発電量3倍、風を集めて発電する小型風力(日経BP) 2月 22nd, 2012 | 発電量3倍、風を集めて発電する小型風力(日経BP) はコメントを受け付けていません。 九州大学発ベンチャー企業が開発した「風レンズ風車」。羽根の周りを囲むリングが風を集めることにより、同じ風速であれば、従来の小型風力発電機に比べて2~3倍の発電量を得られるのが特徴だ。環境規制によって大型風力発電機の建設に歯止めがかかる日本で、新たな電源として関心が高まっている。 「自然エネルギー普及のカギを握るのは発電コストだ。我々はこの点に照準を合わせ、『風レンズ風車』を開発した。今後、年間1000基の販売台数を達成して、販売価格を今の半額にし、普及に弾みをつけたい」 こう意気込むのは、九州大学発のベンチャー企業、ウィンドレンズの高田佐太一社長だ。風レンズ風車は、風車の3枚の羽根の周りにリング状の「風レンズ」を取り付けた