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ブックマーク / blog.tinect.jp (171)

  • 人と話すとMP削れていく人のための、「人付き合い」ルール。

    「人付き合いが得意です」という方は、どの程度いるでしょう。 個人的には、 「何を話したらいいかよくわからない」 「人と話すと消耗する」 という気持ちはよくわかります。 ところで先日、シロクマ先生が、次のような記事を書いていました。 結局、人と話すとMPは増えるか、減るか ・人と話すと精神力(MP)が増えるか減るかは、話す内容。状況によって左右される ・もちろん、その人の性質や気質によっても左右される ・体力によっても左右される。その体力の一番無難な回復法は「休息」 この投稿の中で気になったのは、冒頭で引用されていた、以下のツイートです。 多分人と話すとMPが回復していく生き物と、人と話すとMP削れていく生き物は根的に分かり合えないのだと思う。 — 前島賢(大樹連司) (@MAEZIMAS) August 30, 2024 「人と過ごすのが大好き」な人たちを見ると、確かに「別の人種だなあ」

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    shinchi
    shinchi 2024/09/23
  • うまく騙されないように、人の思考のクセを知っておこう。

    人には、どの人にもある「思考のクセ」が存在しています。 そうしたクセは、普段あまり意識されることはありませんが、「知っている」人は、それを良くも悪くも「実態を隠す技術」や「他人を操作する技術」として使うことがあります。 例えば、「アンカー効果」として知られている思考のクセがあります。 これは「予測を立てる直前に見た数字をアンカー(よりどころ)にしやすい」という傾向です。 当然これは、金儲けにも利用できます。 数年前、アイオワ州スーシティーのスーパーマーケットがキャンベル・スープのセールを行い、定価から約一〇%引きで販売した。数日間は「お一人様12個まで」の張り紙が出され、残り数日間は「お一人何個でもどうぞ」の張り紙に変わった。 すると、制限されていた日の平均購入数は七缶で、制限なしの日の二倍に達したのである。 ファスト&スロー (上) このように、心理に関する知識は、成果を大きく左右するこ

    うまく騙されないように、人の思考のクセを知っておこう。
    shinchi
    shinchi 2024/07/28
  • 中年が人生に輝きを取り戻す、唯一のコツ

    むかし、「35歳を過ぎると、急に頑張らなくなる」という話を書きました。 「中年の危機」です。 なぜ35歳を超えると頑張らなくなるのか。それはロールプレイングゲームの終盤と同じだから。 私の世代であれば、ドラゴンクエストや、ファイナルファンタジーといったRPGに熱中した方も多いだろう。 だが、私は「最後までやりきったゲーム」が異常に少ない。 なぜなら、いつもラストダンジョンになると、やる気を失ってしまうからだ。 序盤はとても面白い。自分が強くなる実感が得られるし、新しい世界が次々に広がっていく。 ところが、中盤を経て、終盤になると、とたんにゲームはつまらなくなる。 作業的なレベル上げ。 探検しつくされた世界。 有り余るお金。 そうだ。 操作するキャラクターは強くなっているはずなのに、そこには「可能性」が無くなっているのである。 キャラクターが育ち、謎がとけ、世界の広がる可能性だ。 「可能性」

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    shinchi
    shinchi 2024/07/28
  • 「言い方がキツイ人」は、いったい何を考えているのか。

    「悪い人ではないんだろうけど、言葉選びが下手だなぁ」 わたしはAさんに対して、ときおりこう思っていた。 Aさんの考え方自体がおかしいわけではないのだが、なんだか癪に障る言い方が多いのだ。 なぜこの人はこんなにも言葉選びが下手なんだろうと不思議だったが、最近その理由がわかった。 彼は言葉選びが下手なんじゃない。単純に、「自分の言い分は正しいのだから、それを理解できない相手が悪い」と考えていたのだ。 かつてのわたしのように。 「言葉を選んで伝える」という発想がないAさん あるとき、数人で出身地の話をしていたときのこと。 Bさんが、Aさんの出身地を勘違いをしていた。 「Aさんって、沖縄出身だったよね?」 「いや、ちがうけど」 「あれ、沖縄って言ってたと思ったんだけどな」 「いやいや、沖縄出身なんて一切言ってないし」 「あー、ごめん。言ってたと思ったんだけど、だれかと勘違いしたのかも」 「思い込み

