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太平天国の乱の検索結果1 - 40 件 / 44件

  • この本がスゴい!2021

    「後で読む」は、あとで読まない。 「後で読む」は、あとで読まない。 「試験が終わったら」「今度の連休に」「年末年始は」と言い訳して、結局読まなかった。「定年になったら読書三昧」も嘘になるだろう。そもそも、コロナ禍で増えた一人の時間、読書に充てたか?(反語) だから「いま」読む。 たとえ一頁でも一行でも、目の前の一冊に向き合う。いま元気でも、一週間後には、読めなくなるかもしれないから。 今年は、死を意識した一年でもあった。「やりたいこと」を先延ばしにしてるうちに、感染して望みが断たれる可能性が爆上がりした。 時の経つのは早い。人生が長いほど、一年は短くなる。体感時間は加速する一方、人生の可処分時間は、短くなる。 だから「いま」読む。 積読を自嘲したりマウント取るのもヤメだ。いま読まない理由を並べ立てて開き直る不毛も捨てよう。そして、ずっと取っておいた、とっておきの本を、いま読む。 そんなつも

      この本がスゴい!2021
    • 圧倒的な戦力差にも関わらず勝利・善戦した戦い

      戦力差が10倍以上のもののみ取り上げています。随時更新中 ★は(戦術的)勝者側 多くのコメント・ブクマありがとうございます。 コメントで私が知らなかった戦いについて教えてくださった方ありがとうございます。https://anond.hatelabo.jp/20210708183653こちらも参照ください 古代・テルモピレーの戦い B.C.480 ペルシア戦争 ギリシア軍7000vs★ペルシア軍30万以下 スパルタ王レオニダス指揮下のギリシア連合軍がペルシア軍の大軍と激突した。狭い地形を活かし、3日間の激戦を繰り広げるが、背後から攻撃され敗北した。この戦いでギリシア軍は1000人、ペルシア軍は2万人の兵士を失った。 参考作品「300(ザック・スナイダー監督)」 ・彭城の戦い B.C205 楚漢戦争 ★楚3万vs漢56万 漢軍が彭城を制圧した事を知った項羽は精鋭部隊を率いて漢軍を襲撃した。攻略

        圧倒的な戦力差にも関わらず勝利・善戦した戦い
      • つらい月曜日を迎える前に読んでほしい 仕事への活力がわく歴史本10冊|ハイクラス転職エージェントのパソナキャリア

        仕事がつらくて会社に行きたくない。月曜日のことを考えただけで胃がキリキリする。仕事がつらいと感じた経験は、多くの方があると思います。あまりにつらく慢性的な場合はお医者さんにご相談いただきたいのですが、もしかしたら世界の歴史に関する本が救いになるかもしれません。 ご挨拶が遅れました、私「歴ログ-世界史専門ブログ-」というブログを運営している尾登(おとう)と申します。ブログでは世界史の面白い逸話や人物をピックアップして紹介しています。 歴史は人類が織りなしてきた壮大な物語です。私たちが暮らしている世界よりもずっとスケールが大きく、血沸き肉躍る、漫画よりも漫画っぽい世界が、かつて存在しました。そんな歴史の世界と向き合っていると、自分が住んでいる世界が相対化されてしまうところがあります。遠い国のずっと昔の話と今を比較して、自分を取り巻く世界の小ささを痛感する。「自分がクヨクヨしていることがちっぽけ

          つらい月曜日を迎える前に読んでほしい 仕事への活力がわく歴史本10冊|ハイクラス転職エージェントのパソナキャリア
        • 直木賞受賞『地図と拳』、「満洲」をめぐる“歴史考証”のプロセスが圧巻だった…! 考証者が語る創作秘話(澁谷 由里)

          日本SF界の注目作家・小川哲による巨編歴史小説『地図と拳』が第168回直木三十五賞を受賞した。日露戦争後からの半世紀、満洲​のとある町という絶妙な舞台で、歴史・地理・風俗・文化の背景が緻密に描かれ、そこにダイナミックなドラマが展開するこの作品は、一読した読者を強力に惹きつけている。 この壮大な歴史ドラマはいかにして作られ得たのか。実は、作品の歴史考証には、ある中国史研究者が協力していた。『馬賊の「満洲」 張作霖と近代中国』(講談社学術文庫)の著者である澁谷由里氏がいま語る、創作と考証をめぐる秘話。 作家の「ツボ」を衝いた? カルト集団事件の研究書 第168回直木三十五賞受賞作『地図と拳』(集英社刊)の歴史考証を、『小説すばる』での連載開始前から単行本刊行までの約4年間、筆者は手がけてきた。「満洲もの」を書きたいと志した著者の小川哲氏が、拙著を読まれて、担当編集者とともに筆者の研究室を訪ねて

            直木賞受賞『地図と拳』、「満洲」をめぐる“歴史考証”のプロセスが圧巻だった…! 考証者が語る創作秘話(澁谷 由里)
          • 世界史のパンデミック死者数TOP10 - 歴ログ -世界史専門ブログ-

            Photo by Cybercobra 世界史の引き金となってきたパンデミック(世界流行) 歴史上、何か大きな内乱や対外戦争、王朝の交代が起きたその背景には、世界規模の気候変動やパンデミック、大恐慌などがありました。 政治機構による安定した統治が実現していても、多くの人が否応無く巻き込まれ、食えなくなったり没落したりする人が続出すると、統治能力の限界に陥り、人々の不満の高まりから内乱や対外戦争が勃発する場合がありました。 今回は歴史上、もっとも多くの死者を出したパンデミックをまとめていきます。 資料によりかなりばらつきがあって、この順位が確実というわけではありませんので、ご承知おきください。 10.第三次コレラ流行 約100万人以上が死亡(1846年~1860年) コレラのパンデミックは史上七回発生しています。 第三次コレラ流行は19世紀半ばに発生したパンデミックで、発生源はインドのガンジ

              世界史のパンデミック死者数TOP10 - 歴ログ -世界史専門ブログ-
            • 「香港デモはなぜ失敗したか」その本質は"太平天国の乱"で示されている 標準語と広東語という「2つの中国」

