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森内俊之 羽生善治の検索結果1 - 40 件 / 96件

  • 羽生善治の「初」挑戦を前に

    プロ将棋界の2023年は、藤井聡太王将に羽生善治九段が挑戦する第72期王将戦挑戦手合七番勝負で事実上の開幕を迎える。 2017年、藤井がデビューからの29連勝を達成した時、羽生は「檜舞台で顔を合わせる日を楽しみにしています」という言葉を贈った。 その時は、誰もが王者・羽生に若き挑戦者・藤井が立ち向かう構図を思い浮かべたはずだが、そこから5年半、ずいぶんと形を変えたものの、いよいよ1月8日、静岡県掛川市でその幕が開こうとしている。将棋のタイトル戦としては極めて珍しい、両対局者への前日記者会見がネットで中継され、ニュースに様々な記事が踊り、メディアの空気はずいぶんとそわそわしている。 視聴法先にこちらを書いておいたほうがいいかもしれない。王将戦は普段のようにabema将棋チャンネルで無料で対局を見ることができない。CSの囲碁・将棋チャンネルが独占放映権を持っているからだ。以下の方法のいずれかを

      羽生善治の「初」挑戦を前に
    • 将棋ファンがなぜ藤井聡太にこれほど熱狂するのか、将棋ファン自身がわかりやすく解説してみた|ながいふうか

      ――棋士とAIの対決をどう思われますか? 将棋ソフトとの対局は大きな話題になりましたけど、将棋ソフトと対決の時代をこえて、共存という時代に入ったのかなと思います。 プレイヤーとしては、ソフトを活用することで、自分自身成長できる可能性があると思っていますし、見ていただく方も、観戦の際の、楽しみの一つにしていただければと思います。今の時代においても、将棋界の盤上の物語は不変のものと思いますし、その価値を自分自身伝えられたらなと思います。 上記は藤井聡太(現)二冠が初めて棋聖位を獲得したとき、記者会見で報知新聞の北野記者から「AI時代の棋士の在り方」について問われ、答えた言葉です。 私はこのセリフを聞いたとき、泣きました。最初は不意をつかれたようにジワっときて、あとはもうボロボロです。後日ツイッターやブログを見ると、同じように涙した将棋ファンが多かったようです。 どうかキモいと引かないでください

        将棋ファンがなぜ藤井聡太にこれほど熱狂するのか、将棋ファン自身がわかりやすく解説してみた|ながいふうか
      • なぜ豊島将之は藤井聡太に6連勝したのか?【流れゆく水のように 豊島将之竜王・叡王インタビュー 第1章】

        取材・文/白鳥士郎 撮影/諏訪景子 豊島将之。 将棋界最高位タイトルである竜王。そしてドワンゴが主催した最後の叡王を獲得した、現代最強の棋士の一人。 将棋界で今、最も勢いがあるのは、藤井聡太二冠だろう。 ありとあらゆる記録を更新し続ける天才は、将棋界という枠を超えた有名人でもある。 豊島は、その藤井聡太に6連勝した。デビュー戦から29連勝したことで知られる藤井は、デビューしてから豊島に6連敗していたのだ。 現在、藤井に2勝以上で勝ち越している棋士は、豊島を含め5名しかいない。そのうち4人は1勝差であり、6勝1敗という圧倒的な戦績を残しているのは豊島だけだ。 しかし、豊島と藤井のレーティング(実力を数値化したもの)は拮抗している。数値上、ここまで対戦成績に差が出ることは考えづらいのだが……。 その理由の一端を今回、豊島自身の口から聞くことができた。 あまりにも長くなってしまったので3章構成に

          なぜ豊島将之は藤井聡太に6連勝したのか?【流れゆく水のように 豊島将之竜王・叡王インタビュー 第1章】
        • 羽生善治という一人の将棋士があまりにも強すぎて、授賞式がもはやコントになってしまった「芸人よりオモロい」

          日本将棋連盟【公式】 @shogi_jsa 日本将棋連盟公式アカウントです。対局速報やイベント情報、2024年の創立100周年にむけての情報などをお届け! #まいにち詰将棋 や #将棋コラム など将棋を楽しむコンテンツも満載! 100周年特設サイトはこちら→shogi100th.com 対局予定・結果はこちら→shogi.or.jp/game/ shogi.or.jp 日本将棋連盟【公式】 @shogi_jsa #羽生善治 九段が優勝 【第1回 #達人戦 立川立飛杯】 第1回達人戦立川立飛杯本戦、11月25日(土)は準決勝及び決勝が行われ、羽生善治九段と丸山忠久九段が決勝へ進み、決勝では羽生九段が丸山九段に139手で勝利し、優勝しました。 buff.ly/3sHQOYH 2023-11-25 18:15:29 毎日新聞・将棋 @mainichi_shogi 今年創設された達人戦の決勝戦、羽

            羽生善治という一人の将棋士があまりにも強すぎて、授賞式がもはやコントになってしまった「芸人よりオモロい」
          • 将棋の羽生善治九段が29年間守った順位戦A級から陥落 来期について「特にまだ何も考えていない」(スポーツ報知) - Yahoo!ニュース

            将棋の永世七冠資格保持者・羽生善治九段(51)が4日、東京都渋谷区の将棋会館で行われた第80期順位戦A級8回戦で永瀬拓矢王座(29)に先手で敗れ、A級からの降級が確定した。 【写真】メガネなしのレアショット 順位戦の最上位であるA級には10人が在籍し、年度を通して総当たりのリーグ戦を各9局戦い、優勝者が名人挑戦権を得る。下位2人がB級1組に降級する。 本局に敗れた羽生九段は2勝6敗となり、3月3日の最終戦を待たずに降級が確定した。22歳時に初参加した1993年度から29期連続(名人在位9期含む)で在籍していたA級からの初の陥落となった。 一時代を築いた棋士にとってA級陥落の意味は重く、故・米長邦雄永世棋聖(1997年度まで26期連続在籍)と十八世名人資格保持者の森内俊之九段(51、2016年度まで22期連続在籍)はA級から降級した直後、順位戦には参加しない「フリークラス」への転出を宣言した

