<タワーレコード に少しでも思い入れのある人(あった人)は絶対に観るべき一作> 満点。一時代を築いた米国のメガレコード店「タワーレコード」の栄華と転落を描いたドキュメンタリー。 1960年代の創業時から、カリフォルニアの自由闊達な雰囲気を体現したようなラス・ソロモン社長の元、圧倒的品揃えと安さ、知識豊富な店員っていう専門量販店の「答え」を実践、今と変わらない「黄色と赤のロゴ」も早々に使用と、既に完成していて、そりゃ大人気になるなという感じで観ていて痛快で面白い。 そして、笑ってしまうくらいにタワレコの歴史の中で日本がキーになっているのもポイント。日本への進出はまだタワーレコードが地元カリフォルニア周辺の西海岸にしか出店していなかった頃、とかなり早い。勝手に店名 を使用していた札幌の店も正式契約してあげるという西海岸的ノリと懐の深さがやばい。 そして日本での成功に自信をつけて東海岸ニューヨー