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獲得免疫 種類の検索結果1 - 40 件 / 79件

  • 一般に信じられている集団免疫理論はどこがおかしいのか免疫の宮坂先生に尋ねてみました(上)(木村正人) - エキスパート - Yahoo!ニュース

    [ロンドン発]感染症数理モデルは集団免疫理論に基づいています。しかし新型コロナウイルスに感染して抗体を持つ人が一定程度、増えれば、そうした人たちが壁になって流行は本当に終息に向かうのでしょうか。 テレビでもすっかりお馴染みになった免疫学の第一人者である大阪大学免疫学フロンティア研究センターの宮坂昌之招へい教授にテレビ電話を通じて質問してみました。 木村:加藤勝信厚生労働相が15日、献血された血液で新型コロナウイルスの抗体を調べたところ陽性率は東京都の500検体で0.6%、東北6県の500検体では0.4%だったと明らかにしました。 大規模抗体調査を来月から実施するそうですが、どんな意味を持つのでしょう。 宮坂氏:使われたキットがどこのものか公表されていません。抗体検査キットの中には精度も感度も悪いものがあります。今回の陽性率はかなり低く出ており、解釈が難しいと思います。 最近出た論文では14

      一般に信じられている集団免疫理論はどこがおかしいのか免疫の宮坂先生に尋ねてみました(上)(木村正人) - エキスパート - Yahoo!ニュース
    • コロナ、体内に抗体がなくてもT細胞がウイルス撃退…アジア人の低死亡率、原因解明進む

      厚生労働省「新型コロナウイルス感染症に関する検査について」-「抗体保有調査結果」 日本では6月19日、新型コロナウイルス対策として自粛を要請されていた都道府県をまたぐ移動が全面的に解除されたが、その後、世界でのパンデミックが加速していることから、第2波の襲来への警戒心が高まっている。 厚生労働省は6月16日、新型コロナウイルスに関する初の大規模な抗体検査の結果を発表したが、東京での抗体保有率は0.1%、大阪は0.17%、宮城は0.03%だった。5月31日時点の累積感染者数を基にした感染率が、東京は0.038%、大阪0.02%、宮城0.004%であることから、実際の感染者数は報告されている人数の2.6~8.5倍に達することになり、PCR検査の陽性者数の数倍にあたる人々が感染に気づかないまま回復したことになる。 注目すべきは欧米に比べて抗体保有率が非常に低かったことである。大規模流行が起きた海

        コロナ、体内に抗体がなくてもT細胞がウイルス撃退…アジア人の低死亡率、原因解明進む
      • 理論的には6時間で花粉症を100%撃退できる…東大名誉教授が断言「ツラすぎる花粉症に効く最強の食材」 花粉症は炎症反応による病気にすぎない

        人の皮膚や粘膜に存在するマスト細胞は、花粉を認識すると、大量のヒスタミンを放出。ヒスタミンは鼻では鼻水を出させ、目では痒みを生じます。 花粉症の人は常に花粉に対するIgE抗体を提示するマスト細胞を粘膜に持っていますので、花粉がつくとすぐにヒスタミンが出て、くしゃみをして鼻水を垂らします。 I型アレルギーはすぐに反応するため、即時型アレルギーと呼ばれています。子どもが蕎麦を食べるとアナフィラキシーショックを起こし、スズメバチに一度刺された人がもう一度刺されるとアナフィラキシーショックを起こすのも、I型アレルギーです。 アレルギー反応は、大きく4種類あります(図表2)。「すべての病気は炎症を起こす」と言いましたが、アレルギー反応は獲得免疫が関わっている炎症反応の一つなので、誤解しないようにしてください。

          理論的には6時間で花粉症を100%撃退できる…東大名誉教授が断言「ツラすぎる花粉症に効く最強の食材」 花粉症は炎症反応による病気にすぎない
        • 人生を盗まれない「ナリワイ」と正気を失わない「イドコロ」のつくり方を、モンゴルのゲルを畳みながら聞く【いろんな街で捕まえて食べる】 - SUUMOタウン

          著: 玉置 標本 社会生活の基盤を組み立てる上で、誰もが考えないといけないのが、お金をどうやって稼ぐか、どこでどのように暮らすかだ。私は未だにその最適な答えを見つけられていない……なんて青臭いことを考えたりする。 自分に合ったお金づくりと居場所づくりの方向性を探すヒントを求めて、「ナリワイ」と「イドコロ」というキーワードでそれぞれ本を出している伊藤洋志(ひろし)さんに、モンゴルの遊牧民が使うモバイルハウスであるゲルを畳みながら伺った。 小さな仕事「ナリワイ」をいくつもつくるという働き方伊藤さんは1979年生まれ、香川県丸亀市出身、京都大学大学院農学部卒。何度かお会いしたことがあり、常に飄々としているイメージの方だ。 何をしている人かというと、さまざまな場所でいろいろな仕事をしている人となる。といってもフリーターや何でも屋とは違い、コンパクトな個人事業を自分主体でいくつも並行してやっているの

            人生を盗まれない「ナリワイ」と正気を失わない「イドコロ」のつくり方を、モンゴルのゲルを畳みながら聞く【いろんな街で捕まえて食べる】 - SUUMOタウン
          • 2019-nCoVについてのメモとリンク

            リンク集目次 国内外の状況 政府機関・国際機関等 学術情報 疫学論文 分子生物学/ウイルス学論文 臨床論文 インフォデミック関係 ワクチン関係 変異株関係 時系列メモ目次 新型コロナウイルス(2020年1月6日,11日) インペリグループによる患者数推定(2020年1月18日) 患者数急増,西浦さんたちの論文(2020年1月20日,23日) WHOはPHEIC宣言せず(2020年1月23-24日) 絶対リスクと相対リスク(2020年1月26日) 研究ラッシュが起こるかも(2020年1月27日) なぜ新感染症でなく指定感染症なのか? なぜ厚労省令でなく閣議決定なのか?(2020年1月27日) コロナウイルスに対する個人防御(2020年1月27日) 国内ヒト=ヒト感染発生(2020年1月28日) フォローアップセンター設置,緊急避難等(2020年1月29日) PHEICの宣言(2020年1月3