              将棋の羽生善治九段が29年間守った順位戦A級から陥落 来期について「特にまだ何も考えていない」(スポーツ報知) - Yahoo!ニュース
            • 「藤井聡太に熱狂する将棋ファン」の史実との違い。より感動できる将棋界のストーリーとは|わんど (h.hosono)

              上記のnoteには将棋ファン以外の方々にもわかりやすく感動を伝えるために、藤井二冠の立ち位置を際立たせ、ストーリー性を高めるための脚色が数多く施されています。 いわば映画や大河ドラマのような、事実を元にしたフィクションのようなものです。 多くの人に将棋の魅力を伝えた記事でしたが、一方で過度な藤井神格化に違和感を覚える声もありました。 今回の記事では元記事における表現の真偽を可能な限り調べ、藤井二冠に限らず多くの登場人物の努力で発展してきた将棋界の「本当のストーリー」をあぶり出していきます。 『将棋はゲーム』のニュアンス元記事のストーリーの要になっている「将棋はゲーム」発言に関しては、こちらの記事で紹介されています。 (前略)哲学者の口からこぼれた真理の細かなかけらのようにも聞こえてくるのだ。トッププロでありながら、将棋というゲームの本質に正面から向かい合っている羽生という青年に、私は驚きを

                「藤井聡太に熱狂する将棋ファン」の史実との違い。より感動できる将棋界のストーリーとは|わんど (h.hosono)
              • 藤井聡太二冠が将棋界を救った(救える)わけではない。救えるのはきっと、一人ひとりの将棋ファンのはず|遠藤 結万|note

                素敵な文章だし、大変に将棋が好きな方なんだろうな、と思います。その上で、この文章だけだと、誤解を招く部分が多分にある、とも思いました。 私は15年来の将棋ファンであり、アマチュアの将棋指しであり、同時に一定程度将棋界に関係性がある(あった)人間でもあります。 下記の文章は、上記の記事の補足であり、内容を否定するものではありません。 AIはいつ棋士を超えたのか将棋界にとって、2010年代最大のコンテンツの一つは電王戦でした。ある意味でそれは、藤井ブームよりも遥かにエポックメイキングな出来事だった、と言えるかもしれません。 棋士とソフトが対決するというのはタブーであり、禁断のコンテンツでした。故・米長邦雄会長の決断があったことは事実でしょうが、将棋界が「ソフトとの付き合い方」に悩み苦しみ見つけた「共存の道」でもありました。 初めて開催された電王戦では、2局目で佐藤慎一四段(当時)を相手に、「P

                  藤井聡太二冠が将棋界を救った(救える)わけではない。救えるのはきっと、一人ひとりの将棋ファンのはず|遠藤 結万|note
                • 東大現役合格→原子力エンジニアの父が語る糸谷哲郎八段 「1、2歳で“頭の出来が違う”と」【父子の母校秘話も】(沢田啓明)

                  糸谷哲郎八段が棋王戦(渡辺明棋王)に初挑戦する。圧倒的な早指しで竜王を獲得するなど将棋ファンに強烈なインパクトを残すとともに、将棋界では初となる“プロ入り後、国立大に進学した棋士”となり、大学院にも在籍した異色の棋士だが、その父・康宏氏に愛息のこれまでの歩みや教育法を、中・高校時代の同級生だった筆者と語らい合ってもらった(全3回の1回/第2回、第3回はこちら) 広島市の中心部と日本三景の一つ宮島の中間あたりの小高い丘に、広島学院というカトリック系の中高一貫教育の私立男子校がある。一学年が180人程度で、生徒のほぼ全員が大学へ進学する。 2月6日に始まる棋王戦五番勝負で渡辺明三冠(36)に挑む糸谷哲郎八段(32)は、この学校の出身だ。 1998年、小学校4年で日本将棋連盟関西奨励会(大阪)に入って以後は毎月2日、新幹線で通って将棋の修行をした。その一方で、受験勉強をして競争率数倍の広島学院中

                    東大現役合格→原子力エンジニアの父が語る糸谷哲郎八段 「1、2歳で“頭の出来が違う”と」【父子の母校秘話も】(沢田啓明)
                  • 「飛車を四間に振るだけで人々を歓喜させる男」NHK杯テレビ将棋トーナメントにて本家本元の藤井システムが炸裂し歓喜の渦に包まれる観る将

                    kewpiehoney @kewpie_honey 第73回NHK杯テレビ将棋トーナメント 1回戦第11局 6月11日㈰ 午前10:30~午後0:00 Eテレ 屋敷伸之九段ー藤井猛九段 解説:戸辺誠七段 司会:鈴木環那女流三段 nhk.jp/p/goshogi/ts/P… pic.twitter.com/Ncz04nz4ye 2023-06-04 07:41:09 リンク Wikipedia 藤井猛 藤井 猛(ふじい たけし、1970年9月29日 - )は、将棋棋士。西村一義九段門下。棋士番号は198。群馬県沼田市出身。日本将棋連盟非常勤理事を務めた。 将棋のルールを覚えたのが小学校4年の頃、将棋の面白さがわかったのが小6 - 中1の頃(本人談)という遅さ。奨励会試験で一度落ちたが、研修会から編入し、1986年に奨励会に入会した。入会後5年をかけ1991年に四段に昇段(プロ入り)。いわゆる

                      「飛車を四間に振るだけで人々を歓喜させる男」NHK杯テレビ将棋トーナメントにて本家本元の藤井システムが炸裂し歓喜の渦に包まれる観る将
                    • 羽生善治九段は6位 藤井聡太七段は93位 将棋界の席次はどのようにして決まるか(松本博文) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                      将棋の棋士の席次(序列)は、最上位のタイトルホルダーから四段の新人まで、ルールに従って決められています。この席次がどのように決まるかについては、やや複雑で難解なので、クイズ形式にしてみたいと思います。 次にあげる2人の棋士のうち、席次上位なのはどちらでしょう(かっこ内は年齢)。 (問1)佐々木勇気七段(24)-藤井聡太七段(16) (問2)羽生善治九段(48)-永瀬拓矢叡王(26) (問3)永瀬拓矢叡王(26)-斎藤慎太郎王座(26) (問4)渡辺明棋王・王将(35)-広瀬章人竜王(32) (問5)谷川浩司九段(57)-羽生善治九段(48) (問6)佐藤康光九段(49)-森内俊之九段(48) (問7)広瀬章人竜王(32)-豊島将之名人・王位・棋聖(29) 順に考えていきましょう。 同じ段位では席次は昇段順(問1)佐々木勇気七段(24)-藤井聡太七段(16) 佐々木勇気七段は2010年10月

