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ブックマーク / natgeo.nikkeibp.co.jp (7)

  • 捨てられる食材で5000人に食事、米NYで

    ニューヨーク市のユニオン・スクエア・パークで開催されたイベント「5000人へ料を」でふるまわれた料理を楽しむ人々。新鮮で高品質であるにもかかわらず廃棄される運命にあった材だけを使って調理されたごちそうを、数千人の一般市民が無料で味わった。(PHOTOGRAPH BY TIMOTHY A. CLARY, AFP/GETTY) 絶品ラタトゥイユに、ピーマンとニンジンのピクルス、端野菜と1010個の卵で作ったタルト。米国ニューヨークの公園、ユニオン・スクエアで5月10日、数千人の市民にグルメ料理がふるまわれた。 だが、これはただの無料ランチではない。使用された材は全て、卸業者や農場から出た余剰料や、傷があったり形が悪いというだけで店で売ることのできない野菜などだ。 「Feeding the 5000(5000人へ料を) 」と銘打ったイベントを今回ニューヨークで主催したのは、英国の非営利

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  • 冬はこたつで家族団らん

    昔の日家屋は、冬になると寒かった。そこで「こたつ」の出番となる。こたつで肩を寄せ合う家族は、戦前に撮影された一枚だ。「床を四角く切り下げた中央には赤々と炭火が燃え… 寒い夜には一家がここで寝ることもある」といった説明とともに、1942年8月号に掲載された。 こたつ用の天板が一般家庭に普及したのは意外と遅く、戦後しばらくたってからだという。それまでは写真のように、やぐらに布団をかけただけで使っていた。熱源も時代とともに電気へと移り変わった。 作家の井伏鱒二は1970年代の随筆に、自宅の電気こたつの「ニクロム線の熱」は「電気分解で製造した塩」のようで、炭火や炭団(たどん)のぬくもりに比べて味わいに欠けるとこき下ろしている。その電気こたつも、ライフスタイルの変化に伴い、近年では生産台数が減っている。こたつでの一家団らんは、過去のものになりつつあるのだろうか。 写真=WILLARD PRICE

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  • 太古の地球に2つの天体が同時に衝突していた | ナショナルジオグラフィック日本版サイト

    小惑星帯で衝突後、1200万年かけて地球までたどりつき、4億5800万年前の古代の海に衝突する2つの小惑星。これにより、スウェーデンのロックネ付近に2つのクレーターが生まれた。(Illustration by Don Dixon, copyright Erik Sturkell) およそ4億7000万年前、現在のスウェーデン中部は古代の浅い海に覆われ、プランクトンのような微小な生物が生息していた。だが、この穏やかな環境はじきに一変する。12月14日に科学者たちがアメリカ地球物理学連合(American Geophysical Union)の年次大会で行った発表によれば、過去数10億年で太陽系で起きたなかでも最大級の事件のせいだ。 火星と木星の間の小惑星帯で2つの岩石が衝突し、直径200キロもの小惑星が粉々に砕けたのだ。破片は宇宙空間に飛び散り、地球に向かって飛んで行ったものもあった。(参考

    太古の地球に2つの天体が同時に衝突していた | ナショナルジオグラフィック日本版サイト
  • 第4回 本当に恐ろしい「カルデラ噴火」とは

    火山の噴火には様々な種類がある。 前回、「水蒸気爆発」と「カルデラ噴火」が出てきたが、このあたりで整理をしておいた方が良さそうだ。藤田さんに教えてもらおう。 「マグマがどの程度、上がってきたかによるわけです。水蒸気爆発というのは、マグマがわりと地下水面近くに留まって、地下水を間接的に熱して、それが高温高圧になって爆発するものですね。噴火の中では比較的小規模です。2014年の御嶽山の噴火や箱根で想定されているものです。しかし、マグマと水が直接接するところまでマグマが上がってくると、マグマ水蒸気爆発というのが起きて、これの方が大規模になります。2015年の口永良部島の噴火がそうだったとされています。そして、マグマが直接噴火するのが、マグマ噴火です。これは国内では桜島や浅間山、海外ではハワイやエトナ山などが有名です。大きな噴火になりがちです」

    第4回 本当に恐ろしい「カルデラ噴火」とは
  • 【追悼】冒険家ディーン・ポッター写真集

    ウイングスーツを着用したベースジャンプやフリーソロなど、エクストリームスポーツを世界に広めた冒険家ディーン・ポッターが米国ヨセミテ国立公園で亡くなった。この6枚の写真は高みに挑み続けた彼の貴重な記録である(参考記事:「世界的冒険家のディーン・ポッター氏が墜落死」)。 ムーンウォーク

    【追悼】冒険家ディーン・ポッター写真集
  • 世界的冒険家のディーン・ポッター氏が墜落死

    ヨセミテ渓谷にある難関、高度600メートルの「ヘブン」での世界初のフリーソロに成功したディーン・ポッター。背後にそびえるのはハーフドームと呼ばれる岩。特集「ヨセミテ 巨岩の絶壁に挑む」より(PHOTOGRAPH BY MIKEY SCHAEFFER, NATIONAL GEOGRAPHIC CREATIVE) 2003年、ベースジャンプ歴わずか1年足らずだったディーン・ポッターは、メキシコシティ近郊にある深さ約400メートルの竪穴洞窟ゴロンドリナス(Cave of Swallows)の崖っぷちに立っていた。その穴へ向かって身を投じ、183メートルを自由落下した後、パラシュートを開こうとした。ところが、前日の夜に降った雨のせいで装具が濡れてしまい、パラシュートが開いた時に紐がねじれ、傘の部分はポッターの頭上で潰れてしまった。 しかし運良く、着地したジャンパーたちが帰りに登る時に使用する太さ1

    世界的冒険家のディーン・ポッター氏が墜落死
  • 南アの初期人類化石、370万年前のものと判明

    アフリカ共和国で発見された女性の初期人類化石「リトルフット」は、東アフリカで発見された有名な初期人類化石「ルーシー」(アファール猿人)と同じくらい古いものであるとする論文が4月1日付の『Nature』誌に発表された。 リトルフットの発見者である南ア・ウィットウォーターズランド大学のロン・クラーク氏らは、新しい年代測定法を用いて、この化石のまわりの硬化した堆積物が370万年近く前のものであることを特定した。リトルフットの化石も同じ年代のものだとすれば、南アフリカは、東アフリカに奪われていた初期人類の進化の舞台としての地位を奪い返すことになる。 新しい年代測定法により、南アフリカのスタークフォンテイン洞窟で発見された初期人類化石「リトルフット」が370万年近く前のものであることがわかった。(PHOTOGRAPH BY JASON HEATON) 90%以上が残るほぼ完全な人骨 東アフリカの化

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