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アラン・ケイ オブジェクト指向の検索結果1 - 39 件 / 39件

  • Pythonのオブジェクト指向プログラミングを完全理解 - Qiita

    1. オブジェクト指向の起源 2003年チューリング賞の受賞者アラン・ケイさんはよくオブジェクト指向プログラミングの父と称されます。ご本人も憚ることなく、幾度、公の場で発明権を宣言しています。しかし、ケイさんは「C++」や「Java」などの現代のオブジェクト指向言語を蔑ろにしています。これらの言語は「Simula 67」という言語を受け継いだもので、私が作った「Smalltalk」と関係ないのだとケイさんは考えています。 オブジェクト指向という名称は確かにアラン・ケイさんに由来するものです。しかし、C++とJavaで使われている現代のオブジェクト指向は当初のと結構違います。ケイさん自身もこれらの言語を後継者として認めないです。では、ケイさん曰くC++とJavaの親であるSimula 67という言語はどんな言語でしょうか。ここで、簡単なサンプルコードを見てみましょう。 Class Recta

      Pythonのオブジェクト指向プログラミングを完全理解 - Qiita
    • オブジェクト指向プログラミング -- 1兆ドル規模の大失敗

      CodeIQのブログより。🤔 なぜ、OOPから移行する時なのか Ilya Suzdalnitski OOPは、多くの人にコンピューターサイエンスの重要資産と考えられています。コード構成(code organization)に対する究極のソリューション。すべての問題の終焉。私たちのプログラムを書くための唯一の本当の方法。自分自身をプログラムするという真なる唯一神から私たちに授けられました… それまでは、そうではなく、抽象化の負担、そして無差別に共有されるミュータブルなオブジェクトの複雑なグラフによって、人々は屈し始めています。現実世界の問題を解決するのではなく、「抽象化」と「デザインパターン」について考えるのに貴重な時間と頭脳が費やされています。 非常に著名なソフトウェアエンジニアを含め、多くの人々がオブジェクト指向プログラミングを批判してきました。驚くことに、OOP自身の発明者でさえ、今

        オブジェクト指向プログラミング -- 1兆ドル規模の大失敗
      • パーソナルコンピュータの父アラン・ケイが選ぶ「プログラマー必読の古典本」とは?

        by Alan Levine かつてのコンピューターは壁一面を占有するような巨大なもので、複数人で使用するのが当たり前でした。アラン・ケイ氏が提唱した「パーソナルコンピューター」の概念は、巨大なコンピューターを個人で使えるサイズにまで落とし込べきだという発想で、現代の「パソコン」を形作るものでした。そんなアラン・ケイ氏が「プログラマー全員が読むべき古典」を挙げていました。 Alan Kay's answer to Experienced programmers and computer scientists, what are some really old (or even nearly forgotten) books you think every new programmer should read? - Quora https://www.quora.com/Experience

          パーソナルコンピュータの父アラン・ケイが選ぶ「プログラマー必読の古典本」とは?
        • プログラミング言語論入門 - riswu’s blog

          第0章. なぜ Scala を使うのか? はじめに 本稿は、John C. Mitchell 氏らによる Concepts in Programming Languages を基に自身の見解を交え、私がなぜ Scala を好んで使うのかを論じた記事になります。 プログラミング言語の歴史 本題に入る前に、プログラミング言語の歴史について紹介します。 年代 言語・イノベーション 1950 Fortran and Cobol 1960 Lisp and Algol 1970 Abstract data types (Simula, C, SQL) 1980 Objects (Smalltalk, C++) 1990 Java, JavaScript, Python, Ruby これは、年代ごとに開発された言語およびイノベーションを表にまとめたものになります。ただし、この表には欠けている事柄があり

            プログラミング言語論入門 - riswu’s blog
          • 「アラン・ケイの」オブジェクト指向とは何だったか?元哲学者のエンジニアがまとめてみた - Qiita

            2020/5/13追記 オブジェクト指向と哲学の関係について書いた記事ではないです。せっかくだしQiitaっぽいタイトルつけようと思ったら結果的に釣りっぽくなってしまった 概要 オブジェクト指向とは何か?ということを真面目に調べていくと、オブジェクト指向には二種類ある、という話に突き当たる。sumim氏のQuora回答などを参照。 Smalltalkの設計者アラン・ケイによる、メッセージング重視のオブジェクト指向 C++の設計者ストラウストラップによる、クラス重視のオブジェクト指向 今回はこの前者のオブジェクト指向について、アラン・ケイの書きものを読んで調べた結果をまとめ、コメントを付す。 参考文献は最後にまとめて出す。参照元は「(AOO)」のように略記で示す。 アラン・ケイのオブジェクト指向 OOPは私にとって、メッセージング、状態処理の局所的な保持・保護と隠蔽、そしてあらゆる事象の徹底