                        羽生善治九段は6位 藤井聡太七段は93位 将棋界の席次はどのようにして決まるか(松本博文) - エキスパート - Yahoo!ニュース
                      • 【インタビュー】【羽生善治×木村一基】棋士とニューノーマル 第70期王将リーグ特集 - ライブドアニュース

                        眉間と頬の深く刻まれた皺から、苦悩と喜びの道程を知る。 第70期王将リーグ特集では、8人の棋士たちに昨年から今年を振り返る「1年チャート」を描いてもらった。 生業を軸に定める者、ライフスタイルを軸にする者、個性あふれる8通りのチャートが並んだ。 木村一基、47歳。 2019年9月、史上最年長の46歳3ヶ月で王位のタイトルを獲得。 7度目のタイトル挑戦で悲願を達成、うれし涙をぬぐう姿は「中年の星」とファン心を熱くさせた。 あれから1年。木村が描いたチャートに息をのむ。 タイトルを失った悔しさを指すのではない。自ら志した道を歩くことのできる限られた人物の"日常"がこんなに低値とは…。 「常に悲観してるのでこうなっちゃうんです」―。 自虐全開の木村節を前にすれば、だれもがこの「オジサン」を応援せずにはいられなくなる。 羽生善治、49歳。 25年前、日本中の視線は一人の青年の一挙手一投足を追ってい

                          【インタビュー】【羽生善治×木村一基】棋士とニューノーマル 第70期王将リーグ特集 - ライブドアニュース
                        • ベイズ統計モデリングを使って藤井聡太と全盛期の羽生善治を比べてみた② - ベストモデル

                          はじめに 前回は年齢による実力の変化を考えずに各騎士の実力を評価しました。年齢による実力の衰えは明白であるため、このモデルで異なる世代の棋士の比較は正当ではありませんでした。 その後、インターネットで検索をすると、統計モデリングでの棋士の順位付けをしている記事がいくつかありました。[1][2] また、stanの書籍にも同様な手法が載ってます。[3] しかし、年齢効果による実力の変化を取り入れたモデルはまだないようですので、次はこの変化をモデル化して、世代をまたいで実力を比較できるモデルを構築してみます。一見、実力をローカルレベルモデル等のノイズ入り時系列モデルで表すことが出来そうですが、それだけでは新しい世代が有利なモデルのままになります。年齢による実力の増減を別個に取り入れる必要があります。 データ 用いるデータは、前回の記事「ベイズ統計モデリングを使って、藤井聡太と全盛期の羽生善治を比

                            ベイズ統計モデリングを使って藤井聡太と全盛期の羽生善治を比べてみた② - ベストモデル
                          • 2010年7月18日の世代表

                            anond:20200718090944 id:BigHopeClasicです(元増田ではない) ブコメの中に「10年前はどうだったんだろう」というのがあったので、ちょうど10年前のを同じ基準(レーティングトップ20+A級棋士)で作ってみました。 年齢別の方がわかりやすい面もあるのでそちら基準で(名前の横のカッコ内は順位戦クラスとレーティング順位です)年齢棋士50高橋道雄(A級/31位)4948谷川浩司 (A級/15位)4746454443424140佐藤康光(B1/6位)39羽生善治(名人/1位)丸山忠久(A級/4位)森内俊之(A級/9位)藤井猛(A級/12位)郷田真隆(A級/14位)38深浦康市(B1/7位)37木村一基(A級/18位)36行方尚史(B1/16位)三浦弘行(A級/17位)3534久保利明(A級/2位) 33323130松尾歩(B1/11位)29山崎隆之(B1/5位)28

                              2010年7月18日の世代表
                            • 「対局場が大阪だと思ったら東京だった」「起きたら昼前だった」将棋界、遅刻不戦敗事件簿(松本博文) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                              11月5日、C級1組順位戦がおこなわれました。上位では藤井聡太七段(17)、佐々木勇気七段(25)、石井健太郎五段(27)が6連勝で星を伸ばしました。 【前記事】 藤井聡太七段(17)C級1組順位戦で6連勝 競争相手の青嶋未来五段(24)を降す さて、この日は東京で日浦市郎八段(53)-宮本広志五段(33)戦が予定されていました。 将棋連盟では、全ての棋士はどこに住んでいても、関東か関西、どちらかに所属しています。日浦八段は関東、宮本五段は関西の所属です。所属が分かれている場合、どちらかが移動することになります。日浦-宮本戦は、宮本五段が移動して、東京・将棋会館で対局する予定でした。それは将棋連盟の公式ページにも事前に発表されていました。 しかし宮本五段は、対局場は大阪の関西将棋会館だと勘違いをしていたようです。現在の規定では、順位戦は対局開始から1時間以上遅刻した場合には、不戦敗となって

                                「対局場が大阪だと思ったら東京だった」「起きたら昼前だった」将棋界、遅刻不戦敗事件簿(松本博文) - エキスパート - Yahoo!ニュース
                              • 「将棋星人」藤井竜王倒すには 二つ勝ち越し「地球代表」に聞く | 毎日新聞

                                昨年、竜王と叡王を新たに獲得し、史上最年少4冠となった藤井聡太竜王(19)。圧倒的な強さで将棋界を席巻している藤井竜王に対し3勝1敗と唯一、二つ勝ち越している棋士がいる。タイトル獲得通算3期の深浦康市九段(49)。人間離れした強さを見せ、将棋ファンから「将棋星人」と畏怖(いふ)されている藤井竜王に強いことから、「地球代表」との愛称で呼ばれている深浦九段に、藤井竜王に強いワケや9日に開幕する王将戦七番勝負の展望などを聞いた。【聞き手・学芸部/武内亮】 ――昨年10月のNHK杯テレビ将棋トーナメントで藤井竜王に勝ち、通算3勝目を挙げました。どんな対策を持って対局に臨んだのでしょうか。 ◆藤井さんはいろんな戦型に精通もしてますし、互角以上に渡り合うには、準備段階からいろいろと用意する必要があると思いました。藤井さんはタイトル戦に出ずっぱりでしたので、そのタイトル戦と同じような戦型(戦い方)になる

