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ブックマーク / viking-neurosci.sakura.ne.jp (8)

  • 「科学立国ニッポンの終焉」をシミュレートする — 大「脳」洋航海記

    【研究 – 全般】 対岸の火事と呼ぶには生々し過ぎる:スペインで科学研究管轄省庁が廃止&科技予算も6000億円以上カット 日でも現実味を帯び始めた「ニュージーランド型の大学改革」 Natureが報じる「減り続ける日の若手研究者と、低下し続ける日のサイエンスの生産性」 相変わらず日の論文生産数は減少し、論文の「インパクト」も伸び悩むまま:ESI2011を概観する / 再集計結果 - 当blog RIETI政策対談第7回「真の教育、研究水準の向上につながる大学改革とは」 もう何年来も日のサイエンスというと研究業績面では良いニュースがあっても、景気面では良いニュースなんてものは殆ど聞かれないわけで・・・先日もNatureが「日では若手研究者から減っていく」というショッキングなニュースを報じたばかりですが、この極端な不景気感はすっかり定着した感があります。 そしてあまり大々的なニュース

    shoG3
    shoG3 2012/03/30
  • Natureが報じる「減り続ける日本の若手研究者と、低下し続ける日本のサイエンスの生産性」 — 大「脳」洋航海記

    【ポスドク問題】 Numbers of young scientists declining in Japan – Nature News “Government policies are hampering the country’s next generation of research leaders, advisory body says.” もう見たまんまです。詳しくはリンク先の文及びこの後に続く日語訳をお読み頂きたいのですが、端的に言えば 過去30年間で大学教員全体の人数は50000人から63000人に増えたが、35歳以下の若手教員の人数は10000人から6800人へと大幅に(30%以上)減った 40歳以下の大学教員数が減り続ける一方で、45歳以上の人数は増え続けている。また65歳以上の人数も増え続けている。 同時期に日のサイエンスの生産性が低下していることを関連付ける

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    shoG3 2012/03/30
  • 対岸の火事と呼ぶには生々し過ぎる:スペインで科学研究管轄省庁が廃止&科技予算も6000億円以上カット – 大「脳」洋航海記

    【研究 – 全般】 Spanish changes are scientific suicide – Nature News, 15 February 2012 海外の話ですが、とんでもないニュースが突然舞い込んできました。非常に大事な話題だと思いますので、全文を(意訳だらけですが)要約しておきます。 スペインからついに科学政策担当省庁が消える。昨年(2011年)末、新政権は科学政策を経済競争省に移管することを決定した・・・最も科学政策を担うにはふさわしくない省庁に、である。スペインでは今や科学研究予算の増額は望まれていない。実際、現在予定されている108億ユーロもの予算支出削減のうち、半分が科学研究に関するものだ。近日中に発表される2012年度予算でも削減の的となるのは容易に予想がつく。 国の方針は明確だ。スペインにおいて、もはや科学研究は優遇されない。確かに、スペインは今や深刻な財政危

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    shoG3 2012/02/17
    お、おう…
  • ポスドクからテニュアの大学教員になれるのは毎年2%弱だけ:不完全ながらも重要なデータとなったポスドクの実態調査より – 大「脳」洋航海記

    神経科学系のポスドクが、脳研究に関する論文・神経科学の大衆化・ポスドク問題・ワインetc.についてマニアックに綴るblog 【ポスドク問題】 ポストドクター等の雇用・進路に関する調査-大学・公的研究機関への全数調査 (2009 年度実績) – NISTEP ニュースでは微妙に耳にしていましたが、実際にこういう詳しい資料がリリースされていたというのを実は僕は全く存じておりませんでした。  ということで取り上げてみようと思います。ちなみに記事タイトルの「不完全ながらも」という但し書きは、「究極的には機関ごとの集計値を各機関が自己申告したもので構成されるデータなので当の全数調査であるかどうかは保証できない」という内部情報に基づいております。 ところで、まず最も大事なのはこの調査での「ポスドク」の定義です。概要PDFには、以下のように冒頭に書いてあります。 ポストドクター等: 博士の学位を取

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    shoG3 2012/02/15
  • 相変わらず日本の論文生産数は減少し、論文の「インパクト」も伸び悩むまま:ESI2011を概観する – 大「脳」洋航海記

