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ブックマーク / www.artonx.org (158)

  • L'eclat des jours(2018-11-26)

    _ 進化的アーキテクチャ 島田さんからもらった進化的アーキテクチャを読了した。 良いだと思うし、サジェスチョンと確認と方向づけなど有意義な内容に満ちている。 なので、現在のエンタープライズアーキテクチャー(あるいはある程度の規模、たとえばモデルが8クラスを越えたあたりのWebアプリケーションなど)を構築する場合、あるいはなんらかの改造、修正、移行をする場合には一読しておきたい。 要点と勘所をメモもかねて書く。 ただ、もらっておいてなんだが、書は良くない点も多い。 最初に、(というのは、要点と勘所を書く前に明らかにしておきたいからだし、正誤表的なメモを最初に掲示しておく意味があると思えるからだが)苦言を書く(もしかすると、このエントリーはそれで終わるかも。最初にネガティブなことを書いて後から誉めるのは悪手だが、それでも書については最初に苦言を書くべきだと思う)。 書は、読みにくい。

  • L'eclat des jours(2018-09-11)

    _ TinyMCEの使い方 SimpleMDEをしばらく使っていたが色を付けたいというような要望があって、そりゃマークダウンにはないし、かといって直接spanを書かせるわけにもいかないし、というわけでいろいろWYSIWYG系のブラウザ用エディターを調べて、結局TinyMCEに落ち着いた。 が、ドキュメントがいまいちわかりにくくて、どのプラグインが追加有償なのかといったこともなかなかわかりにくい。でも、まあ、そのあたりは解決して(一番使いたいのはTextColorでこれはデフォルトプラグインだし、次に使いたいのはTableで、これもデフォルトプラグインだった)が、一番の問題点は、入力されたデータをどう扱えるか、だった。 それ以外の使い方はなんかおかしなドキュメント(懇切丁寧だが、同じことを何度も何度も繰り返して書いてあるコピペプログラミングみたいな感じ)に書いてあるし、日語でもうすこしまと

  • Clean Architecture 達人に学ぶソフトウェアの構造と設計 L'eclat des jours(2018-07-29)

    _ Clean Architecture 達人に学ぶソフトウェアの構造と設計 アスキーの鈴木さんからアンクル・ボブのクリーンアーキテクチャをもらったので、読んだ。 おもしろかった。内容にもほぼ同意できるし、良いことがたくさん書いてある。 ただ、読みやすくない(正確ではない。350ページのに対して付録などを除外しても文34章に分割しているので、読むのはたやすい。ただし、内容が相当前後するし、依存関係が逆転している章もある。全体像を示してから細部へ進むと言えなくもないのだが、全体像を説明するための用語は細部で説明されるため、逆に全体像を理解するのが難しくなっている(とおれは感じた)ところもある。また、おまけが唐突に最後に来るので、なに昔話してるんだ爺さん、みたいな印象も受けることをもって、読みやすくないとここでは表現した)。 書が最も重視して、そのためにおそらく書籍の作り方にまで影響して

  • アジャイルエンタープライズに驚いた - L'eclat des jours(2018-03-11)

    _ アジャイルエンタープライズに驚いた 翔泳社からアジャイルエンタープライズが送られてきたのでありがたく読み始めた(他にもいろいろあるのだが、紙質(表紙の固さ)とか字の大きさとかが妙に具合が良かった)。 1章を読み始めていきなり衝撃をくらわされた(注)。 アジャイルという言葉に対してのすでに持っている概念とエンタープライズという言葉から、大規模開発に対してアジャイルのメソドロジーを適用するための方法論のかと思っていたからだ。 全然違った。 一言で書の内容を言えば、常に変化に対応することで生存し成長する企業をつくるには、どのような文化がふさわしく、いかにそれを構築するか、について説明したものだ。 注)節題が「1.1 書の革新性」とくるので、あまりの自信たっぷりっぷりに斜に構えて読んでいたからかも知れない。 冒頭の「最も高い顧客価値に目を向けている企業を想像してください。」が額面通りだっ