                                  「将棋星人」藤井竜王倒すには 二つ勝ち越し「地球代表」に聞く | 毎日新聞
                                • 羽生善治九段も「ひえー」と叫ぶし将棋界ではみんな「ひえー」と声にして驚くけれど、それはいつからか?(松本博文) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                                  先日書いた以下の記事は、かなり大きな反響がありました。 「ひえー、この記事がバズるとは思わなかった」 というのが筆者の素直な感想です。 「ひえー」は驚きを表現する言葉です。実際に使っている方も、少なからずおられるようです。ただし将棋界ほど話し言葉として頻繁に使われる業界は、やっぱりかなり珍しいでしょう。 筆者がいま手元で使えるデータベースにおいて、新聞観戦記上で最も早く「ひえー」という声が確認できるのはこちらです。 ここまで我慢を重ねてきた森下に、ついに攻めの手番が回った。指し手は▲1五桂。羽生、「ヒエー」と叫んで頭をかきむしる。森下は「ウーン」と低い声。 出典:鈴木宏彦:棋王戦五番勝負第2局▲森下卓八段-△羽生善治棋王「沖縄タイムス」1997年7月5日夕刊 ネットやデータベースで「将棋 ひえ」などと検索しみると、おおよそ次のような知見が得られます。 ・なるほど将棋界ではベテランから若手ま

                                    羽生善治九段も「ひえー」と叫ぶし将棋界ではみんな「ひえー」と声にして驚くけれど、それはいつからか?(松本博文) - エキスパート - Yahoo!ニュース
                                  • 藤井聡太はなぜ矢倉でタイトルを取ったのか【勝又清和七段インタビュー 聞き手:白鳥士郎】

                                    静岡県で空中に「謎トンネル」を発見! ダム湖の景色を堪能しつつ、「どうしてこんなところに⁉ 」の疑問を追求してみた 「羽生善治は作れる」 かつて、こう語った棋士がいた。 圧倒的な天才といえども、育成方法と本人の努力によってそれを作ることができると。 天才を作る── しかしその言葉を完全否定した棋士がいた。 人はその棋士を、敬意を込めて『教授』と呼ぶ。 教授こと勝又清和七段(@katsumata)。 私が教授に──勝又清和に話を聞こうと思ったのは、藤井聡太の初タイトル戦となった、渡辺明との棋聖戦がきっかけだった。 第1局、藤井は先手で矢倉を採用し、勝利。 そして第2局、渡辺の矢倉を受けてたち勝利。 初タイトルに王手をかけた第3局ではそれまでの得意戦法である角換わりを採用して勝負をかけるも、渡辺の研究に弾き返される。 迎えた第4局、渡辺は矢倉を採用、藤井は第2局同様に受けてたった。その第4局で

                                      藤井聡太はなぜ矢倉でタイトルを取ったのか【勝又清和七段インタビュー 聞き手:白鳥士郎】
                                    • 名人、渡辺明|Calbee

                                      2000-2009振り返れば、いろいろなことがあった。 20年前の2000年4月、史上4人目の中学生棋士として華々しくデビュー。 しかし、過去3人のように順位戦を駆け上がることはできなかった。 C2に3年、C1にも3年留まった。 C1の1年目は9勝1敗。このわずか1敗で昇級を逃す。3年目、8勝1敗で迎えた最終局。すでに竜王の地位にあり、逃すことが許されない2度目のチャンス。しかし完敗を喫し、体育座りでうなだれた。直後、競争相手の敗戦による幸運な昇級を知る。 B2は10戦全勝で駆け抜けた。B1に達し、ようやく名人位が視界に入ってくる。この年、佐藤天彦と豊島将之が三段リーグを抜けた。 B1の1期目。実力も勢いもある。ここも全勝で駆け抜けるはずだった。しかし「鬼の棲家」が許さない。6回戦を終えてまさかの1勝5敗。5敗目の翌日はショックと発熱で寝込んだ。そこからは意地を見せて6連勝。だが、通過には

                                        名人、渡辺明|Calbee
                                      • 最強の棋士像【流れゆく水のように 豊島将之竜王・叡王インタビュー 第2章】

                                        取材・文/白鳥士郎 撮影/諏訪景子 豊島将之が将棋をはじめたのは4歳の頃だ。 5歳の時に訪れた関西将棋会館で指導棋士の土井春左右氏と出会い、その才能を見いだされた。土井氏から頼まれて幼い頃の豊島と関西将棋会館の道場で将棋を指したというエピソードは、何人もが語っている。 『短パンの勝負師』。 当時刊行されていた週刊将棋という業界紙は、そんな言葉と共に、大人相手に道場で将棋を指す幼い豊島の写真を掲載した。 7歳でアマ四段、9歳でアマ六段という驚異的な速度で成長すると、その勢いのまま9歳で関西奨励会に入った。 そして16歳でのプロ入り後も所属は関西のまま今に至るのだ。 5歳からずっと、豊島の棋歴は関西将棋会館と共にある。 その関西将棋会館が、2年後に高槻へ移転することになった。 なので今回のインタビューでは、豊島にとって関西将棋会館内の思い出深い場所で写真を撮影しようと考えた。新型コロナの影響で

                                          最強の棋士像【流れゆく水のように 豊島将之竜王・叡王インタビュー 第2章】
                                        • ナンバーツーの系譜に名を連ねる渡辺明が、次代のナンバーワンの台頭によ..