              「アラン・ケイの」オブジェクト指向とは何だったか?元哲学者のエンジニアがまとめてみた - Qiita
            • オブジェクト指向のハードコア

              オブジェクト指向のハードコアは2019年5月25日にゼロベースサロンで行われたイベントです。「オブジェクト指向」というキーワードについて、プログラミング、デザイン、哲学などの分野を横断しつつ知的な議論ができました。記録映像は必見。 企画意図/招待状 この研究会の企画意図については、私が送った招待状を見ていただくのが早いでしょう: いくつか異なる分野で「オブジェクト指向」がキーワードとして注目されています。昨年からGUIデザインの分野では「オブジェクト指向ユーザーインターフェイス」(OOUI)の議論がホットです。ソフトウェア開発の分野では、数年前からオブジェクト指向の見直しとしての「ドメイン駆動設計」(DDD)が広まっています(※原著である英語版から日本語への翻訳は数年遅れています)。さらには「オブジェクト指向存在論」(OOO)も思想業界でブームになっています。 これはもうオブジェクト指向の

                オブジェクト指向のハードコア
              • Javaを中心に偏見ベースでプログラミング言語の関係をまとめた - きしだのHatena

                オブジェクト指向言語の話をするときに便利なように、Javaを中心にプログラミング言語をまとめてみました。 Javaに影響与えるか、Javaから影響を受けるか、という感じですね。 Simula オブジェクト指向はここから始まったと言われています。 クラス、オブジェクト、継承、仮想関数(多態)といった、オブジェクト指向の基本要素が備わっていました。 ただし、「オブジェクト指向」という言葉は生まれていません。 Smalltalk Simulaから発想を得て「オブジェクト指向」という言葉を生んだのはアラン・ケイでした。 しかし、モデルとしてはSimulaとは異なりメッセージングを主体としたものでした。また、アラン・ケイの「オブジェクト指向」はプログラミングのパラダイムだけではなく、人がコンピュータをどのように扱うかというメタファであり、ダイナブックというハードウェアやそのユーザーインタフェースを含

                  Javaを中心に偏見ベースでプログラミング言語の関係をまとめた - きしだのHatena
                • Objective-C小史

                  Mediumより。 BY ハンセン・スー これまでに、ユーザがダウンロードしたiPhoneアプリは1,400億を超えています1。iPhoneの成功は、サードパーティ製アプリのエコシステムに関係しています。2008年にApp Storeがデビューしたとき、すべてのアプリは、Apple以外のコミュニティではほとんど使われていなかったプログラミング言語Objective-Cで書かれていました。それ以来、Objective-Cの使用は爆発的に増加し、アプリを作る開発者たちのゴールドラッシュとなりました。Appleは2014年に新しい言語Swiftを導入しましたが、AppleのiOSオペレーティング・システムのほとんどは今もObjective-Cで書かれており、今後何年もAppleのデバイスで使用されるでしょう。 多くのプログラマがObjective-Cを知ったのは、iPhoneアプリ革命の時でした

                    Objective-C小史
                  • 2つのオブジェクト指向ーメッセージ・パッシングと抽象データ型 - Hot Heart, Cool Mind.

                    オブジェクト指向には、もともとアラン・ケイが創案したメッセージ・パッシングのオブジェクト指向と、その後、抽象データ型から発展したオブジェクト指向の2つがあって、その2つは、プログラム言語の機構の面からは共通する要素も多いのだけどプログラミングに対するビジョンという点では相当に異なっている、という見方があります。 これに関しては、id:sumim さんが「二つのオブジェクト指向とそれぞれのメリット」という行き届いた論考を公開しておられて、僕などはそれを読んで頭を整理した口です。 その後、それを踏まえて自分なりに両者の違いを考えてツイートしましたが、言葉足らずな点もあったので、内容を整理するとともに加筆しました。 言語機構に惑わされるな この2つのオブジェクト指向は、実現する機構の面では似ています。オブジェクト指向の3要素として「カプセル化、継承、ポリモフィズム」があると言われますが、そうした

                      2つのオブジェクト指向ーメッセージ・パッシングと抽象データ型 - Hot Heart, Cool Mind.
                    • フロントエンドとオブジェクト指向

                      フロントエンドの実装にオブジェクト指向をどのように取り入れるかを考えます。 動機 近年のフロントエンドは、Reactなどのフレームワークを使ったコンポーネントベースの設計が主流だと思います。コンポーネントは、HTMLによるマークアップ、CSSによるスタイリング、JavaScriptによる振る舞いがひとまとめにされた、再利用可能な部品です。 コンポーネントの設計を考えていると、次のような疑問が生じます。 何を基準にコンポーネントで分割すればよいか。 コンポーネントの粒度はどれくらいが適切なのか。 どのタイミングで抽象化すれば開発コストが無駄にならないか。 分業した際にコンポーネントの分割や粒度の基準をどのように統一するべきか。 そこで、いろいろ調べたり試したりしたところ、フロントエンドの設計にオブジェクト指向を取り入れることが、これらの答えの一つになるのではないかと考えました。 この記事では

                        フロントエンドとオブジェクト指向
                      • 知り合いを6人辿れば、世界80億人と繋がれるのに、組織内のコミュニケーションに6人以上必要なのは、おかしくない? #TACO - 名前考えるの苦手

                        Tokyo Agile Community (TACO)の「Scaled Agile with Jim Coplien」の講演メモ。 taco.connpass.com 英語がわからない私が、同時通訳してくれた内容を私の理解でメモしたものです。 断片的な上、正しくない表現や誤りが多いと感じます。いつも以上に自信がありません。 講演者と質問者と通訳者と私の言葉がとてもまざっています。 正しく理解したいため、違う点や補足などあれば、ぜひフィードバックお願いします。 Tokyo Agile Community (TACO) について 私は3回目の参加でした。 今回は、講演者の影響なのか、いつもと参加者層が違った(増えた)ように感じました。 (Twitterで聞いたら、来たことある人は、少数だったらしいと、川口さんが教えてくれました) TACOは、主催者の方の多くが日本語ネイティブではない日本(東

                          知り合いを6人辿れば、世界80億人と繋がれるのに、組織内のコミュニケーションに6人以上必要なのは、おかしくない? #TACO - 名前考えるの苦手
                        • オブジェクト指向とは何か、という問いについて - Hot Heart, Cool Mind.

