連載第2回目の目的 この連載第2回目では、Excel VBAによるWebサービスの呼び出しとXMLデータの解析についての手順を学びます。連載第1回目では、Excelの備える機能にてほぼ自動的にテーブルへの展開を行っていましたが、今回はそれらをVBAで行います。Webサービスでは、取得できるデータをXML形式で提供しているものもありますので、似たようなケースでは同様の手順でのデータ取得などに応用できるでしょう。 題材としては、株式会社ヴァル研究所の提供する「駅すぱあとWebサービス」を用います。このサービスは、Webサイトやスマートフォンアプリで有名な「駅すぱあと 乗換案内」でできることをWebサービスを通して利用できるようにするものです。継続使用には有償の契約が必要ですが、90日間無償で全機能を使用できる無料評価版がありますので、今回はこれを使用して指定区間の運賃を自動取得するExcelワ
こんにちは、Office サポート チームの中村です。 今回の記事では、Word でテキスト ファイルを開くとき、一部の内容においてコンバーターが要求される動作について説明します。 1. 現象以下の条件を満たすテキスト ファイルを Windows デスクトップ アプリの Word で開くと、「このファイルは新しいバージョンの Microsoft Word で作成されているため、このファイルを開くにはコンバーターが必要です。」というメッセージが表示されます。 <ファイルの条件> ファイル内容の先頭が Shift-JIS の「打」 (0x91C5) で始まること 2 文字目以降に文字が続くこと (制御コードを含め、何らかのデータがあること) 2. 原因多くのファイル形式では、先頭数バイトでそのファイル形式を表します。このため Word でファイルを開くとき、ファイルのバイナリ データの先頭数バ
シート数が多いExcelファイルを編集する際に、目的のシートがなかなか見つからなかったという経験はありませんか? シートの目次を作成すれば、簡単に目的のシートを開けます。今回は、ハイパーリンクを挿入する方法と関数を使用して作成する方法を紹介します。 シートの切り替えは手間がかかる Excelファイルを編集するとき、シート数が多くなると切り替えや管理が大変になります。例えば、以下のように月別のシートが1つのExcelファイルに含まれているケースが典型的でしょう。 多数のシートがあるEXCELファイルの例。目的のシートが隠れてしまっている場合、スライダーの幅を調整したり、シート切り替えのボタンをクリックしたりして探すことになります。 シート数が多くなってしまったとき、目次シートがあると便利です。今回は[ハイパーリンクの挿入]ダイアログボックスを利用して作成する方法と、HYPERLINK関数を使
日々の業務を効率化したい人の中には「PythonとVBAどっちの学習をすべきか?」迷われている方もいるのではないでしょうか?結論、あなたの言語を学ぶ目的や自動化したい業務範囲によって答えは異なるはずです。 本記事ではPythonとVBAの比較を通じて、あなたがPythonとVBAのどちらを学ぶべきかのヒントを授けたいと思います。※なお、筆者はPythonでもVBAでも業務自動化を実現しているため、記事の信憑性はある程度担保できるはずです。 【公式HP】https://flxy.jp/ 90%以上がフルリモート案件週1〜3日程度の副業向け案件が多い自身のライフスタイルに合った働き方ができる希望に合わせてコーディネーターが最適な提案をしてくれる定期開催される交流会や勉強会で人脈を広げることができる\ 最短60秒で登録可能! / 無料会員登録 案件を探す 【土日リモート可】エンジニアにおすすめの
ExcelでMicrosoftのAI アシスタントツール「Copilot(コパイロット)」を使用すると、数式列の生成、データの集計やグラフ化などが実行できます。 また、ソースコードの知識がなくても、VBAのソースコードを自動生成が可能(VBAとは、Visual Basic for Applicationsの略。ExcelやPowerPointなどのMicrosoft Officeアプリケーションの機能を拡張できるプログラミング言語を指します)。 なお、ExcelでCopilotを使うには、有料ライセンスの「Copilot Pro」「Copilot for Microsoft 365」が必要となります。 この記事では、ExcelでCopilotを実際に使った結果をまとめました。利用料金や導入方法についても解説します。 ※2024年7月8日編集時点の情報です。アップデートが早い分野のため、サー