                                          ナンバーツーの系譜に名を連ねる渡辺明が、次代のナンバーワンの台頭によって久々に注目されている。 長年の将棋ファン的には、歴史の必然というか、ついに渡辺明にもこのときが来たな、という感想を持つ。 将棋界というのは不思議なところで、いつの次代も絶対的なナンバーワンが存在する。 圧倒的な棋力で他の棋士を寄せ付けず、2、30年君臨し、次代のナンバーワンに禅譲する。 次代のナンバーワンはデビュー時点で文字通りのトップレベルの棋力を備え(*1)、また2、30年棋界に君臨する。 "常勝将軍"木村義雄(*2)、"巨星"大山康晴(*3)、"棋界の太陽"中原誠(*4)、"永世七冠"羽生善治、そしておそらくは藤井聡太だ。 ナンバーワンがいるならナンバーツーもいる。 中には全盛期にナンバーワンに勝てなかっただけみたいな棋士もいる。 ナンバーツーに誰を入れるかは2ch将棋板でも議論になるところだが、升田幸三(*5)

                                            ナンバーツーの系譜に名を連ねる渡辺明が、次代のナンバーワンの台頭によ..
                                          • 将棋・渡辺明名人(棋王・王将)と解き明かす、将棋の進化の最前線とサッカーの進歩との類似性_前編 - footballista | フットボリスタ

                                            そのゲーム性の面での共通点が語られる将棋とサッカー。近年、急激な進歩を遂げる両競技の戦法・戦術的進化の類似性について、今年悲願の名人位に就いた将棋界のトップランナーにして欧州サッカー好きでもある渡辺明名人の言葉とともに解き明かす。 渡辺名人とサッカー ――本日はお時間いただきありがとうございます。まずはすでにメディアなどでも語られていてご存じの方も多いと思いますが、あらためてサッカーを見られるようになったきっかけを教えてください。 「サッカー自体は小学生の頃にJリーグを見ていたりしていたんですが、中学生に上がった以降、見る時間がなくなってしまっていました。また見るようになったのは、子供が小学校に入ったくらいのタイミングで学校のサッカー部に入ると言うので、ルール教えるのをどうしようかとなった時にテレビでサッカーを見せておけば覚えるかなと思ったのがきっかけですね」 ――その中でも欧州サッカーを

                                              将棋・渡辺明名人(棋王・王将)と解き明かす、将棋の進化の最前線とサッカーの進歩との類似性_前編 - footballista | フットボリスタ
                                            • 羽生善治との黄金カード再び! “ゲームの天才”森内俊之50歳、ついにAI導入で「明らかに将棋の理解度が…」(片山良三)

                                              森内俊之対羽生善治という黄金カードが間近に迫っている。 1月28日の棋聖戦2次予選3組決勝が、引退後に十八世名人と十九世名人を襲名する2人の激突となったのだ。棋聖戦の挑戦権を争う16人による決勝トーナメント入りをかける大一番。その先には藤井聡太二冠がタイトルホルダーとして待ち構えている。 2人の対戦は'18年5月22日の銀河戦以来途絶えてしまっていた。 直近の対戦成績(といっても'14年から'18年に渡るものだが)は羽生の12勝1敗と傾いたものになっているが、名人位をかけて戦った通算9セットの戦績は森内の5勝4敗。最高の栄誉をかけた七番勝負で、七冠独占をも成し遂げた羽生に勝ち越した棋士が存在したことに改めて驚いてほしい。ちなみに通算の対戦成績は、羽生78勝、森内58勝。直近の極端な数字を差し引きすれば、実力拮抗が伝わるだろう。

                                                羽生善治との黄金カード再び! “ゲームの天才”森内俊之50歳、ついにAI導入で「明らかに将棋の理解度が…」(片山良三)
                                              • 2ch名人 ネット上の伝説の棋士dcsyhiは森内なのか?

                                                1:名無し名人: 2021/03/01(月) 07:32:34.75 ID:pvfkMx3G 参考動画 https://youtu.be/un4Dcz0J_Tg?t=694 動画抜粋 名人を取る前後でインターネット将棋をやっていたとのこと 毎月月間のランキングに入ると目立って嫌だった 複数アカウント所持していた 森内の名人位は一期が2002年二期が2004年 dcsyhiは2002年から2004年まで将棋倶楽部24で指していた。 2:名無し名人: 2021/03/01(月) 07:39:43.21 ID:pvfkMx3G なお羽生も2003年に名人位でそのころネット将棋をしていたというインタビューもある 4:名無し名人: 2021/03/01(月) 08:19:29.62 ID:KyCb0lcF 羽生じゃなかったのか なんか娘さんがデュクシデュクシ言ってたからその名前にしたってネットで見た

                                                • 将棋の「達人戦」を新設 50歳以上の現役棋士が対象(共同通信) - Yahoo!ニュース

                                                  日本将棋連盟は19日、50歳以上の現役棋士が対象の公式戦「第1回達人戦立川立飛杯」を新設すると発表した。6月から11月の日程で予選から本戦までトーナメントで実施、54人が参加する。 永世称号を持つ谷川浩司17世名人(61)、羽生善治九段(52)、佐藤康光九段(53)、森内俊之九段(52)の4人はシードされ本戦から出場。予選を突破した4人を合わせ、8人で本戦を行う。 本戦は持ち時間各30分の早指しで、11月24、25日の2日間、公開対局で開催される。 記者会見で、自身も出場する連盟の佐藤会長は「近年、平均寿命が延びている。年長者も元気なところを見せたい」と話した。

                                                    将棋の「達人戦」を新設 50歳以上の現役棋士が対象(共同通信) - Yahoo!ニュース
                                                  • 「なんなんだこの2人は…」藤井聡太-羽生善治、2日間にわたる“世紀の決戦”後にプロ棋士を驚かせたこと | 観る将棋、読む将棋 | 文春オンライン

                                                    ここぞというところで結果を残してきた戦法 後手番となった羽生が選んだのは、王将リーグを全勝したときの原動力である横歩取りではなく、1手損角換わりだった。しかも本局の8手目角交換タイプは、2019年12月の三枚堂達也七段との朝日オープン戦以来、まる3年ぶりだ。藤井は局後に「想定はしていなかった」と語った。 一方、羽生は「まだ可能性もあるのかなと思ったので。いろんなことを試みる中の一環で、やってみました」と語っている。羽生にとっては60局近くも採用し、タイトル戦の舞台だけでも19局も登板させている。ここぞというところで結果を残してきた戦法だ。経験の差で勝負しようとした。 藤井は1手損対策で最有力とされている早繰り銀を採用。藤井といえば腰掛け銀だが、早繰り銀も永瀬拓矢王座との王位戦挑戦者決定戦と豊島将之九段との竜王戦七番勝負で採用しており、似た形の経験はある。 だが、羽生は秘策を用意していた。3