  • UNIXプログラミング環境 - L'eclat des jours(2017-07-29)

    _ UNIXプログラミング環境 アスキーの鈴木さんから頂いたUNIXプログラミング環境をざっと読み返して(だと思うんだけど、もしかすると実は初見かも)いろいろ考える。 1985年のまえがきがついているのだから、30年以上前のだ。 読み始めて、すぐに、そうそう、昔(といっていいよな)はstty(セッティ)がすごく重要だったよなとか思い出す。間違えてバイナリーファイルをcatしたりviで開いたりすると、端末制御が無茶苦茶になって、改行されなかったり、エコーバックされなくなったり、操作できなくなる。かといって、Alt-F3で切り替えて殺したりとか、Xをクリックしたりして殺したりはできないから(つまり、RS232Cとかで体と端末がつながっていて、その線にデディケート(日語でなんと言うんだっけ?)されているから、その端末についているキーボードでどうにかするしかない。でも、Unixのシェルは忠実

  • L'eclat des jours(2017-01-02)

    _ ルームメイツ が正月用にツタヤでレンタルした近藤ようこのルームメイツを読みふける。 抜群だ。 近藤ようこの印象は、旧ガロの身毒丸や、劇画マスカット(かなぁ? アリス亡き後にあのへんの劇画家の逃げ場みたいになった雑誌)に載っていた、ちょっとおっかない系のやつが強いので、頭がおかしいルームメイトが夜な夜なナイフを片手に放浪するようなやつかと思ったら、まったく違った。 中学卒業してすぐに芸者になって、あっというまにどこかの道楽人にひかれた女性(今は小唄の師匠)と、学校教師の職を得たので戦死した父の代わりに家庭を支え気づけば60目前という女性が、同窓会で久々に出会う。 1991年の作品なので60なら1931年生まれ、まあ数はあう(最初、比較的新しい作品だと思って、舞台の時代をずらしたのかと思った)。 二人は孤独な老後を支えあうことで意気投合してマンションを購入して共同生活を始める。 しかし、

  • L'eclat des jours(2016-09-18)

    _ バトル用ポケモンの組み方 現在のジム状況はCP2000越えのカイリューやカビゴンが主流となっている。 ここで問題となるのは、相手チームのジムに対する攻撃ではなく、自チームのジムに対する道場破りだ。(相手チームはとにかく全滅させれば良いので、こちらも高CPのカイリューを用意してひたすらタコ殴りすれば良い) 例として、レベル3で既に3頭が置かれている自チームのジムに自ポケモンを配備する場合を考える。 素の状態のレベル1のジムの名声は1000、レベル2のジムは2000、レベル3のジムは4000なので、これを8000に持ち上げればレベル4となり、自ポケモンが置ける。 今、ジムにはCP500のカメール(多分、置いてみたかったのだろう)、1900のギャラドス、2000のシャワーズがいるとする。 ここで、CP2800のカイリューで殴り込みをかけてタコ殴りで突破したとする。 この場合、得られる名声はた

  • L'eclat des jours(2016-08-20)

    _ ポケモンGOの旅をはじめて1か月 ポケモンGOはいろいろな楽しみ方があるという点がおもしろい。 以下、一部以前のメモの内容を含むがこれまで気づいた点を記録する。 とりあえず、ほぼ日課のように、家から駅、地下鉄区間、駅から勤め先の往復、昼間の勤め先周辺(おかげでほとんど昼飯をわない習慣となってしまった)、夜寝る前はポケモンGOをしている。 1回だけ旅行して、千葉は冨浦の道の駅へ行ったらビリリダマ6匹とコイル2匹に囲まれて、あーこれが「巣」というやつかと思ったが、それを除けば基的に上で書いたところだけですべてまかなっている。 (コイル1匹とビリリ玉4匹捕まえたところで記念写真を撮ることにした。それにしてもポケストップが無い(近くのスポーツセンターみたいなところに1つある)) その結果、今は次のような構成だ。以下、他人にとってはどうでも良い解説が入る(こういったコレクションオリエンテッド