                          4月も半ばを過ぎて、新入社員がプログラミング研修を受ける季節になったからだろうと思うが、オブジェクト指向談義が再燃している。ほとんど年中行事だ。 今年は、オブジェクト指向という用語をアラン・ケイの言った意味で使うのは「特権的」だという主張まで出たりした。 ギブソンが考えた「アフォーダンス」は、使い手と道具の関係性に関する概念だが、ノーマンはそれを「誤用」し、道具のデザインがもつ特性の話にした。現在では後者の方が広く受け入れられているように思うが、だからといって、アフォーダンスという用語はノーマンの意味で理解すべきだ、という話になるだろうか。 よくいって、アフォーダンスというひとつの言葉に対して2つの意味内容が「事実上」存在するということだ。そして、「本来の」アフォーダンスは、と言えば、ギブソンのそれを指すに決まっているではないか。 それは、特権云々の問題ではなく、アフォーダンスと言う言葉を

                            オブジェクト指向とは何か、という問いについて - Hot Heart, Cool Mind.
                          • オブジェクト指向プログラミングは1兆ドル規模の大失敗なのか? - YAMDAS現更新履歴

                            えーっと、長すぎて、ワタシも全部は読み通せていません。 文章の趣旨はインパクトが強いタイトルの通りで、オブジェクト指向プログラミングは1兆ドル規模の災厄であり、もうオブジェクト指向プログラミング(OOP)の先に進むべき時だよ、ということである。 著者は OOP 批判がセンシティブな話題であること、多くの読者を敵に回すであろうことを認めた上で、OOP はその発明者であるアラン・ケイが思い描いたように実装されればよかったと考えている。で、返す刀で現実の Java や C# の OOP へのアプローチを批判する。 OOP が素の手続き型プログラミングよりも優れているという客観的、公平なエビデンスは存在しないと著者は断言している。 ところどころで「Java は MS-DOS 以来コンピューティング分野に生まれたもっとも悲惨な存在だ」というアラン・ケイの言葉や、「C++ はおぞましい言語だ。だからプ

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                            • 清水高志, 上野学「デザインと哲学、その未分の源流で」 | ÉKRITS / エクリ

                              オブジェクト指向の哲学とデザイン 清水高志: 最近僕は概念を造形的に考えることが多くて、それが哲学とデザインに共通する話につながってくるんじゃないかと思っています。 ドゥルーズは『ベルクソニズム※1』などの書物で、概念は最初から複数の概念対が複合したものとしてあると語っています。たとえばプラトンは『パルメニデス※2』で、「一」とか「多」とかいうバイナリーな概念の対を単独で語るのではなく、それを別の概念の対と結びつけてより具体的に語っています。つまり、「一」というのは「ある」とか「ない」という概念の対と結びついて、「一」が「ある」とはどういうことか、また逆に「多」が「ある」とはどういうことかを考える。最初から哲学はこうした操作としてあって、その中で似たような概念対同士の違いも明らかになってくるわけです。 これは哲学の概念の話ですが、最近僕はどうも人間が世界を認知する局面でも、すでに似たような

                                清水高志, 上野学「デザインと哲学、その未分の源流で」 | ÉKRITS / エクリ
                              • Rustを通して見るオブジェクト指向|TechRacho by BPS株式会社

                                こんにちは。yoshiです。夏のTechrachoフェア2022ということで、夏とは何の関係もない記事を書いていこうと思います。 業務ではC++をやっていながら前回、前々回にTechrachoで書いた記事に引き続きRustをやっていく訳ですが、定期的に炎上しがち(?)なオブジェクト指向の話です。みなさん、オブジェクト指向は好きですか? オブジェクト指向って何だろう? A. なんもわからん なんて言ってしまったら話が終わってしまうのですが。 歴史的な話をするとオブジェクトという用語はSimulaが初出で、オブジェクト指向はアラン・ケイがSmalltalkで導入したもの、という話になりますが、一方でビャーネ・ストロヴストルップがC++に導入した「カプセル化・継承・ポリモーフィズム」の組み合わせのことを指すことが多く、SmalltalkのそれとC++のそれにも違いがあるので定義が定まらない概念で

                                  Rustを通して見るオブジェクト指向|TechRacho by BPS株式会社
                                • オブジェクト指向のはなしとGREE Tech Conferenceのおしらせ | GREE Engineering

                                  みなさまこんにちは、グリー株式会社でCTOをやっておりますふじもと (@masaki_fujimoto) と申します。 今回は1週間後に控えたGREE Tech Conference 2022の宣伝も兼ねて、1年ぶりくらいにソフトウェアについてつらつらと書いてみます。というか、なにはなくとも10/25 (tue)、来週開催のGREE Tech Conference 2022にぜひぜひご参加ください。ひさびさにオフラインでも開催しますので! あとついでに、1年くらい前からデジタル庁というところのCTOも兼ねさせていただいてまして、なんかやっぱりあれこれ質問いただくことも多いので、そのあたりどうよ、みたいなところもついでに少しだけ触れてみたいと思います (なんかGREE Engineers' Blog、というところで書くにはちょっとコンテキスト違うかなとも思うのであくまでおまけ、ってことで..

