているので私は現在進行系でスクラム開発をやっています。私が感じている世間的な印象ですが、スクラム開発は上手く行かないといわれることが多い気がします。チケット駆動開発をしているところは多いかと思いますが、スクラム開発となるとなかなか運用に手間がかかるのは事実ですし、手間のわりに改善したように感じない印象を持つ方
今週、筑波大学のenPiT夏合宿をやっています。 大学生10チームがソフトウェアプロダクトを作るというプロジェクト型教育のなかで、1週間の夏合宿で1日1スプリントのスクラムを採用してアジャイル開発を実践しています。 ちなみに9月には琉球大学のenPiT夏合宿もやります。 詳しくは過去にいろいろ書いてきたのでそちらを参考にしてください。 miholovesq.hatenablog.com 今回は、「スプリントゴール」をうまく使いこなせないチームを目にして全体に伝えた内容に加筆して、ブログにも残しておきます。 スプリントゴールとは 現時点で最新のスクラムガイド 2020年11月版から引用します。 スプリントゴールはスプリントの唯一の目的である。スプリントゴールは開発者が確約するものだが、スプリントゴールを達成するために必要となる作業に対しては柔軟性をもたらす。スプリントゴールはまた、一貫性と集
English Version: https://www.slideshare.net/sakataakinori/xp-fes-2019-b6-application-of-statistical-quality-control-to-agile-software-development XP祭り2019 B-6 「アジャイルソフトウェア開発への統計的品質管理の応用」の資料です。 On 2019年8月20日, in XP祭り2019, XP祭り2019セッション 【セッション情報】 セッションID:B-6 時間:14:45~15:15(30分) 会場:B(1F 102室・後) タイプ:講演 【セッション内容】 アジャイル開発のマネージメントやチーム運営のお手伝いをしていく中で、ウォータフォールで使われている品質メトリクスを利用しようとしているプロジェクトを見かけることがあります。 ウォー
アジャイルとは、トライアンドエラーを効果的に行うための知識群、だと思う トライアンドエラーするのはどういうときかというと、やってみないと分からないとき やってみないと分からないときはどういうときかというと、その時点での能力を超えた仕事をするとき 能力を超えた仕事をするとき、成功が目的であることに変わりは無いけど、計画と実行よりも学習と軌道修正が重要になる 最初に立てた計画は間違っているため プロダクト開発の領域は大雑把には、ディスカバリーとデリバリーに分けられる ディスカバリーにおいて十分な能力を有している=つくるべき正しいものを見極められている場合、ディスカバリーにおいてアジャイルである必要は無さそう 例えば、受託開発のような場合はつくればお金がもらえるということになっているので、アジャイルになろうというモチベーションは低そう デリバリーにおいて十分な能力を有している=やるべき正しいつく
お世話になったオフィス こんにちは、@ysk_118 です。 実は2020/06/30をもって退職することになりました。 2015/05/18に入社していますので5年とちょっと在籍していたことになります。 時系列とKPTでこの5年を振り返ります。 whoami やってきたこと 2015年 2016年 2017年 2018年 2019年 2020年 KPT Keep Problem Try whoami この5年で非常に多くのことに携わりましたので、まず軽くやってきたことを振り返りながら何者なのか知っていただけたらと思います。 2015/05〜2016/03: 開発Div. エンジニア 2016/04〜2017/02: プロダクトDiv. 新規事業開発グループ チームリーダー 2017/02〜2018/03: プロダクトDiv. エンジニア -> スクラムマスター -> プロダクトオーナー
ある日の我が家 ワイ「う〜ん・・・」 ワイ「どないしたら実現できるんやろなぁ・・・」 娘(8歳)「パパ、どうしたの?」 ワイ「おぉ、娘ちゃん」 ワイ「いやぁ」 ワイ「実は、面白いアイディアを思いついてな?」 娘「へぇ、どんなアイディア?」 ワイ「AIと連携した技術記事投稿サイトがあったら面白いんちゃうかな、って」 娘「何だか、フワッとしたアイディアだね」 娘「よく分かんないけど、パパが自分で作ってみたら?」 ワイ「いや、ワイはフロントエンドしかできへんから」 ワイ「記事投稿サイトはちょっと、作る自信ないわ」 ワイ「サーバサイドとか、データベースとか」 ワイ「よう分からんし」 娘「じゃあ、私が作ってあげるから」 娘「要件を教えてよ」 ワイ「AIがいい感じに記事をアレしてくれるサイトや」 娘「いや、だからフワッとしすぎなんだって」 娘「そのサイトを作りたいと思ってるのは、パパなんだからさ──」
