鳩山邦夫元法相の死去に伴う衆院福岡6区補選(10月11日告示予定)で、自民党参院議員秘書の蔵内謙氏(35)が31日、福岡県久留米市内で事務所開きを行い、正式に出馬表明した。鳩山氏の次男で福岡県大川市長の鳩山二郎氏(37)も出馬の意向で、自民は分裂選挙が不可避となった。 蔵内氏は党福岡県連会長の蔵内勇夫県議の長男。事務所開きで大家敏志参院議員(福岡選挙区)は「世襲に反対というのが鳩山邦夫先生の遺志だ」と述べ、鳩山…
9人の遺体が確認された高齢者グループホーム「楽ん楽ん」を訪れた後、涙を流して施設を後にする人たち。壁上部には増水した際の水かさのあとのようなものが見える=岩手県岩泉町で2016年8月31日午後2時15分、佐々木順一撮影 大型の台風10号は30日に岩手県に上陸した後、東北地方を縦断して日本海に抜け、31日午前0時に温帯低気圧に変わった。岩手県や県警によると、岩泉町の小本(おもと)川が氾濫し、同町乙茂地区にある高齢者グループホーム「楽(ら)ん楽(ら)ん」で入所者の高齢者9人が意識不明の状態で見つかり、全員の死亡が確認された。 高齢者グループホーム「楽ん楽ん」を運営する法人の佐藤弘明・常務理事(53)は31日、現地で取材に応じ、「亡くなった方、遺族の方に本当に申し訳ない限りです。本当にすみません」と10秒以上、頭を深く下げた。過去の経験から「大丈夫だろう」と考えたと悔やんだ。
閉館の瀬戸際にある大阪人権博物館。同館ホームページには支援の方法が書かれている。27日午後2時から同館で支援集会も行われる 負の歴史、気づきの場 人権問題の資料には、両刃の剣となるものが多数ある。例えば、部落問題では古地図。被差別部落の位置が記され、そこから専門家は部落の歴史的位置づけを読み解く。しかし、所在地を明かすから悪用する人も出てくる。こういう取り扱いが難しい資料の収集・保存、展示・公開に重要な役割を果たしてきたのが、1985年に国内初の人権問題の博物館として、財団法人の運営で開館した「大阪人権博物館」(リバティおおさか、大阪市浪速区)だ。もともと大阪府・市が公営博物館と見ていいほどの支援をしてきたが、姿勢を一転させ、現在は大阪市が敷地返還訴訟まで起こし、閉館の瀬戸際に追い込まれている。私は今後も同館が果たすべき役割は大きいと考えており、大阪市に再検討を求めたい。 各地の部落の所在
一般廃棄物(ごみ)の最終処分を巡り、水戸市が頭を悩ませている。市営の最終処分場(同市酒門町)が間もなく満杯となるため、市外の民間処分場と委託契約を結んだが、契約期間を巡る市幹部の発言に立地自治体が立腹。運び込みがストップしているためだ。 市の処分場は清掃工場から排出される焼却灰や砕いた不燃物を埋める施設で、1994年6月に稼働した。27万2000立方メートルの容積がある。1日に運び込まれる量は10トントラック5〜6台分。年間約1万5000トンの埋め立てが必要なのに現在は約6000トン分しか残っていない。 このため市は新たな処分場の整備を計画。2020年3月に完成するまでの3年半は民間処分場に委託することを決め、県北地域の事業者と今年度9000トン分の契約を結んで7月11日、搬送を開始した。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く