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                                  • パタン・ランゲージとオブジェクト指向の関係、あるいは分析と総合の動的平衡 - assertInstanceOf('Engineer', $a_suenami)

                                    ここ数日、こまどさん(@koma_koma_d) が Twiter でクリストファー・アレグザンダーのパタン・ランゲージやそれを参考にしたデザインパターンやアジャイルプロセスなどについて話していて、それにつられて僕もいろいろ考えてみたりしたのでブログにまとめておこうと思う。 ちなみにこまどさんもブログにまとめられており、その記事がこちら。 ky-yk-d.hatenablog.com まあ、僕はあまり大それたことを言うつもりはないのだけど、全体と部分、分析と総合、デザインの民主化、遅延結合などをキーワードに思ったことを徒然なるままに書いていく。Twitterで述べたことをまとめておくかっていう程度のゆるい動機なので、ツイートの引用が多くなること、図を書いたり出典を丁寧に引用したりはできないかもしれないんだけど、そこはあらかじめご容赦願いたい。 パタン・ランゲージとは 読者にどの程度の知識を

                                      パタン・ランゲージとオブジェクト指向の関係、あるいは分析と総合の動的平衡 - assertInstanceOf('Engineer', $a_suenami)
                                    • 上野学「オブジェクト指向デザインの道具論」 | ÉKRITS / エクリ

                                      ——— 上野さんが出版された本『オブジェクト指向UIデザイン※1』は、体裁が実用書という形で、副題には「使いやすいソフトウェアの原理」とあって、そしてユーザーインターフェース(UI)の「操作性と開発効率の劇的な向上」と書かれています。なので、基本的にはUIデザイナーの人たちに向けた実用マニュアルみたいなもので、そこをメインターゲットとして想定しているんでしょうか。 上野: これは技術評論社という出版社の一連のシリーズなんです。もともとコンピューター関係の技術本を出してるので、想定読者としてはコンピューター技術者ですね。たぶんこのシリーズで初めてのデザインに関する本なんですが、技術者向けの枠組みでデザインについて書いています。担当編集者の方には、前から雑誌記事でお世話になっていて、僕がどういうことを書くのかよくわかっていたので、かなり好きなことを書かせてもらいました。 § ——— ただこの「

                                        上野学「オブジェクト指向デザインの道具論」 | ÉKRITS / エクリ
                                      • Nimで知る「オブジェクト指向をする/しない」ということ

                                        Nim は、「もしアラン・ケイがオブジェクト指向と言わなかったら」という歴史の if を感じさせてくれる言語だと思った話をします。 私自身は Nim 初心者です。細部の「こいつ慣れてないな」感はご容赦ください。この記事は、この言語については初心者だけれど、プログラミング言語とパラダイムを考えるうえでとても価値があると思った気付きがあったのを、図々しくも記事にしました。複数のプログラミング言語を歴史的な観点で評価するうえで、Nim を通して 70 年代以前の言語と 80 年代以後の言語、具体的には、C with classes と C++ の境界線を見つめ直すことができるんじゃないかと思います。 ズバリ言うと、Nim はアラン・ケイのオブジェクト指向が通じない言語です。 Nim の言語標準には class キーワードがありません(マクロを作れば語句の拡張は可能ですがオプションです)。が、そん

                                          Nimで知る「オブジェクト指向をする/しない」ということ
                                        • あの「パロアルト研究所」がXeroxのもとを離れる MacやPCなど現代コンピュータの“聖地”

                                          米Xerox Holdingsは4月24日(現地時間)、同社傘下の研究組織「Palo Alto Research Center」(PARC)を、非営利研究機関の米SRIインターナショナルに寄付すると発表した。PARCはXeroxを代表する研究機関で、現代コンピュータに欠かせないGUI(グラフィカルユーザーインターフェース)であったり、イーサネットが開発された場所として知られる。 これにより、Xeroxは独自の印刷、デジタル、ITサービスに関する新しいイノベーションの提供に集中し、PARCチームは主要な研究機関に加わり、次の成長の進化を先導できるという。XeroxのSteve Bandrowczak CEOは「PARCの高度な技術革新はSRIによって維持される一方で、Xeroxはその運用を簡素化および最適化し、ハイブリッド ワークの継続的な進化にソリューションを集中できる」としている。 寄付

                                            あの「パロアルト研究所」がXeroxのもとを離れる MacやPCなど現代コンピュータの“聖地”
                                          • Object-Oriented Conference 2020 にて、デザインパターンとパタン・ランゲージの話で登壇、スポンサードしました - BASEプロダクトチームブログ

