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reviewと社会に関するsizukanayoruのブックマーク (49)

  • 【読書感想】ポスト資本主義――科学・人間・社会の未来 ☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    ポスト資主義――科学・人間・社会の未来 (岩波新書) 作者: 広井良典出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2015/06/20メディア: 新書この商品を含むブログ (8件) を見る Kindle版もあります。 ポスト資主義 科学・人間・社会の未来 (岩波新書) 作者: 広井良典出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2015/09/17メディア: Kindle版この商品を含むブログ (1件) を見る 内容(「BOOK」データベースより) 富の偏在、環境・資源の限界など、なおいっそう深刻化する課題に、「成長」は解答たりうるか。近代科学とも通底する人間観・生命観にまで遡りつつ、人類史的なスケールで資主義の歩みと現在を吟味。定常化時代に求められる新たな価値とともに、資主義・社会主義・エコロジーが交差する先に現れる社会像を、鮮明に描く。 20世紀は、資主義と社会主義の邂逅の時代でした。

    【読書感想】ポスト資本主義――科学・人間・社会の未来 ☆☆☆ - 琥珀色の戯言
  • 『紋切型社会』からみた「『他者誘引型』自己完結思考」社会 - 積読書店員のつくりかた

    はじめに あえて言おう。書を「新進気鋭」の著者による「渾身」の評論作だと「絶賛」するつもりはまったくない。 書き手としての彼は、「社会」を自在に動き回って、ステレオタイプな表現をぶった切る。鮮やかな切り口、そしてこの切り方は「揚げ足取り」にもなり得る。その批評の構図を思い描くと、時として思考の罠に陥る可能性もある。 また、帯文に選ばれた文章や各氏の言葉もまた『紋切型』表現に陥っている恐れがある。「新しい書き手」、池澤夏樹の「読後はまさに痛快。」や白井聡の「陳腐な言葉と格闘」との表現すらも。それは私自身の反応にも言えること。 「渾身病」に笑いが止まらない。「最近は書籍のコピーに『渾身』が多すぎる。腹が立つ。もうやめろ」そして武田さんの痛快さが分かるレビュー。 / “全米が泣きそう『紋切型社会』 - HONZ” http://t.co/I6cFAnSD2s — 積読書店員ふぃぶりお (@fi

    『紋切型社会』からみた「『他者誘引型』自己完結思考」社会 - 積読書店員のつくりかた
  • 【読書感想】「昔はよかった」病 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    「昔はよかった」病 (新潮新書) 作者: パオロ・マッツァリーノ出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2015/07/17メディア: 新書この商品を含むブログ (9件) を見る 内容(「BOOK」データベースより) 「昔はよかったね」―日人はそう言って今を嘆き、過去を懐かしむばかりだ。昔は安全だったのに、子どもは元気だったのに、地域の絆があったのに、みな勤勉だったのに…。しかしそれは間違いだ。捏造された追憶、あるいは新しいものを否定する年長者のボヤキにすぎない。資料を丹念に分析し、シニカルな視点で通説を次々ひっくり返す。「昔はよかった」病への特効薬となる大胆不敵の日論。 謎の「日文化史研究家、戯作家」パオロ・マッツァリーノさん。 多くの人が「常識」だと考えていることに対して、膨大な資料やデータをもとに、「それは思い込みでしかない」ことを暴いてきたパオロさんが、『新潮45』に連載されてい

    【読書感想】「昔はよかった」病 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
  • 【読書感想】戸籍のない日本人 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    戸籍のない日人 (双葉新書) 作者: 秋山千佳出版社/メーカー: 双葉社発売日: 2015/05/20メディア: 新書この商品を含むブログ (1件) を見る Kindle版もあります。 戸籍のない日人 (双葉新書) 作者: 秋山千佳出版社/メーカー: 双葉社発売日: 2015/06/26メディア: Kindle版この商品を含むブログ (1件) を見る 内容紹介 日には無戸籍の人々が推定1万人以上もいる。 民法772条が主な原因となって生まれる無戸籍児は基的な権利を剥奪され、大きな社会問題と化している。 前夫からのDVにより離婚できない母親、両親の貧困による戸籍未取得児、 パスポートも運転免許も取れない、医療保険もない彼らの悲しい現状をつまびらかにする。 内容(「BOOK」データベースより) 離婚後300日以内に生まれた子は前夫の子と推定する―DNA鑑定などなかった明治時代の民法77

