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  • 【全文無料】総目次 世界史/日本史のまとめ|みんなの世界史

    「みんなの世界史」(世界史のまとめ/日本史のまとめ) noteコンテンツの総目次です。 全部合わせると、100万字以上あると思いますが、全文無料です。 since 2018.10- 基本コンセプト 昔と今を、今と未来をつなぐ。 世界の中の日本、日本の中の世界をつなぐ。 世界史を26ピースに「輪切り」にし、 深く、たのしく、わかりやすく”翻訳”する。 コンテンツの一覧【1】ゼロからはじめる世界史のまとめ(世界史×ゼロから) 【2】同時に学ぶ! 世界史と地理(世界史×地理) 【3】世界史のまとめ × SDGs(世界史×未来) 【4】"世界史のなかの" 日本史のまとめ(世界史×日本史) 【5】世界史の教科書を最初から最後まで(世界史×教科書) 【6】新科目「歴史総合」を読む(歴史総合) 【7】新科目「世界史探究」を読む(世界史探究) 【8】歴史の扉(歴史×モノ) 【9】歴史のことば(書評) 【1

      【全文無料】総目次 世界史/日本史のまとめ|みんなの世界史
    • 差別語の三相を見つめて適切に距離を取る - やしお

      小説を商業出版することになり、これまで自分で書いて見直すだけだったのが、編集者・校正者による校正・校閲のプロセスを初めて体験した。その過程で差別語・差別表現に関しての指摘を受けて、改めて自分の中での判断について少し整理しておきたいと思った。 ある言葉が持つニュートラル、ネガティブ、ポジティブの三相を同時に見ないと、「その言葉をここで使うのが適切か」は判断ができないけれど、三相のうち一面しか見なかったり知らなかったりすると正確に判断ができなかったり、話が噛み合わなくなったりする。 指摘を受けた点1 「発狂」や「狂人」に指摘が入った。 江戸時代に実在したという届出「発狂扱ひ」に言及した箇所に指摘が入った時はどうしようかとも考えて、「精神状態の異常による行動という届け出」と言い換えた。 明治時代に精神障害者が「狂病者」と呼称され、「狂」に否定的・差別的な意味あいが付与されてきた。1970年代に「

        差別語の三相を見つめて適切に距離を取る - やしお
      • 驚きの連続「性差の日本史」展 歴博、売買春にも切り込む | 47NEWS

        驚きの連続だった。千葉県佐倉市の国立歴史民俗博物館の企画展示「性差(ジェンダー)の日本史」(~12月6日)。もうすぐ閉幕する展覧会だが、ぎりぎりに行けてよかった。男性による正史の中から女性の姿を拾い上げ、果たしてきた役割と女性への抑圧に光を当てた。その象徴ともいえる売買春にも迫っている。(田村文=共同通信記者) 歴博の来館者といえば、ふだんは中高年の男性が目立つが、今回は若い女性やカップルが多い。新型コロナウイルス対策で事前予約制にしたが、連日満員となっている。 図録は既に4刷、計7千部を発行しており、5刷も視野に入っている。歴博史上、こんなことは初めてだという。 ▽洛中洛外図の女性は2割 プロジェクト代表の横山百合子教授に話を聞いた。 歴博の企画展示は、共同研究の成果を発表する形で開く。「ジェンダー」はテーマとして初めてで、22人もの研究者が集まった。 「今まで一度もジェンダーの研究をし

          驚きの連続「性差の日本史」展 歴博、売買春にも切り込む | 47NEWS
        • 人権学習シリーズ あたりまえの根っこ 「差別と社会」(大阪市立大学名誉教授 野口道彦)

          「差別と社会」(大阪市立大学名誉教授 野口道彦)[1] 差別とは何か 差別とは何でしょうか。ある人は「これは、差別だ」といいますが、別の人は「差別ではなくて、区別だ」といって、意見が分かれることがよくあります。この差別と区別の違いの背景には、区別は「しても許されるもの」、差別は「してはいけないもの」というとらえ方があります。 では、1つの行為が、社会的にみて許されるのか、許されないのか。これらは、文化・宗教、価値観などによって大きく違います。また、時代によって大きく変化しています。長いスパンでみれば、過去から現在、未来と、人権のとらえ方は大きく進展しており、今の時代に生きる人が、差別だととらえていないことも、20年、30年後には、差別だととらえられることが起こるでしょう。その点、頭を柔軟にし、感性を磨いておかないと、次世代の人から、「古い、頭が固い」といわれるでしょう。 さて、差別とは、「

            人権学習シリーズ あたりまえの根っこ 「差別と社会」(大阪市立大学名誉教授 野口道彦)
          • 柴田道子[被差別部落の生活と伝承](ちくま文庫)を読んだ。

            原著の刊行は71年、当時の部落解放同盟書記長の中山氏とともに長野県内の被差別部落の古老たちを訪れて聞きとり調査したもので、現代よりずっと差別が苛烈で激しかった時代や大正デモクラシーの波にのった解放運動の記憶もまだ生々しく覚えている人が多く、本当に大変貴重な証言ばかりだった。 (まず基礎知識ですけど、部落をよく知らない人はなんとなくイメージで、関西にしか無い、関東は関係ないと漠然と思っている人が多いみたいですが(私もそうでした)葬儀や処刑人、農村で使ってる牛馬の解体処理など死に関わる仕事(ケガレの仕事)全般を請け負っているので、基本的にどこにでもある(最北端は旧松前藩あたり、最南端は奄美大島らしい)。私も北海道には存在しないと思っていたが間違いのようです)(被差別部落の中でも同和事業を適用される同和指定地区をうけなかった地区も多いのがこのような認識を生んだ理由でしょうか) この本はまず信仰の

