『入唐求法巡礼行記』データベースは平成13年度~l6年度科学研究費補助金基盤研究C(2)「『入唐求法巡礼行記』に関する文献校定および基礎的研究」(研究代表者:田中史生)および平成17年度~20年度科学研究費補助金基盤研究B「『入唐求法巡礼行記』に関する文献校訂及び古代東アジア諸国間交流の総合的研究」(研究代表者:鈴木靖民)における研究成果の一部である。 その主な内容は以下の通りである。 『入唐求法巡礼行記』の影印本を元としてページ毎のデジタル画像表示 底本と現在出版されている活字本・訳本・研究書など諸本との対校を一字毎に行い、一字画像ともに一覧表示する機能 該当箇所における校定本文・読み下し文・注釈の表示機能 上記3種類のデータについて日付やキーワードによる複合検索機能 ■ 校定 校定にあたっては東寺観智院旧蔵本(現個人蔵・国宝、全4帖)を底本とし、以下の諸本を用いた。 影印本 『東洋文庫