  • L'eclat des jours(2016-05-19)

    _ 成功した失敗プロジェクトと失敗した失敗プロジェクト 高橋さんが『渕一博―その人とコンピュータサイエンス』というを陰影ある書き方でAIに興味ある人は必読と紹介されていたので、読んでみた。(都立図書館で借りたのだった)とは言っても全部は読んでない。後半、渕の論文集になるのだがたとえば『逆対称声道形の推定と多帯域沪波特性近似』(軽く眺めるとおもしろそうなことが書いてあるけど)とか読む気にはならない。 というわけで興味津々でまともに読んだのは林晋の『情報技術の思想家』という中途半端(とならざるを得ないということが書かれていて、それは生きていて利害関係のある人間のバイアスのかかった証言や反証が出てくることが可能な程度の期間しか過ぎていないものは、歴史として文献ベースで客観的に評価することが難しい壁があるという理由で、なるほどWikipedia人による編集を拒むのと同じ理屈であろうし、真実で

  • なぜUnixはUnixなのか(Unix考古学を読み始めた) - L'eclat des jours(2016-04-27)

    _ なぜUnixはUnixなのか(Unix考古学を読み始めた) アスキーの鈴木さんにUnix考古学を頂いたので読み始めて、シェヘラザードの代わりに寝台の脇に置いて何夜か過ぎて大体半分読んだ。 抜群におもしろい。単なる読み物としてもおもしろいのだが、おおそういう理由でそうだったのか/こうなっているのかという説明が(あとがきを読むと、筆者は類書をネタにしているのではなく(ゼロではないだろうけど)、当事者たちのログや論文を読むことで事実関係を掘り起こして推測して結論づけたりしている。なるほど、その作業は電子の地層から掘り起こして塵を払ってつなぎ合わせて当時を復元していく作業にそっくりだ。それで「考古学」なのだな)なかなかに快刀乱麻で読んでいて実に楽しいのだ。 まずまえがきにぶっとぶ。 読み進めて次の文章に腰を抜かした。 人づてに聞いた話だが、著者の藤田氏は1970年代生まれよりも若い年代に書を

  • L'eclat des jours(2016-02-16)

    _ Swiftデザインパターン 結論としてはモダンなデザインパターンで、今となってはGoFより遥かに良いのだが、難点もある。 翔泳社の野村さんからSwiftデザインパターンをいただいたので、よしこれでSwiftを覚えようかと思った(のがクリスマス休暇だからもう2か月前になってしまった)が、読みはじめるとどうも勝手が微妙に違う。 翻訳なのだが、筆者がデザインパターンマスター(普通にデザインパターンを適用して機能を実装にプログラミングできる人の意味。自称で十分なので、実はおれもそうなのだ)らしく、そういう人は実装用のプログラミング言語はそれほど問題とはしないので、Swiftが発表されてすぐに執筆出版したものらしくXcodeは6だしSwiftも1.xだ(コード標準も自分の律にしたがっているように思う)。 筆者は引退した元銀行のCTOだとか書いてあるが、考慮している現実的な問題を読む限り、パフ

  • L'eclat des jours(2015-09-18)

    _ ビッグデータコネクトを読んだ 以前買ったままになっていたビッグデータコネクトを読んだ。 最初のうちは、警察が気分悪すぎてなかなか読む気になれなかったが(加齢のせいか、どんどこ非純粋な悪意、つまりは愚鈍ということだが、を持った登場人物が出てくる作品を読むのが辛くなってきた)、1/3くらいから(あまりにたくさんの愚鈍な警官――まるで愚鈍なことが警官の条件のようだ――が次々と出て来たせいで、2番目のやつが回りの愚鈍さに圧倒されて多少はスマートに振る舞えるようになったのが大きい、とまるで作品内の時間軸の動きによる登場人物の心境の変化に連動しているのが我ながらおもしろい)はそれほど気分も悪くならなくて気付いたら読了していた。 ビッグデータ・コネクト (文春文庫)(藤井太洋) 気付いたら読了していたくらいだから、おもしろいはえらくおもしろい。 多少は2010年代の事件とシンクロさせていて、技術者倫

