トマーシュ・ロシツキー(Tomáš Rosický, チェコ語発音: [ˈtomaːʃ ˈrosɪtskiː] ( 音声ファイル); 1980年10月4日 - )は、チェコ・プラハ出身の同国代表の元サッカー選手。ポジションはミッドフィールダーであり、チェコ代表ではキャプテンも務めた。ピッチの中盤を統制するその能力から、「リトル・モーツァルト」の愛称で親しまれた[1]。 地元のスパルタ・プラハでキャリアを始め、3シーズンを過ごした後の2001年に当時のブンデスリーガ記録となる2,500万マルクの移籍金でボルシア・ドルトムントへ移籍した。2006年にアーセナルへ移籍し、公式戦に200試合以上出場した。2016年には古巣のスパルタ・プラハに復帰し、2017年限りで現役を引退した。2018年末からスパルタ・プラハのスポーツ・ディレクターを務めている[4]。 2000年にA代表デビューを飾り、200