              柴田道子[被差別部落の生活と伝承](ちくま文庫)を読んだ。
            • 「ドイツやフランス軍による戦場での管理売春、従軍慰安婦、性奴隷」というTogetterの事実誤認 - 法華狼の日記

              momoetbeppo氏のまとめたTogetterが、はてなブックマークを集めていた。 ドイツやフランス軍による戦場での管理売春、従軍慰安婦、性奴隷 - Togetter しかし最初に資料らしきものを示しているツイートは、古くから日本軍慰安所との類似が指摘されているドイツのみ。 以降のツイートの多くは、必ずしも資料を示していないし、従軍慰安婦問題の争点を踏まえられていない。 まずタイトルの時点で、日本軍慰安所制度にかぎらず、あまり公娼制などの議論を踏まえていないことがわかってしまう。 この問題の文脈において「管理売春」という言葉は固有の語義があり、売春を公的に管理するという意味で使うべきではないのだ。 管理売春(かんりばいしゅん)とは - コトバンク 自己の占有・管理する場所または指定する場所に居住させ、売春させることを業とすること。売春防止法上の犯罪。 公娼(コウショウ)とは - コトバ

                「ドイツやフランス軍による戦場での管理売春、従軍慰安婦、性奴隷」というTogetterの事実誤認 - 法華狼の日記
              • 「大吉原展」(東京藝術大学大学美術館)開幕レポート。吉原で育まれてきた文化を通じて、遊女たちの生き方や置かれた環境に目を向ける

                「大吉原展」(東京藝術大学大学美術館)開幕レポート。吉原で育まれてきた文化を通じて、遊女たちの生き方や置かれた環境に目を向ける東京藝術大学大学美術館で、江戸幕府公認の遊廓であった吉原や、そこで育まれてきた文化にフォーカスする「大吉原展」が開幕した。会期は5月19日まで。 文・撮影=三澤麦(ウェブ版「美術手帖」編集部) 展示風景より、辻村寿三郎・三浦宏・服部一郎《江戸風俗人形》(1981) 東京・上野の東京藝術大学大学美術館で、江戸幕府公認の遊廓であった吉原や、そこで育まれてきた文化にフォーカスする「大吉原展」が開幕した。会期は5月19日まで。本展学術顧問は田中優子(法政大学名誉教授)、担当学芸員は古田亮(東京藝術大学大学美術館教授)。 吉原とは、江戸時代につくられた遊廓街(*)。そこでは、絵画や浮世絵、文学、工芸、年中行事など様々な文化が生まれ育まれてきたいっぽうで、その経済基盤は、家族の

                  「大吉原展」(東京藝術大学大学美術館)開幕レポート。吉原で育まれてきた文化を通じて、遊女たちの生き方や置かれた環境に目を向ける
                • 黒川みどり『被差別部落認識の歴史』 - 西東京日記 IN はてな

                  中学で公民を教えるときに、教えにくい部分の1つが被差別部落の問題です。 問題を一通り教えた後、だいたい生徒から「なんで差別されているの?」という疑問が出てくるのですが、歴史的な経緯を説明できても、現代でも差別が続いている理由をうまく説明することはできないわけです。 もちろん、地域によっては子どもであって差別を身近に感じることもあるかもしれませんが、東京の新興住宅街などに住んでいると、差別が行われている理由というものがわからないのです。 本書はそのような疑問に答えてくれる本です。 本書の「はじめに」の部分に、結婚において差別を受けた部落出身の女性が、差別する理由を重ねて尋ねると、相手の母親が「すみません、なんで今でも差別があるんでしょうか?」と、差別をしているにもかかわらず、その理由を差別している相手(女性の母親)に訊くというエピソードが紹介されているのですが、差別している本人が差別している

                    黒川みどり『被差別部落認識の歴史』 - 西東京日記 IN はてな
                  • 江戸時代に「男女混浴」が平気だった理由 『欧米人の見た開国期日本』 | BOOKウォッチ

                    ただちに類書がいくつか思い浮かぶ読者もいるだろう。『欧米人の見た開国期日本――異文化としての庶民生活』 (角川ソフィア文庫)。幕末から明治初期にかけての日本が、欧米人の目にどう映ったかを報じたものだ。 著者の石川榮吉さん(1925~2005)は人類学者。専攻は社会人類学。京都大卒。東京都立大で長く教え、『南太平洋物語―キャプテン・クックは何を見たか―』で毎日出版文化賞受賞。日本民族学会会長(現・日本文化人類学会)も務めた。本書はかつて風響社から刊行された単行本の文庫化だ。 テーマごとに再構成 類書と異なる大きな特徴は、本書が上手な「まとめ本」だということ。外国人が開国期間の日本に関して記した体験記録は多数ある。本書はそれらを軸に、「庶民生活」という視点から、テーマごとに再構成したところが新しい。 加えて著者自身が「文化人類学者」というのもユニークだ。オセアニアなど南太平洋を中心にフィールド

                      江戸時代に「男女混浴」が平気だった理由 『欧米人の見た開国期日本』 | BOOKウォッチ
                    • 被差別部落出身者を今も苦しめる「結婚」 水平社宣言から100年、残る偏見 | 47NEWS

                      「人の世に熱あれ、人間に光あれ」。100年前の1922(大正11)年3月3日、虐げられてきた被差別部落出身の人々がこう宣言して立ち上がった。身分差別のない社会を求めて全国水平社を設立し、人間の尊厳をうたう水平社宣言を採択したのだ。 江戸時代まで、武士を頂点に農民や町人などが暮らす社会の範囲外に置かれ、明治維新後の「解放令」で身分制度そのものは廃止されたが、根強い偏見にさらされ続けていた。水平社創立とその後の活動で、部落差別(同和問題)は見えづらくなり、この問題を知らない世代が増えたという声もある。だが、今も偏見の根はあちこちに潜んでいる。国の同和対策審議会答申(1965年)で「最後の越え難い壁」とされたのは結婚。その現状とは。(共同通信=安祐輔、小島佳祐) ▽人生の門出に牙をむく蔑視 「おやじが、部落は駄目だって…」。約6年前のある夜、東日本に住むアルバイト伊藤奈緒さん(26)=仮名=は、