                                            こんにちは、BASE BANK株式会社 Dev Divisionにて、Software Developerをしている東口です。先日、2020年2月16日に開催された、Object-Oriented Conferenceにスピーカーとして参加してきました。このカンファレンスには、BASEがブロンズスポンサーとして協賛しています。 非常に高度な内容がタイムスケジュールに並んだ濃密なカンファレンスで、オブジェクト指向や設計話にどっぷり浸かる一日になりました。 Object-Oriented Conferenceとは お茶の水女子大学で開催されたこのカンファレンスは、オブジェクト指向をテーマにした技術カンファレンスです。 ooc.dev Object-Oriented Conference はオブジェクト指向をテーマに、あれこれ共有したり、セッションを聴講することで、みなさんの知見を深めるためのイ

                                              Object-Oriented Conference 2020 にて、デザインパターンとパタン・ランゲージの話で登壇、スポンサードしました - BASEプロダクトチームブログ
                                            • Raspberry Piプログラミング小中学生入門書 - mojiru【もじをもじる】

                                              ジブン専用パソコン Raspberry Piでプログラミング 「ジブン専用パソコン Raspberry Piでプログラミング」目次抜粋 「ジブン専用パソコン Raspberry Piでプログラミング」Amazonでの購入はこちら 「ジブン専用パソコン Raspberry Piでプログラミング」楽天市場での購入はこちら 「宇宙の終わりってどうなるの?」紹介記事 「宇宙の終わりってどうなるの?」Amazonでの購入はこちら 「宇宙の終わりってどうなるの?」楽天市場での購入はこちら 「子供の科学★ミライサイエンス」シリーズについて 「子供の科学★ミライサイエンス」第1弾「コンピューターってどんなしくみ?」 「コンピューターってどんなしくみ?」Amazonでの購入はこちら 「コンピューターってどんなしくみ?」楽天市場での購入はこちら 「子供の科学★ミライサイエンス」第2弾「プログラミングでなにがで

                                                Raspberry Piプログラミング小中学生入門書 - mojiru【もじをもじる】
                                              • オブジェクト指向にとって継承とは何か?〜ストラウストラップ「「オブジェクト指向プログラミング」とは何か」〜 - Qiita

                                                オブジェクト指向にとって継承とは何か?〜ストラウストラップ「「オブジェクト指向プログラミング」とは何か」〜C++Haskellオブジェクト指向 オブジェクト指向とは何か?ということを真面目に調べていくと、オブジェクト指向には二種類ある、という話に突き当たる。sumim氏のQuora回答などを参照。 Smalltalkの設計者アラン・ケイによる、メッセージング重視のオブジェクト指向 C++の設計者ストラウストラップによる、クラス重視のオブジェクト指向 今回はこの後者のオブジェクト指向について、ストラウストラップの論文「「オブジェクト指向プログラミング」とは何か?」What is "Object-Oriented Programming"?(1991)の内容を(適宜行間を補いつつ)まとめてみる。 当然サンプルコードはC++(ほぼ原論文のコードのコピペです)。 ストラウストラップのオブジェクト指

                                                  オブジェクト指向にとって継承とは何か?〜ストラウストラップ「「オブジェクト指向プログラミング」とは何か」〜 - Qiita
                                                • 【感想】『ちょうぜつソフトウェア設計入門 ――PHPで理解するオブジェクト指向の活用』:圧倒的表紙詐欺からのちょうぜつ深い設計入門 - Rのつく財団入り口

                                                  #ちょうぜつ本 を読み進める前に言っておく! (AA略 2022/12刊行、エンジニア界隈でも話題になった本。著者の田中ひさてるさんがSoftware Design誌に連載した記事+アドベントカレンダー掲載の話+カラーページに同雑誌のちょうぜつエンジニアめもりーちゃんの連載分も掲載した、ソフトウェアの設計を深く深く追求した本となっています。 表紙のキャラはちょうぜつエンジニアめもりーちゃん(銀髪?ロング姫カットの右側の子)とゆにっとさん(緑髪ショートにマリンルックの左の子)をメインに、ちょうぜつ技術書らしからぬ表紙。 最初は「オッコンピュータ書籍に時々ある萌え絵の表紙でオタク系エンジニャ〜を釣るタイプの本でゴザルな。拙者こういう本もイケるクチでござるよデュフ〜」的なちょうぜつ軽い感覚で読み始めたのですが... #ちょうぜつ本 を読み進める前に言っておく! (AA略 ちょうぜつエンジニアメモ

                                                    【感想】『ちょうぜつソフトウェア設計入門 ――PHPで理解するオブジェクト指向の活用』:圧倒的表紙詐欺からのちょうぜつ深い設計入門 - Rのつく財団入り口
                                                  • 年収800万円で自律性・有能感・関係性が満たされる環境 GMOのテックリードが勧める、企業選びの軸

                                                    技育祭は「技術者を育てる」ことを目的としたエンジニアを目指す学生のための日本最大のオンラインカンファレンスです。ここで登壇したのは、GMOインターネットグループの成瀬允宣氏。新卒の学生に向けた、就職活動の進め方について発表しました。全2回。前半は、目指すべき年収と、自己決定理論について。 自己紹介 成瀬允宣氏:じゃあ約1時間がんばっていきましょう。今回はこのようなかたちで、「プログラマ転生〜就活生になったので本気出す〜」をやっていこうと思います。 みんなこれ、元ネタわかりました? わかった人いるかな。やっぱりみんなわかりますね、『無職転生』、おもしろいですよね。当時、僕もけっこう「なろう系」を読んでいたので。というわけで、今日はプログラマーが転生したらどんな就活をするのかなっていうのをちょっとお話ししていきます。 簡単に自己紹介をしましょう。今回、初めましてという方もきっといるでしょう。G

