2014.12.15 10:45掲載 2021.12.11 01:06更新 carview! 文:佐野 弘宗/写真:篠原 晃一 今回の取材のちょっと前に、同じPSAグループのC4ピカソにも乗った。そこでなんとなく感じていたことが、このプジョー308で確信となった。それは、このプラットフォームはかなり秀逸なデキであることだ。 新型308の基本骨格設計は「EMP2」と名づけられた完全新開発のプラットフォームで、307と先代308の2世代にわたったそれとは別物。アルミなどの軽合金や、リアのトランクフロアなどには複合素材を使ったり、軽量化に注力したのがEMP2最大の特徴らしい。 試乗前のブリーフィングでは「戻ってきたネコ足を確認してください」と自信満々に宣言された。ほおー、そこまでいうか。で、試乗した後の結論からいうと、敵(?)もさるもの、自慢するだけのことはあった。 ただし、308が提示する猫足