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    shinchi
    shinchi 2024/06/16
  • DoCoMoの25周年スペシャルムービーを見ると凄まじく感情が動くので書き殴ってしまった

    いまから7年前の2017年、とんでもないCMが世に放たれたことを皆さんはご存知だろうか。 DoCoMo25周年スペシャルムービーCM「いつかあたりまえになることを」。 このCMは4分にもおよぶ長さのためTVCMというより、もはやショートムービーなのだけど、とにかく破壊力が高いのでまずはしっかりと見てほしい。 なにこれ。 おそらく、この動画を見終わって、多くの人がこんな状態に陥ったんじゃないだろうか。 なんかしらんけど泣ける。 ただ、そこにあるのはあまりに複雑な感情なはずだ。 ありきたりで分かりやすいそれと違って、心の奥底がザワザワするような、敏感な場所を得体のしれないもので撫でられているような、まるでどこかで自分が経験したかのような、そんな感覚が生じているのだ。 もちろん、そうでない人もいるのだろうけど、それを言い出すと話が始まらないので、みんなそうなったと思い込んで話を進めていく。 感情

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    shinchi 2024/06/16
  • これをやると「言語化が苦手な人」と、意思の疎通がしやすいかもしれない。

    様々な会社に訪問していると、それなりの頻度で「言語化が苦手な人」に遭遇する。 例えばこんな具合だ。 「プロジェクトの基要件を一つにまとめてマネジメントしたいんだけど。 例えば、一部のプロジェクトで必要なリソースを最初に一つの大きな枠組みで決めて、それを全部に使う、そんな感じ。」 「言葉にできてるじゃない」と思う方もいるかも知れない。 だが、当に言語化の苦手な人とは、「言葉にはできているのに、その内容が、他の人にとって難解過ぎる人」なのだ。 「言葉が出てこない」 「説明しにくい」 「なんと言えばいいのか迷う」 というのは、実は「言語の苦手な人」よりもかなりマシである。 なぜならば、「言語化できていない」という認識を自分自身で持てるからだ。 それに対して、真に言語化の苦手な人は、自分自身で「言語化が苦手」と気づいていない可能性が高い。 前職にもこんな人がいたが、 「あの人、あたまが良すぎて

    これをやると「言語化が苦手な人」と、意思の疎通がしやすいかもしれない。
    shinchi
    shinchi 2024/05/27
  • なぜ中小企業経営者にはロクデナシが多いのか

    「CIAOちゅ~る」で知られるいなば品の“採用不祥事”が、まだまだSNSを騒がせている。 給与の額が説明と違った、前近代的な社員寮に入居を指示された、といった新卒社員たちの訴えに端を発した大騒動だ。 報道が全て事実なのか、正直よくわからない。 しかし事実と受け止め、非道な経営者の振る舞いに怒りを感じた人が多かったのだろう。 次々と報じられる続報に、この話題が過去のものになるのはまだまだ先のことになりそうだ。 しかし敢えて言うが、“この程度”の経営者の振る舞い、それほど珍しいものだろうか。 これ以上に理不尽な経営者やリーダーの下で仕事をし、毎朝吐きながら職場に向かっているビジネスパーソンは、日中に溢れかえっているだろう。 言い換えれば、報じられているような同社の振る舞いは、日企業の経営者や管理職にとって全く珍しくないモラルのレベルということだ。 ではなぜ日の経営者、とりわけ中小企業の

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    shinchi
    shinchi 2024/05/23
  • 働いていると本が読めなくなるって、本当?

    前職の時、職場に「を月に10冊以上読むこと」というオキテがあった。 仕事において、読書は必須で、好きも多かった。 私の上司だった人間は、とにかくが好きで、座席の後ろに山のようにを積み上げていたし、空いた時間には座席でよくを読んでいた。 (同僚たちも、職場でけっこうを読んでいた) また、ビジネス書だけではなく、小説やノンフィクションなども、良く読まれていた。 面接で、趣味を聞かれて、「小説が好きです。」と答えた人は、その後大いに面接官とその内容で盛り上がったし、お客さんと共通の愛読書があれば、それだけで仲良くなることができた。 読書に時間を割く人は、知的能力が高いことも多く、特に、優秀な経営者の方で「を読まない」という人は殆どいない。 だから書店で「なぜ働いているとが読めなくなるのか」というタイトルのを見つけた時、面白いな、とおもった。 なぜなら、「忙しい」といってを読ま