                                                      年収800万円で自律性・有能感・関係性が満たされる環境 GMOのテックリードが勧める、企業選びの軸
                                                    • Smalltalk-72で学ぶOOPの原点のカレンダー | Advent Calendar 2019 - Qiita

                                                      TL;TR 抽象データ型からメンバー関数を動的にコールするだけが「メッセージング」and/or「オブジェクト指向」ではないのです! あなたの「オブジェクト指向」の理解や他者への説明、まず前提から見直す必要はありませんか? ないですか、そうですか…^^; Smalltalkの歴代処理系の中でも特に初期の実装であるSmalltalk-72は、今のSmalltalkとはまったく違う言語で、非同期ではないながらもトークン列をメッセージとして送る実装が採用されているなど、いまひとつピンと来にくいアラン・ケイ発案の“メッセージングを介した「決定の遅延」を目指すオブジェクト指向”を学ぶのに適していそうです。LivelyWeb上に再現されたSmalltalk-72処理系をいじって遊びながら情報を持ち寄り、その後の単なる動的な関数コールを「メッセージ」と呼ぶようになってしまったこれ以降の世代のSmallta

                                                        Smalltalk-72で学ぶOOPの原点のカレンダー | Advent Calendar 2019 - Qiita
                                                      • The Rust Programming Language: 2018 Edition

                                                        Last Commit Date of Markdown Sources: Tue Oct 25 10:20:24 2022 +0000 i The Rust Programming Language 日本語版 著:Steve Klabnik、Carol Nichols、貢献:Rust コミュニティ このテキストのこの版では Rust 1.58(2022 年 1 月 13 日リリース)かそれ以降が使われているこ とを前提にしています。Rust をインストールしたりアップデートしたりするには第 1 章の「インス トール」節を読んでください。 HTML 版は https://doc.rust-lang.org/stable/book/で公開されています。オフラインのときは、 rustup でインストールした Rust を使って rustup docs --book で開けます。 訳注:日本語の

                                                        • アラン・ケイの考えたオブジェクト指向を現存するオブジェクト指向言語で実現することは出来ないのでしょうか?

                                                          回答 (2件中の1件目) Smalltalk - Wikipedia > Smalltalk(スモールトーク)は、Simula のオブジェクト(およびクラス)、LISPの徹底した動的性、LOGO のタートル操作や描画機能に、アラン・ケイの「メッセージング」というアイデアを組み合わせて作られたクラスベースで手続き型の純粋オブジェクト指向プログラミング言語、および、それによって記述構築された統合化プログラミング環境の呼称。 ただ「メッセージング」は現代の観点では、依存グラフ(有向グラフ)の宣言型プログラミングへのパラダイムシフトを意味しており、関数型とか、時間発展するモデルでは関数型リア...

                                                            アラン・ケイの考えたオブジェクト指向を現存するオブジェクト指向言語で実現することは出来ないのでしょうか?
                                                          • ちょうぜつソフトウェア設計入門から1年、オブジェクト指向を求めて - Qiita

                                                            拙著「ちょうぜつソフトウェア設計入門」の発売から1年を記念した特別イラストです。毎年恒例だったなんとかパターンのシリーズは、ネタ切れでした。今年はこれ単品でご容赦を。 まえがき まずは、いまこそ明かせるちょうぜつソフトウェア設計入門(通称ちょうぜつ本)制作秘話、というほどではないですが、最初はこんな流れでした、というお話をしましょう。 GoFのデザインパターンを1人で書き切るアドベントカレンダーをQiitaでやると宣言し、最終回のバズりのおかげで個人総合1位の座に輝いたのは、2019年のことでした。そこから、技術評論社さんのSoftwareDesignにマンガで釣る入門者向けのシリーズを担当させていただき、その後単著の執筆を企画する機会をいただきました。 実は当初、このキャラクターで何か書く、とは決まっていたのですが「GoFパターンツアーとかでいいんじゃないですかね」ぐらいのゆるい感じでし

                                                              ちょうぜつソフトウェア設計入門から1年、オブジェクト指向を求めて - Qiita
                                                            • 【山口周】「人工知能に奪われる仕事」を考える人ほど生き残れない理由

                                                              1970年東京都生まれ。独立研究者、著作家、パブリックスピーカー。ライプニッツ代表。 慶應義塾大学文学部哲学科、同大学院文学研究科修了。電通、ボストン コンサルティング グループ等で戦略策定、文化政策、組織開発などに従事。 『世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?』(光文社新書)でビジネス書大賞2018準大賞、HRアワード2018最優秀賞(書籍部門)を受賞。その他の著書に、『劣化するオッサン社会の処方箋』『世界で最もイノベーティブな組織の作り方』『外資系コンサルの知的生産術』『グーグルに勝つ広告モデル』(岡本一郎名義)(以上、光文社新書)、『外資系コンサルのスライド作成術』(東洋経済新報社)、『知的戦闘力を高める 独学の技法』(ダイヤモンド社)、『武器になる哲学』(KADOKAWA)など。神奈川県葉山町に在住。 ニュータイプの時代 新時代を生き抜く24の思考・行動様式 ★10万部突破