  • L'eclat des jours(2015-09-04)

    _ Javaにおけるインターフェイスの爆発 仕事環境でJDK1.8を解禁させたので、いろいろ試しているうちにとんでもないことに気付いた。簡単にインターフェイスが爆発してしまうのだ(あまりうまい表現ではないなぁ。ビッグバンが起きるという雰囲気を出したいのだが)。 ようするに、これまで糞面倒だったコールバックが異様に簡単に書けるようになったので、呼び出し側が簡単に利用できる以上は呼ばれる側も情け容赦なくコールバック関数を取るAPIを作るわけだが、異様に簡単なのはラムダ式を記述できるからだ。ということは、関数型インターフェイスをばかすか定義することになる。 そんなものは1メソッドあたりで定義すれば良いし、呼び出し側はどうせ型宣言とかしないのだから、内部インターフェイスで良いだろうと考える。すると1メソッド平均1.5インターフェイス、1クラスあたり5publicメソッドとすると、1クラスあたり8イ

  • L'eclat des jours(2015-08-24)

    _ 死せる王女のための孔雀舞 題名から衒学的でちょっと恥ずかしいっぽいし、SFでもないので出た当時は完全にスルーしていたのだが、金星樹と一緒に買ってみて(どちらかというと目当てはワン・ゼロの習作らしい夢喰いだったのだが)、読んで完全にノックアウトされた。 大傑作だった。もしかすると佐藤史生の作品の最高峰かも知れない。 雨男、死せる王女のための孔雀舞、さらばマドンナの微笑、我はその名も知らざりきの4連作だ。 雨男は相当辛い性格の女子高生(最初は書き方もあって中性的なのでなんだかよくわからない)が荒れ果てた庭をスケッチしているところに青年がやって来て、二人の過去が浮かび上がってくるという微妙な心理を描く妙な作品。かっては天才少女だったが、それを封印したおかげで普通の子供として振る舞えるようになり、でもその代わりに才能は失くしてしまったというそこだけはわかりやすい設定。 それが一転次の死せる王女

  • エクストリームプログラミング - L'eclat des jours(2015-06-27)

    _ エクストリームプログラミング 池袋ジュンク堂で、角さんと角谷さん(名前の字面に山がない)によるエクストリームプログラム新訳のトークセッション。 参考文献特集でいろんなが売っていたが、まずは青木さんの新刊だ。と思ったら置いてないので、長田さんに頼んで持ってきてもらって、まずはゲット(後払いだけど)。 10年戦えるデータ分析入門 SQLを武器にデータ活用時代を生き抜く (Informatics &IDEA)(青木 峰郎) 間違って早く着きすぎたので読み始める。 PostgreSQLを一応使うように書かれているが、それはあまり関係ない。 前書きを読むと、読者としてエンジニア(ソフトウェア開発者)とプランナー(データコンシューマ)の両方をターゲットとしていることがわかった。 ・エンジニアはプランナーの意図を知るために読む。そしてエンジニアリングで何ができるかわからずに悶々としているプランナー

  • L'eclat des jours(2015-06-05)

    _ 静的型付け言語の良い点 courseraのPrinciples of Reactive Programmingを履修(昨年も受けてみたのだが、時間切れとその他もろもろで不可だったので再挑戦)した。まだ修了書は出ていないが、クイズは満点が取れるまで再提出しまくったので(問題の読み間違いや、仕様の誤読とかで一回で満点というのはなかなかできなかった)、パスしただろう。 このコースはオダスキーと仲間たちの授業なので(つまりはローザンヌ校)、当然のように利用する言語はScalaだ。 で、クイズのプログラムを書いていて気付いたのだが、静的型付け言語(ここではScala)には、動的型付け言語よりも圧倒的に良い点が1つある。 それはタプルだ。タプルとMapとSetとVectorがあれば、極端に言えばオブジェクトは不要なくらいに型のおかげでタプルが使える。これは発見だった(プログラムが複雑になると、どう