「メンバーのアイデアをうまく活用して生産効率を上げられるようになりたい......」 「会議で話し合っても、なかなか新奇性のあるアイデアが思いつかない......」 社内プロジェクトや同僚とのミーティングなどで、よいアイデアを効率的に出せないと悩んでいる人はいませんか? 従来の方法「ブレインストーミング」でアイデアを模索しようとするのは、もう時代遅れかもしれません。この記事では、時代の最先端を行く企業Googleで実践される手法「クレイジー8」をご紹介します。 「ブレスト」はもう時代遅れ? これまで、ブレインストーミング(以下、ブレスト)はアイデア創出に有効だとされてきました。ブレストとは、ふせんなどを使って複数人で自由にアイデアを出し合いながらお互いの発想を刺激することで、ひとりでは思いつかない独創的なアイデアを生み出す方法です。 しかし、早稲田大学大学院経営管理研究科教授の入山章栄氏に
ご挨拶 本記事はリンクアンドモチベーション Advent Calendar 2023の6日目です。 こんにちは、市原と申します。 開発をしていて見通しが立たないことって多いですよね。 今までやったことのある開発をすることの方が少なくて、大体は初めてのこと、初めてのメンバー、初めてのシチュエーションだと思います。 ある種の不確実性を抱えた仕事がほとんどではないでしょうか。 そんな見通しが立たない状況を偉大にも日々開拓してきた先人がいます。 ギャルです。 ギャルはいつの世も変化を当然のように受け入れ、適応し、さらに大きな変化を生み出してきました。 その上ギャルは楽しそうです。 プロジェクト乗り越えるためにギャルマインドを憑依させればうまくいくんじゃね?と思っちゃったので、 日常のプロジェクトで使えるギャルマインド3選を紹介していきます🫰👗✨ ※この記事は筆者のイマジナリーギャルに基づいて書
「スクラムマスターがいることでどんな利益があるの?」と言われた時点で専任のスクラムマスターは不要なのかもしれない。でもその先の話がしたい。 はじめに 「スクラムマスターがいることでどんな利益がなるの?」 スクラムマスターをやっていると時々この質問を受けることがあります。 スクラムを始めたばかりのチームや組織はもちろん、広報BLOGに「専任のスクラムマスターをおくことにこだわってます。」とCTOが書いているような企業の中にいても こうした問いかけを受ける事があります。 この記事では私が実際にこの問いかけを受けてから、ずーと考えていたことを、なるべく整理してまとめています。それでも雑な文章になっていること、そして個人的な見解でしかない事はご承知おき頂けますと幸いです。 この記事の概要 この記事をまとめるこんな感じです! 「スクラムマスターがいる事でどんな利益になる?」と言われたら信頼されていな
Regional Scrum Gathering Tokyo 2024での講演資料です。 --- 2023年、ソフトウェア工学分野の論文誌であるTOSEM[1]、およびトップカンファレンスであるICSE 2023[2]に、スクラムに関する1本の論文が同時に採択されました。 僕は50ページを超えるその論文を読んで衝撃を受けました。こういう学会に投稿されるスクラム・アジャイルの論文は、アジャイル実践者の目線からするとあまりピンとこないものもあるのですが、この論文はまず、そういった点で一分のスキもありませんでした。 ただの研究者ではない、明らかにスクラム実践者が書いた論文でした。 一体誰が書いたのか、と思って調べてみると、2人の著者 Christiann Verwijs と Daniel Russo のうち、Christiaan Verwijsはあの『ゾンビスクラムサバイバルガイド』の著者の1人
2. 吉羽龍太郎 / Ryuzee.com ✤ アジャイル開発/DevOps/クラウドに関する 従量課金型コンサルティングサービスを提供 ✤ http://www.ryuzee.com @ryuzee 4. 時価総額ランキング 2016 2006 1. アップル (6091億ドル) 1. エクソンモービル (4470億ドル) 2. アルファベット (5434億ドル) 2. GE (3840億ドル) 3. マイクロソフト (4487億ドル) 3. マイクロソフト (2940億ドル) 4. Amazon (3969億ドル) 4. CITIグループ (2730億ドル) 5. Facebook (3683億ドル) 5. ガスプロム (3680億ドル) 5. 現在のビジネス状況 ✤ ビジネスの変化がどんどんはやくなっている ✤ VUCA => Volatility (不安定) / Uncertain