                        被差別部落出身者を今も苦しめる「結婚」 水平社宣言から100年、残る偏見 | 47NEWS
                      • 江戸時代は「性」に「おおらか」だったのか? 『性からよむ江戸時代』 | BOOKウォッチ

                        評価が高い本だと聞いていたが、実際に読んでみてその通りだと思った。本書『性からよむ江戸時代――生活の現場から』 (岩波新書)は、江戸時代の庶民層の生活に、「性」という切り口から迫ったものだ。まじめな研究書だが、かなり「ディープ」な内容。時代は異なるが、今の私たちが読んでも身につまされる話がいろいろ出てくる。 庶民の記録から性風俗まで 本書が扱っているのは18世紀後半から19世前半の江戸時代、今からざっと200年ほど前の日本の生々しい姿だ。 生まれた子が本当に自分の子かどうか、妻と裁判で争う夫。難産に立ち合った医者のリアルタイムの診療記録。ごく普通の町人が記す遊女の姿......。あまり知られていない史料なども探し出し、丹念に読み込んで、江戸時代の女と男の性の日常や「家」意識、藩や幕府の政策などに迫る。普通の庶民レベルから、いわゆる遊女に至るまで珍しい話が次々と登場する。全体は以下の構成。

                          江戸時代は「性」に「おおらか」だったのか? 『性からよむ江戸時代』 | BOOKウォッチ
                        • [増田保存部] 柴田道子 被差別部落の生活と伝承 (ちくま文庫)を読んだ。

                          https://b.hatena.ne.jp/entry/s/anond.hatelabo.jp/20210810181919 https://web.archive.org/web/20210810225700/https://anond.hatelabo.jp/20210810181919 原著の刊行は71年、当時の部落解放同盟書記長の中山氏とともに長野県内の被差別部落の古老たちを訪れて聞きとり調査したもので、現代よりずっと差別が苛烈で激しかった時代や大正デモクラシーの波にのった解放運動の記憶もまだ生々しく覚えている人が多く、本当に大変貴重な証言ばかりだった。 (まず基礎知識ですけど、部落をよく知らない人はなんとなくイメージで、関西にしか無い、関東は関係ないと漠然と思っている人が多いみたいですが(私もそうでした)葬儀や処刑人、農村で使ってる牛馬の解体処理など死に関わる仕事(ケガレの仕事

                            [増田保存部] 柴田道子 被差別部落の生活と伝承 (ちくま文庫)を読んだ。
                          • 杉田水脈議員「反日研究」投稿は何が問題か 「証拠示さないならねつ造だ」(京都新聞) - Yahoo!ニュース

                            京都や大阪のジェンダー論の研究者らが、ツイッターなどで「日本の国益を損なう反日研究」などと誹謗(ひぼう)中傷され名誉を傷つけられたとして、自民党の杉田水脈(みお)衆院議員に損害賠償を求めた訴訟で、京都地裁は5月、杉田議員の投稿や発言は名誉毀損(きそん)には当たらないと判断した。裁判で争われた背景には、ジェンダーに対する一部の政治家の姿勢や、ネット空間の言論のあり方といった社会的な問題がある。裁判を通じて何が見えたのか、法政大前総長の田中優子さんに聞いた。 【写真】「杉田議員の発言は無理解と偏見に基づく重大な名誉毀損だ」と提訴の思いを語る原告4人=京都市中京区 -杉田議員は「慰安婦問題は女性の人権問題ではありません」と投稿しましたが、この発言をどう思われますか 「とても大きな問題。強制連行がなかったから、本人の意思によると言いたいのだろう。とすれば、あらゆる売春は自らするものであり、女性の人

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                            • nix in desertis:高校世界史上で,ロシアの農奴解放令をどう説明・評価するか

                              高校世界史深掘りシリーズ。まずは前置きとして,各国で産業革命が進んだ時期をその国の「産業革命期」と呼ぶ。その国で機械を用いた工場が広がり始めてから,主要な工業分野で手工業が駆逐されるまでの期間のことである。並行して国土の主要幹線を鉄道が網羅し,都市化が進み,GDP内の割合や就労者数で工業が農業を追い抜くといった現象が起き,産業革命期の終わりを「産業革命の完成」とも呼ぶ。歴史上で最初に産業革命が始まったイギリスの場合,産業革命期は1770年代〜1840年代とされ,1851年の第1回万国博覧会が産業革命の完成の象徴と言われるのはそうした事情による。 イギリスに次いで産業革命が始まった国家群がベルギー・フランス・アメリカで,やや遅れてドイツ地域である。これらの地域は産業革命期が1830年代〜1860年代(ドイツがそれぞれ10年ほど遅れる)とされる。そう,アメリカとドイツは後発資本主義国と言われる

                              • 「買春する帝国」書評 自由奪う事実上の奴隷制を解明|好書好日

                                買春する帝国 日本軍「慰安婦」問題の基底 (シリーズ日本の中の世界史) 著者:吉見義明 出版社:岩波書店 ジャンル:歴史・地理・民俗 買春する帝国 日本軍「慰安婦」問題の基底 [著]吉見義明 慰安婦のことを知らない若い人が増えている。中学の歴史教科書から慰安婦の記述がほぼ消えたためだ。歴史修正主義的な言説があふれる今、年長者の認識も怪しい。あいちトリエンナーレ「表現の不自由展・その後」の件も歴史認識の問題と当然関係しよう。 本書はそんな心許(こころもと)ない状態のこの国で、私たちが知っておくべき日本の性買売の実態を、最新の研究成果もふまえて広く深く解き明かした労作である。対象は幕末から売春防止法の施行(1958年)まで。議論するならこのくらいは押さえておこうよ、という最低限のラインである。 国際社会へのデビューに際し、1872年、明治政府は人身取引を禁止する芸娼妓(しょうぎ)解放令を出す。