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    shinchi 2024/05/21
  • 「タスクを切る能力」の本質について。

    もうかなり前の話だ。 ある会社で、「会社案内・パンフレットのリニューアルをする」と言うプロジェクトが持ち上がった。 社長は一人の人物をプロジェクトマネジャーとして任命し、予算を付け、 「後はよろしく」 と、仕事をまかせた。 ところが半年後、ようやく社長は気づいた。 全くプロジェクトが進んでいないことに。 「どうなっているのか」とプロジェクトマネジャーを問い詰めたところ、彼は外注に丸投げしたまま、何もしていなかった。 外注側も、仕様が固まらず、プロジェクトは完全にスタックしていた。 社長は彼に話を聞いたが、彼は「外注から返事が無くて」の一点張り。そこで、社長は彼に要求した。「資料を出せ」と。 ところが彼は「出せない」という。 何か隠しているのではないか、おかしいのでは、ということで、皆でメールのやり取りや資料などを調べると、実質、彼が事実上、「外注に依頼をし、あとは当に何もしていない」こと

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    shinchi 2024/04/30
  • 「手に入れることができたかもしれない未来」に後悔しないために。

    「二兎を追う者は一兎をも得ず」という諺があるが、当だろうか。 私は二兎いれば二兎、三兎いれば三兎を追うのがいいと思っているタイプだが、結果的に一兎を得られる確率が上がるのか下がるのかについて検証したわけではない。 ただ、最近強く思うのは、目の前に二兎いたときに一兎しか追わなかった人は、たとえその一兎を得ることができたとしても後悔することが多いのではないか、ということである。 ☆★☆★☆ 就職先を選ぶ際も、付き合う相手を選ぶ際も、自分が一方的に選ぶ立場にあるということはまずなく、相手に選ばれて初めて就職する/付き合うことができる。 自分は常に選び選ばれる立場にある。 就職先を決める場合、これは大学生の就職活動においても社会人の転職活動においても言えることだが、いくつかの会社を比較しながら見ていくことになるだろう。 その中で「ここに入りたい」と思える会社が2つあったとする。 甲乙つけがたく、

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    shinchi 2024/04/22
  • ほとんどの人は他人の意見に全く興味がない。

    「ライターになりたいけど、どうすればいいですか?」 と、相談を受けたことがある。 しかしライターは「なる」ものではない。「やる」ものだ。そこに誰の許可も必要ない。 質的には何かしら文章を書いて、公開すればだれでもライターを名乗れる。 そこで、「書けば、ライターを名乗ることができます」と回答した。 すると彼は「仕事を取るにはどうしたらいいでしょう」と言う。 確かに、お客さんを捕まえて仕事を出してもらうには、書くこととは全く別のスキルが求められる。 そこで、「メディアを探して売り込む方法がわからない、ということでしょうか?」と尋ねた。 しかしそこで彼は首を振った。 営業や売り込みが苦手で、それはしたくないのだという。 しかも実績がないので、どうせ断られるだろう、と言うのだ。 しかし、そういうことは、やってみないとわからないはずだ。 「書いたものをブログなどで公開していれば、実績にできますし、

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    shinchi 2024/04/11
  • 自分キラキラに疲れた社会に「推し」ブームが来た

    ここ数か月、色々な人と「推し」について意見交換する機会があり、そうしたなかで「そういえば、承認欲求の時代の限界や最果てとして『推し』ブームを捉えることもできるよね」みたいな考えが温まってきたので、今日はそれをまとめてみる。 前置き:実際は、「推し」ブームの背景はたくさんある どうして「推し」がブームが起こったかを考えると、ブームが到来した原因や要因はあれこれ思い浮かぶ。だから、これから述べる「承認欲求の時代の限界」だけが原因とは言えない。 たとえば「推し」という言葉の使い勝手の良さや、SNSをとおして「推し活」をリアルタイムにシェアできるようになったことや、20世紀末~00年代にかけてオタク界隈のコンテンツとみなされていたものが市民権を獲得してきたことetc……も、「推し」をブームたらしめた要因として挙げやすい。ほかにも色々あって、たとえばコロナ禍が流行してコンテンツやエンタメの需給関係が