              1850年末に蜂起して理想国家を作り上げたはずの太平天国は、その後の中国共産党政権のプロトタイプだった──。中国の権力がどうしても陥りがちな個人独裁や個人崇拝の宿痾から抜け出そうとあがくものの、結局は抜け出せなかった点でも、太平天国と中国共産党の共通点はすくなくない。 一方で、2019年に発生した香港デモと太平天国にも共通点がある。昨年12月に『太平天国 皇帝なき中国の挫折』(岩波新書)を刊行した菊池秀明氏(国際基督教大学教養学部教授)に対して、近著に『現代中国の秘密結社 マフィア、政党、カルトの興亡史』(中公新書ラクレ)がある中国ルポライターの安田峰俊氏が聞いた——。(後編/全2回) 中国の歴史研究は、政治の事情にすぐ翻弄されてしまう (前編から続く) ——ところで、実は私(=安田)、かつて立命館大学文学部の東洋史専攻の卒論で太平天国を扱おうとしたことがあるんです。もっとも、中国で史料集

                「香港デモはなぜ失敗したか」その本質は"太平天国の乱"で示されている 標準語と広東語という「2つの中国」
              • 「キリスト教もマルクス主義も中国化される」太平天国からわかる現代中国 香港やウイグルを抑圧する根本原因

                「太平天国の乱」をご存じだろうか。清朝後期、科挙に落第した知識人の洪秀全が、キリスト教の影響を受けて創始した秘密結社・上帝会を率いて1850年の末に蜂起。反乱軍はやがて大都市・南京を占領して首都「天京」とし、太平天国を建国する。反乱は約14年にわたって続き、清朝の屋台骨は大きく傾いた。 もっとも、事件の名前は知っていても、現代の私たちの社会にどうつながるのかピンとこない人も多いだろう。だが、実は太平天国の乱には、現代中国の習近平体制の本質や中国の覇権主義の理由、さらにはウイグル問題や香港デモの背景といったさまざまな問題を読み解くカギが隠れている。 太平天国研究の第一人者である菊池秀明氏(国際基督教大学教養学部教授)が昨年12月に刊行した新著『太平天国 皇帝なき中国の挫折』(岩波新書)は、事件の概要とその背景をあますところなく描いた。今年2月に『現代中国の秘密結社 マフィア、政党、カルトの興

                  「キリスト教もマルクス主義も中国化される」太平天国からわかる現代中国 香港やウイグルを抑圧する根本原因
                • 「死者2000万人超は人類史上最大」いまの中国にも残る"太平天国"という未解決問題 中国の一党独裁の源流はここにある

                  太平天国の乱とは何だったのか 14年にわたる太平天国の内戦は1864年に終わった。戦場となった地域とくに江南三省(江蘇、安徽、浙江)の被害は大きく、江蘇だけで死者は2000万人を超えた。読書人たちは流亡の苦しみに遭い、死んだ男女を「忠義」を尽くした者や「烈女」として顕彰した。死者の記憶は儒教を中心とする伝統文化の再興という形をとって伝えられた。 清朝は南京占領後も太平天国の生き残りに対する捜索と弾圧を続けた。捻軍などの反乱勢力と合流して抵抗を続けた者はやがて敗北した。楊輔清は上海からマカオへ脱出し、10年間潜伏した後に捕らえられた。また逃亡先の香港で李世賢の軍を支援しようとして捕まった者、苦力(クーリー)となってキューバへ移住した者のエピソードもある。 太平天国に献策したことが発覚して清朝の追及を受けた王韜は、逃亡先の香港でキリスト教と儒教の接点を追い求めた。南京を訪問して太平天国の近代化

                    「死者2000万人超は人類史上最大」いまの中国にも残る"太平天国"という未解決問題 中国の一党独裁の源流はここにある
                  • ノエル・ジョンソン&マーク・コヤマ「近代国家と経済成長にはどんな関係があるのか:国家行使能力(State Capacity)に関する経済史研究のサーヴェイ」(2017年4月1日)

                    近年の政治経済学と開発経済学における研究は揃って、経済成長を実現させた国とさせられなかった国を分かつ要因を説明する上で、「国家行使能力」(state capacity)の重要性を強調している。 アブストラクト 「国家行使能力」(State capacity)は、開発経済学や政治経済学で最も議論される概念の1つとなってきている。このサーヴェイでは、近代国家が行使能力を獲得するプロセスについて、経済史研究が重要な洞察を提供していると論じる。ヨーロッパとアジアの様々な国における国家建設のプロセスを検討することで、国家行使能力と経済成長の関係を「解きほぐす」(decompress)ことができる。本稿での分析は、国家建設プロセスが多様な性質を持っていることを強調する。また本稿では、国家行使能力と経済成長を関係づけるメカニズムの解明にとって手助けとなる近年の研究に焦点を当てる。 [1] … Conti

                      ノエル・ジョンソン&マーク・コヤマ「近代国家と経済成長にはどんな関係があるのか:国家行使能力(State Capacity)に関する経済史研究のサーヴェイ」(2017年4月1日)
                    • 単純化した構造で歴史を語る危うさ『グローバル・ヒストリー』

                      「開国」という言葉に違和感がある。 なぜなら、江戸時代は鎖国をしていたというが、オランダや中国、朝鮮や琉球、アイヌと交易を行っていたからだ。近代化に向けた啓蒙のニュアンスを感じるからだ。 確かに、鎖国方針の停止は大きな転換点だ。しかし、普通にあった西洋以外との交易を無視して、欧米との交易開始を、「国を開く」と強調することにもやっとしている。 ドイツの歴史学者・ゼバスティアン・コンラートによると、この「開国」というレトリックは、日本だけでなく、中国、朝鮮にも適用されているという。西洋以外とのつながりを無視し、欧米との関係の開始を際立たせるために用いられる表現になる。 コンラートは同様に、「国民」「革命」「社会」といった概念に注意を向ける。あまりに馴染んでしまっているので普通に見えるが、これらは、ヨーロッパの局地的な経験を、普遍的な理論として他の地域に押し付けるための用語になるという。 ヨーロ