            • WHAT'S CORONA | Jikei COVID-19 PCR

              東京慈恵会医科大学 ウイルス学講座 教授 近藤一博 【はじめに】 ヒトに感染するコロナウイルスには、風邪を起こす4種類のコロナウイルス、重症急性呼吸器症候群を起こすSARSウイルス、中東呼吸器症候群を起こすMERSウイルス、そして今回問題となっている新型コロナウイルスがあります。新型コロナウイルスに関するウイルス学的な情報は未だ乏しいですが、SARSウイルスと良く似た性質を持っていると考えられています。ここでは、SARSウイルスや新型コロナウイルスの研究から得られた新型コロナウイルスの性質を紹介し、診断、予防、治療にどのようにつながっているのかを解説していきたいと思います。 ​ ​ ​ ​ ​ ​ ​ ​ ​ ​ 【新型コロナウイルスの構造と消毒法】 ウイルスの構造は消毒法と密接な関係があります。コロナウイルスは教科書的にはエンベロープを持つウイルス(エンベロープウイルス)に分類されます。

              • ワクチンとは

                免疫とは 私たちが生きていくためには、外部から酸素や栄養を取り込む必要があります。その時、招かざる客であるウイルスや細菌も体内に侵入してしまいます。ウイルスや細菌が増殖すると感染症が発症し、最悪の場合死に至ります。ウイルスや細菌と戦うのが免疫です。免疫には自然免疫と獲得免疫があります。自然免疫は生まれつき備わっており、ウイルスや細菌にはあるが人間にはない成分を認識して攻撃します。自然免疫のみで退治できる場合もありますが、多くの場合は不十分で、ウイルスや細菌は増殖してしまいます。次に出動するのが獲得免疫です。侵入してきたウイルスや細菌だけを認識する免疫細胞が作られ、強力に攻撃します。ウイルスや細菌が初めて侵入したときは、獲得免疫が働くまで1,2週間程度かかります。しかしいったん獲得免疫が出来ると、次に同じウイルスや細菌が侵入したときは、速やかに攻撃を開始します。昔から同じ病気に2回かからない

                • 新型コロナとBCGの相関関係について免疫学の宮坂先生にお伺いしました(木村正人) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                  NYタイムズ紙も報道[ロンドン発]新型コロナウイルス・パンデミックでにわかに注目を集める結核予防のため接種されるBCGワクチンのオフターゲット効果について米紙ニューヨーク・タイムズも「古いワクチンは新型コロナウイルスを止めることができるのか」という記事を掲載しました。 NYタイムズ紙は「100年前に欧州で結核の悲劇と戦うために開発されたワクチンの臨床研究が、特に医療従事者を保護する迅速な方法を見つけようとしている科学者によって進められている」と報じています。 世界で年1040万人が結核になり、140万人が死亡。しかしアメリカや欧州では結核はほとんど見られなくなり、BCGワクチンは「途上国の予防接種」とみなされるようになっています。 しかしBCGワクチンは、さまざまな原因による乳幼児の死亡を防ぎ、感染症の発生率を有意に減らすことで知られています。 現在、広範囲にBCGワクチンを接種していない

                    新型コロナとBCGの相関関係について免疫学の宮坂先生にお伺いしました(木村正人) - エキスパート - Yahoo!ニュース
                  • 「生物のようなウイルス」と「ウイルスのような生物」が発見され、生物と非生物の境界がゆらぐ - ナゾロジー

                    生物より多い遺伝子を持ち、免疫能力を備えたウイルスが存在することがわかった単独ではエネルギー代謝も自己複製もできない生物が存在することがわかった 上の図のように、ウイルスは核酸とタンパク質の殻からできています。単独ではエサをとったり、光合成でエネルギーを生み出したりことも消費することもできません。 自分の力だけでは増えることができず、感染した細胞の自己複製装置を利用します。 このような性質から、ウイルスの遺伝子は「ただ増殖命令だけが記された簡素なもので、生物と無生物の間の存在だ」と言われてきました。 しかし、近年になって複雑な遺伝子を持った「生物のようなウイルス」や、生命活動に必須な遺伝子の多くを宿主に依存する「ウイルスのような生物」が発見され、生物と無生物の境界が非常に曖昧になっています。 そこで今回アメリカの研究者によって、膨大な遺伝子を持つウイルスである「巨大ファージ」の詳細な遺伝解

                      「生物のようなウイルス」と「ウイルスのような生物」が発見され、生物と非生物の境界がゆらぐ - ナゾロジー
                    • 「人造ウイルスが米国から来たとは科学的に考えにくい」新型コロナの免疫とワクチンの話をしよう(下)(木村正人) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                      二度なしの原理って何ですか免疫学の第一人者である大阪大学免疫学フロンティア研究センターの宮坂昌之招へい教授へのインタビュー後編です。 木村:集団免疫説についてもう一度おうかがいできますか。 宮坂氏:例えばパトリック・ヴァランス英政府首席科学顧問の論拠の一つは、このままでいくと国民の6割から7割が感染するかもしれないと。この6割、7割という数字はどこから来ているかというと、基本再生産数、1人当たり何人に感染させるかというのを、例えば2.5とすると、0.6という集団免疫のための最小閾(しきい)値が出てくるわけです。 (筆者注)集団免疫閾値(%)=(1-1/基本再生産数)×100 その0.6が6割、すなわち国民の6割が免疫を獲得しないと、どんどん感染は広がっていき、逆にいうと、免疫が何もない場合には国民の6割ぐらいは感染すると考えたようです。しかし、私はそこに問題があると考えています。 どういう