                                  「買春する帝国」書評 自由奪う事実上の奴隷制を解明|好書好日
                                • ロシア、崩壊の予感――すでに周辺諸国の離反が始まっている(現代ビジネス) - Yahoo!ニュース

                                  ロシアという国は、まるでローマ帝国さながら、モスクワ大公国という小さな都市国家から出発して、17世紀にやっとウラル山脈を越え、1860年にウラジオストックとその周辺の沿海地方を清朝から取り上げて、現在の版図を作った存在。 【写真】プーチンが核ミサイルで狙う「日本の大都市」の名前 その間、自由と民主主義、市場経済という近代文明が定着することはなかった。いつも力で社会を抑えつけては停滞を強め、その結果戦争で敗北したり、大衆、地方、あるいは周辺衛星諸国の離反を招いて自壊する。 19世紀半ばのクリミア戦争では、産業革命で近代化した英国、フランス軍への劣勢を暴露して、1861年農奴解放令を発布するが、皇帝アレクサンドル2世は革命勢力に暗殺されてしまい、国は再び保守締め付けへと戻った。 1905年2月、日露戦争がロシア劣勢で展開する中、生活悪化に不満を強めた大衆が首都サンクト・ペテルブルクで陳情行進を

                                    ロシア、崩壊の予感――すでに周辺諸国の離反が始まっている(現代ビジネス) - Yahoo!ニュース
                                  • 同和問題に関する偏見や差別をなくしましょう。

                                    同和問題(部落差別)は、ただその地区の出身という理由だけで、偏見や差別を受け、自由と平等が侵害される不合理な人権課題です。一人ひとりが同和問題(部落問題)について正しい理解と認識を深めましょう。 1 同和問題(部落差別)とは 同和問題(部落差別)とは、日本の歴史の中で、人為的に形成された身分制度に基づき、一部の人々が特定の地域出身であることや、そこに住んでいることを理由に、住居や職業、結婚などを制限される差別を受けてきたわが国固有の人権問題です。 昭和40(1965)年の「同和対策審議会答申」では、次のように定義されています。 いわゆる同和問題とは、日本社会の歴史的発展の過程において形成された身分的階層構造に基づく差別により、日本国民の一部の集団が経済的・社会的・文化的に低位の状態におかれ、現代社会においても、なおいちじるしく基本的人権を侵害され、とくに、近代社会の原理として何人にも保障さ

                                      同和問題に関する偏見や差別をなくしましょう。
                                    • ロシア、崩壊の予感――すでに周辺諸国の離反が始まっている(河東 哲夫) @gendai_biz

                                      「ロシア帝国」の急拡大とその反転の来歴 ロシアという国は、まるでローマ帝国さながら、モスクワ大公国という小さな都市国家から出発して、17世紀にやっとウラル山脈を越え、1860年にウラジオストックとその周辺の沿海地方を清朝から取り上げて、現在の版図を作った存在。 その間、自由と民主主義、市場経済という近代文明が定着することはなかった。いつも力で社会を抑えつけては停滞を強め、その結果戦争で敗北したり、大衆、地方、あるいは周辺衛星諸国の離反を招いて自壊する。 19世紀半ばのクリミア戦争では、産業革命で近代化した英国、フランス軍への劣勢を暴露して、1861年農奴解放令を発布するが、皇帝アレクサンドル2世は革命勢力に暗殺されてしまい、国は再び保守締め付けへと戻った。 1905年2月、日露戦争がロシア劣勢で展開する中、生活悪化に不満を強めた大衆が首都サンクト・ペテルブルクで陳情行進をし、これに軍隊が発

                                        ロシア、崩壊の予感――すでに周辺諸国の離反が始まっている(河東 哲夫) @gendai_biz
                                      • 隠せ。 - うちのふうふとエイトのこと。

                                        島崎藤村の「破戒」を初めて読んだのは小学生の時だったと思います。難しい漢字や表現が多く、亦た時代的或いは社会的背景に無智な侭に読んだので、全く理会することが出来ませんでした。その後ものろのろと知識を補完しながら何度か読み、今回の再読に至ります。 小学校で教鞭を執る主人公の瀬川丑松は被差別部落の出身であり、父から受けた「何があっても己の出自を隠せ」と謂う堅い戒めを頑なに守っています。然し「我は穢多なり」と公言する解放運動家、猪子蓮太郎の活動や著述に触発され、彼を兄事するようになります。猪子には自分の種姓を明かしたい、と謂う丑松の葛藤と懊悩は日日増していき、終に猪子の非業の死と、丑松を取り囲む悪意が重なり極限まで追い詰められます。結句、自ずから賎民であることを生徒に告白し学校を去るのです。 小説の背景にある部落問題を理会するのは難しい。抑、なぜ被差別部落が出来たのかについては諸説あり、定説がな

                                          隠せ。 - うちのふうふとエイトのこと。
                                        • 【質問】アメリカ「以外の国」はいつ、どう奴隷制を廃止したか知ってる?(日本含め) - INVISIBLE Dojo. ーQUIET & COLORFUL PLACE-

                                          BLM運動から派生して、コロンブス像破壊や英国では奴隷商人の像が引き倒されるなどし、過去の歴史にも焦点が当たってきていますが、 こんなツイートから。 日本中世史において「奴隷制論」というのが結構ホットな話題であった時代があってな「奴隷制」から「封建制」への移行により中世の始まりと出来るからなのだが…その末葉においては何をもって「奴隷」とし「奴隷制」とするかという所が曖昧になって、果てなき泥仕合となってしまった。— zeong (@zeong_dictator) June 18, 2020 ※仕様の関係で、以下コピぺします zeong @zeong_dictator 日本中世史において「奴隷制論」というのが結構ホットな話題であった時代があってな「奴隷制」から「封建制」への移行により中世の始まりと出来るからなのだが…その末葉においては何をもって「奴隷」とし「奴隷制」とするかという所が曖昧になっ