                        単純化した構造で歴史を語る危うさ『グローバル・ヒストリー』
                      • 2023年読んで良かった「ベストブック」10冊 - 歴ログ -世界史専門ブログ-

                        今年読んだ本のトップ10を選びます 2023年度ももうすぐ終わりですということで、毎年やっていますが、今年度に私が読んだ本の中で面白かった10冊というのを選んでみます。 今年読んだ本なので、2023年以前に発売された本も含まれています。あらかじめご了承くださいませ。 また面白かった私のYouTubeチャンネルで紹介している書籍も多く、よろしければそちらも合わせてご覧いただけるとうれしいです。 1. 『越境の中国史』 菊池秀明 講談社選書メチエ リンク こちらは2022年12月初版の本です。 黄河流域、長江下流を中心に語られがちな中国の歴史ですが、特に近代以降、例えば太平天国の乱やアヘン戦争のように、華南の動向から歴史が動くことがありました。本書は特に近現代の華南の歴史から現代中国を読み解く本です。 歴史的に北部中国は政治・軍事の中心で、南部中国は経済・文化の中心でした。一方で特に福建省や広

                          2023年読んで良かった「ベストブック」10冊 - 歴ログ -世界史専門ブログ-
                        • 世界最大の宗教戦争が十字軍や三十年戦争じゃなくて太平天国の乱(死者2000万)だという事実「0が多すぎないか」「そんなに酷い乱だったの!?」

                          リンク Wikipedia 太平天国の乱 太平天国の乱(たいへいてんごくのらん)は、1851年に清で起こった大規模な反乱。洪秀全を天王とし、キリスト教の信仰を紐帯とした組織太平天国(たいへいてんごく)によって起きた。長髪賊の乱ともいわれる。 以下、暦日は、断りがない限りグレゴリオ暦による。清の時憲暦や、太平天国が独自に制定した天暦による暦日を特に記す場合は、その旨の元号による年表記と共に記す。 広東省広州府花県の客家出身である洪秀全はたびたび院試(科挙の初期段階)に失敗したため、約40日間病床に臥せていたが、その間不思議な夢を見たという。その夢と 32 users 115

                            世界最大の宗教戦争が十字軍や三十年戦争じゃなくて太平天国の乱(死者2000万)だという事実「0が多すぎないか」「そんなに酷い乱だったの!?」
                          • 【2021年6月版】世界史関連の新刊60冊 - 歴ログ -世界史専門ブログ-

                            今月は歴史専門書の数がが多いです 2021年6月の世界史関連新刊紹介です。 今回は2021年3月~6月までの新刊をご紹介します。今回の特徴は非常に専門書の数が多いことです。また、紹介する本の数も60冊にもなっています。 今回からはカテゴリに分けて、それごとにコメントを入れるようにします。 買った本 今回紹介する本の中では2冊しか買っている本がありませんでした。 若手の中国史家でご活躍されている佐藤信弥氏の本が3月に出ています。文中、キングダムについても言及されており、古代中国史に関心をもった方のエントリーとしてよろしい本と思います。 1. 『戦争の中国古代史』 佐藤 信弥 著 講談社現新書 2021/3/17 ¥1,100 戦争の中国古代史 (講談社現代新書) 作者:佐藤信弥 講談社 Amazon 群雄割拠! 殷・周・春秋戦国時代に繰り広げられた古代中国の戦争を軸に、「中華帝国」誕生の前史

                              【2021年6月版】世界史関連の新刊60冊 - 歴ログ -世界史専門ブログ-
                            • 菊池秀明『太平天国』(岩波新書) 8点 : 山下ゆの新書ランキング Blogスタイル第2期

                              2月23 菊池秀明『太平天国』(岩波新書) 8点 カテゴリ:歴史・宗教8点 帯には「人類史上最悪の内戦」との言葉が載っていますが、太平天国の乱による死者は江蘇省だけで2000万人を超えるとも言われ、まさに世界大戦に匹敵するような犠牲者が出ています。また、乱が14年近く続いたのも1つの特徴で、同じく清末の反乱として知られている義和団の乱に比べると、その持続性は段違いです(義和団の乱は1年ちょっと)。 本書はそんな太平天国の乱の始まりから終わりまでをたどるとともに、そこに中国の歴史に繰り返し現れ、現代にも通じている1つのパターンを見出そうとしています。副題は「皇帝なき中国の挫折」となっていますが、単純に太平天国の興亡のドラマを見せるだけではなく、中国の近代や、中国の政治や社会そのものを考えさせるような内容です。 目次は以下の通り。一 神は上帝ただ一つ二 約束の地に向かって三 「地上の天国」の実

                              • 『評伝 石牟礼道子 渚に立つひと』 - HONZ

                                伝記は文芸の分野の一つである。 一人の人物の生涯と事績を書くものだから、対象はそれに値する人でなくてはならない。 リットン・ストレイチーというイギリスの文人に『ヴィクトリア朝のエミネントな人々』という列伝の名著がある。取り上げられているのはマニング枢機卿、フローレンス・ナイチンゲール、教育家のトーマス・アーノルド、ゴードン将軍。 ここでぼくはエミネント(eminent 「高名な、卓越した、抜きん出た」)と原語で書いたが、邦訳では『ヴィクトリア朝偉人伝』とされる。そう、偉人なのだ。この四人について詳細に語る余裕はないから一人に絞るとしよう。ゴードン将軍はイギリスの植民地を守るのに功績のあった軍人で、中国で太平天国の乱の平定に力を尽くし、その後アフリカに転じてスーダンのマフディーの乱で戦死した。あくまでもヴィクトリア朝的な基準による偉人。 ここではストレイチーの例を挙げたが、イギリス人は格別に

                                  『評伝 石牟礼道子 渚に立つひと』 - HONZ
                                • 14年間で死者2000万人超 現代中国にも影引きずる「太平天国の乱」という未解決問題