                        「人造ウイルスが米国から来たとは科学的に考えにくい」新型コロナの免疫とワクチンの話をしよう(下)(木村正人) - エキスパート - Yahoo!ニュース
                      • 「がん細胞だけを殺す新型の免疫細胞」をCRISPR-Cas9で開発することに成功

                        厚生労働省の統計によると、1歳から94歳までの死因でトップ3に悪性新生物(がん)がランクインしており、「いかにがんを克服するか」という目標を掲げて、世界各国で医療研究が精力的に行われています。そんな中、CRISPR-Cas9を応用したゲノム編集技術で「がん細胞だけを識別して殺す免疫細胞」が開発されたと報告されました。 Genome-wide CRISPR–Cas9 screening reveals ubiquitous T cell cancer targeting via the monomorphic MHC class I-related protein MR1 | Nature Immunology https://www.nature.com/articles/s41590-019-0578-8 Discovery of new T-cell raises prospect o

                          「がん細胞だけを殺す新型の免疫細胞」をCRISPR-Cas9で開発することに成功
                        • 理論的には6時間で花粉症を100%撃退できる…東大名誉教授が断言「ツラすぎる花粉症に効く最強の食材」(プレジデントオンライン) - Yahoo!ニュース

                          花粉症を治す方法はないのだろうか。腸内細菌学者の小柳津広志・東大名誉教授は「花粉症は炎症反応であり、すぐに症状が現れるI型アレルギーだ。I型アレルギーは腸内で酪酸菌を増やせば抑えることができるので、酪酸菌のエサとなる食材をしっかり摂ればいい」という――。(第1回/全3回) 【図表】アレルギーおよび腸が関与する疾患の種類と特徴 ※本稿は、小柳津広志『東大の微生物博士が教える 花粉症は1日で治る!』(自由国民社)の一部を再編集したものです。 ■花粉症は炎症反応による病気にすぎない すべての病気は炎症を起こしますが、炎症に登場する免疫細胞はさまざまです。花粉症の炎症は、I型アレルギーというものです(図表1)。 人の皮膚や粘膜に存在するマスト細胞は、花粉を認識すると、大量のヒスタミンを放出。ヒスタミンは鼻では鼻水を出させ、目では痒みを生じます。 花粉症の人は常に花粉に対するIgE抗体を提示するマス

                            理論的には6時間で花粉症を100%撃退できる…東大名誉教授が断言「ツラすぎる花粉症に効く最強の食材」(プレジデントオンライン) - Yahoo!ニュース
                          • オミクロン流行、子どものワクチン急ぐべき? 「日本の子どもにとって、コロナは風邪レベルだが…」

                            新型コロナウイルスの新規感染者数は全国で2万人に近づき、感染拡大が止まらない。 感染力の強い新たな変異ウイルス「オミクロン」への置き換わりも進み、心配なのはワクチン接種の対象になってこなかった子どもたちだ。 5〜11歳の接種は3月にも始まるとされ、岸田首相も「希望者に対して、できるだけ早くワクチン接種を開始する」と表明したが、時期を前倒しすべきなのか。また、全員うつべきなのか。 BuzzFeed Japan Medicalは、小児感染症が専門で予防接種にも詳しい長崎大学小児科学教室主任教授、森内浩幸さんに子どものワクチンについて聞いた。 ※インタビューは1月12日夜に行い、その時点の情報に基づいている。 感染者も入院者も子どもが特に増えているわけではない——子どもの感染者も増えてきています。アメリカでも子どもの入院や死亡が増えていますが、今回の波の子どもの感染についてはどう分析していますか

                              オミクロン流行、子どものワクチン急ぐべき? 「日本の子どもにとって、コロナは風邪レベルだが…」
                            • 最新免疫学から分かってきた新型コロナウイルスの正体―宮坂昌之・大阪大学名誉教授 | Science Portal - 科学技術の最新情報サイト「サイエンスポータル」

                              「サイエンスアゴラ2020」のシンポジウム「研究者と語ろう~新型コロナウイルス(COVID-19)免疫学的視点×ウイルス学的視点~」(2020年11月21日開催)から― 新型コロナウイルスが私たちの体にどういう反応を起こすか、特に免疫反応についてまず説明します。 この病気の一番大きな特徴は、感染してもあまり症状がないので気づかないことです。従って知らずに人にうつしてしまいます。約9割の人が軽症で済むけれども、約1割が重症化して1〜3%ぐらいが亡くなります。急激に患者さんが増えると、病院のベッドが一杯になって重症者も普通の病気も治療できなくなり、医療崩壊といわれる現象が起きかねません。子供も大人も感染しますが、年齢が高くなるほど病気が重くなる傾向があるので、高齢者施設で集団感染が起こると、多数のお年寄りが亡くなります。 この新型コロナウイルスは、直径が0.1マイクロメートルと非常に小さく、ウ

                                最新免疫学から分かってきた新型コロナウイルスの正体―宮坂昌之・大阪大学名誉教授 | Science Portal - 科学技術の最新情報サイト「サイエンスポータル」
                              • 新型コロナにかからないための五カ条 免疫学の大家がお教えします(木村正人) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                                「スーパースプレッダーは無症候性感染者の可能性が高い」[ロンドン発]中国に続いて欧州で新型コロナウイルスの感染が気付かないうちに市中に広がり、突然爆発的に患者が急増するオーバーシュート現象が起きています。自分を守るためにどうすべきなのか――免疫学の第一人者である大阪大学免疫学フロンティア研究センターの宮坂昌之招へい教授にいろいろな疑問をぶつけてみました。 ――今回の新型コロナウイルスは感染力も強く、クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の集団感染を見ると無症状病原体保有者が5割近くいます。感染すると14日間以内に発症すると考えられています。 健康保菌者だった「腸チフスのメアリー」(本名・メアリー・マローン、1869~1938年)は亡くなってから解剖され初めて胆嚢に腸チフス菌の感染巣があることが分かりました。新型コロナウイルスの場合、無症状病原体保有者はいったいどれぐらいの期間、保有している

