三井住友銀行は24日、同行を装い、オンラインバンキングの暗証番号などを盗み取ろうとする不審なSMSが発信されているとの情報が寄せられているとして、顧客宛てに注意を呼びかけるメールを配信した。 SMS(ショートメッセージサービス)は、携帯電話やスマートフォンの電話番号宛てに短いメッセージを送信するサービスのこと。機種によって、メールと同じように扱われることもあれば、メールとは別のアプリで送受信するものもある。このSMSを悪用した同行を装うメッセージが、先月から不特定多数に送られている。 メッセージは、「1」で始まる北米の電話番号から送られており、「ダイレクトのパスワードが翌日失効するため、メンテナンスサイト www.smbc●●.com により、更新をお願いします」という内容で、リンク先に誘導しようとする。誘導先は、同行のインターネットバンキング「SMBCダイレクト」の正規のページを偽装した