  • L'eclat des jours(2015-05-14)

    _ 遺伝子医療革命 ―ゲノム科学がわたしたちを変えるを読んだ なんか1か月以上もかかったが読了。 おもしろかったし、感動的ですらあるのだが、いまひとつ読みにくいのが時間がかかった(つまり、読まずに放置しておく期間がある)理由だ。 だが、書は21世紀の人類と社会の常識として知るべきことが書かれただと読んでいて確信したので、読みにくかろうがなんだろうがとにかく読了した。 著者はアメリカの遺伝子研究のリーダー格の人で、当然、推進する立場だ。というわけで、途中、遺伝子科学の進展によるバラ色の未来像を描いていたりするのだが、説得力はある。 読みにくいのは、日であれば新書(専門家が素人向けに薄く広く好奇心を刺激する程度に書いて終わる)の内容をまともなハードカバーとして上梓することになるアメリカの出版事情によるのだと思う(翻訳はこなれている)。 まず事例があり、深掘りする。のパターンの繰り返しだ

  • L'eclat des jours(2015-05-15)

    _ UIと非同期プログラミング(FRPとか) ブラウザをマウスでくりくりやったりたまにぽつぽつ文字を入れるようなのはどうでも良くて、たとえばATMあたりを考えてみたくなるわけだ。 最初のページはボタンを押して入金か出金か振込か残高照会かを選ばせる。と同時にカードを入れるのもOK。 ここで、各ボタンクリックに対してFutureを割り当ててコンプリート時の処理を記述するとするじゃん。もちろん、カードの挿入による磁気ストライプの読み込みイベントについても同様とする。 で、一見するとおそらく非常にきれいに書けるのは間違いないのだが、そこに間違いのもとがある。 ボタンを押す前に磁気ストライプを読み込んだら、自動的に引き落としページへ遷移するとして、各ボタンも同様に各ページに遷移するとする。 ここで、ページ遷移にIO(あるいはHTTPのようにサーバとの通信)が発生して、そこも当然、非同期な書き方をする

  • L'eclat des jours(2015-02-28)

    _ 申し訳ない、御社をつぶしたのは私です 読了。電車の中で3日くらい。 予想していた内容とは全然異なっていたが、悪くなかった(このタイプので「良かった」という評価をおれがすることは無いので、ずいぶんと褒めていることになる)。 買った時に想像していたのは、大失敗のようなだ。 大失敗!―成功企業が陥った戦略ミステイクの教訓(ジャック トラウト) 失敗の考証はおもしろい。 著者が、大手コンサルファームの出身ということで、当然、次々と倒産した会社に対してこうコンサルしたけど結果はこうなって、後から考えるとこれこれが間違いだった(読み不足だった、時期が悪かった、体制が悪かったなどなど)みたいな内容の羅列だろうと考えたのだった。 が、そうではなく、もう少し抽象的で、コンサルというのは~という限界があり、しかも~というビジネスモデル上の欠陥があるために、コンサルを受けた企業にとっては~となるために、

  • Effective Ruby - L'eclat des jours(2014-11-20)

    _ Effective Ruby 早くもアマゾンに書影が出ているので、広告します。 来年早々に、翔泳社からピーター・J・ジョーンズ(僕は知らない人なんですが)のEffective Rubyの翻訳が出ます。 翻訳は安定と安心のロングテール長尾さん、僕が監訳しています。 当然、全部読んだのですが、これは相当お勧めです。 Effective Ruby(Peter J. Jones) Effectiveと銘うっているだけに、どう使うべきか、どう使うべきでないか、といったことが大雑把な章立ての下に並んでいます。コードはほとんどが断片(irbを使って動かせるようにはなっている。当然、僕は全部試したけど(2.1と2.2プレビュー)。とはいえ、最後のほうではpryを使えと言い出しますが、基Rubyのコア、添付ライブラリが優先)で、試せるようになっています。 ただ、特にテストの章がおもしろいので実際に打