                                  新型コロナにかからないための五カ条 免疫学の大家がお教えします(木村正人) - エキスパート - Yahoo!ニュース
                                • 新型コロナ:第2波は「収束できる」、検査拡大し自分アラートを-宮坂昌之・阪大名誉教授

                                  新型コロナ:第2波は「収束できる」、検査拡大し自分アラートを-宮坂昌之・阪大名誉教授 健康・医療 社会 暮らし 科学 経済・ビジネス 2020.07.27 いったん収まったかに見えた新型コロナウイルスの感染が再び、広がっている。感染の実態や見通し、処方箋について、免疫学の第一人者である宮坂昌之氏(大阪大学免疫学フロンティア研究センター招へい教授、阪大名誉教授)に話を聞いた。 宮坂 昌之 MIYASAKA Masayuki 大阪大学免疫学フロンティア研究センター招へい教授、大阪大学名誉教授。1947年長野県生まれ。京都大学医学部卒業、オーストラリア国立大学大学院博士課程修了。金沢医科大学血液免疫内科、スイス・バーゼル免疫学研究所、東京都臨床医学総合研究所等を経て、大阪大学医学部教授、大学院医学系研究科教授などを歴任。2007~08年日本免疫学会会長。医学博士・PhD。主な著書に『免疫力を強く

                                    新型コロナ:第2波は「収束できる」、検査拡大し自分アラートを-宮坂昌之・阪大名誉教授
                                  • 子どもが新型コロナに感染しても重症化しにくい仕組み、慈恵医大が解明

                                    東京慈恵会医科大学(慈恵医大)は3月11日、小児および成人の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)患者および健常対照者より採取した臨床検体に対し、シングルセル・マルチオミクス解析を実施した結果、小児と成人での免疫応答の違いから、一般的に小児が重症化しにくい理由を明らかにしたと発表した。 同成果は、慈恵医大 呼吸器内科の吉田昌弘助教(英・ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン(UCL)研究員)、UCLのマルコ・ニコリッチ博士、ウェルカムサンガーインスティテュート(WSI)のケルスティン・マイヤー博士らの国際共同研究チームによるもの。詳細は、英科学誌「Nature」に掲載された。 小児の新型コロナの臨床症状は、一般的に成人と比較して軽度であることが知られており、致死率も100万人あたり2人程度と報告されている。しかし、小児と成人で異なる臨床経過を呈する分子的背景は十分に解明されておらず、これ

                                      子どもが新型コロナに感染しても重症化しにくい仕組み、慈恵医大が解明
                                    • あらためてコロナウイルスとは【RNAウイルス・変異株】 - アマプラまとめ

                                      コロナウイルスとの戦いが日本でも1年を経とうとしています。 ここであらためて、「コロナウイルスって何?」と思いまとめました。 インフルエンザとの比較 過去のウイルスとの比較 世界と日本の比較 そもそもコロナウイルスって何? RNAとDNAについて(高校生物のお話) RNAとDNAの役割(高校生物のお話2) RNAウイルスとは? 新型コロナの変異株って? 感染すると何が起こるの? 普段の防衛 手強い相手に コロナの場合は? 終わりに インフルエンザとの比較 厚労省の発表するデータ等をもとに算出すると、以下のようになります。 新型コロナの致死率の高さがよくわかります。 例年の感染者数をみるとインフルエンザも意外と感染している!と思いましたが、これは検査で確認された数字ではなく、推定人数だそうです。 過去のウイルスとの比較 ウイルスと人類の戦いは、太古から続いています。 その中でも、大きな被害を

                                        あらためてコロナウイルスとは【RNAウイルス・変異株】 - アマプラまとめ
                                      • 日本の著名な心臓血管外科医の方が「度重なるブースター接種は長期の人間の免疫を下げるリスクが大きすぎるために即刻接種を中止すべきだ」として、米国で論文を発表 - In Deep

                                        2022年からの世界 人類の未来 人類の覚醒と真実 健康の真実 日本の未来 日本の著名な心臓血管外科医の方が「度重なるブースター接種は長期の人間の免疫を下げるリスクが大きすぎるために即刻接種を中止すべきだ」として、米国で論文を発表 打てば打つほど免疫が弱くなる 先日、アメリカのメディアで、「日本の著名な心臓血管外科医が、ブースター接種は免疫を破壊するので、即刻中止すべきだ」という論文を発表したことが報じられていました。 論文は以下にあります。 COVID-19ワクチンの副作用とその予防策 Adverse effects of COVID-19 vaccines and measures to prevent them プレプリント等とは書かれていないですので、査読済みの論文だと思われます。 この論文を書かれたのは、静岡県にある岡村記念病院の心臓血管外科・下肢静脈瘤センター長である山本 賢二

                                        • 【心と体の健康】免疫力アップに欠かせない腸内環境|なぜ腸内環境を整える必要があるのか? - 作業療法士20年、義足で30年の私が語る、人生を幸せにする方法。

                                          こんにちは。広島の作業療法士の川本健太郎です。 いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。 シリーズ『免疫力』では、これまでに免疫力の状態チェックと免疫力の仕組み(自然免疫・獲得免疫)についてお伝えしてきました。 まだ記事を読んでいない方は、今回の記事にも関係する大切な内容ですので、ぜひこの機会にご確認ください。 ↓ ↓ ↓ 第4回目の今日は免疫力アップに欠かせない腸内環境について なぜ腸内環境を整える必要があるのか についてお伝えします。 結論から先にお伝えすると 腸内環境を整えることは免疫力アップに非常に重要である ということです。 でも、なぜそう言い切れるのか、そもそもの腸と免疫との関係を知っているのと知らないのとでは腸内環境を整えるための取り組みや目的意識が大きく異なってきます。 できるだけ分かりやすい説明を心がけていますが、もしご不明な点などございましたら、お気軽にお問い