    【研究 – 全般】 Essential Science Indicators – トムソン・ロイター トムソン・ロイターのEssential Science Indicators (ESI)の2011年度版データが出揃ったということで、ちょっと調べてみました。そこで、総被引用数のベスト10を対象にちょっとしたグラフを書いてみることにしました。ちなみにベスト10はどこの国かと言いますと、 アメリカ ドイツ イギリス(イングランド) 日 フランス カナダ 中国 イタリア オランダ オーストラリア ということで、グラフを見てみましょう。なお、グラフは7つのタイムポイントで区切られていますが、各タイムポイントはそれぞれ2001-05年、2002-06年・・・2007-11年というように5年スパンで切り分けたものである点に注意が必要です。 まず総論文数。アメリカが低下傾向にあるもののぶっちぎりであ

    shoG3
    shoG3 2011/12/01
    うん "「金の投入の仕方をもっとうまくすること」の方が、日本のサイエンスをより良くする上で絶対に不可欠なのではないか?"
  • 日本発の論文の総被引用数は18年間に渡ってずっと低迷:トムソン・ロイター最新レポートより – 大「脳」洋航海記

    【研究 – 全般】 Scientific impact. U.K. scientific papers rank first in citations (Marshall E, Travis J, Science. 2011 Oct 28;334(6055):443) まだトムソン・ロイター日語版には出ていないようですが、最新のESIのデータが出揃ったようです。それによると、イギリスがついに総被引用数でアメリカを抜いて首位に躍り出た模様。 曰く、「イギリスは世界の論文の8%を出版しているに過ぎないが、500回以上引用されている論文の17%を、そして1000回以上引用されている論文の20%をイギリス発の論文が占めている」とのこと。予算カットだの何だのと良くないニュースの多いイギリス科学界ですが、非常によく健闘していると見て良さそうです。 この記事にはトムソン・ロイター提供の1991~201

    shoG3
    shoG3 2011/11/04
    中国なにがあったw 日本はもちろん、米が緩やかな右肩下がりになってるのも気になる
  • 研究発表をする上で最低限守りたい7箇条 – 大「脳」洋航海記

    【研究 – 方法】 関連ツイートのtogetter – vikingjpn @ Togetter このエントリとほぼ同じタイトルでトゥギャったんですが、140字ではまとめ切れなかった部分も含めてついでに当blog上でまとめておきます。これから国際会議や誌上発表などに臨もうという若い人(この言い方オッサン臭くて嫌だな)に参考にしていただければ嬉しい限りです。 一応再掲しておきますが、概して若い人の研究発表を見ていると「細大漏らさず」「事実に忠実で」「過不足なく」というところばかり心がけていて、まるでテクニカルレポートのような発表をしている人が学会発表や投稿論文でも多いんじゃないかという印象を感じます(中には若くても図抜けてimpressiveな発表をやってのける人も勿論いますが)。 学会プレゼンや誌上発表というのは、(音楽)アーチストにとっての「ライブ演奏orコンサート」や「CD(MP3配信

    shoG3
    shoG3 2011/05/07
    研究発表をする上で最低限守りたい7箇条 – 大「脳」洋航海記
  • たった3例で「科学者は非常識な人間だらけ」と断じられてはたまらない – 大「脳」洋航海記

    【科学】 【竹内薫の科学・時事放談】科学は誰のものか – 産経 Twitterでも一通りコメントしましたが、一応エントリとしてまとめてみることにしました。 実は、この記事が出るんじゃなかろうか?と思わせるご人の愚痴めいたコメントをweb上のどこかで見たことがあったのでした。それは、同業者としてはあまりにお恥ずかしくお粗末なエピソードだったもので、まぁ怒るのも無理はないかなと思わせるような話でした。 自戒を込めて書きますが、いわゆる研究者にはお世辞にも「一人前の社会人」などとは到底いえないほど非常識の塊のような御仁が一定数存在します。そうした人々が、例えばアウトリーチや科学コミュニケーションの現場の数々でトラブルを引き起こしているという話は往々にして聞きます。それは同業者の所業としては大変お恥ずかしい話ですし、社会で働く職業人として個々の研究者が衿を正すべきことだと思います。 ところが、そ

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