                                  太平天国に現れた問題点は、急速に大国化へ向かう今の中国でも未解決のままくすぶり続けているという。画像は南京郊外で戦う太平天国軍。 © Wu Youru 2000万人超の死者を出した「太平天国の乱」とは何だったのか。国際基督教大学の菊池秀明教授は「太平天国に現れた問題点は、急速に大国化へ向かう今の中国でも未解決のままくすぶり続けている。権力集中、不寛容さは香港や台湾にも深刻な影響を与えている」という――。 太平天国の乱とは何だったのか 14年にわたる太平天国の内戦は1864年に終わった。戦場となった地域とくに江南三省(江蘇、安徽、浙江)の被害は大きく、江蘇だけで死者は2000万人を超えた。読書人たちは流亡の苦しみに遭い、死んだ男女を「忠義」を尽くした者や「烈女」として顕彰した。死者の記憶は儒教を中心とする伝統文化の再興という形をとって伝えられた。 清朝は南京占領後も太平天国の生き残りに対する

                                    14年間で死者2000万人超 現代中国にも影引きずる「太平天国の乱」という未解決問題
                                  • 世界的投資家が「日本は20年後、必ず没落する」は本当なのか?衰退する条件がありすぎる - A-BOUTの初心者資産運用方法

                                    はーいどうも 稲葉山城です 世界3大投資家のジム・ロジャーズが「日本は20年後、必ず没落する」 と発言したので記事にしました ↑YouTubeのチャンネルとメルマガ登録お願いします 少子高齢化に人口減に経済成長など衰退する条件はいくらでもある 国家が衰退すると復活は難しい下手すれば数百年は衰退したまま 関連記事 他のおすすめ記事 ↑YouTubeのチャンネルとメルマガ登録お願いします 少子高齢化に人口減に経済成長など衰退する条件はいくらでもある 国家が衰退すると復活は難しい下手すれば数百年は衰退したまま 関連記事 他のおすすめ記事 メルマガ https://mail.os7.biz/add/tHDF ↑YouTubeのチャンネルとメルマガ登録お願いします ブログの内容を動画で聞けたりブログ内容に補足が入ってますし ブログでは書いてない事も話したりもしてます。 メルマガではブログに関する事や

                                      世界的投資家が「日本は20年後、必ず没落する」は本当なのか?衰退する条件がありすぎる - A-BOUTの初心者資産運用方法
                                    • 中国怪魚ガンユイの味、反日湖南人との和解 - 黒色中国BLOG

                                      ▲こちらの釣行の後、友人のお宅に招待されて、 ▲彼がつりあげたガンユイを使った料理をいただきました。 日本人で、ガンユイを釣った…という人はそれなりにいるわけですが、ガンユイを食べた…という人は珍しいんじゃないのかな。私は残念ながらガンユイを釣ってないけど、食べることはできたので、こちらに食レポを掲載しておきます(^^) 湖南風清蒸鳡魚 ▲いきなり完成後の写真ですけど、ガンユイに生姜、唐辛子、豆豉、シソの葉を散らして蒸し上げたものですね。清蒸なので醤油や油なんかも入ってるとは思いますけど。 肝心のガンユイの味ですけど、脂はあまり乗ってないけど、白身がムチムチしてて柔らかく、滑らかな喉越し(これは調味料として加えている油の効果もあるとは思うけど、身そのものはパサパサしてない)、どこかで食べた記憶があるな…と感じて、思い返してみたら、「サワラ」に似ている。サワラから海魚の風味を消して、肉質を少

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                                      • おもしれー女とは (オモシレーオンナとは) [単語記事] - ニコニコ大百科

                                        おもしれー女単語 688件 オモシレーオンナ 1.4千文字の記事 30 0pt ほめる 掲示板へ 記事編集 概要関連動画関連項目掲示板おもしれー女とは、少女漫画に出てくる学園中の女生徒をハーレムのごとく侍らせている現実ではなかなかありえないレベルの俺様系イケメンが全く自分になびかない女主人公に興味を持って軽い気持ちでキスをしようとしたところ頬を引っ叩かれた上に「誰でもあんたのこと簡単に好きになるなんて思うな!」的な言葉をぶつけられて後ろ姿を見送りながら自分の頬をさすって独り言的につぶやくセリフである。 概要 定番展開のはずなのにどの作品でそんなシーンがあったのかはファンでもないと微妙に思い出せない、つまりミーム化してしまった概念の一つである。その意味では「パンをくわえながら遅刻遅刻ーと走る」シチュエーションと似たポジションにあるが、文字数の少なさや用途の限定の小ささにより動画のコメントなど

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                                        • マーク・コヤマ「近代国家建設のグローバル・ヒストリー:チャールズ・メイヤー『リヴァイアサン2.0:近代国家の創造』についての考察」(2016年8月7日)

                                          本書は、歴史の専門家と地域の専門家が慣れ親しんでいる史料を繋ぎあわせ、〔1850年から1950年という〕この重要な100年間における国家の歴史について、一貫性のある考察を展開している。 ケンブリッジ(マサチューセッツ)の本屋でチャールズ・メイヤーの『リヴァイアサン2.0』を目にしたとき、当時近代国家の発展を学ぶ学生だった私は、当然のように興味をそそられた。 実際、『リヴァイアサン2.0』は、わざとらしくキャッチーでポップな歴史本的タイトルから受けた最初の印象よりも、はるかに独創的で専門的な本である。私が本書を重要だと考えている理由を、簡単にまとめさせてほしい(本書はこれまで、あまり注目を集めてこなかった)。本書はまさしく、1850年代から1950年代までの近代国家のグローバルヒストリーである。扱う範囲が野心的だと思われるかもしれないが、その通りである。しかしメイヤーの資料への理解力は高く、

                                            マーク・コヤマ「近代国家建設のグローバル・ヒストリー:チャールズ・メイヤー『リヴァイアサン2.0:近代国家の創造』についての考察」(2016年8月7日)
                                          • 黄家の物語 - 知られざるインドネシアの華人富豪 - 語学で活きる