Excel Formula Generator AIBoost your spreadsheet productivity with our Excel and Google Sheets AI assistant to Generate and Understand formulas. Create and automate complex calculations and analyses in Excel, Google Sheets, or Airtable. try now Script Generator AI: VBA, Apps Scripts, and Airtable ScriptsStreamline your workflow by effortlessly generating VBA scripts for Excel, Apps Scripts for Goo
米Microsoft(マイクロソフト)のWeb版のExcelでは、デスクトップ版のExcelと違ってVBAのマクロ機能を利用できない。Web版Excelで作業を自動化したいときは「Officeスクリプト」を使おう。今回はOfficeスクリプトで操作内容を記録し保存する方法を紹介しよう。 なお、本連載ではMicrosoft 365 Business Standardのプランで、主にWebブラウザーを使って動作を確認している。Officeのバージョンや仕様変更によって、ここで説明する機能が使えない場合や画面が異なる場合がある。 Officeスクリプトとマクロは何が違う? Officeスクリプトは、TypeScriptをベースにした機能だ。TypeScriptはマイクロソフトが開発したJavaScriptを拡張したオープンソースのプログラム言語である。TypeScriptをベースにしたことでWe
2023年8月にPython in excel が発表されました。X(旧Twitter)を見ていると「いよいよプログラミングを勉強するべき?」というポスト(ツイート)をいくつか拝見しました。流行りに乗ることはとっても良いことですが、本当に必要なのかどうかは考える必要があると思います。なので今回は簡単ではありますが、Python in Excel、VBA、マクロ、Pythonあたりをまとめたいと思います。 追記 動画バージョンを作成しました。パワーポイントにまとめていますので、聞き流したい方はこちらをご活用ください。 Python in Excel 一言で言うとアナリスト向けと言った感じです。現状はMatplotlibやseabornを使ったグラフ作成(棒グラフ、折れ線グラフ、ヒートマップなど)や、scikit-learnやstatsmodelsを活用した、機械学習の適用が可能です。コードは
MicrosoftのExcel開発チームが2020年12月4日(金)に、Excelの数式言語を利用して独自のカスタム関数を定義できる「LAMBDA」をベータ版に搭載したと発表しました。 Announcing LAMBDA https://techcommunity.microsoft.com/t5/excel-blog/announcing-lambda-turn-excel-formulas-into-custom-functions/ba-p/1925546 これまでもExcelを使ってカスタム関数を定義することはすでに可能でしたが、その場合、JavaScriptといった全く異なる言語で記述を行う必要がありました。一方、LAMBDAはExcel独自の数式言語でカスタム関数を定義することが可能とのこと。また、1つの関数で別の関数を呼び出すことが可能です。 LAMBDAでは、定義した関数に
VBA マクロは、悪意のあるアクターがマルウェアやランサムウェアを展開するための一般的な方法です。 そのため、Office のセキュリティを強化するために、インターネットからファイル内のマクロをブロックするように Office アプリケーションの既定の動作を変更しています。 この変更は、マクロを含む電子メールの添付ファイルなど、ユーザーがインターネットからファイルを操作する方法に影響します。 これで、ユーザーがこのようなファイルを開くと、次のメッセージが表示されます。 [ 詳細情報] ボタンは、マクロを使用した悪意のあるアクターのセキュリティ リスク、フィッシングやマルウェアを防ぐための安全なプラクティス、およびこれらのマクロを有効にする方法 (必要な場合) の手順を含む エンド ユーザーとインフォメーション ワーカー向けの記事 に移動します。 場合によっては、ファイルがイントラネット内の
Deleted articles cannot be recovered. Draft of this article would be also deleted. Are you sure you want to delete this article? はじめに 2027年頃には「VBScript」はデフォルトで無効になり、その少し後には Windows から完全に削除されます。 VBScriptの非推奨範囲はvbscript.dllのみだとMicrosoft windows-itpro-blogのコメントにありました。 The scope of VBScript deprecation includes only vbscript.dll and no other libraries. This shall not impact any projects that are not d
