田原総一朗(たはら・そういちろう)/1934年生まれ。ジャーナリスト。東京12チャンネルを経て77年にフリーに。司会を務める「朝まで生テレビ!」は放送30年を超えた。『トランプ大統領で「戦後」は終わる』(角川新書)など著書多数この記事の写真をすべて見る それにしても、朝日新聞攻撃がなぜ売れ続けるのか(※写真はイメージ) ジャーナリストの田原総一朗氏は、メディアの「朝日新聞批判」の訳を説く。 * * * 「月刊Hanada」や「月刊WiLL」などの雑誌が毎月のように朝日新聞攻撃の大特集を展開している。もちろん言論、表現は自由だから、朝日新聞批判を行うのは何の問題もない。だが、毎月のように朝日新聞批判を、まるで目玉企画としているのは尋常ではない。それほど新しい展開はないにもかかわらずだ。つまり、朝日新聞批判を目玉とすると雑誌が売れるということなのだろう。 両誌が朝日新聞批判を大きく報じ始め
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