                                            インドネシア マラン(Malang)にあった建源の製糖工場 著作者:不明, CC BY-SA 3.0 DEED File:COLLECTIE TROPENMUSEUM Suikerfabriek Krebet Malang TMnr 10011672.jpg - Wikimedia Commons 過去にタイの包装機械市場に携わった際に「建源グループ」というタイの会社を耳にしたことがある。 この会社をご存知の方はいらっしゃるだろうか? 包装・印刷機器業界に詳しい人なら、この名前を聞いたことがあるかもしれない。 この会社は主に欧州製の包装機や印刷機をタイはもちろん、カンボジア、ラオス、ミャンマーなどに供給している機械商社だ。 もともとは米とか砂糖、タピオカ粉、チーク材やゴムなどを海外に輸出していたらしい。 その後、レジ機、両替機、さらには二輪車まで取り扱い、現在は包装機や印刷機に注力するよう

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                                            • 【読書感想】太平天国――皇帝なき中国の挫折 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

                                              太平天国――皇帝なき中国の挫折 (岩波新書 新赤版 1862) 作者:菊池 秀明発売日: 2020/12/19メディア: 新書 Kindle版もあります。 太平天国 皇帝なき中国の挫折 (岩波新書) 作者:菊池 秀明発売日: 2021/04/22メディア: Kindle版 「滅満興漢」を掲げて清朝打倒をめざし、皇帝制度を否定した太平天国。その鎮圧のために組織され、台頭する地方勢力の筆頭となった曽国藩の湘軍。血塗られた歴史をもたらした両者の戦いの詳細を丹念にたどり、中国近代化へと続く道に光をあてるとともに、皇帝支配という権威主義的統治のあり方を問い直す。 世界史の授業で、「太平天国の乱」を「『滅満興漢』を掲げ、清朝の衰退と地方軍閥の伸張を招いた大規模な反乱」と習ったときの僕の率直な印象は「太平天国」とか、なんだか能天気な名前だな、というものでした。 自分で「天国」とかいうところに、ロクな場所

                                                【読書感想】太平天国――皇帝なき中国の挫折 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
                                              • 「陰謀論者による階級闘争」が変えた弱者の定義

                                                彼らには啓蒙による批判は無意味だ。啓蒙そのものが、私たちを支配する秩序の一部だと彼らは信じているからだ。だとすれば、彼らの根底の不安を共有しながら、内部から彼らの論理を切り崩していくしかない。そして、この被害者意識に働きかけることができるのは本来は左翼なのである。 だから、スティーブ・バノンはトランプに勝てる存在は社会主義者のバーニー・サンダースだというのだ。 日本ではどうだろうか。左翼はむしろ権威である。トマ・ピケティは「欧米の左派政党は庶民ではなく、もはや高学歴者のための政党となった」という。これはおそらく日本でもそうだろう。 来るべき革命の主体は組織化された工場労働者というようなイメージがあったと思しきマルクスは、工場労働者よりも貧しくアナーキーでもある非定型労働者をルンペン・プロレタリアートと呼んで小馬鹿にするばかりか、結局思想を持たないために打算でブルジョア側につくとみなして敵認

                                                  「陰謀論者による階級闘争」が変えた弱者の定義
                                                • 幕末期における英米仏三国の動き  白柳秀湖『日本外交の血路』を読む5

                                                  引き続き白柳秀湖の『日本外交の血路』(GHQ焚書)の内容の一部を紹介させていただく。この本は白柳が雑誌などで発表して来た時局に関する論説を収録したものだが、昭和七年三月に開かれた徳富蘇峰の古稀記念講演会で彼が「上海と明治維新」という演題で講演した内容が書き起こされている。 上海勢力=英米仏三国の勢力 冒頭で白柳は次のように述べている。 上海という所が、わが明治維新の改革の上にどう働きかけたか、またその働きかけた上海の勢力、即ち英米仏の勢力というものが、どういう状態にあったかについて、一つ自分の考えを述べさせていただきたいと思います。 いったいどこの国でもそうでありますけれども、その国に非常の大改革が起こりかけますと、その国と利害関係の最も緊密な隣国、もしくは隣国のある地点から、由々しい干渉の起こるものだということを、私は平生歴史を読んで深く感じているものであります。つまりその国の改革を妨げ

                                                    幕末期における英米仏三国の動き  白柳秀湖『日本外交の血路』を読む5
                                                  • 書評・概説:ピーター・ターチン「END TIMES」クリオダイナミクスで米国の危機を乗り越えるための具体的な処方箋|1dgw

                                                    USA INCOME INQUALITY Top 1 % shareで調べてみよう。2010年に17.9%だったトップ1%の収入は、2020年も変わりがない)大学の入学者が減ることもなかった。 米国が政治的な不安定性を増大させている中で、よりわかりやすく、より具体的に米国という国家が不安定な状態、崩壊しかねない状態にあることを示し、それを防ぐための手立てについて書かれたのが、これから紹介する本、END TIMESである。 かなり具体的な目的について書かれた本で、今までの本とは違ってクリオダイナミクスの理論は背景に隠れている。だからこそ読みやすくもなっている。ちなみに数式やグラフは一切登場しない。これは彼の書籍としては異例だ。だからこそ最初の一冊としてお勧めしたい。(唯一の邦訳である国家興亡の方程式は微分方程式やモデルを作る方法などが出てきて、それを理解するためには数式を手を動かして理解する

                                                      書評・概説:ピーター・ターチン「END TIMES」クリオダイナミクスで米国の危機を乗り越えるための具体的な処方箋|1dgw
                                                    • 「5x+6=y」をxについて解け 中2なら秒で分かるかもしれないクイズ【算数・式の計算編】

