NFLは3日に第13週の1試合をデトロイトで行ったが、史上に残る奇跡的な幕切れとなった。 【写真】痛恨の反則、パッカーズのQBロジャース(右)のヘルメットに手を掛けたライオンズのDEテイラー 20点差をはねのけて勝って8勝4敗としたのはパッカーズ。ただし第4Q残り23秒、自陣21ヤード地点で攻撃権を得たときのスコアは21―23だった。QBアーロン・ロジャーズ(32)はパスを2度失敗し、残りは6秒。3回目のパスはWRジョーンズをとらえたがまだ自陣40ヤード地点。やむなくジョーンズはラテラル(後方へのパス)でTEリチャード・ロジャース(23)にボールを投げてつなぎ、そして2人目のターゲットがQBのロジャース。もう後方にチームメートはいなかった。32歳の司令塔が70ヤード以上のTDランをマークできるはずもなく、動きをよく見て守っていれば試合は終わっていたはずだった。 ところがライオンズのDE