                                            【質問】アメリカ「以外の国」はいつ、どう奴隷制を廃止したか知ってる?(日本含め) - INVISIBLE Dojo. ーQUIET & COLORFUL PLACE-
                                          • 映画『私のはなし 部落のはなし』公式サイト|監督:満若勇咲 プロデューサー:大島新

                                            イントロダクション INTRODUCTION 「部落差別」は、いかにしてはじまったのか―― なぜ私たちは、いまもそれを克服できずにいるのか? かつて日本には穢多・非人などと呼ばれる賤民が存在した。1871年(明治4年)の「解放令」によって賤民身分が廃止されて以降、かれらが集団的に住んでいた地域は「部落」と呼ばれるようになり、差別構造は残存した。現在、法律や制度のうえで「部落」や「部落民」というものは存在しない。しかし、いまなお少なからぬ日本人が根強い差別意識を抱えている。なぜ、ありえないはずのものが、ありつづけるのか? この差別は、いかにしてはじまったのか? 本作は、その起源と変遷から近年の「鳥取ループ裁判」まで、堆積した差別の歴史と複雑に絡み合ったコンテクストを多彩なアプローチでときほぐし、見えづらい差別の構造を鮮やかに描きだす。 監督は、屠場(とじょう)とそこで働く人々を写した『にくの

                                            • 「農奴解放政策」が音楽にもたらしたもの。ハイドン:交響曲 第73番 ニ長調《狩り》 - 孤独のクラシック ~私のおすすめ~

                                              ルーベンス『狩りをするディアナとニンフたち』 農民と農奴の違いとは 新年あけましておめでとうございます。 本年も本ブログをよろしくお願いいたします。 さて、昨年に引き続き、モーツァルトに保護を与えたことで有名な、皇帝ヨーゼフ2世の〝上からの改革〟とその影響をみていきます。 「宗教の寛容」と並んで名高いのが、「農奴の解放」です。 もうすぐ19世紀という時代なのに、中世の農奴制がまだ残っていたの?と驚きますが、農村というのは都会に比べて、どの国でもどの時代でも保守的で、なかなか変化しにくいのです。 農業の生産活動が、商工業などに比べて暦に縛られ、毎年毎年のルーティンがきっちり決まっているからなのかもしれません。 これを下手に崩そうものなら、たちまち収穫が得られなくなるのではないか、という怖さがあります。 日本でも、地主と小作人の従属関係は、戦後の農地改革まで続いていたという見方もあります。 中

                                                「農奴解放政策」が音楽にもたらしたもの。ハイドン:交響曲 第73番 ニ長調《狩り》 - 孤独のクラシック ~私のおすすめ~
                                              • サイバー空間に残り続ける部落差別の“芽”、「地名総鑑」は回収→「地名リスト」に削除命令→動画…もぐらたたき状態 | 47NEWS

                                                差別のない社会を求め、被差別部落出身の人々が全国水平社を創立してから100年を迎えた。武士を頂点に農民や町人などが暮らす社会の範囲外に置かれ、明治維新後の「解放令」で身分制度が廃止された後も、根強い偏見と差別は続いた。例えば被差別部落の所在地など、膨大な情報が掲載された本「部落地名総鑑」の販売問題もそうだ。 長年の取り組みで部落差別(同和問題)は見えづらくなり、知らない世代も増えたが、インターネットではこうした情報が拡散されている。 危機感から2016年、国会で部落差別解消推進法が成立した。ただ、対策に特効薬はなく「もぐらたたき」のような状態が続く。いわれのない差別の“芽”はサイバー空間にまき散らされ、当事者は不安を抱えて暮らしている。(共同通信=安祐輔、小島佳祐) ▽「極秘」と販売、部落地名総鑑事件 インターネットがまだ日本になかった1975年、部落地名総鑑がひそかに販売され、企業が購入

                                                  サイバー空間に残り続ける部落差別の“芽”、「地名総鑑」は回収→「地名リスト」に削除命令→動画…もぐらたたき状態 | 47NEWS
                                                • 大きな転換期の今を楽しむ - 前向き気づき日記

                                                  今日は晴れたり曇ったりの優しい冬の一日でした。 今住んでいる部屋から鴨川が見えるのですが、 数々の歴史の舞台として登場する川が今もこうしてあり、 変わらず流れているのだなぁ、 私はその川を見ているのだなぁと思うと感慨深いです。 当時ここで起こった歴史的な出来事は、 今の私たちからすれば大きな歴史の一つであっても、 その時そこにいた人たちにとっては、 500年1000年経っても残る大事だとは 思っていなかったのだろうと思います。 京都に限らず日本での歴史的な出来事と言えば、 例えば、平安時代から鎌倉時代になったとか、 日本統一だとか、明治維新とか、 誰もが知っているような出来事がたくさんあり、 確かにその時の人たちはみんな 大変な時代の変化を感じていたでしょうが、 生きることや生活することがまず第一で、 1000年後に残るほどのことだとは 実感がなかっただろうなと思います。 その変化の山を越

                                                    大きな転換期の今を楽しむ - 前向き気づき日記
                                                  • うどんのない香川は只の四国!? うどんを学びにアチコチ讃岐見聞録 - 青い滑走路

                                                    旧香川県である「うどん県」に家族4人で行って参りました。小麦の収穫を終えた梅雨明けの1日、より詳細に言うと夏至から数えて十一日目の半夏生(はんげしょう)。うどん県の建国記念日を祝って全県民がうどんを食べる祝日・県民デーがあります(嘘)。その「うどんの日」である7月2日から1月程経った頃の暑い日に瀬戸大橋を渡ったのでした。注: 半夏生は田植えの労をねぎらい、うどんを振る舞う習慣が全国各地にあるのですが、うどん県だけは小麦の収穫祭となっているとか...。 すみません、今回は説明に大嘘とかなり偏った表記がありますが、うどん愛故なので大目に見てくださいm(_ _)m。 副県知事・要潤氏が2011年に高らかに「うどん県」と新しい県名を発表してから8年が経つも、うどん県で現在生産されている「うどん」の9割以上はオーストラリア産から輸入している「オーストラリア・スタンダード・ホワイト」こと通称ASWでで