    【読書感想】戸籍のない日本人 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
  • 【読書感想】ぼくらの民主主義なんだぜ ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    ぼくらの民主主義なんだぜ (朝日新書) 作者: 高橋源一郎出版社/メーカー: 朝日新聞出版発売日: 2015/05/13メディア: 新書この商品を含むブログ (96件) を見る Kindle版もあります。 ぼくらの民主主義なんだぜ (朝日新書) 作者: 高橋源一郎出版社/メーカー: 朝日新聞出版発売日: 2015/05/29メディア: Kindle版この商品を含むブログ (2件) を見る 内容紹介 日人に民主主義はムリなのか? 絶望しないための48か条。 「論壇時評」はくしくも3月11日の東日大震災直後からはじまり、震災と原発はこの国の民主主義に潜んでいる重大な欠陥を炙り出した。若者の就活、ヘイトスピーチ、特定秘密保護法、従軍慰安婦、表現の自由……さまざまな問題を取り上げながら、課題の解決に必要な柔らかい思考の根がとらえる、みんなで作る「ぼくらの民主主義」のためのエッセイ48。 大きな

    【読書感想】ぼくらの民主主義なんだぜ ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
  • ビッグデータの解析で明らかになった3つの人間・社会の法則 - のほほん感想録

    『データの見えざる手』を読みました。 このは、ウエアラブルセンサという人に装着するセンサを利用して、24時間人間の行動を記録したビッグデータから人間社会の新たな発見について書かれたものです。 今まで理系のは、興味が湧かなかったので読んでこなかったのですが、このは興味のない私でも楽しめました。経済や経営といった社会科学が科学的に明らかになっていき、今までの人間や社会の常識が覆されていくのが面白かったです。 今回は、このを読んで驚いた、ビッグデータで明らかになった人間や社会の法則をいくつか紹介したいと思います。 Photo:big-data_conew1 By luckey_sun 人間の行動は決まっている 人が1日に行動できる回数は決まっていることが、ビッグデータによって明らかになりました。そのデータの要約は以下の通り。 人は、1日の中で約7万回の腕の動きをしており、人の行動の種類が

    ビッグデータの解析で明らかになった3つの人間・社会の法則 - のほほん感想録
    sizukanayoru
    sizukanayoru 2014/11/19
    "人の行動回数は決まっていて、行動回数にあわせてスケジュールを組む。"”幸福度の上げ方。10分間、今週良かったことを書く。”
  • 世界はロールプレイングゲーム - Chikirinの日記

    私が過去に、最も長い時間を費やしたゲームがシムシティです。 EA BEST HITS シムシティ4 デラックス 出版社/メーカー: エレクトロニック・アーツ発売日: 2011/03/17メディア: CD-ROM購入: 13人 クリック: 94回この商品を含むブログ (9件) を見る これは、自分が市長となって市の運営を行うゲームです。地形(平地、山、川、海など)から成型し、土地用途(住居、商業、工業地帯)を決め、水道や電気などインフラを整えて、街を発展させます。 市長として様々な予算を決裁するのですが、交通予算を削減すると道がでこぼこになるし、文教予算を削ると(教育レベルが落ちて)IT産業が落ち込むし、高密度の開発を続けてると治安が悪くなる上、空気も悪くなって病気の人が増えて、医療予算が圧迫されます。 せっかく街を作り上げても地震や台風であっというまに壊れてしまったり、発展を続けてるのに渋

    世界はロールプレイングゲーム - Chikirinの日記
  • Joe's Labo : 30代の抱える漠然とした不安への導きとなるか『上野先生、勝手に死なれちゃ困ります』

    2011年12月12日18:30 by jyoshige 30代の抱える漠然とした不安への導きとなるか『上野先生、勝手に死なれちゃ困ります』 カテゴリwork 上野先生、勝手に死なれちゃ困ります 僕らの介護不安に答えてください (光文社新書) クチコミを見る 僕はいわゆるフェミニスト的な意見というのにあんまり興味が無くて、上野千鶴子センセイも 何言ってるのかよくわからないことが多いのだが、それでも不思議と最後は同じ意見だったりする。 書は、御年63歳にして意気軒昂な上野センセイと「希望難民ご一行様」の気鋭の若手論者 による世代を越えた対談だ。少子化問題から社会保障、老い、人生論といったテーマまで、 それぞれの視点でとっつきやすく語ってくれる。 「自分の一生を費やして建てた家なんだから処分したっていいじゃない」 「何かあった時に帰れる家くらいはあった方がいいかなぁ・・・」 といった“疑似

