佐久市教育委員会は、「読書に心地よい椅子コンテスト」の作品を募集している。3月に市望月支所内に移転した市立望月図書館の開館記念事業。応募作を図書館に置き、座ってみた人の投票で優秀作品を決め、市教委が購入する。読書に親しむきっかけづくりとともに、「コンテストを通じて図書館や地元の望月地区を訪れる人が増えてほしい」としている。 募集するのは1人掛けの椅子。手作りで、製作費が15万円以内であることなどが条件。椅子を作ることができれば、誰でも応募できる。 希望者は来年3月21日までに設計図と完成図、読書や作品への思いを記入した応募用紙で応募する。これを基に、市立図書館協議会委員や家具店経営者らによる選考委員会が一次審査をし、実際に製作してもらう作品を絞り込む。 完成品は来年夏の2カ月程度、望月図書館に置いて最終審査する。来館者が「心地よい」と感じた椅子に投票し、グランプリ賞(1点)など上位5点を選