Scrum@Scaleの基本と実装 - Chatworkの実践に学ぶ「スケールするスクラム」の導入戦略 スクラムのスケーリング手法であるScrum@Scale(スクラムアットスケール)の基本的な概念、そして企業内での実践例を粕谷大輔(daiksy)さんが解説します。実践例では、Scrum@Scaleにおいて「だれが」「なにをやるのか」を、1週間のタイムスケジュールとともに解説します。 2001年にアジャイルソフトウェア開発宣言 が発表されてから20年。日本のソフトウェア開発の現場でもアジャイルはずいぶん一般的に扱われるようになってきました。そのうちの手法の1つであるスクラムについても、導入事例を多く見聞きします。 スクラムは原則的に少人数のチームに適用されることを前提としている手法ですが、さまざまな現場で扱われるようになるにつれ、規模の大きなチームへと拡張されるニーズも高まってきました。現
「開発PM勉強会」では、今後のキャリアを考えるプロダクトマネージャー、プロジェクトマネージャー、エンジニアと共に、プロダクト開発事例の共有やシステム開発上流工程の相互学習の場を提供しています。第13回目は、プロダクト開発、プロジェクト管理とは切り離せないスクラムイベントや会議の進行「ファシリテーション」技術について話しました。ここで登壇したのは、株式会社グロービスの久津佑介氏。ファシリテーション改革によりスプリントレビューを改善した事例について話しました。 グロービス社・CPO兼法人開発チームのPMを担当 久津佑介氏:それでは、「チームで盛り上げるファシリテーション」とタイトルに変えて、お話しします。よろしくお願いします。 まず、自己紹介させてください。久津と申します。株式会社グロービスのGlobis Digital Platform学習サービス事業部で、CPO兼法人開発チームのPMをやっ
先日、弊社の友の会のメンバーが「スクラムマスター資格」の研修に(勤め先の費用で)参加してきたそうです。30万円で数日間にわたるセミナーだったそうで、へえ、どんなことをやるのかなと興味津々で話を聞いたのですが、話を聞けば聞くほど訳が分からなくなったので、皆さんにも共有したいと思います。どこのスクールもそうだというわけではないと思いたいのですが、想像以上に不愉快なものでした。いやあ、あまりの内容にとても驚きました。やってることはよくある洗脳型の研修とか自己啓発系のセミナーと同じ手法なんですよね。例えば 「企業にスクラムを導入するとしたら、どこに導入するのがいいですか?」 講師が参加者にこんな質問をします。「あなたがスクラムマスターという立場でお答えください」だそうです。皆さんも一緒に考えてみてください。そうですね、例えば自分のプロジェクトでGitHubのissueにこんなのがポンと出てきたら困
「助け合おう」とよく耳にします。ところが、助けるとは何なのか、助け合えているとはどのような状態なのか、意外と雰囲気でやっていたりしませんか。このセッションは「サポート」という側面から助けるという行為を分類し、解説します。そして仕事の中で、サポートの偏りを発見し、組織的にサポートを育む仕組みを作り、「助けること」と「助けられること」にうまくなるセッションです。 https://confengine.com/conferences/scrum-fest-fukuoka-2023/proposal/18080 発表者 https://twitter.com/_N_A_ ブログ:https://note.com/mryy/ もっと学ぶ:『1on1大全』https://wizard.booth.pm/items/1938803
この記事はログラスDevチームAdvent Calenderの5日目の記事です。 SaaS開発のスタートアップ組織がスケールするためにこんにちは、株式会社ログラスの松岡(@little_hand_s)です。 ログラスは経営管理のSaaSを開発しているスタートアップ企業で、これまでアジャイル開発の手法としてDDD(ドメイン駆動設計)、スクラム、エクストリームプログラミングなどのプラクティスを適用しながら開発を行ってきました。 しかし、組織の規模が大きくなってきた(社員数が50人を超え、エンジニアチームも1チームから複数に分割されました)ことにより、それまでのスキルだけでは解消できない組織面の課題が生まれてきました。 そこで、今年の春から海外のアジャイルコミュニティで多く取り入れられている「システムコーチング®」という組織向けのコーチング手法を導入し、大きな手応えを感じているので、この記事では