こんにちは。ExcelVBAからIEを制御する本の著者であり、妹にExcelVBAからIEを制御する方法を教えてもらうゲームの作者であるうえぞうと申します。 Internet Explorerは使われる機会が減ってきたものの、ExcelからスクレイピングをするにはCOM経由で直接操作できるのでとても便利でありました。今はExcelからだとSeleniumBasicを使ってChromiumを操作するのが主流だと思いますが、会社のパソコンだと自由にインストールできなかったりするので困っている人もそれなりに多くいらっしゃるかと思います。 そこで今回はVBAからSeleniumBasicをインストールすることなく、VBAから直接ChromeやEdge(のWebDriver)を操作する方法をシェアしたいと思います。 Seleniumの仕組み 誤解を恐れずに超ざっくり説明すると、ブラウザーを動かすのは
生産性向上が叫ばれる時代ですが、お手軽な手段としてExcelマクロによる業務自動化というケースがあるかと思います。 Excelマクロは自動記録して再生する程度であればよいのですが、多くのケースで記録したコード(VBA)の編集を伴うことが多いです。 編集する際に残念なのが、Excelのコード編集機能の弱さ!10年以上進化がないと言っても過言ではないと思います。 そこでこの記事では、現在のコード編集の主流であるVisual Studio Code (以下VS Code)をコード編集時のエディタとして使用しつつ、 Excel単独ではできないgit等による構成管理まで行うことを目標に簡単な手順を紹介します。 ネット上での先人たちの記事を参考にしつつも、私はこの手順で VS Code によるコード編集を行っています。未だに無くならないExcelマクロによる業務改善においても現代風なコード開発ができる
話題のChatGPT(チャットGPT)を使うと、プログラミングが分からなくても、ExcelマクロのVBAコードを簡単に作成できます。社員名簿に記載されたデータのチェックを例として、実際の質問(プロンプト)の文例を見ていきましょう。 Excel業務の自動化をChatGPTで実現 現在さまざまな分野で注目を浴びている対話型AI「ChatGPT」ですが、「どのように使えばいいのか分からない」という方も多いのではないでしょうか。そこで本記事では、実際のビジネスシーンですぐに役立つ質問文(プロンプト)の例を紹介します。 Excelのマクロは、自動処理によって業務を大幅に効率化できる便利な機能です。さらにVBA(Visual Basic for Applications)コードを使えば、より高度かつ複雑な処理も可能になります。 しかし、中には「VBAコードってどうやって書けばいいの?」「プログラミング
Excelのマクロは便利なのだが…… Excelでは、マクロを使うことでさまざまな自動化が行える。しかし、デフォルトではマクロの実行などに必要な[開発]タブが非表示となっており使うことができない。 「Microsoft Excel(エクセル)」では、マクロを使うことで、機能を拡張したり、自動処理が行えたり、新たにワークシートで使える関数などを作ることができるようになったりする。基本的にはプログラミングの素養が必要となるが、マクロを使うことでExcelの世界が広がる。 ただ、セキュリティ的な問題からExcelは、標準状態で[開発]タブが「オフ(非表示)」になっている。これは、指示を受けて意味も分からずマクロを動かしてしまうような操作を避けるためだ。[開発]タブの表示状態は、マクロ起動の可否を決めているのではなく、単にマクロ関連機能にユーザーがアクセスできるかどうかを決めているにすぎない。 ま
Deleted articles cannot be recovered. Draft of this article would be also deleted. Are you sure you want to delete this article? 仕事で「エクセルの案件表を別のエクセルにクエリで表示し、それをフィルター関数でシート毎に担当者別の表にし、VBAで条件付き書式を設定して罫線などで修飾し、定期的に遠隔地のプリンタから出力する」という課題をこなしたので、方法を記録しておきます。 仕事のデータは使えないので替わりに下記のデータを利用します。 なかなかちょうど良い感じのが無くて困りました… 厚生労働省|女性の活躍推進企業データベースオープンデータ 作業の都合上、遠隔地のプリンタでは無く自PC内にPDFデータを出力することにします。 実現すること 1. 既存の参照元からエクセル