                                                      「なんなんだこの2人は…」藤井聡太-羽生善治、2日間にわたる“世紀の決戦”後にプロ棋士を驚かせたこと | 観る将棋、読む将棋 | 文春オンライン
                                                    • 渡辺棋聖、藤井七段とのタイトル戦に意気込み「間違いなく将棋史に残る戦いに」(スポニチアネックス) - Yahoo!ニュース

                                                      ◇藤井聡太七段 最年少タイトル戦挑戦者に 将棋の渡辺明棋聖(36)=王将・棋王との3冠=が4日、藤井聡太七段(17)との棋聖戦5番勝負(8日開幕)への意気込みを語った。藤井は渡辺に次いで中学生で四段に昇段した中学生棋士。藤井以前の4人はいずれも一時代を築いてきた歴史があった。5番勝負では全8冠中最多の3冠が、次世代エースの壁になる決意だ。 【写真】絵馬を手に笑顔を見せる藤井聡太七段と加藤綾子アナウンサー 選んだ言葉に思いが表れた。「藤井七段の初めてのタイトル戦という、間違いなく将棋史に残る戦いに出場することに大きなやりがいを感じています」 足跡をたどれば分かりやすい。渡辺の初タイトルは2004年、当時の森内俊之竜王から20歳で奪ったもの。ただ、タイトル初挑戦はその前年、羽生善治王座に挑んでいた。5番勝負は第3局まで2勝1敗と先に王手をかけながらそこから連敗。その第5局、勝利を確信し緊張の糸

                                                        渡辺棋聖、藤井七段とのタイトル戦に意気込み「間違いなく将棋史に残る戦いに」(スポニチアネックス) - Yahoo!ニュース
                                                      • 棋士をも驚愕させた新戦法とは!? #将棋情報局

                                                        将棋では、これまで数々の斬新な新戦法が生まれてきました。棋士を一番驚かせた新戦法を棋士アンケートの結果から見てみましょう。 お得で気軽に参加できる将棋大会『第6回 将棋情報局最強戦オンライン』11月13日開催! エントリー受付中 将棋の世界は日進月歩、新しい戦法が生まれたり、昔は良くないとされた形が今では評価されているということは珍しいことではありません。近年では将棋ソフトの影響もあり、加速度的に将棋は進化しています。そんな新戦法の中には将棋を最前線で指している棋士をも驚かせるものもあるわけです。では棋士たちが一番驚いた新戦法とは一体何なのでしょうか。『将棋年鑑2018 棋士名鑑アンケート』の「登場したときに最もびっくりした戦法はなんですか?」の回答を一部ご紹介します。(以下カッコ内敬称・肩書略) 棋士たちをもっとも驚愕させた戦法はやはり「藤井システム」 藤井システム(羽生善治) 藤井シス

                                                          棋士をも驚愕させた新戦法とは!? #将棋情報局
                                                        • 脳科学が解明したプロ棋士とアマチュアの差 「長考に妙手なし」の通りの結果に〈AERA〉(AERA dot.) - Yahoo!ニュース

                                                          個性豊かな棋士たちの「脳内」を知りたくなるのは将棋ファンだけではないはずだ/2019年1月、朝日杯将棋オープン戦での糸谷哲郎八段(写真右)と藤井聡太七段(当時) (c)朝日新聞社 神秘ともいうべき棋士の頭脳は、これまでも長い時間をかけて研究されてきた。棋力に影響するものとは何か。天才たちの「脳」はこうしてできている。AERA 2020年10月5日号は専門家に取材。プロ棋士とアマチュアの差とは――。 【写真】羽生善治九段の脳内イメージは… *  *  * いずれ劣らぬ天才たちの必死の攻防が感動を呼ぶ将棋世界。では、盤上で激しくしのぎを削り合う棋士たちの頭の中身はいったいどうなっているのだろう。将棋ファンならずとも気になるこの「脳内模様」は、脳科学の研究テーマとして存在し、AI(人工知能)全盛時代の今、新たな視点を加えて進化を続けている。 「将棋が強い人は、なんで将棋に強い興味を持つようになっ

                                                            脳科学が解明したプロ棋士とアマチュアの差 「長考に妙手なし」の通りの結果に〈AERA〉(AERA dot.) - Yahoo!ニュース
                                                          • 第4回アベマトーナメントまとめ ドラフトや日程、結果を随時更新 Abema将棋チャンネル - 初心者の投資家マガジン

                                                            2021年3月27日(土)ドラフトが行われた。 いよいよ開幕して、スタートする。今回は15チームによる将棋団体戦が開幕する。 随時、この展開をここに時系列にまとめていきたいと思う。 3月27日 ドラフト会議開催 将棋ファンは大騒ぎを開始 ドラフト結果と関連動画 4月3日 15チーム目のエントリートーナメントの3名決定! 4月10日 予選Aリーグ チーム藤井VSチーム稲葉 4月17日放送 予選Aリーグ チーム藤井VSチーム三浦 4月24日放送 予選Aリーグ チーム稲葉VSチーム三浦 5月1日放送 予選Bリーグ チーム糸谷VSチーム菅井 5月8日放送 予選Bリーグ チーム康光VSチーム糸谷 5月15日放送 予選Bリーグ チーム康光VSチーム菅井 5月22日放送 予選Cリーグ チーム豊島VSチーム木村 5月29日放送 予選Cリーグ チーム豊島VSチーム羽生 6月5日放送 予選Cリーグ チーム羽生

                                                              第4回アベマトーナメントまとめ ドラフトや日程、結果を随時更新 Abema将棋チャンネル - 初心者の投資家マガジン
                                                            • 羽生善治さんのA級陥落と西村賢太さんの訃報に、同じ「50代」として感じたこと - いつか電池がきれるまで

                                                              もうすぐ50歳の俺、錦鯉にもらい笑い泣き— FUJIPON (@fujipon2) 2021年12月19日 武豊さんは朝日杯フューチュリティステークス勝ったし、50代にエール送られまくりの日曜日だったな— FUJIPON (@fujipon2) 2021年12月19日 この2つのツイートが2021年12月19日。 50歳、まだまだイケるじゃないか、とこの日は思った僕なのですが、ここ数日、寂しい、そして悲しいニュースが続いていて、なんだか気持ちが沈んでいます。 www3.nhk.or.jp 51歳の羽生善治九段が、(名人位にあった時期も含めて)29年間続けてきた順位戦A級から陥落。 www3.nhk.or.jp そして、作家の西村賢太さんが、54歳で急逝。 あの羽生さんでも、50代になると、将棋界の最高ランクのA級であり続けることは難しかったし、西村賢太さんは、命を落としてしまった。 僕は2