こちらの本が面白そうだったので、買ってみました。 ユニコーン企業のひみつ ―Spotifyで学んだソフトウェアづくりと働き方 作者:Jonathan Rasmusson発売日: 2021/04/26メディア: 単行本(ソフトカバー) この本を読むきっかけは、下記の内容が書かれていたからです。 スラムマスターがいないのは、ユニコーン企業ではスクラムをやっていないからだ。 ユニコーン企業のひみつ ―Spotifyで学んだソフトウェアづくりと働き方 この一文が個人的に非常に衝撃的で、この本を読んでみようと思った理由です。 今回はこちらの本を読んで個人的に思ったこと・考えたことのメモです。 ユニコーン企業はスクラムをやっていない? スクラムが採用される理由 なぜスクラムをやらない? じゃあ、どうやってるか? なにを重視するか 自律・権限・信頼 仕組みは変わるもの 結局のところ… 感想 ユニコーン企
アジャイルコーチングや各種トレーニングの際によく聞かれる質問についてまとめました。 なお、内容については十分注意を払っておりますが、有効性等は状況によって変わります。お客様の自己責任にてご利用ください。 https://assets.attractor.co.jp/wp-content/uploads/2023/11/0098.webp 675 1200 admin https://assets.attractor.co.jp/wp-content/uploads/2019/12/logo_attractor_medium-300x138.png admin2023-11-10 21:00:162023-11-11 22:16:21Q. プロダクトバックログアイテムはいつ見積もればいいですか? https://assets.attractor.co.jp/wp-content/upload
軽くリファインメントをする時間 いまのチームでは、デイリースクラムのあとに毎日15分だけ、軽くリファインメントをする時間をとっている。目の前のスプリントのタスクのことをいったん忘れて、次のスプリントやもう少し先のことについてチームで相談する時間。 そこでは、PdM(プロダクトマネージャ)が「こういうこと考えてるんだけどどう思う?」って話をしてくれたり、エンジニアが「このあたり早めに改善しておきたいんだよねぇ」って話をしたりしている。 こういう軽い相談の場とは別に、もっと深く議論したいと思ったり、要件がかっちりと決まってきたりしたら、別途時間をとって、軽くないリファインメントでしっかりと相談している。 軽いリファインメントが結構好き 僕はこの日次の軽いリファインメントが好き。自分の「技術的な部分の改善をしたい」という考えをふわっとしてる段階で聞いてもらえるし、PdMがプロダクトの機能追加や改
いよいよ RSGT2022が迫ってきましたね! これはRSGT2022を待ちわびるアドベントカレンダーの記事です。 qiita.com RSGT 2022では、1月5日の14時からRoomCにて「Scrum@Scaleの理論と実装 - 組織をリファクタリングしながらスケールする」というお話をさせていただきます。 Scrum@Scaleを採用して運用しているチームに今年になって参画し、そこでの取り組みや「Scrum@Scaleってどういうものなの?」といったお話をさせてもらう予定です。 スクラムマスターとしての7ヶ月 さて、ぼくは2021年5月に今の会社にエンジニアリングマネージャーとして入社しました。現在のミッションは、Scrum@Scaleで運用されている部門全体を統括して、その開発プロセスを整えていくのが仕事です。他にも、社内にスクラムを横展開したり、採用・育成などエンジニアリングマネ
こんにちは。シニアスクラムマスター(初めて名乗った!)の天野 @ama_ch です。開発本部に所属するアジャイルコーチとして、組織内を横断的に支援しています。最近は、 kintone フロントエンドリアーキテクチャ(フロリア)プロジェクトの支援に注力しています。 フロリアプロジェクトの概要はこちらの記事をご覧ください。 blog.cybozu.io 現在、フロリアには約30人のメンバーが参加して日々活動しています。チームの規模が大きくなると、コミュニケーションが難しくなり、効果的なチームワークを発揮するのがどんどん難しくなっていきます。フロリアでは、昨年後半頃からだいぶチームの規模が膨らんできたため、今年からチームを再編し4チーム体制に切り替えました。 今回は、フロリアが数十人規模でもチームワークを発揮するために、チームの設計や運用で意識しているポイントを紹介します。 目指している状態 最