                                                      思春期の象徴たる「中2」……。そんな中2で習う授業の内容を紹介しつつ、「こんな問題やったなぁ」とオトナたちが感傷に浸れるかもしれない「中2なら秒で分かるかもしれないクイズ」。 今回も「算数」からの出題です。 問題 「5x+6=y」をxについて解け 貴様にこの式が見えるかな……?(イラスト:野田せいぞ) 今回は、中2の算数で学ぶ「式の計算」についての問題です。 さて念のため確認ですが、「xについて解け」とは「xを他の文字や数字を使って表せ」という意味なので、最終的には「x=●●」の形になればいいということになりますね。……解き方、思い出してきました? さて、それでは最後に答え合わせをどうぞ。 過去の「中2なら秒で分かるかもしれないクイズ」 三角形の角度を求めよ! 中2なら秒で分かるかもしれないクイズ【算数・三角形の角度編】 この6つの数字の「中央値」は? 中2なら秒で分かるかもしれないクイズ

                                                        「5x+6=y」をxについて解け 中2なら秒で分かるかもしれないクイズ【算数・式の計算編】
                                                      • GHQにより焚書処分された、外交に関する書籍~~白柳秀湖 『日本外交の血路』

                                                        GHQが没収・廃棄した書籍の中には、日本と他国、あるいは他国同士の外交や関係史について書かれた本が少なからずある。 今回紹介する本の著者は、在野の歴史家である白柳秀湖(しらやなぎ しゅうこ)で、彼は島崎藤村を愛読し早稲田大学文学部に進学したが、在学中に堺利彦の社会主義思想に影響を受け、プロレタリア文学運動の先駆をなしたが、明治四十三年(1910年)の大逆事件以降は社会主義思想と縁を切り文学とも離れ、社会評論家、歴史家として活動した人物である。今回紹介する著書『日本外交の血路』の中に、彼が昭和七年に「上海と明治維新」というテーマで講演した内容を書き起こした文章があり、その一部を紹介したい。 どこの国でもそうでありますけれども、その国に非常の大改革が起こりかけますと、その国と利害関係の最も緊密な隣国、もしくは隣国のある地点から、由々しい干渉の起こるものだということを、私は平生歴史を読んで深く感

                                                        • わが国が開拓した満州を狙っていた国々

                                                          わが国が「満州」の開拓を始めた歴史的経緯 「満州」という言葉は「州」の字が付くことから、地名と誤解されることが多いのだが、中国語では土地の名前ではなく民族名、即ち満州民族を意味している。しかしながら、清国を支配した満州族の居住地域を、英語で「マンチュリア(Manchuria)」と呼ばれるようになり、それに対応してわが国でも中国東北部を「満州」と呼ぶようになったとされる。 『大満洲国建国紀念写真帖』昭和9年刊 より 上の画像は1932年に成立した「満州国」の地図で、清国の「東三省」*(トウサンショウ:黒竜江省、吉林省、奉天省の三省)及び内蒙古、熱河省を領土としていた。本来は「満州」という言葉は、満州族の故地である清国の東三省を意味するが、わが国では「満州国」の領土を指すことが多いと言う。 *東三省:この地名は戦後は用いられていない。また奉天省は今は「遼寧省」と呼んでいる。 戦後のわが国におい

                                                            わが国が開拓した満州を狙っていた国々
                                                          • 四庫全書4冊|開運!なんでも鑑定団|テレビ東京

                                                            母校・千葉県立国府台高等学校で陸上部のコーチを務めている。高校3年の時、インターハイに出場して800メートルで5位になった。お宝は亡き父が遺したとても珍しい物。父・征太郎は外務省に勤める漢文学者で、1940年、中国の日本大使館に派遣された。仕事が休みの日は古書店に通い、漢文に関わる本を買い集めていたが、ある時、古書店にはあるはずがない、とんでもない珍品が売られているのを見つけ、購入したと聞いている。自分が中学生になった時、父からこのお宝を見せられて「とても貴重な物だから、家宝として大切にするように」と言われた。当時は走ることにしか興味がなかったため、そう言われても全くピンと来なかった。最近になって調べたところ、父が言う通りとんでもない珍品かもしれないと思ったので価値を確かめたい。 4冊とも四庫全書の原本に間違いない。大変な発見。4冊とも表紙が紅色。内容は歴史の史部で「晋書」とあるのは3~5

                                                              四庫全書4冊|開運!なんでも鑑定団|テレビ東京
                                                            • センター世界史で必要最低限の年号を語呂で覚える(1 東アジア) - ぶんぶんの進路歳時記

                                                              はじめに 前回近畿大学の回で「時代を特定するための軸年号」という話をしました。 HPを開設した折にはプリントを載せようと企画していますが、ブログの方が手っ取り早いのでこちらで少し紹介しようと思います。 市販の年号語呂合わせの参考書はよくできていますが、分量的にちょっと多いかなと感じたので厳選しました。通学時間、センター試験へ行く電車の中(笑)で見ていただければ幸いです。 年号の語呂は一般的な言葉なので著作権は発生しないと思いますが(登録商標にしている人っているの?)参考にさせてもらっているページをあげます。 納得して覚えるための 世界史年代☆ゴロ合わせ 私も年号語呂は事項を連想させるもの、関連事項を組み込んだもの、かつ記憶しやすい「言葉として語呂のよいもの」をモットーにしています。 第1回は東アジア編、中国史のマスト年号です。 楊貴妃です。玄宗陛下に取り入り一族を優遇してもらったから「非難

                                                                センター世界史で必要最低限の年号を語呂で覚える(1 東アジア) - ぶんぶんの進路歳時記
                                                              • 2021年の新書 : 山下ゆの新書ランキング Blogスタイル第2期

                                                                12月25 2021年の新書 カテゴリ:その他 去年の「2020年の新書」のエントリーからここまで52冊の新書を読んだようです。 ジャンル的には歴史系が手堅く売れるということなのか、歴史系に良作が多かったですし、同時にかなりマイナーな歴史も新書化されるようになってきたように感じます。 レーベルでは、今年もやはり中公、岩波、ちくまに面白そうな本が目立ちましたが、そんな中でも今回1位と2位にあげた中公の本は充実していたと思います。 また、今までは文庫化されたようなものが新書化されるようになったのも今年の新しい動きの1つで、藤木久志『戦国の村を行く』(朝日新書)、安田峰俊『八九六四 完全版』(角川新書)など、選書や単行本から新書化されています。今までならこれらの本は文庫として長く棚に置かれることが目指されたのでしょうが、文庫の棚の流動化が激しくなる中で、新書として再パッケージ化されるケースが今後