1.概要 普段業務効率化のためにExcelのVBAを使用することが多いですが①VBEが使いにくい、②GitHub Copilotを購入しているため有効活用したい という理由でVS CODEを使用したいと思っております。 下記記事を参考にしながら、VS CODEでもVBAを編集できるようにしたいと思います。 2.環境構築 環境構築として大きく分けて下記があります。 編集用のExcelマクロファイルを準備 VS CODEに必要なExtensionを追加(XVBA) XVBAの"config.json"を修正 なお本当はgit(Version管理システム:変更箇所の差分を表示してくれるツール)を使った方が良いのですが、まだ勉強不足のため今回はgit無しで作成しました。 なお初期設定としてExcelの「開発者向けマクロの設定:VBAプロジェクトオブジェクトモデルへのアクセスを信頼する」はチェック済
Power Query M 式言語 Microsoft Power Query は、多くの機能を含む強力なデータ インポート エクスペリエンスを提供します。 Power Query は、Fabric、Power BI サービス、Power Apps、Microsoft 365 Customer Insights などの多くのオンライン サービスに加えて、デスクトップの Analysis Services、Excel、Power BI ブックと連携します。 Power Query の中核となる機能は、サポートされているデータ ソースの豊富なコレクションから 1 つ以上のデータをフィルター処理して結合する、つまりマッシュアップすることです。 そのようなデータのマッシュアップは、Power Query M 数式言語を使用して表されます。 M 言語は F# に類似した大文字と小文字が区別される関数
エクセルのVBAを習得したいと考えているが、なかなか学習まで踏み切れないという人は少なくないのではないでしょうか。 VBAを覚えれば、業務効率化が期待でき、転職にも役立ちます。 しかし、普通のエクセル操作よりも専門的なスキルとなり、プログラミング的な素養もいるため、難しいと考える人もいるかと思います。 そこで本記事では、初学者におすすめできるVBAプログラミングの学習サイトを紹介していきたいと思います。 本章にてさっそくVBAプログラミングのおすすめ学習サイトを紹介していきます。 いずれも無料で学べるサイトなので、気軽にVBAの学習を始めてみましょう。 ドットインストール ドットインストールは、短い動画講義で学習を進めていくスタイルの学習サイトです。 ドットインストールには全19回分のExcel VBA入門講義がアップされています。 本やテキスト形式の学習サイトだと勉強しにくいという人はま
先日、Excelのセル幅を変えて方眼紙のようにすると何かに似ていることに気づきました。 そう、テトリスのゲーム画面です。 「よし、Excelで動くテトリスを作ろう!」 謎のモチベーションが湧いてきました。 Excelでテトリスが作りたい!でもVBAとか使いたくない! そんなワガママな人にも、この記事が参考になると思います。 でも、そんなこと、できるの?大丈夫、こんな私でもできました! Excel上で動くテトリス 作ったものがこちらです! 動く!動くぞ! 本来仕事をするためのExcelでテトリスをするという背徳感がたまりません、はいー。 こちら、VBAは使ってません!完全オーガニックです! VBAの代わりにUiPathというローコードのRPAツールを使っています。(個人利用であれば、無償で使えるコミュニティ版がありますので、テトリスし放題です!) RPAを知ってもらいたい時にインパクトのある
初めまして。NakamuraBlog運営者の nkmrです。 selenium×VBAについてGoogle検索しても 的外れなサイトが多かったので、 自分用のメモとして本記事を作成するに至りました。 ぜひブックマークをして利活用ください。 あと、新PC購入時にSeleniumのセットアップ方法を忘れていたので、 せっかくだから、そこから網羅的に書いています。 Nakamura 必要な箇所を飛び飛びで ピックアップして ご利用くださいませ。 VBAでSeleniumを利用するためのセットアップ Selenium Basic をインストール まずは以下の手順で PCに Selenium Basic をインストールしましょう。 step 1SeleniumBasicをダウンロード GitHubの公式ページから 「SeleniumBasic-2.0.9.0.exe」 をダウンロードしましょう。 メ
はじめまして。 6月に中途入社しました開発一部の河野です。 突然ですが、みなさんVBAは使っていますか? ExcelVBAにおいても、手軽に業務を効率化できるので多くの方が使用されているかと思います。 私はプログラミングを好きになるきっかけになったのがこのExcelVBAで、業務でもたくさん活用しています。 弊社の新人研修でもデータベースの基礎学習フェーズとしてAccessVBAを用いて簡易なシステム開発をしてもらいました。 そんな便利なVBAですが、個人的に少し思うことがあります。 それは、標準で用意されているエディタが少々使いづらいということです。 VBE(Visual Souce Editor)というVBA開発のための簡易的なIDEのようなもので、 入力補完やデバッグ実行といった必要最低限の機能は存在するのですが、 タブ切り替えがなく1ファイルごとしか開くことができなかったり、行数が
