タイトルの文章を思いついて、それは具体的にはどういうことなのかと、ぐるぐる考えているのだけれど、上手く説明できる気がしないのです。しないのですが、まぁ、ちょっと書いてみます。 いきなり本題に入りますが、どうも「世論」というものに引っかかっているんです。なんつーか、これってどう考えても変なもんだよな、と。 何が変かって、「世論」を構成しているパーツを細かく見ていくと、結局は「個人の意見」にたどり着くはずなのに、どうも「世論」そのものを捉えようとすると、あったはずの「個人」という主体が見えなくなってしまう、というところ。 何も「世論」なんて大げさなものに限らず、こういう傾向は他の場面でもあるんだろうと思います。どんな傾向かって、つまり、「個人」の意見・見方を集約して、何らかの「集団」*1 の意見として提示されるものは、多かれ少なかれ「主体」を失っている、ということ。 多分、これは本人が自覚しよ
![2007-01-19](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/06a15c64ba0ceec233d86d71001ebb29a9dcbf5d/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fcdn.blog.st-hatena.com%2Fimages%2Ftheme%2Fog-image-1500.png)