初登庁の西平良将氏(中央)を、仙波敏郎氏(右)が出迎えた=17日午前9時、鹿児島県阿久根市の同市役所、山本壮一郎撮影記者会見する西平良将市長。右奥は「副市長」の仙波敏郎氏=17日午後1時21分、鹿児島県阿久根市、山本壮一郎撮影 鹿児島県阿久根市の出直し市長選で初当選した養鶏業の西平良将新市長(37)は、当選から一夜明けた17日、市役所に初登庁した。竹原信一前市長(51)による一連の専決処分の見直しも表明。3選を阻まれた竹原氏は報道陣に「スイッチを切り替える」。竹原氏の専決処分で副市長に選任された仙波敏郎氏=元愛媛県警巡査部長=は辞任する意向を明らかにした。 西平氏は午前7時半過ぎ、市中心部の国道3号沿いの橋上に立ち、通勤する市民らに「おはようございます」と頭を下げた。昨年11月に辻立ちを始めた場。集まった報道陣に「今日から始まるんだな、という思いです」と語った。 辻立ちには、解職運動