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    shinchi 2024/04/09
  • 妻の「進捗確認」のやり方に感心した話

    身内褒めで恐縮なんですが、以前、子どもに対するの言葉選びで感心したことがありまして、ちょっとしたことなんですが文章にしたくなりました。 先に書いてしまうと、その言葉とは、子どもに頼んだ家事の進捗を確認する時の「○○(頼んだ家事)ありがとう!」という言葉です。 順を追って書きます。 しんざき家は5人家族でして、私と、高校生の長男、双子の長女次女で構成されています。 ついこの間生まれたばかりと思っていたら、先日長女次女が小学校を卒業してしまいました。時間の流れが早すぎてビビる他ありません。 で、しんざき家では現在、子どもたちを積極的に家事に参加させる方針をとっておりまして、自分が使った皿は自分で洗うことが前提となっていることを始め、料理やら洗濯やら掃除やら、家事が出来るタイミングでは色々な家事を担当してもらっています。 これ自体は特別なことではないと思いますが、家事を任せるとなったら「手伝

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    shinchi 2024/04/05
  • 「学習能力が高い人」が最強である理由。

    まだ駆け出しのコンサルタントだったころ。 私は様々な企業の「人材育成の仕組み」を作る手伝いをしていたことがある。 その際に必ず議論になるのが、「出世するには、どのような能力が必要なのか」だった。 この議論は複雑で、 「論理的思考力」 「コミュニケーション能力」 「目標達成能力」 「資格」 「人材の育成力」 など、様々な側面から検討がなされた。 しかし、個人的に最も説得力があったのは、ある会社の経営者の考え方だった。 * 「安達さん、他社さんでは、必要な能力に何を設定してるの?」 と、社長は、人材評価シートのサンプルを見ながら、私に問いかけた。 「御社と同じ規模・業態だと、やはりコミュニケーション能力と論理的思考力をあげる会社が多いですかね。」 と私は無難な回答をしたつもりだった。 しかし百戦錬磨の経営者を簡単にごまかすことはできない。 すぐに突っ込まれてしまった。 「それって質的に重要な

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  • 【無料プレゼント】「ファクトに基づく採用」の全ノウハウが学べる本

    株式会社キャスターさんから、「採用を科学する。」というをいただいた。 【採用を科学する。】 IT系企業を中心に300社の採用を支援してきた採用のプロがまとめた『中途採用の参考書』 『計画・データ・仕組み』の3つをキーワードに、採用業務を体系的にまとめ、問題の発見と適切な対処ができるよう執筆しました。 読んだ日から採用業務の改善に一歩踏み出し、採用成功まで最短ルートで進むことができる実用書です。 結論から言うとこのには「採用担当が知るべきこと」が網羅されている。 採用に悩む経営者や、採用を仕事とする方は、目を通しておいて損はない。 * 少し前に「スキルのない素人が、印象と好き嫌いで合否を決めている。それが採用面接。」という記事を書いた。 様々な採用の現場を見て、面接をはじめとする採用活動は「素人」が主観的な判断でやっている業務の一つだと強く感じたからだ。 ファクトとは程遠く、反省も、振り

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    shinchi 2021/06/30
  • 「責任範囲の明確化」というものを妙に嫌がる人がいるという話

    喧嘩したけれど勝てなかった話をします。 随分昔の話なんですが、責任範囲がぐっちゃぐちゃになっていた業務に関して、 「ちゃんと責任範囲の明確化をしましょう、責任分界点をきちんと決めましょう」という説得をしようとして、結局できなかったことがありました。 当時私がいた会社は、そこそこ大きな規模のSI会社でして、複数の部署で色んな開発をしていました。 請負でシステムを作る部署もあれば、パッケージ製品を開発する部署、それを販売する部署、自社のASPの保守・運用をしている部署もありました。 で、当時、web上で動作するグループウェア的なサービスがありました。 自社でも利用しているし他社にもASP利用してもらっている、そこそこ利用者の多いサービスでした。 請負で開発しているサービスに比べると、そこそこ自由にアイディアを出すことも出来、開発時期にも予算にも比較的融通が効く、面白い案件が多かったように記憶し

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    shinchi 2021/06/28
  • わずか10%の給与カットで「愛社精神」は跡形もなく破壊することができる。