                                                                羽生善治さんのA級陥落と西村賢太さんの訃報に、同じ「50代」として感じたこと - いつか電池がきれるまで
                                                              • 渡辺明名人、1秒間に8000万手読むコンピュータを購入しディープラーニング系のソフトも導入(4)(松本博文) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                                                                「AIイコール神」ではない (渡辺名人が超ハイスペックのマシンを購入。ディープラーニング系のソフトも導入され、研究の準備が整って) 松本 そうだそうだ。△3一銀のやつ、やってみてくださいよ。 (△3一銀は2020年棋聖戦第2局▲渡辺明棋聖-△藤井聡太挑戦者で藤井挑戦者が指し『AI超え』『神の手』などと評判になった一手) 杉村 あれ、よくなかったですね(苦笑) 松本 まず反省から(笑) 杉村 「AIが読みづらい手はこうやって探すんですよ」というツイートの一環としてあれを出しただけなんです。 杉村 その前に豊島-永瀬戦とかの棋譜で「これも読みづらい」みたいな話をしてたんですけど。そのツイートから「棋聖戦第2局もそうでした」みたいに書いたのがバズってしまってよくなかったです。 松本 先日、ある大御所の先生にお会いしたときに「△3一銀、全然いい手に思えないんですけど。△3二金と比較してどうなんです

                                                                  渡辺明名人、1秒間に8000万手読むコンピュータを購入しディープラーニング系のソフトも導入(4)(松本博文) - エキスパート - Yahoo!ニュース
                                                                • 【天才棋士・羽生善治の復活】AIの登場で下降し続けた成績 もがいて迷った1年を追う

                                                                  かつての輝きはもう失われたのか─2018年に27年ぶりの「無冠」となった天才棋士・羽生善治。その彼が今、前人未到のタイトル通算100期をかけて現役最強の棋士・藤井聡太と対峙している。52歳になった羽生はいかにして復活を遂げたのか。将棋観戦記者の大川慎太郎氏がリポートする(文中一部敬称略)。【前後編の前編。後編を読む】 すれ違っていた2人の天才 淡い灰色の和服をまとった羽生善治が、将棋盤の前に悠然と着座している。見慣れた光景のはずなのに新鮮に映った。 対座するのは、無敵の勝ちっぷりを誇る藤井聡太。神妙な表情の藤井に対して、羽生が目を細めたように見えた。以前から羽生は対局中に微笑を浮かべることがある。強敵を相手に難解な局面を考えるのが楽しくてたまらないのだ。52歳でも「中年」という言葉からかけ離れた男は、藤井との勝負を心待ちにする将棋少年のようにも映った。 2023年1月8日。第72期王将戦七

                                                                    【天才棋士・羽生善治の復活】AIの登場で下降し続けた成績 もがいて迷った1年を追う
                                                                  • #将棋を次の100年へ|新・将棋会館建設プロジェクト【第一期】 - クラウドファンディング READYFOR

                                                                    現会館は設立1976年。日本将棋連盟創立50周年を記念して建設されました。 建設費にはおよそ5億円を要しましたが、全国の将棋ファンや各業界から、また全国の支部の皆様からのご寄付により、地上5階、地下1階の、重厚にして近代的な「将棋の城」とも言えるような「将棋会館」が完成しました。 当時は寄付金を集めるため、記念免状の発行、将棋ファンの皆様への募金要請などを行うとともに、建設委員会委員長だった大山康晴十五世名人をはじめ、副委員長の塚田正夫名誉十段、升田幸三実力制第四代名人、中原誠十六世名人らを中心に、将棋界が一丸となって全国を奔走しました。 現会館は、2階が入門者から有段者まで入れる道場、4階がプロの対局が行われる対局室となっています。棋士・女流棋士にとっては、道場や会館で開催されている教室はプロを目指して通い詰めた場所であり、棋士養成機関である奨励会は研鑽を積んだ場所で、将棋会館はまさに将

                                                                      #将棋を次の100年へ|新・将棋会館建設プロジェクト【第一期】 - クラウドファンディング READYFOR
                                                                    • 谷川浩司九段が永世名人襲位 実力制で4人目 4月還暦、現役で | 毎日新聞

                                                                      日本将棋連盟は26日、谷川浩司九段(60)が「十七世名人」(永世名人)を襲位したと発表した。永世名人襲位は引退後が原則だが、4月に60歳の還暦を迎えた谷川の実績と将棋界への貢献を考慮し、将棋連盟理事会で23日付での永世名人襲位を推薦、本人も合意して決まった。実力名人制での永世名人襲位は、木村義雄十四世名人(1952年)、大山康晴十五世名人(76年)、中原誠十六世名人(2007年)に次いで4人目。 谷川は83年の第41期名人戦七番勝負で加藤一二三九段(82)を破り、史上最年少の21歳2カ月で名人位を獲得。この記録は現在も破られていない。その後、第42、46~47、55期にも名人位に就き、永世名人の条件である通算5期を達成。十七世名人の資格を得ていた。他の永世名人資格者は森内俊之九段(十八世)と羽生善治九段(十九世)。

                                                                        谷川浩司九段が永世名人襲位 実力制で4人目 4月還暦、現役で | 毎日新聞
                                                                      • 2000年7月18日の世代表

                                                                        anond:20200719101400 ここまで来たら羽生世代でとことん笑ってみよう。20年前までさかのぼっても全然動かないんだもの。年齢棋士60加藤一二三(A級/30位)5958575655545352中原誠(B1/17位)5150494847青野照市(A級/31位) 46454443田中寅彦(A級/40位)4241403938谷川浩司(A級/2位) 37島朗(A級/23位)3635塚田泰明(B2/18位)34森下卓(A級/8位)3332中川大輔(B2/19位)3130佐藤康光(A級/6位)先崎学(A級/26位)29羽生善治(A級/1位)藤井猛(B1/3位)森内俊之(A級/4位)丸山忠久(名人/5位)郷田真隆(B1/10位)28深浦康市(B2/9位)屋敷伸之(C1/14位)27木村一基(C1/11位)野月浩貴(C2/20位)26三浦弘行(B1/7位)行方尚史(C1/15位)鈴木大介(C