  • 深夜のシマネコBlog:かんたん書評『もうダマされないための「科学」講義』

    2011年10月11日 Permalink かんたん書評『もうダマされないための「科学」講義』 ●かんたん書評『もうダマされないための「科学」講義』 (光文社新書) かんたんな書評をします。かんたんなので全体の大雑把な印象と、数個の細かい部分を取り上げるだけです。 論じ方もだいたいざっくりです。 そもそもこのを読む動機としては「新しい見地を手に入れる」よりも「自分の知識を整理する」という意味が大きい。震災からこっち、こうした「科学」の問題はもう数え切れられないほど触れていて、ある意味でもううんざりしているなかで、一度冷静に振り返っておきたい。 私が注目したのは、第4章、平川秀幸による「3・11以降の科学技術コミュニケーションの課題 ー日版「信頼の危機」とその応答」。 正直、章全体にある種の「市民社会無謬論」とも言える、「しっかりした国民、ダメな政府」的な感覚が内包されていて、ちょっと

  • セクハラの誕生 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    セクハラの誕生: 日上陸から現在まで 作者: 原山擁平出版社/メーカー: 東京書籍発売日: 2011/06/22メディア: 単行 クリック: 3回この商品を含むブログ (5件) を見る 内容説明 セクシャル・ハラスメントが日格上陸してから30年、「流行語大賞」受賞から20年、そして今。 議論を呼びながら定着していった新しい概念は日社会をどう変えたのか? バブルと狂騒の80年代を背景に、〈セクハラ〉の上陸を決定づけた2つの裁判の当事者たちの証言から描き出す。 渾身のノンフィクション巨編! この、「西船橋駅ホーム転落死事件」「福岡裁判」という、日での「セクハラ」の概念をつくる大きなターニングポイントとなった2つの裁判を描いたノンフィクションです。 1986年1月14日に起こった「西船橋駅ホーム転落死事件」のあらましは、以下の通りです(Wikipediaの「事件概要」より)。 1

    セクハラの誕生 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
  • ふたたび“遊び人”の時代へ――労働価値観が変革する今だから読みたい『ホモ・ルーデンス』

    「非日常性」「無目的」「競争と表現」が遊びの特徴だという。ゲームを考えてみよう。 日常とは異なる空間や時間を設定され、特殊な規則の中でゲームは行われる。ゲームそのものに目的はない。競争と表現によって喜びが得られるものだ。 遊びから真面目になった近代 人間の文化的な営みの大半は、この「遊び」が原因であるという。 裁判、戦争、哲学、芸術――。いずれも限られた空間や時間で執り行い、独特なルールに基づいて実行する。ホイジンガの歴史考察によれば、こうした営みは実行すること自体が目的であったという。人間の活動が合目的になってしまったのは、近代に入ってからだ。経済が社会を動かしているとの勘違いが起こり、真面目な市民的幸福が世界を覆ってしまった。 ふたたび遊び人の時代になるか “真面目”に人類が生産性を向上させたことで、多くの人にとっては労働が必然でなくなりつつある。ホイジンガは、人間とは質的に“遊び人

    ふたたび“遊び人”の時代へ――労働価値観が変革する今だから読みたい『ホモ・ルーデンス』
  • キレる中年、危険な老人 - Chikirinの日記

    移動の途中で読んだが読み応えありおもしろかったので、いくつかの主張をご紹介します。引用ではなく、前後の関係がわかりやすい文章に変えています。 20歳未満の強姦検挙者数は、1950年後半〜1970年後半までは、現在の7〜8倍も多かった。当時は泣き寝入りをする被害者が今より多かったと推定される。にもかかわらず、検挙数が現在の7倍以上なのだから、実数では強姦はもっと多かったと推定される。 当時は、AV,裏ビデオを含め強姦や暴力的な性シーンを扱ったメディアはほとんど手に入らなかった。若者は平凡パンチやプレイボーイのグラビアを持ち寄っては親に隠れて見ていた時代である。 その時期の方が、強姦は何倍も多かった。それなのに何故、近年の強姦を初めとする性犯罪が起こるたびに人は、暴力的なメディアやビデオの氾濫をその原因として結びつけるのであろうか?過激なメディアが増え、強姦は激減しているというのが事実なのだ

