ここ数年で大きな注目を集めるようになったのが、1,920×1,200ドット(WUXGA)表示対応の大型ディスプレイだ。本誌でもページビューが高く、読者の関心の高さが伺える。メーカー各社もボーナス商戦期に合わせて新モデルを投入している。本稿では、この2007年末に購入できる製品を中心にまとめていく。 2007年のWUXGA液晶ディスプレイは、高機能化、低価格化が進んだ年と言って差し支えないだろう。 高機能化に関しては、表示能力や入力端子が強化されてきた。表示解像度が1,920×1,080ドットのフルHD(High Definition)をサポートしているため、ハイビジョン放送や新世代ゲーム機など、1台にまとめたいユーザーからAV用途での要望が高くなった。メーカー側もこれに応える形で、入力端子にHDMIなどを用意したり、ワイドTVに合わせた16:9での表示を積極的にサポートするようになってきた