                                                                • ラオスの歴史(後編)―フランス領からの独立、社会主義ラオスの成立 - 歴ログ -世界史専門ブログ-

                                                                  インドシナ山岳国家の現代史 ラオスの歴史の後編です。 前半では、ラーンサーン王国の成立から分裂、後継国家のビエンチャン王国がシャム王国との戦争の末に破壊される経緯をまとめました。 前編はこちらからご覧ください。 後編はシャム王国の支配下からフランスの保護領となり、太平洋戦争を経て独立を果たすもベトナム戦争と連動した革命戦争が起こり、社会主義ラオスが成立する過程を解説します。 7.フランスの植民地に ラオスを完全に併合したシャム王国は、ルアンパバンを中心とする北部、ノーンカーイを中心とする中部、チャンパサックを中心とする南部の3つの行政地域に分割しました。現在のタイ東北部コラート高原は正式にシャムに併合されました。 シャム王国はラオスの土地を3つの行政地域に分1831年には、シャム王国はカンボジア全土とベトナム南部の併合を目指して軍事侵攻を行いますが、阮朝ベトナムの守備軍に撃退されています。

                                                                    ラオスの歴史(後編)―フランス領からの独立、社会主義ラオスの成立 - 歴ログ -世界史専門ブログ-
                                                                  • インド大反乱/シパーヒーの反乱/セポイの乱

                                                                    インド大反乱/シパーヒーの反乱/セポイの乱 1857年、東インド会社インド人傭兵シパーヒーの反乱から始まり、全インドに広がった反英闘争。1858年にはムガル帝国が滅亡、翌年に反乱は鎮圧されたが、イギリスのインド統治を直接統治に転換させるとともに、本格的反英闘争の出発点となった。 1857年、インドを支配する東インド会社のシパーヒーと言われたインド人傭兵が反乱を起こし、たちまちのうちに北インド全域に広がり大反乱となった。反乱軍はムガル帝国の皇帝(当時は実権はなく名目的な存在になっていた)を担ぎ出し、反乱に正統性を与え、また兵士だけでなく民衆の多くが反乱に参加した。またこの反乱はヒンドゥー教徒とムスリムも共に参加した。驚愕した東インド会社は軍隊を補強して鎮圧にあたり、ようやくデリーを制圧してムガル皇帝を捕らえた。これによってムガル帝国は滅亡し、翌年イギリスは新たにインド統治法を制定して、東イン

                                                                    • 「死者2000万人超は人類史上最大」いまの中国にも残る"太平天国"という未解決問題【2020年BEST5】 中国の一党独裁の源流はここにある

                                                                      太平天国の乱とは何だったのか 14年にわたる太平天国の内戦は1864年に終わった。戦場となった地域とくに江南三省(江蘇、安徽、浙江)の被害は大きく、江蘇だけで死者は2000万人を超えた。読書人たちは流亡の苦しみに遭い、死んだ男女を「忠義」を尽くした者や「烈女」として顕彰した。死者の記憶は儒教を中心とする伝統文化の再興という形をとって伝えられた。 清朝は南京占領後も太平天国の生き残りに対する捜索と弾圧を続けた。捻軍などの反乱勢力と合流して抵抗を続けた者はやがて敗北した。楊輔清は上海からマカオへ脱出し、10年間潜伏した後に捕らえられた。また逃亡先の香港で李世賢の軍を支援しようとして捕まった者、苦力(クーリー)となってキューバへ移住した者のエピソードもある。 太平天国に献策したことが発覚して清朝の追及を受けた王韜は、逃亡先の香港でキリスト教と儒教の接点を追い求めた。南京を訪問して太平天国の近代化

                                                                        「死者2000万人超は人類史上最大」いまの中国にも残る"太平天国"という未解決問題【2020年BEST5】 中国の一党独裁の源流はここにある
                                                                      • 歴史上最強の悪女!清の「西太后(慈禧)」という生きざまについて - 俺の世界史ブログ!~世界の歴史とハードボイルドワンダーランド~

                                                                        暴君と暗君は違う。暗君は国家の大事に何もせずにいて衰退もしくは滅亡を招く存在であるが、暴君は意図的か否かは別として政治に積極的に介入することで国の衰退や滅亡を招く。 前者の代表は宋の徽宗や明の天啓帝で、後者の代表は隋の煬帝や秦の始皇帝であろう。 しかしいかなる暴君や暗君が現れようとも、中国は一定の文化や社会を守り続けた。途中何度も漢民族以外の民族が為政者となったが、それでも中華帝国としての威容は保てていた訳である。 秦が滅びれば漢が出来た、隋が滅びれば唐が出来た。 始皇帝が皇帝を名乗ってから2000年以上が経ち、中華帝国はついに滅びようとしていた。 果たして中華帝国を滅ぼしたのは誰であろうか? 西太后、感豊帝の妃となる 西太后とは日本でよく使われる名称で、中国では「慈禧」と呼ばれることが多く、出自は満州族の「エホナラ部」であったと言われる。 清王朝の決まりとして、妃は女真族(満州族)から選

                                                                          歴史上最強の悪女!清の「西太后(慈禧)」という生きざまについて - 俺の世界史ブログ!~世界の歴史とハードボイルドワンダーランド~
                                                                        • 9月2日は中山の芋競べまつり、松尾大社「八朔祭」、山都町八朔祭、カーサキューブの日、根張星(ねばりスター)の日、くず餅の日、那須塩原市牛乳の日、ダイアナくつの日、宝くじの日、おおきにの日、天心忌、毎月2日はLife2.0の日、麩の日等の日 - 風に吹かれて旅するブログ (話題・記念日&ハッピートーク)