    世の中の経営者、とりわけオーナー企業の経営トップは「愛社精神」にこだわる人が多い。 しかし誤解を恐れずに言うと、給与所得者として働く労働者に、経営者が考えているような「愛社精神」は存在しない。 にも関わらず、勘違いした会社経営者は的はずれな手段を使って、従業員から会社を愛してもらおうと努力する。 そしてその多くの場合、「愛社精神」を自分への愛と一体化して考え、理不尽極まりない願望を押し付ける。 従業員との“腹を割った”飲み会。 慰労旅行や社員運動会。 さすがに、令和の時代にこんなことで“愛社精神”が高まると勘違いしている経営者はいないと思いたいが、万が一似たようなことをしているのであれば今すぐやめたほうがいい。 従業員の立場から見れば、相当な迷惑だ。 ではなぜ、多くの会社経営者は「愛社精神」などという存在しないものを追いかけるのか。 それは、「それっぽいなにか」を都合よく誤認しているからだ

    わずか10%の給与カットで「愛社精神」は跡形もなく破壊することができる。
    shinchi
    shinchi 2021/06/25
  • コンサル会社の採用面接の話。能力をいかに見極めるか。

    昔、12年以上にわたって在籍していたコンサルティング会社では、管理職だったので、結構な回数、採用の面接官をやっていた。 ただ、音を言うと「大事な仕事」とは認識していたが、面接官はあまりうれしい仕事ではなかった。 まず、かなりの時間がとられる。 昼間を面接に充てると、自分の仕事は夕方から。確実に夜中コースになる。 あるいは休日出勤をして面接をしたことも何度もあった。 くわえて、面接官を行うことのプレッシャーも大きかった。 なにせ、人生の大きな決定にかかわるのだ。 適当に仕事はできない。 しかも、コンサルタントは面接のプロではないので、面接は非常に難しい仕事だった。 まず30分や1時間程度で、誰を採用すべきかを見極めること自体に、無理がある。 話の裏をとることはできないし、その人に関するデータも、履歴書と職務経歴書という、表層的な情報ばかり。 おまけに採用の「成果」がわかるのは半年~1年後。

    コンサル会社の採用面接の話。能力をいかに見極めるか。
    shinchi
    shinchi 2021/06/25
  • いい年した大人の『何者かになりたい』という感覚は、けっこう厄介。

    シロクマ先生から、先日出版されたを送っていただいた。 タイトルは「何者かになりたい」。 ちょうど一年ほど前に、先生から寄稿された記事の続編と考えたらよいのかもしれない。 「何者かになりたい」という望みはまだ死に絶えてはいなかった 「えっ? その……『何者かになりたい』って気持ちって、今の若い世代にも通じるんですか?」 私がそう問い直すと、彼は 「そういう気持ちを持っている人はまだいますし、私にも『何者かになりたい』気持ちはあります。」 とはっきり答えてらっしゃった。 「何者かになりたい」という欲求は、まだ死に絶えてはいなかったのか。 (Books&Apps) 上の記事では、先生は「大人にばれないように「何者かになりたい」と熱望する若者には共感しかない。」と締めくくっていた。 * さて、私が「何者かになる」というフレーズに出会ったのは、2012年に出た、朝井リョウ氏の著作が初だった。 直木

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    shinchi
    shinchi 2021/06/16
  • あらゆる社会人に必須の発想力とは?発想力がある人の特徴と鍛え方

    発想力と聞くと、企画やデザイナーなどクリエイティブ系の職種で必要とされるスキルと思われる方は多いのではないでしょうか。 もちろんそうした職種で重視される能力ではありますが、営業や人事などあらゆる職種で広く身につけておくべき能力でもあります。 記事では、発想力のある人の特徴と鍛える方法を紹介します。 発想力とは、一言でいうと「何かを思いつき、新しいものを生み出す力」のことです。 想像力との違い 発想力と似た言葉で「想像力」がありますが、意味合いは少し異なります。 発想力が「アイデアを生み出す力」であることに対して、想像力は「自分が経験していないことや未来のこと、現実には存在しないことを、頭の中で思い描く力」のことを指します。 例えば、会話中に相手の反応を予想しイメージしている時は、「想像している」状態といえます。 発想力と想像力は共に、仕事で成果をあげていくうえで重要なスキルです。 こちら

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    shinchi
    shinchi 2021/06/15