                                            【心と体の健康】免疫力アップに欠かせない腸内環境|なぜ腸内環境を整える必要があるのか? - 作業療法士20年、義足で30年の私が語る、人生を幸せにする方法。
                                          • 日本RNA学会 - <走馬灯の逆廻しエッセイ> 第28話「コロナウイルスへのメッセンジャーRNAワクチン」

                                            3月に新型コロナウイルスに関するエッセイ第25話を配信した折、「感染を避けながら、経済と医療体制をキープし、重症化患者数を少なく抑えながら,ワクチンができるのを待つしかない」と書いた。それから9か月、ようやく、そのワクチンができたようである。ワクチンにはいろんなタイプのものがあるが、この項で紹介するのは、これまでになかったタイプのワクチンで、メッセンジャーRNAワクチン (mRNAワクチン) という。私もそうだが、RNA研究者の読者には、力強く、響くワクチンではなかろうか。厚労省では、米国のFDAが最近承認したファイザー社とモデルナ社の「mRNAワクチン」数千万人分の購入を予約したとのことであるので、明春からは投与を受けることができるようであり、大いに期待している。老生はこのほど、ついに80歳の大台に達したので、医療現場の医師・看護士の皆さんに続き、高齢者の優先的待遇で、投与してもらえそう

                                            • 筋痛性脳脊髄炎/慢性疲労症候群の新たな免疫バイオマーカーの発見―B細胞受容体レパトア解析に基づく成果― | 国立研究開発法人日本医療研究開発機構

                                              プレスリリース 筋痛性脳脊髄炎/慢性疲労症候群の新たな免疫バイオマーカーの発見―B細胞受容体レパトア解析に基づく成果― 国立精神・神経医療研究センター(NCNP)神経研究所免疫研究部の佐藤和貴郎室長、山村隆部長らの研究グループは、筋痛性脳脊髄炎/慢性疲労症候群(ME/CFS)の新たな免疫異常を発見し、それが診断に有用な血液診断マーカーとなりうることを発見しました。 筋痛性脳脊髄炎/慢性疲労症候群(ME/CFS)は、年余にわたる強い疲労感や脱力、記憶や注意、思考の障害、その他様々な症状のために日常生活を送ることが困難となる原因不明の慢性疾患ですが、血液検査や脳画像検査で異常がでないために診断が難しく、医学研究、治療法の開発が中々進まないというのが現状です1)。しかし近年、脳内炎症を示す研究論文や免疫治療の有効性を示唆する報告が発表されたことを受け、世界的にME/CFSの研究が活性化し、注目さ

                                                筋痛性脳脊髄炎/慢性疲労症候群の新たな免疫バイオマーカーの発見―B細胞受容体レパトア解析に基づく成果― | 国立研究開発法人日本医療研究開発機構
                                              • 2019-nCoVについてのメモとリンク(中澤港)

                                                リンク集目次 国内外の状況 政府機関・国際機関等 学術情報 疫学論文 分子生物学/ウイルス学論文 臨床論文 インフォデミック関係 時系列メモ目次 新型コロナウイルス(2020年1月6日,11日) インペリグループによる患者数推定(2020年1月18日) 患者数急増,西浦さんたちの論文(2020年1月20日,23日) WHOはPHEIC宣言せず(2020年1月23-24日) 絶対リスクと相対リスク(2020年1月26日) 研究ラッシュが起こるかも(2020年1月27日) なぜ新感染症でなく指定感染症なのか? なぜ厚労省令でなく閣議決定なのか?(2020年1月27日) コロナウイルスに対する個人防御(2020年1月27日) 国内ヒト=ヒト感染発生(2020年1月28日) フォローアップセンター設置,緊急避難等(2020年1月29日) PHEICの宣言(2020年1月31日) 新感染症にしておけ

                                                • 久留米大学医学部免疫学講座トップページ

                                                  おなかの免疫から考える、新型コロナウイルスに打ち勝つための独り言 未来を見据え 「免疫を理解し、新型コロナウイルスを正しく恐れるために」 、 情報量が増えたため「PDF最新版に追記された文章」と「各時点でのまとめ」のみを以下に示しています。「まとめに至る科学的根拠」について、または2020年4月から1年以上の間に蓄積された全情報についてはPDFの最新版をご覧ください。 最新版(80版、2021年9月3日更新)は こちらのPDFをダウンロードしてください 免疫の基本についてはこちらの動画をご覧ください。 医療系の学生さん用の補足資料はこちらのPDFもダウンロード下さい。 [80版への追記箇所] 「(11) 日本の救命率は?」の章へ追記 アルファ株とデルタ株を比較検討した調査結果がイギリスから2021年8月27日に報告されました(Twohig KA, Lancet Infectious Dis

                                                  • 令和の怪談:子どもの未来を奪う医療デマの流行 | MONOLOGUE

                                                    2024年4月11日 by Offside [全文PDF] 親・祖父母・教諭・養護教諭・教頭・学校長・保育士・園長・教育委員会・文部科学省など、子どもを保護する立場の方々に届いてほしい。この記事で言いたいことはただひとつ。 「日本の子どもたちは、2022年から人生を大きく左右しかねない疾病リスクにさらされています。子どもの未来を奪う医療デマに惑わされてはいけません。正しい知識をもって、子どもたちを守ってください」 本当に心からお願いをする。 マスコミは「コロナも明けて4年ぶりの~~」を連呼しているし、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)については、 弱毒化して、ただの風邪になった だから国も5類にしたのであり、感染対策はもう不要 世界中でマスクもとり、COVID-19は過去のものになっている という主張が多い。「まだコロナなんて言っているの? もう気にする必要ないでしょ」という雰囲

                                                      令和の怪談:子どもの未来を奪う医療デマの流行 | MONOLOGUE
                                                    • コロナは免疫力で撃退する! - 星みるみち