    キレる中年、危険な老人 - Chikirinの日記
  • ヒューマンエラーは裁けるか

    仕事上の「ミス」は、「罪」として罰せられるのだろうか? そのミスが、ただ一つの「原因→結果」として直結しているなら分かりやすいが、現実としてありえるのか。ミスを事故に至らしめた連鎖や、それを生み出した土壌を無視し、ミスを起こした「個人」を糾弾することは、公正なのか?「重大な過失」という判断は、誰が、何を基準になされるべきか?被害を受けた人や遺族の感情や補償は、どうケアされるのか?書は、医療や航空の現場で実際に起きた事例を用い、こうした疑問に応えることで、議論の場をつくりだしている。 たとえば、誤薬により業務上過失致死罪を受けたスウェーデンの看護師の事例。 1. PCによる処方箋の作成の手間を厭って読みにくい手書きのメモを書いた医師 2. メモを「見せる」だけで口頭で引継ぎ指示した夜勤の担当(後にメモは消失) 3. シリンジの薬剤とバイアルの薬剤の箱を取り違えた看護師 4. ダブルチェック

    ヒューマンエラーは裁けるか
  • 映画化希望 ビジネスホラーの傑作「セブンイレブンの罠」 - シートン俗物記

    東北地方の小都市であるコンビニエンスストア店長が自宅兼店舗で自殺した。この一見のどかに見える街に何があったのか。 なんてエピソードから始まるコンビニ商法にメスを入れたルポ。すでに、深町先生がレビューを書かれたので、ご存じの方も多いと思う。 コンビニ。バブル後の夢をらって http://d.hatena.ne.jp/FUKAMACHI/20091119 まあ、こちらもコンビニ問題については興味があって、何度か取り上げてみたりしたので多少は知識もあったのだが、問題点を整理されると改めてセブンイレブン(とそのライバルチェーン)のえげつなさに身震いする思いがする。 冒頭のコンビニオーナーなのだが、土地も資産もある地元の名士クラスの人物が、“時代の流れ”に乗っかって、セブンイレブンのフランチャイズオーナーになる。場所柄もいいし、コンビニの問題点、「ロスチャージ」と「オープンアカウント」に苦慮しつつ

    映画化希望 ビジネスホラーの傑作「セブンイレブンの罠」 - シートン俗物記
  • みんなの意見の意義と限界:『「みんなの意見」は案外正しい』解説

    山形浩生 スロウィッキー『「みんなの意見」は案外正しい』(角川文庫) 解説) 要約:みんなの意見は案外正しいが、まちがっていることもあるうえ、だれも責任をとれないし、またそれが計算のやり方次第で構築されるものだという認識も必要。でもそれさえわきまえれば、新時代の新しい常識生産の可能性がここにはある。ついでに、これが普及すればこれまでの常識の担い手である年寄りの地位は低下することになり、別の含意が出てくるが…… このは、「みんなの意見」つまりいわゆる集合知についてのだ。傑出した(とされる)専門家の見解よりも、ふつうの人々の意見や感覚をまとめたほうが、予測精度の高さや適応力の高さを示すことがある。そしていまや、それを積極的に活用しようという試みがいろいろ見られるようになった。なぜそれが可能なのか? その可能性と留意点はどこにあるのか? さて書のテーマは、最近ではかなりあちこちで話題になっ

  • アメリカで大論争!! 若者はホントにバカか - 情報考学 Passion For The Future

    アメリカで大論争!! 若者はホントにバカか いかにデジタル・テクノロジーが若者の知性を奪い、国の将来を脅かすかを語り、全米で大議論を巻き起こした問題提起の。 米国の少年少女の読書時間は1日平均たった7分しかないこと、読んだとしてもマンガであること。博物館や美術館には行かずに、ゲームやネットばかりの時間の使い方をしていること。ローマ法王はイギリスのパリにいると答えたり、アメリカ建国の経緯を知らなかったり63%がイラクの位置を知らないなど、山のように若者の無知を示すデータが並ぶ。 著者によるとデジタル・テクノロジーによって引きこもり環境をつくって閉じこもることが、若者がバカになった原因だと断言する。 「若者たちは世間の現実に無関心だ」と言うだけでは不十分である。若者たちはわざと現実との関係を断っているのだ。言いかえれば、身近な現実に閉じこもっていて、友人、勉強、ファッション、車、ポップミュ