                                                      うどんのない香川は只の四国!? うどんを学びにアチコチ讃岐見聞録 - 青い滑走路
                                                    • <社説>水平社宣言100年 反差別の志受け継いで:東京新聞 TOKYO Web

                                                      「人の世に熱あれ、人間に光あれ」。百年前に創設された全国水平社の宣言文だ。部落差別の解消のみならず、水平社の理念は人権運動総体をけん引した。その志を受け継ぎたい。 全国水平社の創設は一九二二年三月三日。京都市での創設大会には被差別部落出身者ら三千人が参加した。明治政府は一八七一年の解放令で「穢多(えた)」「非人(ひにん)」などの身分制度を廃止したが、その後も厳しい差別が続いた。その解消を目指し、水平社は日本で初の当事者団体として結成された。

                                                        <社説>水平社宣言100年 反差別の志受け継いで:東京新聞 TOKYO Web
                                                      • 宇都宮亀廓&中河原の赤線|おいらんだ国酔夢譚|

                                                        宇都宮と聞いてまず思いつくのが。 …おっと間違えた。 やっぱ餃子でしょ。 宇都宮がいつから「餃子の街」になったかは不明ですが、駅を降りるとそこは餃子屋だったほどの餃子ラッシュは、餃子で町おこしをして成功した矜持を感じさせます。こんな街、餃子の本場中国にもないぞ。 宇都宮は、日光街道と奥州街道の要衝、そして日光東照宮のお膝元として江戸時代以降重要視され、それだけに徳川家康の腹心本多正信の息子、正純が城主として治めることになりました。歴史、特に江戸時代が好きな人は、宇都宮とくれば餃子ではなく「釣天井事件」を想起する人もいるでしょう。 これにより本多正純は改易となり、その後は譜代大名の持ち回りで治める町になりましたが、彼が築いたまちづくりが現在の宇都宮市の基礎になっています。 今回は、そんな自他共に認める餃子之国、宇都宮にあった遊郭のお話。 宇都宮の遊郭史近世宇都宮の歴史は、時間がなく調べること

                                                        • 「地域と人権」誌2021年4月号で紹介されていた『かわた村は大騒ぎ』が読みたい - 紙屋研究所

                                                          「地域と人権」誌2021年4月号(No.444)をめくっていて、冒頭の丹波正史(全国地域人権運動総連合代表委員)「全国水平社創立百周年 部落解放運動100年の歴史 第3回」にあった『かわた村は大騒ぎ』という聞き書きの部落史の紹介に興味をもった。 ここで紹介する『かわた村は大騒ぎ』と題する書籍は稲田耕一氏が書いたものである。私は以前からこの書籍の存在を知っているが、今回の『100年史』の関係で読ませていただいた。久しぶりに胸が熱くなる思いで一気に読んだ。この内容は脇田修氏が書いているように「稲田耕一さんが、村の古老やご両親などから聞かれたこと、また若い日々の体験をふまえて書かれた部落の民俗誌・生活史である」と言ってよい。舞台は現在兵庫県宍粟市一宮町である。ここで紹介するのは、当時の村の獣類処理の仕事、「賤称廃止令」などを受けて村全体の意思として弊牛馬・獣類処理をしない取り決め、差別された村の

                                                            「地域と人権」誌2021年4月号で紹介されていた『かわた村は大騒ぎ』が読みたい - 紙屋研究所
                                                          • 知られざる遊女たちの実像│57号 江戸が意気づくイースト・トーキョー:機関誌『水の文化』│ミツカン 水の文化センター

                                                            「花廓新宅細見図(はなくるわしんたくさいけんず)」廓雀堂主人 1855年(安政2)の安政大地震の2年後、復興した新吉原遊郭の案内図。中央下の「大門」から真っすぐ延びる「仲ノ町通り」の両脇には、客を遊女屋に紹介する「引手茶屋」が並ぶ。大門に近い大きな区画が「大見世」と呼ばれる老舗のエリア(東北大学附属図書館蔵) かつて色街や遊郭は、川や海、橋といった水辺に多く存在していた。こうした場所について民俗学の分野では数多(あまた)の研究がなされている。浅草の外れにあった江戸唯一の公認遊郭、新吉原も四方を堀で囲まれた場所だったが、浮世絵などで伝わるきらびやかなイメージとは裏腹に、遊女たちの実態はあまり知られていないのではないか。そこで幕末維新期の都市社会とジェンダーを研究する国立歴史民俗博物館教授の横山百合子さんに、新吉原遊郭の社会的位置づけや遊女たちの抗議運動など、知られざる実像を語っていただいた。

                                                            • 遊女は「経営者」から「人間ではないもの」に変わっていった…ゾッとする【性差の日本史】 - wezzy|ウェジー

                                                              近世職人尽絵詞 下巻(部分) 画:鍬形蕙斎 詞:山東京伝 文化年間 東京国立博物館蔵 Image:TNM Image Archives 国立歴史民俗博物館で開催されている企画展示『性差(ジェンダー)の日本史』(2020年10月6日〜12月6日まで)。展示は、以下の7章構成で、歴史における女性の立ち位置を丁寧に示し、ジェンダーの視点で歴史を見ることに挑戦したものです。 1古代社会の男女 2中世の政治と男女 3中世の家と宗教 4仕事とくらしのジェンダー 中世から近世へ 5分離から排除へ 近世・近代の政治空間とジェンダーの変容 6性の売買と社会 7仕事とくらしのジェンダー 近代から現代へ この企画展示を訪れ、私が一番衝撃を受けたのは、「性の売買と社会」で紹介されていた、売買春の移り変わりでした。 遊女は世襲の経営者だった。「畜生道に落ちた」と蔑視されるまでの歴史 遊女屋での苦しい日々を記した日記