                                                      昨年から新型コロナのニュースばかりで、政府はまた緊急事態宣言をするようですね。 緊急事態宣言・・・それは、コロナウイルスに感染させない=自粛する というものです。 でも、それよりも、感染しても撥ねのける力が自分の身体にあることの方が最も重要だと思うんですね。 自分の身体の力でコロナ対策をするということは、免疫力の強化ですね。 そこで、免疫力について調べてみました。 まず、ネットで「免疫力」で検索すると、病院のサイトや食材関連のサイトで埋め尽くされていましたが、調べて行くと、腸を健康に保つことが免疫力を高める唯一の方法のようです。 ということで、今回の記事は免疫力って何なの? 腸と免疫力の関係・・・ 免疫力を強化するって何をすれば良いのか? これらを紹介したいと思います。 腸が免疫力の鍵を握っていた 自律神経のメカニズム 自然免疫と獲得免疫 笑うと免疫力が強化される まとめ 腸が免疫力の鍵を

                                                        コロナは免疫力で撃退する! - 星みるみち
                                                      • 「怪物」かも…新型コロナと新型インフル「不気味な共通点」があった(ブルーバックス編集部)

                                                        新型コロナウイルスが猛威を振るっている。 2019年12月に中国・武漢でアウトブレイクした新型ウイルスはまたたく間に伝播し、4月13日時点で全世界で185万2807人が感染、死者は11万人を突破した。日本国内でも3月下旬から急激に感染者数が増加、4月7日には緊急事態宣言が発令されたが、もはやオーバーシュート(爆発的な感染拡大)は避けられない状況になりつつある。 それにしても、新型コロナウイルスはなぜパンデミック(世界的大流行)を引き起こしたのか? そもそもコロナウイルスは、いわゆる「風邪症候群」の原因ウイルスのひとつで、風邪の約15%はコロナウイルスによって発症する。つまり、以前から存在するごくありふれたウイルスだったのだ。そんな平凡なウイルスが突如、凶暴化したのはなぜなのか? その謎を解く鍵は、「種の壁」を越えるインフルエンザウイルスに隠されていた。 いま一冊の本が注目を集めている。 『

                                                          「怪物」かも…新型コロナと新型インフル「不気味な共通点」があった(ブルーバックス編集部)
                                                        • BCGは対コロナの免疫機能をどう活性化するか?専門家に聞いた

                                                          アゴラに掲載されたサトウ・ジュンさんの「新型コロナとBCG仮説」についての4つの記事を興味深く読みました。その内容は、 新型コロナウイルスに対してBCGが有効であることを示唆するものでした。 免疫学などには無知である私は、もともとは結核を予防するものであるBCGワクチンが異なる病原体のコロナに予防効果を発揮するの?と疑問に思うと同時に、もし発揮するのであれば、その免疫強化のしくみは一体どのようなものだろうと興味がわいてきました。 そこで、現役の頃、某大学でエビ・魚からヒトまでの比較免疫学についての研究をしていた父親に、私の素朴な疑問を投げかけてみたところ、「BCGには新型コロナウイルス、インフルエンザウイルス、肺炎球菌などの病原体に対する免疫機能を高める可能性がある」とのこたえが返ってきました。 その仮説の論拠について、私が理解した範囲で以下に説明します。 免疫の2つのしくみ ヒトの免疫シ

                                                            BCGは対コロナの免疫機能をどう活性化するか?専門家に聞いた
                                                          • 【新型コロナ】 画期的なワクチン、9割以上に効果…米製薬大手ファイザー会長 「世界的な危機を終わらせる大きな一歩」 : 痛いニュース(ノ∀`)

                                                            【新型コロナ】 画期的なワクチン、9割以上に効果…米製薬大手ファイザー会長 「世界的な危機を終わらせる大きな一歩」 1 名前:影のたけし軍団 ★:2020/11/09(月) 22:22:37.90 ID:RqPT3hRw9 新型コロナウイルスのワクチンを開発中の米製薬大手ファイザーと独バイオエヌテック(BioNTech)は9日、治験の予備解析の結果、開発中のワクチンが90%以上の人の感染を防ぐことができることが分かったと発表した。 ファイザーとバイオエヌテックは、「科学と人類にとって素晴らしい日になった」と説明した。 このワクチンはこれまでに6カ国4万3500人を対象に臨床試験が行われてきたが、安全上の懸念は出ていなかった。 両社は今月末にも、このワクチンの認可取得に向け、規制当局の緊急審査に申請する計画だという。 日本政府は7月、このワクチンの臨床開発が成功し規制当局の承認が得られた場合

                                                              【新型コロナ】 画期的なワクチン、9割以上に効果…米製薬大手ファイザー会長 「世界的な危機を終わらせる大きな一歩」 : 痛いニュース(ノ∀`)
                                                            • 集団免疫 - Wikipedia

                                                              1.上の図は、誰も免疫がないため、感染者が激増する。 2.中の図は、少数の人が免疫がある場合、免疫のない健康な人が感染し、免疫がある人は感染しない。 3.下の図は、人口の多くが免疫がある場合、免疫のない健康な人を含め、感染が大きく広がらない。 上の2つの例では、免疫のない健康な人のほとんどが感染するが、下の例では免疫がある人が流行を防ぐ壁となり、感染が拡大しなくなる。 集団免疫(しゅうだんめんえき、英: herd immunity, herd effect, community immunity, population immunity, social immunity)は、感染症のみに適用される間接的な防御であり、個人だけでなく集団での病気の予防を目指すものである[1][2]。これは、ある感染症に対して、人口の十分な割合が、過去の感染や予防接種によって免疫を獲得した場合に生じ、免疫を持た

                                                                集団免疫 - Wikipedia
                                                              • 細胞性免疫と液性免疫 | MBLライフサイエンス

