正直に白状する。どうもここ1~2年のインターネットの動きがしっくりこなかった。 検索サービスの米グーグルが世の中を変えるとの論調が瞬く間に広がったり,個人の間でブログのユーザーが爆発的に増えたり,mixi,GREE,はてな,オウケイウェイヴなどのSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)なるものが急速に利用者を増やしたりといった現象だ。 よく分からないものが社会に評価されて広がっていく様を横目で見ながら,はやりの「1.0と2.0」の対比で言えば,「こりゃ“記者1.0”には理解できない“2.0世界”が来てしまったか」との思いにとらわれもした。 何も売っていないのにもうかるなんて 記者が違和感を覚えた一つの要因は,こうした企業のビジネスモデルが直感的に理解しにくいことである。グーグルもmixiもはてなも,モノやサービスを売っているわけではない。サービスは提供していても,無料で使えるので,
サンデープロジェクトでは、実業か虚業かとかいう無意味なテーマが話し合われ、その中で僕の本も紹介されたらしい。 虚業。 嫌な言葉だなぁといつも思う。嫌な言葉のわりに、日本の製造業系、重厚長大系の企業幹部は、この言葉をとてもカジュアルに使う。自分たちがやっているのは「実業」だけど、君がやっているのは、たかが「虚業」だろう、というふうに人を見下すのである。 「君もそろそろ虚業を卒業して、実業の経営をやる時期なんじゃないかい」 こんな言葉をいつも投げかけられてきた。 僕は二十代後半から米国のコンサルティング会社に勤め、シリコンバレーでコンサルティング会社を興して八年になる。経営コンサルタントという職業に誇りを持ち、プロフェッショナルとして仕事をしてきたし(そろそろ二十年)、自分が興した会社にも誇りを持っている。 それで、あるときからこういうルールを自分に課した。 それがどんな公式な場であれ、僕の事
本欄にいただいたコメントや友人からのメールで、サンデープロジェクトで「ウェブ進化論」が紹介されていたと聞き、どういう文脈だったんだろう、何がどう話題になっていたのか知りたいなぁと思っていたら、やっぱり凄いなぁネットは。日本時間深夜までに、状況がだいたい全部把握できました。なるほどこんな感じで本は独り歩きするものなんだなぁ。 まずは聞き取り。 http://d.hatena.ne.jp/hidematu/20060312 田原氏「今、こんな本があってね、ウェブ進化論ってやつでね、 これ見てびっくりしたのが、 GoogleとYahooがね、アメリカの3大ネットのプライムの売上とトントンになったと、 これからドンドン抜くだろうと、WEBがね。 日本でも起きるかもしれない。」 田原氏「こっち側、あっち側っていう言葉を使っているのね。 こっち側はリアルの社会。あっち側はネットの社会。 Googleや
http://blog.livedoor.jp/ld_opinion/archives/50156303.html さおだけやを書いた人がライブドアについてコメントしています。面白いです。 というか、この方は学者さんじゃなかったのですね。公認会計士だそうです。どうりで、視点がスマートなわけです。意味のない理論がない、というか。学者さんはけっこう、使えない・面白くない理論をあーだこーだと述べたりしますからね。一般人からすればどうでもいい。 ぜんぜん関係ないけど、ライブドアは虚業だとかいうけど、私からすれば、学者も「虚業」ですね。何も生み出していない。学者が描いた理論を使って、実際に生み出すのは公認会計士さんだったりエンジニアだったりするわけです。どっちがいいとかそういうことではないです、当然。ただ、学者にはもう少しその辺りを認識していただきたいですね。公認会計士さんやエンジニアは多少無能でも
帰省、寿司、陶芸体験 8/13(火) 妻の実家の墓参りへ行き、俺の実家へ帰省。風呂に入る前に子供達と外で水鉄砲で水を掛け合いびしょ濡れになる。最後のほうはどうにでもなれと思い、ホースやバケツで直接水をかけ合う。久しぶりの大胆な遊び方に子供たちは大声をあげながら騒いでいるが、田…
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