福岡市発注の公共工事を巡り、下請け業者らが暴力団幹部と共謀して孫請け業者から車を脅し取ったとする事件で、恐喝罪に問われた同市東区、無職、仲貢(なか・みつぐ)被告(51)の公判が25日、福岡地裁(吉崎佳弥裁判官)であった。 当時自白調書を作成した女性検事(32)が証人出廷し、調書への署名を断った仲被告に「ぶち切れますよ」と言ったことを認めた。仲被告は最終的に自白調書に署名したが、公判で否認に転じた。弁護側は「暴言や誘導的な調べで調書の任意性が疑われる」と主張。地裁は調書の採否を見送っており、証拠として認めるかどうか、地裁の判断が注目される。 また、女性検事は仲被告の取り調べ時に作成したメモを「個人的なメモなので破棄した」と述べた。取り調べのメモ保管について最高検は08年10月、適正管理を求める通知を出している。 検事の証言によると、仲被告は取り調べに対し、恐喝事件の被害者とされる男性にも問題
警視庁成城署に脅迫容疑で逮捕された東京消防庁麻布署の消防副士長(26)が、採用前に有罪判決を受けていたことが発覚したとして、東京消防庁は26日、副士長の採用を無効にしたと発表した。 同庁によると、副士長は逮捕後、処分保留で釈放されたが、同庁が事情を聴いたところ、平成17年に女子中学生にみだらな行為をしたとして、児童買春・ポルノ禁止法違反の罪に問われ、宇都宮地裁で懲役1年、執行猶予3年の有罪判決を受けていたことが判明した。 副士長は平成20年4月に採用されたが、東京消防庁は地方公務員法で定められた採用時の欠格条項に該当するとして、採用の無効を通知したという。 同庁の岡本修二人事参事は「採用時の資格要件の確認方法を検討し、再発防止に努めたい」とコメントした。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く