  • 鈴木謙介『サブカル・ニッポンの新自由主義』の仮説を量的実証するためのメモ書き - 井出草平の研究ノート

    サブカル・ニッポンの新自由主義―既得権批判が若者を追い込む (ちくま新書) 作者: 鈴木謙介出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2008/10メディア: 新書購入: 11人 クリック: 185回この商品を含むブログ (99件) を見る このエントリでは『サブカル・ニッポンの新自由主義』で示された仮説の実証可能性について少し考えてみようと思う。このの世間的評価はアマゾンの書評などをみると、評価している意見もあるが、一方で、「情報量が多いが」であったり「自分の中のもやもやをストレートに出したような」などの否定的意見もあり、個人的にはいろいろと示唆に富む記述が多かったと思うだけに、少し残念だと思ったので、書評のような形ではない角度からこので示された仮説について考えてみたい。 書では「インターネット」の話と「新自由主義」の話の2つの事が書かれており、結論部分にジモトについてなどの考察が書

    鈴木謙介『サブカル・ニッポンの新自由主義』の仮説を量的実証するためのメモ書き - 井出草平の研究ノート
  • はてなブログ | 無料ブログを作成しよう

    セメントドリンク、ブラウン管、吊るされた収納、OMORIカフェ、くり抜き、どや顔の初音ミク パチミラ福岡に出演する縁で博多に行きました。 楽しかったのでその時の写真をアップロードします。 博多駅のハートポスト 手描きのグリッチ カニの丸揚げ(おいしかった) フレッシュセメント という名前の飲み物(おいしかった)ごま+バナナスムージーっぽかった? 泡系…

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  • 「続・影響力の法則」は「影響力の法則」と合わせてスゴ本

    「正しい」根回しのやり方が分かる。 「論理的に正しい」からといって、自分の提案が通るとは限らない。社内ルールに則っているからといって、その部門の協力を得られるとは限らない。社畜も長いことやっていると、「根回し」や「政治力」の勘所が分かってくる。仕事をまわす、ティッピングポイント。書は、こうした暗黙知をノウハウのレベルまで噛み砕いている。 米国はそんなの無用だろうと思ってたが、勝手な思い込みだったようだ。書がバイブル扱いされているのは、必要性を痛感しているからだろう。動かないプロジェクト、死蔵される情報、コミュニケーション不全――ビジネス上の課題はどこも一緒ということか。 そして、その対策も共通している。権力を使わずに人を動かす原則を一言で表すならば、「お返し」になる。何かイイことしてもらったら、お返しに何かを返したくなる気持ちこそが、肩書きや立場を離れて人を動かす動機となる。 書では

    「続・影響力の法則」は「影響力の法則」と合わせてスゴ本
    sizukanayoru
    sizukanayoru 2009/07/08
    『人間社会に見られる「もらったら返さなければならない」というルール』『「困ったときはお互いさま」という間柄になるためには、日ごろから便宜してあげることが原則なのは自明だろう。』( ..)φメモメモ
  • 詐欺師の手引書、あるいは自衛のために「統計はこうしてウソをつく」

    「嘘には三つある。普通の嘘と、真っ赤な嘘と、統計だ」 マーク・トウェインのこの言葉に、笑うか納得したならば、書は不要だ(でないなら、書を読むと愕然とする)。メディア・リテラシーの基礎なので、このblogの読者なら既知のことばかりかと。統計がいかに恣意的になされ、曲解され、独り歩きしているかが丁寧に説明されている。 たとえば、恣意的な統計については、銃の規制に関する2つのアンケートが紹介されている。銃規制活動家が調べた結果では、米国民の3/4以上が銃規制に賛成している。いっぽうで、全米ライフル協会の調査によると、米国民の3/4以上が銃規制に反対しているそうな。なぜか?違いは、質問の仕方に秘密がある。 銃規制賛成者「あなたは違法な銃販売を取り締まることに賛成ですか?」銃規制反対者「誰が銃を販売してよく、誰が銃を所持してはいけないかを決める権限を警察に与える法律に賛成ですか、反対ですか?」 

    詐欺師の手引書、あるいは自衛のために「統計はこうしてウソをつく」