はじめに これは、Visual Basic Advent Calendar 2021の22日目の記事となります。 Microsoftから2022年6月にInternet Explorer 11デスクトップアプリケーションのサポートが終了されるとの発表がありました。 IEサポート終了による影響 サポート終了により、IEオートメーション系のマクロが使えなくなります。 Set objIE = CreateObject("InternetExplorer.Application") Or Set objIE = New InternetExplorer 【2022/03/28追記】 オートメーションでの IE11 起動も Edge にリダイレクトされるという仕様は撤回されました。 よって、引き続き IE を使い続ける事もできます。 TinySeleniumVBAの紹介 うえぞうさん(uezocha
書籍紹介本を執筆しました 好評販売中! 「教師のExcel ~校務(個人業務+チーム業務)カイゼンのためのデジタルリテラシー~」 基本の学びなおしから校務をサポートするシステム作りまで(技術評論社) 教員みんなができる「チーム業務」のポイントを丁寧にわかりやすく解説しています。また「個人業務」を更に効率化するための学び直しと応用テクニックを解説しています。 この書籍の活用してもらうことで、先生方が児童・生徒に向き合う時間を、更に確保できることを願っています! ■ 詳細(技術評論社) ■ 内容紹介:note ■ 購入:amazon 汎用コードのリクエストをいただきました。 リクエスト 12023.10.20 更新:2024.08.06 「指定フォルダのExcelの全シートをシート名のPDFファイルとして出力」 指定フォルダ内のExcelの全シートを、1シートずつPDFファイルとして出
ChatGPTがおしゃべりだけではなく調べ物などあらゆるタスクにおいてパワフルなアシスタントとして活躍してくれることについては、ここではもう説明するまでもないでしょう。 そんなChatGPTをブラウザだけではなくExcel VBAから直接使えるようにするというのがこの記事の内容です。この技術を応用すると、こんなことができるようになります。 製品カテゴリー(この動画では、商用データベースソフト)を入力するだけで競合製品の一覧と製品評価軸を自動設定、そして評価コメントまで自動で入力してくれました。あとは人間が添削すれば良いのでとても楽ちんです。 それでは、作り方をみていきましょう。 ChatGPTのAPIキーを取得 はじめに、ブラウザからではなくネットワーク経由でプログラムに組み込むためのAPIを利用できるようにします。 利用申し込みは以下のOpenAI社のサイトから行っていただき、最終的にA
はじめに 業務でVBAのプログラムを作っていた時に、内閣府の祝日情報を扱いたいと思ったのですが、VBAではお手軽にHTTP/HTTPS通信出来る組み込みの関数が用意されていませんでした。 (※内閣府の祝日情報はCSV形式で提供されています。) そこで様々なサイトを参考にしながら、HTTP/HTTPS通信でWebページを取得できるモジュール(クラス)を作成してみました。 作成したクラス VBAでHTTP通信するプログラムを作るにあたり、こちらの記事を参考にしてベースのプログラムを作りました。 また、HTTPS通信に対応させるにあたって、こちらの記事を参考にしました。 幾つかのサイトで紹介されていたサンプルコードにはCreateObject("MSXML2.XMLHTTP")が使われていましたが、この書き方だとTLS1.2を利用しているページでエラーとなってしまいます。 HTMLではなく単なる
連載第3回目の目的 この連載第3回目では、Excel VBAによるWebサービスの呼び出しとJSONデータの解析についての手順を学びます。連載第2回目では、XML形式のデータを返すWebサービスを用い、データの解析を行っていましたが、今回はJSON形式のデータに対して解析を行います。Webサービスの多くは、取得できるデータをJSON形式で提供していますので、似たようなケースでは同様の手順でのデータ取得などに応用できるでしょう。 題材としては、気象庁の提供する天気予報APIを用います。このAPIは、公式にはWebサービスとして公開されているものではないですが、利用規約を守ることで誰でも無料で気象情報のデータを入手することができます。今回はこれを使用して、指定した気象区の天気予報を自動取得するExcelワークシートを作成します(図1)。 図1:図1:完成サンプル(weather_forecas
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