                                                                          2000年7月18日の世代表
                                                                        • 世代交代が一気に進む将棋界で、羽生世代の強豪がいま思うこと(大川 慎太郎)

                                                                          このままだと、2019年度は羽生世代の棋士たちが31年ぶりにタイトル戦に出ない年度となってしまう――。羽生善治九段らに対し、将棋ソフトへのスタンスや思いを尋ねたインタビュー本『不屈の棋士』(講談社現代新書)の著者で、将棋観戦記者の大川慎太郎氏が、今度は羽生九段を中心とする羽生世代に関する記事を、講談社の月刊PR誌「本」に連載中だ。なぜ、羽生世代はこれほど強く、長期間にわたって活躍できた(している)のか? 定跡を一から作ってきた棋士たちの痛恨と自負に迫った――。 奨励会試験は一次より二次のほうが楽だった!? 私が講談社の月刊PR誌「本」に寄稿している連載「証言 羽生世代」のインタビュー初回(9月号)には、羽生世代のド真ん中を行く棋士に出てもらおうと思っていた。 郷田真隆。 先日の記事でも記したように、羽生善治と同学年で棋士養成機関である奨励会の入会も同期だ。タイトル獲得通算6期の強豪で、将棋

                                                                            世代交代が一気に進む将棋界で、羽生世代の強豪がいま思うこと(大川 慎太郎)
                                                                          • 1990年7月18日の世代表

                                                                            anond:20200719124707 ここまで来たら1970年までさかのぼってみようと思います。 (なお、データはけんゆう様作成の「将棋棋士成績DB」を参照しています。けんゆう様には感謝を申し上げます)年齢棋士67大山康晴(A級/27位)66656463626160595857565554有吉道夫(A級/22位)53525150加藤一二三(B1/13位)内藤國雄(A級/17位)494847米長邦雄(A級/8位)4645444342中原誠(名人/3位)4140淡路仁茂(B1/18位)3938真部一男(A級/50位)37青野照市(A級/7位)36353433323130高橋道雄(A級/12位)福崎文吾(B1/20位)2928谷川浩司(A級/1位)27南芳一(A級/5位)島朗(B2/14位)26神崎健二(C2/19位)25塚田泰明(A級/11位)中田宏樹(C2/16位)24森下卓(C1/2位

                                                                              1990年7月18日の世代表
                                                                            • 増えてきた「兼業棋士」――将棋界にも働き方改革?(古作登) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                                                                              3月10日、将棋ソフト「銀星将棋」シリーズなどの開発・販売で知られる株式会社シルバースタージャパンが2020年4月1日から将棋棋士の星野良生四段(31)を社員として採用することを発表した。 棋士と民間企業社員「二足のわらじ」 これまでも芸能事務所などに所属する棋士はかなりの数が存在したが、ほとんどはタレントとしてのマネージメント契約だった。 民間企業で社員として棋士が働くのはまれなケースで、星野四段はかねてからツイッターなどで就職先を募集していた。入社後は同社の新作ゲーム「リアルタイムバトル将棋」ほか各種ゲームの企画、開発、広報を担当するという。 星野四段は棋士としての仕事も対局と普及活動はこれまで同様続ける。岐阜市に本社のある同社の業務をテレワークで行うのかなど、勤務体系については今後明らかになるだろう。 東大大学院生の新四段も棋士兼研究者に 3月7日の第66回三段リーグ最終日で14勝4

                                                                                増えてきた「兼業棋士」――将棋界にも働き方改革?(古作登) - エキスパート - Yahoo!ニュース
                                                                              • 将棋人口は500万人、囲碁人口は150万人に減少――ファンを増やす「妙手」はあるのか(古作登) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                                                                                10月31日に発行された「レジャー白書2022」(日本生産性本部・編集発行)によると2021年の将棋人口は前年の530万人から500万人、囲碁人口も前年の180万人から150万人と減少した。 2020年に始まったコロナ禍の影響で将棋も囲碁もアマチュアが参加する大会やイベントが相当数中止となり、実際に盤をはさんで対局するファンの数が減っている傾向は変わっていない。 将棋界は「観る将」が増加か コロナ禍に対応して将棋も囲碁も無料で視聴できるオンライン動画コンテンツが多数提供されたり、昨年あたりから対面イベントが徐々に復活したりと明るい材料はあっても統計のデータを見る限り、参加人口の減少幅を上回るほどの効果はなかったといっていいだろう。 時間の許す範囲で対局場やイベントに足を運び、インターネット中継はほぼ毎日視聴している筆者の印象では、将棋は指すことを中心とする実戦重視のファンから、エンターテイ

                                                                                  将棋人口は500万人、囲碁人口は150万人に減少――ファンを増やす「妙手」はあるのか(古作登) - エキスパート - Yahoo!ニュース
                                                                                • 羽生善治九段、藤井聡太七段・・・これからの将棋界における「ゴールデンカード」といえば誰と誰の対戦か?(松本博文) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                                                                                  「本当にゴールデンカードの対戦となりました」 第3回AbemaTVトーナメント、予選Dリーグ第2試合大将戦。司会の鈴木環那女流二段が番組冒頭で「ゴールデンカード」と紹介したのは、羽生善治九段-藤井聡太七段戦でした。 なるほど、これは「ゴールデンカード」と言われて納得感があります。 かたやタイトル通算99期、永世七冠を達成した将棋界のレジェンドです。 かたや史上最年少四段として鳴り物入りでデビュー、史上最高のハイペースで勝ち続け、史上最年少タイトル獲得の可能性がある新時代の覇者候補。 両者ともに現代将棋界を代表する大スターです。何をおいても、まず羽生九段-藤井七段戦を一番見たいという方は多いでしょう。 一方で羽生九段、藤井七段は現在ともに現役タイトルホルダーではありません。校正者的な観点からすれば、これは「ゴールデンカード」と言い切っていいものか、という疑問が呈されるのかもしれません。 将棋

                                                                                    羽生善治九段、藤井聡太七段・・・これからの将棋界における「ゴールデンカード」といえば誰と誰の対戦か?(松本博文) - エキスパート - Yahoo!ニュース