                                                                【山口周】「人工知能に奪われる仕事」を考える人ほど生き残れない理由
                                                              • 2000年以降20年間のプログラミング技術の歴史を振り返って、得た知見を書いてみる - Qiita

                                                                「プログラミング技術の変化で得られた知見・苦労話」という Qiita Advent Calendar 2020 への参加記事です。2000 年から 2020 年現在までのプログラミング言語、フレームワークや開発環境などの変遷や経験を振り返り、そこから感じたことを書いています。 出来事を書いてから知見をまとめる書き方だと長ったらしくて分かりにくい「単なるおっさんの昔話」な記事になってしまうので、逆に知見を見出しにしてなぜそう考えるのかを記述する形式をとります。 目次を見て太字のところだけを読めば知見が分かるわけですが、結論だけ見ると、ある程度経験のあるエンジニアにとっては「そんなこと分かってる」という程度です。 中身をちゃんと読むと「おっさんの昔話」が書いてあります。 長い記事ですので、年末年始の暇な時にでも読んでもらえれば。 開発の効率化 有名な「銀の弾丸はない」という言葉の通り、ハードウ

                                                                  2000年以降20年間のプログラミング技術の歴史を振り返って、得た知見を書いてみる - Qiita
                                                                • Object-Oriented Conference参加メモ - Qiita

                                                                  Object-Oriented Conference概要 ※イベント及びセッションの概要は公式HPから引用しました。 2020.02.16 SUN 10:00 - 17:00 お茶の水女子大学 #ooc_2020 Object-Oriented Conference はオブジェクト指向をテーマに、あれこれ共有したり、セッションを聴講することで、みなさんの知見を深めるためのイベントです。 オブジェクト指向といっても、分析設計から、現場で活かすためのプラクティスなど様々なテーマがあります。セッションやラウンドテーブルなどを通じて、参加者の皆様が新たな発見を持ち帰っていただけるようなイベントを目指しています。 オブジェクト指向についてまったく知らない方やオブジェクト指向を完全に理解した方、そして普段オブジェクト指向以外のパラダイムを利用している方もお気軽にご参加ください! 開会の挨拶 オブジェク

                                                                    Object-Oriented Conference参加メモ - Qiita
                                                                  • UXという言葉が登場する以前に私が見たUXデザイン:PARC編

                                                                    オフィス機器メーカー、ユーザビリティ評価専門会社を経て、2013年に株式会社キトヒトデザインを設立。ユーザビリティ、UI/UXデザイン関連業務を行う。 趣味はちょっとマイナーな国への旅行。 UXという言葉が騒がれるようになる前にも、UXデザインらしきものは確かにさまざまな形態で存在していました。この寄稿記事では、株式会社キトヒトデザインでユーザビリティ、UI/UXデザインなどを手がけている萩本さんがご自身で体験したデザインのお話を不定期更新でお届けしています。今回は第12回目です。シリーズ全編はこちら 私は大学のときに初めてAppleのMacintoshに触れました。これをきっかけにMac関連の雑誌などを読みあさるうちに、GUIがコンピューターを操作するユーザーインターフェイスとしていかに画期的だったか徐々に理解するようになり、実は最初にGUIシステムを作ったのはAppleではなくPARC

                                                                      UXという言葉が登場する以前に私が見たUXデザイン:PARC編
                                                                    • 時間、あるいは人生を記録するソフトウェアの問題 〜勤怠管理とタイムトラッキングはオブジェクト指向の夢を見るか〜

                                                                      (「勤怠を自動化する技術」LT Night #kintai_auto で発表できなくなってしまったので、その代わりに文章を書きました) いちユーザーとしては、こんなタイムトラッキング(時間計測)アプリが欲しいなーと前々から思っているんです:フルリモートワーク・裁量労働制の職場環境で、労務における勤務時間記録(勤怠管理・健康管理)と、管理会計におけるプロジェクト別工数原価計算(ABC)という2通りの要求を満たしつつ、全従業員への導入が現実的に可能なユーザビリティ。 例えばTogglのようなタイムトラッキングアプリは、勤怠管理には馴染まないんですよね。「作業時間」と「就業時間」は違う。問題領域も違う。一つのアプリで両方うまくこなせるものを見たことないのです。 そして「出勤」「退勤」「休憩」だけ記録するタイムカード的な勤怠管理ソフトウェアでは、活動ベースの原価計算ができないんですね。 そして、勤

                                                                        時間、あるいは人生を記録するソフトウェアの問題 〜勤怠管理とタイムトラッキングはオブジェクト指向の夢を見るか〜
                                                                      • Smalltalk-72で学ぶOOPの原点:まとめ - Smalltalkのtは小文字です

                                                                        (サンプルコード「じゃんけんゲーム」(@nrslibさんのSIMULA版を移植)の続き) アドカレのかたちを借りて、アラン・ケイの“オブジェクト指向”というアイデアをもとに(非同期処理などいろいろ足りていないながらも──)比較的忠実に実装された1970年代の非常に古いSmalltalk-72でいろいろ遊んでみたわけですが、お楽しみ頂けましたでしょうか。 絵文字などが多用されているコードの見た目の時点でもうすでにかなりユニークなSmalltalk-72ですが、純粋に言語として見ても、今でも十分異端とされる我々の知るSmalltalk-80以降の現在に至る実装(例えばPharo)のそのまたさらに遥か斜め上を行く“メッセージング”の徹底具合とその実現方法に度肝を抜かれたかと思います。 今のSmalltalkを含めて、Smalltalk-76以降のSmalltalkがパフォーマンスを優先してそれを

                                                                          Smalltalk-72で学ぶOOPの原点:まとめ - Smalltalkのtは小文字です
                                                                        • オブジェクト指向言語とは?概念とプログラミング言語をわかりやすく解説!