                                                                わたしたちはなぜ予防注射で感染症から身を守れるのか? 獲得免疫は、活躍するヘルパーT細胞の種類や作用の仕方によって、さらに「細胞性免疫」と「液性免疫」に分けられます。 局所的に起こる免疫反応で、CTLやマクロファージが直接細胞を攻撃する免疫反応です(図.細胞性免疫)。ヘルパーT細胞の1種である「Th1細胞」が、樹状細胞が提示する抗原を認識して、サイトカインを産生し、そのサイトカインによって、マクロファージ、細胞傷害性T細胞(CTL)などの細胞が活性化されます。活性化されたCTLやマクロファージは、低分子を分泌して、病原体に感染した異常細胞を攻撃・排除します。一部のCTLは、メモリーT細胞となって、異物に対する細胞傷害活性を持ったまま宿主内に記憶されます。 液性免疫は、B細胞と抗体が中心となる免疫反応です。ヘルパーT細胞「Th2細胞」の産生するサイトカインにより、B細胞が刺激されると、B細胞

                                                                • mRNAワクチンの仕組みついて教えてほしんんだけどさ : 哲学ニュースnwk

                                                                  2021年09月26日18:00 mRNAワクチンの仕組みついて教えてほしんんだけどさ Tweet 1: 名無し募集中。。。 2021/09/26(日) 12:03:48.18 0 遺伝物質のmRNAを接種すると体内でウイルスの突起部だけが作られてそれに対して免疫が働き抗体が作られるらしいけどさ 体内で作られた物に対して免疫って働くものなの? 21: 名無し募集中。。。 2021/09/26(日) 12:17:54.57 0 人為的にコード変換されたRNAによってウイルスの形だけ作り出してスパイクタンパクに対する抗体を免疫反応で作り出すのがmRNAワクチン 人為的に書き換えたってところに反ワクチンの人達が引っかかっている 22: 名無し募集中。。。 2021/09/26(日) 12:18:56.53 0 いやだから自分らで作りだしたら免疫働かないだろ>>21 26: 名無し募集中。。。 2

                                                                    mRNAワクチンの仕組みついて教えてほしんんだけどさ : 哲学ニュースnwk
                                                                  • コロナワクチンの有効性は接種8ヶ月後にはマイナスに転じる: Lancetに掲載された論文から|荒川央 (あらかわ ひろし)

                                                                    厚生労働省によるコロナワクチンデータの改竄が発覚しました。ワクチン接種済みの人でも正確な接種日が不明な場合、未接種者として計上していたのです。指摘を受けてデータを修正したのは2022年4月の第3週以降です。修正後のデータでは、ワクチン2回接種した人10万人当たりのコロナ陽性者数が、ワクチン未接種者10万人当たりのコロナ陽性者数よりも多くなりました。ワクチンを接種した方が未接種よりも感染しやすくなるという事はあり得るのでしょうか? コロナワクチンは、接種後に免疫がどの程度の期間維持されるかも不明なまま、見切り発車の状態で大量接種へと進みました。コロナワクチンの効果は実際どれ程の期間続くのでしょうか? この疑問に関連した論文がLancet誌に発表されました。9ヶ月間の大規模なコホート研究です。結果、ワクチンの効果は接種後半年で大きく減衰し、それどころか8ヶ月以降はマイナスに転じるという事が判明

                                                                      コロナワクチンの有効性は接種8ヶ月後にはマイナスに転じる: Lancetに掲載された論文から|荒川央 (あらかわ ひろし)
                                                                    • バイオテックCOGNANOの新CTOがITエンジニアである理由 - CogNano Tech Blog

                                                                      今回は、まつもとりーさんを取締役CTOとして迎える理由、そして、ぼくたちが何を目指すのか、という考察をしてみます。 地球と人間の問題の多くはバイオ 人生は、言語、宗教、教育、金融、交通、通信、エンターテインメントなどのアート(人が作り上げたシステム)によって実現するとして、アートは、エネルギー、生命、食料、材料素材などのネイチャー(自然の事物)に立脚します。地球に補給される唯一のエネルギー源は太陽光であり、光合成は光エネルギーを固定するための優れたメカニズムです。化石燃料は太古の動植物の炭素からできており、光合成とCO2は太陽エネルギーのバッファーだから、地球の運命に直結して当然です。ゆえに食料もエネルギーも、人類生存にとって重要なネイチャーの多くはバイオ問題といえます。ヒトが宇宙に進出する時も、ロケット開発よりバイオ問題の方が重要かもしれません。ところが、生命という謎のシステム理解に、人

                                                                        バイオテックCOGNANOの新CTOがITエンジニアである理由 - CogNano Tech Blog
                                                                      • 2021年度版、新型コロナの予防と治療と心構え - エドガー・ケイシー探究記

                                                                        新型コロナの第四波とかで、日本の社会もなかなか晴れやかになりませぬねぇ... いまさら「変異株が」などと騒いでいるマスコミは、自らのお馬鹿さんぶりを全国に喧伝しているようなものですね。そしてワクチンさえ出来て、それさえ摂取すれば克服できると主張しているマスコミは、それこそ恥の上塗りでございます。 私の中では、すでにコロナは過去のものであり、予防法ならびに治療法を確認した以上、もはや特段の関心事ではありませんが、同胞の狼狽振りを見るに忍びなく、1年以上前に書いたこととほとんど同じ内容ですが、ここに再掲して、皆さまのお役に立つであろうケイシー療法の情報をご提供する次第です。 まず、マスコミに申し上げたいのは、テレビでコロナに関してコメントするコメンテーターは、最低限、コロナウイルスが細胞に入って増殖するメカニズムを細胞生物学レベルでちゃんと説明できる人だけにして欲しいです。RNAとDNAの区別

                                                                          2021年度版、新型コロナの予防と治療と心構え - エドガー・ケイシー探究記
                                                                        • 日本人が知らない新型コロナワクチン争奪戦──ゼロから分かるその種類、メカニズム、研究開発最前線

