「タスポ」導入や「1箱1000円に値上げすべきだ」との提言が飛び出すなど、たばこの動向に注目が集まっているが、小学生の喫煙率も5%を超えるというアンケート結果が各地で発表されており、喫煙の若年化が浮き彫りになっている。 小学生喫煙経験者のうち15.8%が入学前に喫煙 例えば兵庫県の阪神北県民局が2008年6月11日に発表した資料によると、小学生の7.2%に喫煙経験があり、そのうち15.8%が入学前に喫煙していたという。調査は同県民局内で05年度から07年度にかけて喫煙・飲酒防止事業を行った際に、17小学校の4~5年生約1200人を対象に無記名アンケートで行われた。「一口でも吸ったことがある」と回答した88人に喫煙の理由を尋ねたところ、「なんとなく・わからない」と回答したのが37人で最も多く、次いで22人が「興味があった」と回答。ちょっとしたきっかけで喫煙を行っている形だ。 この傾向は、この