                                                                          オブジェクト指向言語とはオブジェクト指向言語とは、オブジェクト指向を基準として設計したもので、プログラムを簡単に記述することができるプログラミング言語のことです。これによって、人間の思考に近い表現が可能になりました。現在では、さまざまなオブジェクト指向言語が開発されています。 しかし、実際にオブジェクト指向言語の概念を、しっかり理解できている人は少ないのかもしれません。そこで、本記事ではオブジェクト指向言語をより深く知るため、重要なキーワードや代表的な言語を解説するとともに、メリットと勉強法もあわせてご紹介します。 そもそも「オブジェクト指向」とは?オブジェクト指向とは、共通点や関連性があるデータやメソッドを「クラス」にまとめて管理する開発手法を指します。 例えば、何か機能を作りたい場合に1から全てを作ろうとすると大変です。しかし、オブジェクト指向で記述することにより、クラスにデータを渡す

                                                                            オブジェクト指向言語とは?概念とプログラミング言語をわかりやすく解説!
                                                                          • 人類の進化を加速させた「手で触る情報操作」 子どもの創造的学習意欲を刺激するパソコンは、ここから始まった

                                                                            人類の進化を加速させた「手で触る情報操作」 子どもの創造的学習意欲を刺激するパソコンは、ここから始まった 元プロのジャズギタリスト、MIT(米マサチューセッツ工科大学)で子供たちの教育に資するための言語環境を研究し、ゼロックスのパロアルト研究所ではスティーブ・ジョブズの目に留まりMacintosh誕生のきっかけとなったAltoの開発を先導した男がいる。その名は「アラン・ケイ」。 1972年には「すべての年齢の『子供たち』のためのパーソナルコンピューター」という論文(注)で人々の知的活動を支援する「Dynabook」構想を説いてパーソナルコンピュータの父と呼ばれるようになった。1984年から1997年までAppleのフェローとしてSqueakという「Dynabook実現プロジェクト」を立ち上げ、そして「未来を予測する最善の方法は、それを発明することだ」という名言を発した男。今回は彼にまつわる

                                                                              人類の進化を加速させた「手で触る情報操作」 子どもの創造的学習意欲を刺激するパソコンは、ここから始まった
                                                                            • 青山学院大学 大学院 社会情報学研究科 特任教授 阿部和広 - BCN+R

                                                                              青山学院大学 大学院 社会情報学研究科 特任教授 構成・文/小林茂樹 撮影/松嶋優子 2019.12.25/青山学院大学相模原キャンパスにて 阿部さんは、伝説の計算機科学者であり「パソコンの父」といわれるアラン・ケイに師事した。そのいきさつを伺うと、「憧れはあるけれど、接点はないと思っていた。自分にとっては雲上人だった」と話してくれた。「でも、雲は意外と自分の近くにあることに気づいた」とも。やる気さえあれば、どんなにすごい人にも接触できることを阿部さんは身をもって知ったのだ。ちなみに、アラン・ケイはメールアドレスを公開しており、気軽に(?)返信してくれるらしい。(本紙主幹・奥田喜久男) プログラミングの魅力は現実と異なる自由な世界がつくれること 奥田 阿部さんが、初めてプログラミングと出会ったのはいつ頃のことですか。 阿部 1977年頃、小学校5、6年生のときですね。 奥田 それはどんなき

                                                                                青山学院大学 大学院 社会情報学研究科 特任教授 阿部和広 - BCN+R
                                                                              • オブジェクト指向プログラミングと存在論(オントロジー)の関係、そしてオブジェクト指向存在論の謎 - 曇りなき眼で見定めブログ

                                                                                Javaの勉強をしております。 Javaはオブジェクト指向言語である。オブジェクト指向プログラミング(Object-Oriented Programming)はいま多くの開発現場で使われている主流のプログラミングスタイルだと思われるが、これは哲学的にも興味深いのではなかろうか。私は最近分析哲学の存在論の勉強もしているのだが、オブジェクト指向は哲学の存在論と親和性が高そうである。 というのは両者に触れたことのある人ならば普通に「まあそうかもね」となるんじゃないかと思う。実際コンピュータ科学でもオントロジー工学という分野があって、分析哲学の存在論と似たような手法でモノを分類して情報処理モデルを作るのであるが、これとオブジェクト指向はいろいろな要素を共有している。今回はオブジェクト指向プログラミングと哲学的存在論とオントロジー工学の関係を調べたり考えたりしたので書きたい。 そして! ややこしいこ

                                                                                  オブジェクト指向プログラミングと存在論(オントロジー)の関係、そしてオブジェクト指向存在論の謎 - 曇りなき眼で見定めブログ
                                                                                1