                                                                          過去のデータから、ワクチンが臨床試験の最終段階をクリアするのは2~3割と言われている SKAMAN306-MOMENT/GETTY IMAGES <知っておくべきワクチンの基礎知識と世界で進む開発・獲得競争──最前線で何が起きているのか。乗り越えるべき課題は? 感染症対策の第一人者・國井修氏が徹底解説する。本誌「日本人が知らないワクチン戦争」特集より> ワクチン、またそれを用いた予防接種とは何か。簡単に言うと、病原体、すなわち「敵」をヒトの体内で認識・学習させ、それに対抗できる「特殊部隊」を作り、本物の「敵」の来襲に備えるものである。 ヒトの病原体に対する抵抗力を「免疫力」(「疫(えやみ、やまい)」から「免れる」)と呼ぶ。敵の特徴や武器に応じてヒトの体内で特別に作られる特殊部隊を「獲得免疫」といい、なかでも重要なのが「抗体」だが、どのような敵に対しても防御する一般部隊「自然免疫」もヒトは生

                                                                            日本人が知らない新型コロナワクチン争奪戦──ゼロから分かるその種類、メカニズム、研究開発最前線
                                                                          • 大木 隆生 先生の新型コロナ対策『非常事態宣言・外出自粛は二度と繰り返すべきでない。』 - 令和の未来カエルのブログ

                                                                            ■ 大木 隆生 先生 について 2009年4月14日に放送されたNHK総合 『プロフェッショナル仕事の流儀 すべてを捧げて命をつなぐ 血管外科医 大木隆生』というドキュメンタリー番組でも取り上げられた著名な先生です。 プロフェッショナル 仕事の流儀 第VI期 血管外科医 大木隆生の仕事 すべてを捧(ささ)げて、命をつなぐ [DVD] 脳科学者 茂木健一郎 Amazon Wikipediaの記載より、以下引用です。 大木 隆生(おおき たかお、TAKAO OHKI、1962年(昭和37年)8月12日 - )は、日本の外科医。東京慈恵会医科大学医学部外科学講座統括責任者(チェアマン)、血管外科教授、診療部長。専門は血管外科(大動脈瘤、閉塞性動脈硬化症)。高知県観光特使 血管外科の専門医として年間400件の手術をこなし、その多くが他の病院で手術不能と宣告された患者で「最後の砦」の異名を持つ。大動

                                                                              大木 隆生 先生の新型コロナ対策『非常事態宣言・外出自粛は二度と繰り返すべきでない。』 - 令和の未来カエルのブログ
                                                                            • mRNAワクチンはすぐに分解されるのか?|荒川央 (あらかわ ひろし)

                                                                              ファイザー、モデルナのコロナワクチンは「mRNAワクチン」です。「mRNAワクチンは短期間で分解されるので、人体に悪影響は無い」と言う言葉を目にする事もありますが、実際のところはどうでしょうか。 免疫系の仕組みは大きく分けると「獲得免疫 (acquired immune system)」と「自然免疫 (innate immune system)」の2つです。獲得免疫の主な攻撃要員は抗体やT細胞受容体です。獲得免疫はウイルスや病原菌等の様々な外敵を精密に区別し攻撃するために、それぞれの敵を識別する事ができる百万種類以上の抗体遺伝子を体内で作成します。獲得免疫の遺伝子は遺伝子組換えによって体内で新しく作られる遺伝子です。(ここで言う遺伝子組換えとは、人工的なものではなく動物が持つ生来の仕組みによるもの。) これに対し「自然免疫」の遺伝子は生まれつき持っている遺伝子です。獲得免疫と比較すると自然

                                                                                mRNAワクチンはすぐに分解されるのか?|荒川央 (あらかわ ひろし)
                                                                              • 【新型コロナウイルス対策】免疫力を高める9つの方法 - ウミノマトリクス

                                                                                最終更新日時:   2020年5月4日 A型は危険!?新型コロナウイルスは血液型で死亡率に影響が出るかもしれない説 この記事は次のような方にオススメの記事です。 新型コロナウイルスこわすぎるだろ…なにか良い対策はないのか? 免疫力を高めるって言ったって手段がわからない 緊急事態宣言が5月末まで延長だって、どうしよ… 新型コロナウイルスに対応できるような免疫力の高め方を知りたい人。 普段から対策できるように万全の準備をしておきたい。 免疫力の高め方を覚えておきたい。 アラサー、都内在住ダイエットサラリーマンの海野浩康(@uminoxhiro)が上記の読者様に向けて執筆しました。 アシスタントの空知瑞夏(@sorachimizuka)よ!こんな人はこの記事読んだほうがいいかもね! ✓この記事で得ることのできる情報 ●新型コロナウイルスの感染に対しての防衛策としても有効な「免疫力の高め方」の方法

                                                                                  【新型コロナウイルス対策】免疫力を高める9つの方法 - ウミノマトリクス
                                                                                • コロナに負けない免疫力をつけるために(宮坂昌之医師・大阪大学名誉教授) -マル激

                                                                                  私たちの身体には病原体の侵入や拡散を防ぐためのさまざまな仕組みが存在する。皮膚表面の角質や、気道や腸管内部の粘液、唾液、涙などの「物理的なバリア」には、「化学的バリア」として機能する殺菌性の物質が含まれ、相互的に機能している。そしてそれらの壁を乗り越えて入ってきた外敵に対しては、白血球が殺菌性物質を放出したり食べたりして戦ってくれる。これは「細胞性バリア」という。物理的、化学的、細胞性バリアを「自然免疫機構」と呼ぶ。そして、「自然免疫機構」が破られた時に出てくるのが、2種類の白血球とリンパ球から成る「獲得免疫機構」だ。これは一度出会った病原体を記憶する「免疫記憶」という能力を持っていて、特定の病原体を選択的にやっつけてくれる。ワクチンはこの機能を利用したものだ。 今、世界的に猛威を振るっている新型コロナウイルスは人類にとっては未知の存在、つまりこれまで出会ったことのない病原体だった。だから

                                                                                    コロナに負けない免疫力をつけるために(宮坂昌之医師・大阪大学名誉教授) -マル激