                                                                          おこしやす♪~ 9月2日は何の日? その時そして今日何してた? 2023年(令和5年) 9月2日は中山の芋競べまつり、松尾大社「八朔祭」、山都町八朔祭、カーサキューブの日、根張星(ねばりスター)の日、くず餅の日、那須塩原市牛乳の日、ダイアナくつの日、宝くじの日、おおきにの日、天心忌、毎月2日はLife2.0の日、麩の日等の日です。 ■中山の芋競べまつり【滋賀県日野町、熊野神社】 9月2日 www.youtube.com 近江中山の芋競べ祭り 国指定重要無形民俗文化財 近江中山の芋競べ祭り芋競べ祭は850年以上の伝統を持つ日野町中山東・中山西に親から子へ、子から孫へと受け継がれてきた素朴な野神を祀るお祭りで、平成3年に国の重要無形民俗文化財に指定されました。 9月第1日曜日の午後より熊野神社で盃の儀が行われ、その後東西別々の道を祭場のある野神山へ向かいます。祭場で古式にのっとった儀式がおこな

                                                                            9月2日は中山の芋競べまつり、松尾大社「八朔祭」、山都町八朔祭、カーサキューブの日、根張星(ねばりスター)の日、くず餅の日、那須塩原市牛乳の日、ダイアナくつの日、宝くじの日、おおきにの日、天心忌、毎月2日はLife2.0の日、麩の日等の日 - 風に吹かれて旅するブログ (話題・記念日&ハッピートーク)
                                                                          • 反中国心理作戦のうそを暴く:アヘン、模造カルトと記憶に深く残る太平天国 - マスコミに載らない海外記事

                                                                            マシュー・エレット 2021年10月16日 Strategic Culture Foundation キリスト教や、イスラム教団体のふりをする宗派や、アジアのサイエントロジー風法輪功カルトを我々が見ているが、習近平は、中国内でも国外でも対処すべき厄介な問題をいくつか抱えている。 本記事の第一部で、中国の監視国家と広範囲な社会信用システムを検討し、こう問うた。現代社会でこの種の非民主的行動が正当化されるのだろうか? もし欧米が本当に自由の松明であり、国民国家諸国が自国民の福祉と国益のため、お互いの間で世界政策を交渉する唯一の勢力であれば、確かに答えは明確に否のはずだ。 だが国民国家の上に君臨して、世界秩序の特定なディストピア風処方箋を実施すると堅く決めている超国家的権力構造の現実を受け入れると、そこで構図は、いささか変化する。 大半の保守的メディアのだまされやすい読者の心の中で、中国は悪党だ

                                                                              反中国心理作戦のうそを暴く:アヘン、模造カルトと記憶に深く残る太平天国 - マスコミに載らない海外記事
                                                                            • 淡々と画像を貼るスレ 世界記録・ギネス記録編 : 哲学ニュースnwk

                                                                              2023年03月02日12:00 淡々と画像を貼るスレ 世界記録・ギネス記録編 Tweet 1: 名無しさん@おーぷん 2015/07/26(日)21:29:26 ID:7FA 転載元:http://hayabusa.open2ch.net/test/read.cgi/livejupiter/1437913766/ 淡々と画像を貼るスレ UMA編・後編 http://blog.livedoor.jp/nwknews/archives/4897697.html 淡々と画像を貼るスレ UMA編・前編 http://blog.livedoor.jp/nwknews/archives/4895965.html 淡々と画像を貼るスレ 秘密結社・犯罪組織編 http://blog.livedoor.jp/nwknews/archives/4888006.html 淡々と画像を貼るスレ 兵士・軍人編 h

                                                                                淡々と画像を貼るスレ 世界記録・ギネス記録編 : 哲学ニュースnwk
                                                                              • 教育YouTuber ムンディ先生のホームルーム

                                                                                テストの対策に、受験勉強に、 社会人の学びなおしにぜひご利用ください! … YouTube動画 … 教材PDF 動画リンクをクリックすると、YouTube動画が再生されます。 PDFリンクをクリックすると、教材がダウンロードできます。 第1話 先史・オリエント 001 人類の出現 002 文明の誕生 003 メソポタミア文明 004 古バビロニア・インド・ヨーロッパ系民族 005 エジプト文明 006 シリア・パレスチナの諸民族 007 オリエントの統一 008 パルティアとササン朝 第2話 ギリシア 009エーゲ文明・ポリスの成立 010アテネとスパルタ 011ペルシア戦争とペロポネソス戦争 012マケドニアの興隆 013ギリシア文化・ヘレニズム文化 第3話 ローマ 014身分闘争の時代 015ポエニ戦争 016内乱の1世紀 017元首政の開始・五賢帝時代・軍人皇帝時代 018専制君主制

                                                                                  教育YouTuber ムンディ先生のホームルーム
                                                                                • 米中アラスカ会談――露わになった習近平の対米戦略(遠藤誉) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                                                                                  米中外交トップ会談冒頭で激しい応酬があったが、米中ともに「満足」という結論に達した。背後には、今年が中国共産党建党100周年と屈辱の北京議定書120周年に当たるため、習近平の野望と周到な戦略がある。 ◆異常な中国側の長時間反論 3月18日から19日にかけてアラスカのアンカレッジで開催された米中外交トップによる会談に、アメリカ側からはブリンケン国務長官とサリバン大統領補佐官(国家安全保障担当)が出席し、中国側からは楊潔チ中共中央政治局委員(兼中央外事工作委員会弁公室主任)と王毅外相(国務委員)が出席した。 冒頭、各自2分間ずつほど話して、それから記者は退場することになっていた。 最初に話したのはホスト国アメリカのブリンケンである。 彼は「新疆ウイグル・香港・台湾・(対米)サイバー攻撃および(アメリカの)同盟国に対する経済的強圧など、中国の行動に対する我々の深い懸念についても話し合いたい」と攻

                                                                                    米中アラスカ会談――露わになった習近平の対米戦略(遠藤誉) - エキスパート - Yahoo!ニュース