こんにちは。プロダクトエンジニア兼アジャイル推進室メンバーの長田(shooen)です。 今回はアジャイル推進室連載企画第2弾として、SmartHRにアジャイルコーチとして参画いただいている豊田さんのインタビュー記事をお届けします。 開発の現場に限らず組織全体がアジャイルになっていく上での困難や必要なチャレンジについて、参考にしたりヒントを得たりしてもらえたらと思います。 豊田 聡 2020年9月にSmartHRへジョイン。開発組織におけるスクラム/LeSSの導入支援をはじめ、ピープルマネジメントや組織開発の支援、組織全体のマネジメント力向上施策などに力を入れている。 直近3年間のSmartHRの変化 豊田 聡さん。趣味は筋トレ。スクワットとデッドリフト100kg上げている。 長田: まず豊田さんがジョインした頃のSmartHRの印象を教えてください。 豊田: 会社の7つのバリューが特にいい
先日のRSGT2023で以下の発表がありました。「自分がそれほどプロダクト開発に興味がないことに気づく」は自分自身にも心当たりがありますし、プロダクト開発チームのリアルを言語化した発表だと思いました。この発表では、そうした言語化を受けてどうするのかについては深く触れられておらず、回答は聴衆に委ねられていることから、さらに議論を広げてみようと思います。 実際問題、真に興味を持つのは大変 現代のプロダクトマネジメントは、ひとつの深遠な専門領域になっていると思います。「本が1冊書ける」なんてレベルではありません。何百冊、何千冊と書ける世界です。そうした専門知識を組み合わせ、市場とユーザーとプロダクトを徹底的に分析し、データに基づいて仮説検証を繰り返し、それを自分のプロダクトに接続する方法を捻り出して、ようやく少し尤もらしい方向に近づきます。とても過酷な領域です。 ここにエンジニアが越境して興味を
その1って書いたけど、続くかは不明。 今回は使っているgemの読み込み時間を測ってみた。 Benchmark を仕込む config/application.rb でgemを読み込む前に Kernel.require を上書きして、計測する。 +require 'benchmark' +$result = {} +Kernel.singleton_class.prepend(Module.new do + def require(feature) + ret = nil + $result[feature] = Benchmark.realtime { ret = super } + ret + end +end) Bundler.require(*Rails.groups) +$result.sort_by { |_, t| -t }.take(20) + .each { |featur
この数年は、「探索」と「適応」の必要性をひたすらに訴え、その実践に向けて組織に動いてもらう、そのためのあらゆる支援を行う、ということに取り組んできた。「探索」と「適応」という言葉が決して、伝統的な組織に馴染むわけではないが、他に言いようもなく、この言葉を押し通してきた。 正直なところ、探索適応という概念の普及は端緒についたばかりである(ついていると思いたい)。「探索適応がいかに伝統的な組織の現有ケイパビリティや指向性と合わないか」ということを数々の機会で語ってきたが、その必要性についてはもはや確信の域を超えている。「効率への最適化」に最適化していた組織が、かえって目の前のことに、顧客の声に対応できなくなっている、「非効率での安定化」に至っているこの現状を突破するには? 「探索適応」という手がりは小さな、小さな「希望」になりうる。 探索適応を組織に宿すためには何かしら拠り所が必要だ。そこで、
宣伝です! スクラム実践者が知るべき97のこと 発売日: 2021/03/23メディア: 単行本(ソフトカバー) 新しい翻訳本が出ます。 弊社のryuzeeとharadakiroとわたしの3人で翻訳しました。 他の97 Thingsシリーズと同様、海外で活躍するスクラム実践者によるエッセイを97篇収めたエッセイ集です。 日本語版特典として、日本語による書き下ろしエッセイが10篇収録されています。 いずれもすばらしく読み応えのある文章をお寄せいただきありがとうございました。 及部敬雄さん kyon_mmさん 高橋一貴さん 長沢智治さん 平鍋健児さん やっとむさん 和田卓人さん 上記7名(掲載順)に加え、翻訳者3名が寄稿しています。 わたしは『「個人と対話よりもプロセスとツールを」を防ぐには』というタイトルで書きました。 自分らしいエッセイで言いたいことをかけたので、ぜひ感想などお寄せいただけ
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