                                                                遊女は「経営者」から「人間ではないもの」に変わっていった…ゾッとする【性差の日本史】 - wezzy|ウェジー
                                                              • 東京墨田区、皮鞣し工場・山口産業さんで大人の社会科見学 - 青い滑走路

                                                                数年前の事になってしまいますが、友人に誘われて大人の社会科見学をして参りました。向かった先は荒川、隅田川、旧中川と東京の城東地区を流れる主要河川に囲まれた墨田区の東北部にあたる「東墨田」地区。荒川の堤防沿いに皮鞣し工場を持つ「山口産業」さんがその目的地でした。 山口産業さんが立地する東墨田は「木下川」とも以前は呼ばれていた地区で、東日本最大の皮革産業集積地として有名です。国内の豚革の8割が此処で生産されているとよく言われております(最近は墨田、姫路で半々とも言われますが...)。明治四年(1971)に「解放令」が発せられるまでは被差別部落民と現在呼称される人達が持っていた職業特権・死牛馬取得権が剥奪され、伝統的皮革産業に大きな変化が訪れました。関東大震災後の明治二十五年には都中心部への工場新設禁止、その10年後にあたる明治三十五年には皮鞣し業の強制移転の強制移転と江戸時代からの代表的な生産

                                                                  東京墨田区、皮鞣し工場・山口産業さんで大人の社会科見学 - 青い滑走路
                                                                • 戦前の中国には「日本人売春婦」が1万5000人もいた!? 『従軍慰安婦と公娼制度』 | BOOKウォッチ

                                                                  タイトルから想像した内容とは違ったが、興味深い本だった。『従軍慰安婦と公娼制度――従軍慰安婦問題再論』(共栄書房)。いわゆる従軍慰安婦問題を正面から扱っているのかと思ったら、そうではなかった。明治期から戦前までの海外における「日本人売春婦」の問題が軸になっている。たまたま同社の別の本を調べていて見つけた。10年前の刊行だが、あまり見慣れない情報やデータが掲載されていて、新鮮な驚きがあった。 「阿片」や「からゆきさん」 著者の倉橋正直さんは1943年生まれ。東京大学文学部東洋史学科卒業。東京大学大学院人文科学研究科博士課程(東洋史学)修了。愛知県立大学名誉教授。 著書に『日本の阿片戦略――隠された国家犯罪』『阿片帝国・日本』『日本の阿片王――二反長音蔵とその時代』など阿片関係のほか、『北のからゆきさん』『島原のからゆきさん 奇僧・広田言証と大師堂』などがある。すでに1994年に『従軍慰安婦問

                                                                    戦前の中国には「日本人売春婦」が1万5000人もいた!? 『従軍慰安婦と公娼制度』 | BOOKウォッチ
                                                                  • J・マーク・ラムザイヤー教授 『日本の 被差別民政策と 組織犯罪:同和対策事業 終結の影響』① - 示現舎

                                                                    2018年から2019年にかけて、ハーバード大学法科大学院の J ・マーク・ラムザイヤー教授らにより、日本の部落問題について2つの衝撃的な論文が発表された。1つ目は部落民と犯罪・暴力団の関係を真正面から分析したものであり、2つ目は部落民というアイデンティティが「でっち上げられた」ものだと主張している。 部落解放同盟は論文に猛反発し撤回を求めているが、これらの論文は決していい加減なものではなく、過去に公表された文献やデータを活用して緻密な分析がされている。そのデータの1つとして、 『全国部落調査』 が使われている。 原文(Outcaste Politics and Organized Crime in Japan: The Effect of Terminating Ethnic Subsidies)は英語で書かれているが。まずは1つ目の論文を「全国部落解放研究所」有志により日本語訳したので

                                                                    • アメリカ大統領選を総括する - 内田樹の研究室

                                                                      ある媒体にインタビューを受けて、アメリカ大統領選について総括的なコメントをした。少し言い足りないところがあったので、それを追加して、前半だけ採録しておく。 当選確定後、バイデンは自分に投票しなかったトランプ支持者にもひとしく配慮すると約束しました。トランプに投票した人は7380万人。浮動票を除いてもトランプのコアな支持者が今もアメリカ国内には数千万人いるということです。バイデンは彼らの立場や要求にも配慮しながら統治を進めなければいけない。困難な仕事になると思います。 それはアメリカ社会はどのようなものであるべきかについて、その「アイディア」によって現在の国民的分断がもたらされているからです。僕はそれを「自由」と「平等」のどちらをアメリカの本質的な理念に掲げるか、その選択の違いによるものではないかと考えています。それについて少し説明します。 まず第一に確認して欲しいことは、そもそもアメリカの

                                                                      • 終らない南北対立 - 内田樹の研究室

                                                                        こちらはその地方紙に8月に書いたもの。南軍旗について。 少し前に、米国防長官が軍関連施設での「南軍旗」の使用禁止を通達した。BLM運動の広がりを受けて、奴隷制度存続を掲げた南部連合軍旗の軍施設内での掲揚は人種差別を肯定するものと受け止められかねないと判断したのである。 政治的には正しい判断だと思うけれど、私が記事を読んで驚いたのは、いまだに軍施設内で南軍旗が掲揚されていたことを知ったからである。 ハリウッド映画では、南軍旗が壁に掲げてあるバーでは必ずカントリー音楽が流れ、テンガロンハットをかぶってブーツを履いた男たちが、マルボロを吸い、瓶から直接ビールを飲んでいる。都会から来た車を煽ったり、若い女性を拉致したり、撃ち殺したりするピックアップトラックにはたいてい南軍旗のステッカーが貼ってある。 そういう映画的定型になじんできたせいで、南軍旗というのは米国内どこでも後進性や暴力性の記号とみなさ

