ヤマト運輸で働いていると名乗る人物が、クール宅急便の荷物の取い扱いがずさんだとSNS上で告発し、物議を醸している。ヤマト運輸は、乱雑に置かれた荷物に謝罪する一方、告発内容の一部には間違いがあると取材に答えた。 “クロネコヤマトの中の人”だという人物は、乱雑に荷物が積まれた作業場とみられる写真を添え、冷蔵や冷凍が必要なクール宅急便の荷物が、「常温に近い状態で放置されてる」と暴露。慢性的な人不足により、「ベルトコンベアで流れてくる荷物を冷凍や冷蔵の配送BOXに詰め込む作業が追いつかず」荷物があふれていると明かしている。 また、配送のトラックまで荷物を詰めたBOXを運ぶ作業では、「何百キロもあるBOXを人力で引っ張るんだ。何往復もする必要があるから相当過酷な労働で、さながら古代の奴隷労働みたいだよ」と説明。また、人手が足りないと「下請け配送トラック」のドライバーにも無償で運ばせていると訴えている