49人がゲイ・ナイトクラブで殺害された米フロリダ州オーランドの乱射事件について、オバマ米大統領は13日、銃撃犯が過激派勢力のいわゆる「イスラム国」(IS)とつながっていたと示す明確な証拠はないと述べた。ただし、引き続きテロ事件として捜査するという。米連邦捜査局(FBI)のコーミー長官は、オマール・マティーン容疑者(29)はインターネットを通じて過激思想に染まっていったようだと話した。 オバマ氏はワシントンで記者団に対して、「最後になってISIL(ISの別名)に忠誠を誓ったようだが、直接指示を受けていたという証拠は今のところない。まさに我々が長いこと懸念していた、自国産の過激主義の一例だ」と話した。