                                                                        • 社説:水平社宣言から100年 色あせぬ「人間に光あれ」 | 毎日新聞

                                                                          部落差別の解消を目指した全国水平社の創立宣言から100年を迎えた。 「人間を尊敬する事によつて自ら解放せんとする」 京都市で開かれた創立大会で読み上げられた。600字余りに込められたのは、同情や哀れみではなく相互の尊敬によってこそ人は差別から解放されるという思いだ。日本初の人権宣言とされる。 封建時代の身分制度は、明治政府による1871年の解放令で廃止された。しかし、それ以降も被差別部落の人々は根深い偏見と差別に苦しんでいた。 自由主義的な運動が広がった大正デモクラシーの時代に、当事者が団結して差別に立ち向かおうとした運動団体が水平社である。 宣言は他のマイノリティーに勇気と希望を与えた。4年後、北海道の先住民族アイヌの人たちは「解平社」を結成し、差別と闘う運動を始めた。 日本国憲法で「法の下の平等」がうたわれたが、差別は続いた。 1951年に、被差別部落を舞台にした小説が雑誌「オール・ロ

                                                                            社説:水平社宣言から100年 色あせぬ「人間に光あれ」 | 毎日新聞
                                                                          • 「部落問題って?」ざっくり言うと(入門編) - 部落差別は、今 ~TUBAME-JIROのブログ~

                                                                            1、 部落差別って? 被差別部落(略して「部落」、「同和地区」)は「全国6000部落、300万人」と言われてきました。1993年の総務庁調査では同和地区は全国で4533カ所、同和地区人口(部落外からの転入者を含めた人口)は約216万人。同和関係者(部落出身者)は約89万人います。 現代の部落差別とは、部落に生まれた(育った)、住んでいる(いた)など、部落に地縁・血縁関係などにルーツを持っていたり、そう「みなされた人」への差別です。部落出身者でなくても、部落に引っ越して住むことで世間からは「部落の人」と「みなされて」差別を受けることもあります。 2、 どんな差別があるの?部落に対する偏見や差別言動、差別投書など日常生活における差別のほかに、結婚差別、就職差別、土地差別(マイホーム購入などで同和地区を忌避)など利害が絡む場面において差別が顕在化しています。また、結婚相手が部落出身かどうか調べる

                                                                              「部落問題って?」ざっくり言うと(入門編) - 部落差別は、今 ~TUBAME-JIROのブログ~
                                                                            • 丹波市界隈・天理市中心街を歩く~上街道散歩(3) - 大和徒然草子

                                                                              奈良県天理市というと、市内中央部に天理教の施設が集中する宗教都市のイメージが今ではすっかり定着していますね。 天理市は現在全国で唯一、特定の宗教法人の名称を冠する市ですが、1954(昭和29)年に奈良県で4番目に市制を施行した時、市名の由来について選定理由書には全国的に有名な天理教の中心地であるとともに「関係町村相携えて街を天下の理想郷たらしめるべく」とあります。 ところで現在の天理市中心部は、町村合併で市制施行されるまでは、丹波市町という名前でした。 丹波市は上街道沿いの古い歴史を持つ町で、実は現在も江戸時代以前の古い町並みが残されている地域です。 上街道沿いに続く丹波市の町とはどんな場所か、天理市中心街を散歩してきましたのでご紹介します。 山辺郡の中心地・丹波市 丹波市の町並み 北ノ町~中島町 本町 仲之町 市座神社 天理駅前~天理本通 天理教本部 参考文献 上街道の散策スポット 山辺

                                                                                丹波市界隈・天理市中心街を歩く~上街道散歩(3) - 大和徒然草子
                                                                              • すべては水平社から始まった 闘い100年、部落差別いまも | 西日本新聞me

                                                                                水平社の創立大会は1922年3月3日、京都市内で開かれた。その50年ほど前に明治政府が「解放令」で「穢え多た」や「非ひ人にん」などの身分制度を廃止して以降も、激しい差別意識が社会にまん延していた時期。大会で採択された宣言は、同情や哀れみをかけたり、差別の原因を被差別部落側に求めたりする従来の活動を批判し、団結を呼び掛けて社会に変革を求める内容だった。結びの言葉は「人の世に熱あれ、人間に光あれ」。日本初の人権宣言とも位置付けられており、その取り組みは現在も続く部落解放運動に引き継がれている。 戦後の画期となったのは、65年に部落問題の解決を「国の責務」と指摘した政府の同和対策審議会の答申。これを受けて政府は69年から2002年にかけて「同和対策事業」を行い、被差別部落のハード面などを整備した。劣悪だった生活環境は大きく改善された。

                                                                                  すべては水平社から始まった 闘い100年、部落差別いまも | 西日本新聞me
                                                                                • 性を「売る」の背景は何か|兎月おりちゃん

                                                                                  はじめに 今回は、売買春について私なりにまとめたいと思います。きっかけは先日投稿されたこちらのツイート。 いよいよ来週9/10-12 仙台で 児童買春の実態を伝える「私たちは『買われた』展」が開催されます! 東北では初開催。企画展メンバーには、東北、宮城の女の子もいます。 コロナ禍で感染症対策をしながら、久しぶりの開催です。 ぜひお越し下さい! チケット購入は👇https://t.co/QUXHygHMYU pic.twitter.com/ovSPK628vW — 仁藤夢乃 Yumeno Nito (@colabo_yumeno) September 4, 2021 「買われた展」とは、仁藤夢野氏が代表を務める一般社団法人Colabo が手掛ける”虐待や貧困などで自宅に帰れず、児童買春の被害に遭った少女たちが経験や思いを表現し知ってもらう”という企画展です。この企画展は今回が初めてではな

                                                                                    性を「売る」の背景は何か|兎月おりちゃん